絶対評価基準(英語)
観点 | 下位 範疇 |
評価場面例 ( )=授業の詳細 |
評価 | 基準例 |
ア、 コミュニケーションへの関心意欲態度 |
ア@ 言語活動への取組 |
ア@1:会話の観察 「夏休みについて何をする予定なのか」ALTと2分間の会話をする授業 (S1) |
A | ALTに「夏休み何してたの?」と英語で質問をし、それに対する返事にさらに質問を1つ返せる。また、ALTからの質問に対しても2回以上返事ができる。 |
B | ALTに「夏休み何してたの?」と英語で質問(1文)ができる。また、ALTから同じ質問をされた時に、英語で返事(1文)ができる。 | |||
C | ALTとの会話への準備ができていない。つまらなさそうにしている。 | |||
ア@2:英作文 「ファンレター」を書く授業 (W1) |
A | 教科書の例文のまねではなく、オリジナルの文を書いている。教科書のモデル文が6文であるので、7文以上の文を書いている。(同じ文型の繰り返しでなく)辞書を用いて文を書こうとしている。 | ||
B | 教科書のモデル文も使いながら文を書いている。教科書のモデル文が6文であるので、4文以上の文を書いている。(同じ文型の繰り返しでなく)教師への質問に少し頼る程度。 | |||
C | 教科書のモデル文をまねしている。同じ文型の繰り返しが多い。教師の援助なしでは、英文を書いていくことが難しい。 | |||
ア@3:会話の観察「ALTに日本文化を紹介しよう」 (S2) |
A | 準備しておいた原稿を完全に暗唱して日本文化について説明することができる。 | ||
B | 準備しておいた原稿をほぼ暗唱して日本文化について説明ができる。 | |||
C | 原稿を読まないと説明ができない。 | |||
アA コミュニケーションの継続 |
アA1:会話の観察 「夏休みについて何をする予定なのか」ALTと2分間の会話をする授業 (S1) |
A | 会話の挫折があっても、なんとか会話を続けようと努力をする。(コミュニケーション・ストラテジーを用いようとする 例)@相手の言ったことがわからないとPardon?と聞く。Aひとつの話題で会話が続くように疑問文の内容を考えて会話する。Bわからない単語を別の表現で説明しようとする) | |
B | 会話の挫折があると、ALTの助けを求めようとする。(コミュニケーション・ストラテジーを用いようとする 例)@相手の言ったことがわからないとPardon?と聞く。) | |||
C | 会話の挫折があると、会話を続けることを投げ出そうとする。 | |||
アA2:会話の観察「ALTに日本文化を紹介しよう」 (S2) |
A | 「話の切り出し方」の表現を使い、他のコミュニケーション・ストラテジーも積極的に使える。 | ||
B | 「話の切り出し方」の表現を使ってALTと会話ができる。 | |||
C | 「話の切り出し方」が使えない。 | |||
イ、 表現の能力 |
イ@ 正確さ |
イ@1:教科書の読みや暗唱チェック 単元で10文暗唱文を指定しておき暗唱チェックをする授業 (R2) |
A | 指定した暗唱文を8文以上暗唱できる。その他も正しい発音で読むことができる。 |
B | 指定した暗唱文を5文以上暗唱できる。その他も正しい発音で読むことができる。 | |||
C | 指定した暗唱文が4文以下しか暗唱できない。教師の手助けなしでは、暗唱文を読むことができない。 | |||
イ@2:英作文 「ファンレター」を書こう。 (W1) |
A | ほとんどの文が文法的に正しい。(簡単なミスが20%以内) | ||
B | ほぼ文法的に正しい文である。(簡単なミスが50%以内、重大なミスがない)重大なミスとは、語順に関わる物、意味が通じないような根本的間違い。 | |||
C | 重大なミスをいくつか含む。まったく意味が通じない文が多い。 | |||
イ@3:英作文 「ALTに日本文化を紹介しよう」用の原稿を書く授業 (S2) |
A | 日本文化の説明文が、 80%以上正しく書くことができる。 | ||
B | 日本文化の説明文が、 40%以上正しく書くことができる。 | |||
C | 日本文化の説明文が、正しく書けるのが40%未満である。 | |||
イA 適切さ |
イA1:英作文 「ファンレター」を書く授業 (W1) |
A | 手紙文の形式が守られている。英文の内容が、ファンレターとなっている。内容のまとまりがある。 | |
B | 手紙文の形式が守られている。英文の内容が、ファンレターになっている。内容が断片的である。 | |||
C | 手紙文の形式が理解できていない。英文の内容が、ファンレターになっていない。 | |||
イA2:英作文 「ALTに日本文化を紹介しよう」用の原稿を書く授業 (S2) |
A | 日本文化の説明がキーワード3つ以上含んで書くことができる。(例 ひな祭りを説明するのに、March 3, doll, girl's festival, king and queen, stairs, などキーワードが3つ以上使えている。hisimochi, amazake, hinaningyo など日本語はカウントしないで) | ||
B | 日本文化の説明がキーワード1つ以上含んで書くことができる。 | |||
C | 日本文化の説明に、キーワードが1つも使われていない。 | |||
ウ、 理解の能力 |
ウ@ 正確さ |
ウ@1:単元テストでのリスニング問題 (単元で求める基本的な問題を50%含んで作成) |
A | 80%以上の得点がとれる。 |
B | 40%以上の得点がとれる。 | |||
C | 40%未満しか得点がとれない。 | |||
ウ@2:単元テストでの読解問題 (単元で求める基本的な問題を50%含んで作成) |
A | 80%以上の得点がとれる。 | ||
B | 40%以上の得点がとれる。 | |||
C | 40%未満しか得点がとれない。 | |||
ウ@3:テープおこし 「夏休みについて何をする予定なのか」ALTと2分間の会話をテープおこしする授業 (S1) |
A | テープを聴いて、ALTとの2分間会話を正確に書き取ることができる。文の数にして20文以上。 | ||
B | テープを聴いて、ALTとの2分間会話をほぼ全て書き取ることができる。文の数にして10文以上。 | |||
C | テープを聴いても、ALTとの2分間会話をほとんど書き取ることができない。文の数にして10文未満 | |||
ウA 適切さ |
ウA1:会話の観察 「ALTに日本文化を紹介しよう」でALTと会話をする授業 (S2) |
A | ALTからの日本文化に関する質問に常に正しく応答できている。 | |
B | ALTからの日本文化に関する質問にほぼ正しく応答できている。 | |||
C | ALTからの日本文化に関する質問に、うまく答えることができない。 | |||
エ、 言語文化に関する知識理解 |
エ@ 言語についての知識 |
エ@1:単元テストでの文法問題 (単元で求める基本的な問題を50%含んで作成) |
A | 80%以上の得点がとれる。 |
B | 40%以上の得点がとれる。 | |||
C | 40%未満しか得点がとれない。 | |||
エA 文化についての理解 |
エA1:英作文 「ALTに日本文化を紹介しよう」用の原稿を書く授業 (S2) |
A | 日本文化について、自分で調べた内容が盛り込まれている。 | |
B | 日本文化について、正しい一般的な知識が盛り込まれている。 | |||
C | 日本文化について、まちがった知識が入っていたり、知識が欠けていたりする。 |