1 講座 荘園への招待 -日本中世史の核心に迫る- 第3回
荘園は日本の原風景である。公家や寺社、武家など支配層の私有農園をいい、奈良時代に始まる。平安後期から増大し、院政を行う上皇の権力の源となった。鎌倉時代以降、武士勢力に侵食されながらも存続し、応仁の乱後に終焉を迎えた。私利私欲で土地を囲い込み、国の秩序を乱したと見られがちな荘園だが、農業生産力向上や貨幣流通の進展に寄与した面は見逃せない。新知見もふまえ、

中世社会の根幹だった荘園制の実像に迫る。

https://www.chuko.co.jp/shinsho/2021/09/102662.html より
https://book.asahi.com/article/14486564
尾張国冨田荘の考古学的研究 ?成願寺を中心として?
尾張国円覚寺領富田荘は、現在の名古屋市中川区富田町付近にあった。嘉暦2(1327)年作成とされる絵図には、方格地割がみられるが、これは古代の荒廃水田が再開発されたときのものであろうとされている。自然堤防上に集落を立地させて分流する庄内川など三つの河川は、洪水で荒廃をもたらすとともに、旺盛な堆積作用で干拓による農地開発を可能にした。絵図の南側には干潟らしいようすが描かれている。(円覚寺蔵)
治水地形分類図とは?
治水地形分類図は、治水対策を進めることを目的に、国・都道府県が管理する河川の流域のうち主に平野部を対象として、扇状地、自然堤防、旧河道、後背湿地などの詳細な地形分類及び堤防などの河川工作物等を表示している主題図です。
この治水地形分類図から土地の成り立ちを理解でき、そこから起こりうる水害や地震災害などに対する自然災害リスクを推定することが可能です。

【 江南市のかつての木曽川流域 】
3 現代日本のカリキュラム改革の特徴と課題 - 佛教大学
田中耕治 著 ? 現代進行している日本のカリキュラム改革を,歴史的に,社会的に分析して,その特徴と課題を. 明らかにする。
4 戦後の学力観・指導要領の精神の変遷
別紙で紹介しました。
5 講演報告 ネパール・バディ族の子どもたち ~生活を守り、人権を考える~
講師 NPO法人ゴスペルエイド理事バディカフェ代表 ウィリアムズゆり氏
豪州:移民者に英語をタダで教える唯一の国。その研修会で多くの人に会った。紛争で追われた、追放された、・・・・。日本人は恵まれている。子どもが手を離れ、何ができるかを考えたときに、発展途上国の子ども達のために何かしようと考えた。日本人で生まれ

ただけで、すでに勝ち組。
バディ族の産品を売るバディカフェ活動を始めた。発展途上国の女性の雇用、子どもの擁護を目的とする。バディ族は、カーストの最下層のさらに下(ダリット)の中での、さらに最下層の身分。苗字、親の職業でわかる。その中の子(孤児、搾取の対象、本人が望む子)を救出し、カトマンズのゴスペルホームに収容している。ネパールの人口の1割がダリットの女性。差別、性暴力、魔女狩りの対象になる。もっとも残酷なことは「選択ができないこと」。(以下略)
目的がしっかりしてれば、失敗は乗り越えられる。成功とは?目的を達成すること。成功するこつは、続けること。やめないこと。頑張っているとチャンスは来る。
6 論文紹介「ジグソー的資料の読み取りと学習課題の工夫」小澤裕行(『社会科教育№760』明治図書) テーマ-協働的な学びを深める!ペア・グループ学習アイデア-
別紙で紹介します。