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報告者  土 井

 2016年10月6日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井、高橋先生(岩倉南中)、大野先生(犬山中)、高木先生、寺谷先生(犬山北小)、天野拓先生、天野厚先生、岩田先生、川地先生、鈴木先生(大口中)、日比野先生、森先生、迫先生(大口西小)、奥村先生(岩倉東小)、吉田先生(柏森小)、大川先生(城東小)、水上先生(曽野小)、勝村先生(犬山市教委)の18名でした。

土井の資料を紹介します

1 吉田先生 全小社研 発表リハーサル
2 岐阜市立研修校 研究発表会紹介
3 第3回教師力アップセミナー  佐藤 曉先生
4 MMより  10秒で読める雑学! Vol.541
5 北方領土「2島先行返還」は日本にとって損か得か?
 
平成28年度社会科教育研究大会は、11月1日(火)に開催します。

学校現場における業務の適正化に向けて
  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/uneishien/detail/1372315.htm 
部活動に規制がかかるようになるかもしれません。


1 吉田先生 全小社研 発表リハーサル
  
吉田先生は、平成28年10月21日(金)に御器所小学校で実践発表します。
  応援しましょう!

    詳しい案内はここから http://www.tcp-ip.or.jp/~nagoya28/nagoya_taikai.pdf
 
  
2 岐阜市立研修校 研究発表会紹介
 別紙で紹介しました。
 
 
 
3  第3回教師力アップセミナー  佐藤 曉先生
   岡山大学大学院 教育学研究科教授  実践の「考え方」を学ぶ  を紹介しました。
 難しかった…

  MMより  10秒で読める雑学! Vol.541   
 【ヴィンテージとアンティークの違い】
 骨董品や古着によく用いられる「ヴィンテージ」と「アンティーク」という言葉。
 どちらも古いものをさす言葉だが、明確に基準があり、
 製造されてから100年未満のものを「ヴィンテージ」。
 100年以上経過しているものを「アンティーク」という。
 
補足
 「ヴィンテージ」は、一般的には1950年代〜70年代のアイテムを指す場合が多いです。


5 北方領土「2島先行返還」は日本にとって損か得か?

 興味深い記事が載っていました。引用して紹介します。
( 以下引用 )
 プーチンが12月に訪日することが決まり、日ロ関係が動いている。日本政府もロシア政府も、訪日時に成果を出すべく、活発に交渉していることだろう。日本側最大のテーマは「北方領土」だ。一方、経済危機まっただ中のロシアは、「経済協力」の大きな進展を期待する。今回は、北方領土問題の展望と、日ロ関係の現状と未来について考えてみよう。
「2島先行返還」か、「4島一括返還」か
 悩ましい北方領土問題
?9月23日付読売新聞に、「北方領土、2島返還が最低限…対露交渉で条件」と題した、とても興味深い記事が載った。引用してみよう(太線筆者、以下同じ)。
<政府は、ロシアとの北方領土問題の交渉で、歯舞群島、色丹島の2島引き渡しを最低条件とする方針を固めた。
?平和条約締結の際、択捉、国後両島を含めた「4島の帰属」問題の解決を前提としない方向で検討している。安倍首相は11月にペルー、12月には地元・山口県でロシアのプーチン大統領と会談する。こうした方針でトップ交渉に臨み、領土問題を含む平和条約締結に道筋をつけたい考えだ。
?複数の政府関係者が明らかにした。択捉、国後については日本に帰属するとの立場を堅持する。その上で、平和条約締結後の継続協議とし、自由訪問や共同経済活動などを行いながら、最終的な返還につなげる案などが浮上している。>
?整理してみると、
1,歯舞群島、色丹島を引き渡してもらう。
2,平和条約を締結する。
3,択捉、国後については平和条約締結後に継続協議し、最終的返還を目指す。
 
「2島先行返還論」が浮上するなど、動きが出てきた北方領土問題。北方領土問題が日本にとって非常に重要な課題であることは間違いない。しかし、安倍総理は領土問題以上に、対中戦略に重きを置いた舵取りをすべきだ
?つまり、「まず歯舞、色丹を返してもらい、平和条約を締結」(あるいは、平和条約を締結し、歯舞、色丹を返してもらう)、「択捉、国後については、継続協議」。これは、鈴木宗男氏が主張している、「2島先行返還論」と同じだろう。
 
?ちなみに菅官房長官は、この記事について「そうした事実はまったくない」と明確に否定している。しかし、読売新聞が、「複数の政府関係者が明らかにした」と書いているように、「日本が大きく譲歩する可能性がある」という話は、いろいろな方面から流れてきている。総理も「今までとは違うアプローチで解決を目指す」と言っている。「今まで」とは、「4島一括返還論」のことだろうから、「違うアプローチ」が、「2島先行返還論」だったとしても不思議ではない。
 
?ところで、「4島一括返還」は、なぜ実現が難しいのだろうか?これを知るために、ロシア側が北方領土問題をどう捉えているか考えてみよう。
?日本外務省のホームページには、以下のように説明されている。
・ソ連は、日ソ中立条約を破って対日参戦した。
・ポツダム宣言受諾後の、1945年8月28日から9月5日までに、北方4島を占領した。
?それで、日本側は「不法占拠だ!」と捉えているのだが、ロシア側の意識は、日本とまったく異なっている。ロシア人と話していて感じるのは、彼らには、「固有の領土」という言葉の意味がわからないということだ。
−−−−−−−−−引用終わり−−−−−−−−−
 これまで停滞していた北方領土。今回こそ、何かが起きる気がします。
 それは、安倍*プーチンが安定政権だから。そして、どちらも歴史的実績はほしい。プーチンにとって、日本との経済協力はとても美味しいのです。ましてや、2島返還はもともと決まっていたこと。ロシアにとっては痛くも何ともありません。
 日本にとっても、メタンハイドレートの実用化までのつなぎとして、原発の再稼働とロシアの天然ガスが戦略にあります。今回のプーチン訪日は最大のチャンスなのです。
 

《 参 考 》教師力アップセミナー 平成28年度講師一覧 
   
  10月10日(月祝) 10:00〜15:00     野口芳宏
  
   11月12日(土)  10:00〜12:00     田中博史
   1月21日(土)  10:00〜15:00     小野田正利
   2月11日(土祝) 10:00〜15:00     山田洋一