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2007.7.27
1953年7月29日以来、54年の歳月が流れ、すでに韓国の若者もかなり「平和ボケ」に冒されているらしい。戦争と言えばサッカーの日韓戦くらいで、キリアスト教会のボランティアがタリバン支配下のアフガニスタンへノコノコ出かけて行くなど、首をちょん切られる映像が世界中に流されて有名になった香田証生君と同様だ。ヘブライ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒は1,000年以上も前から殺し合を事としているのであって、東方の美しき朝の国からちょっかいを出しに行くことも無いのだ。 アフガニスタンをCIAの"The World Factbook"で見ると、日本の国情とはちょっと違っているので、興味深いものがある。「滅私報教の奉仕」であろうが、こんなところへ「復興支援ではなく、布教活動でアル。」てなことを言われに行くのは、捨石と言おうか、白人キリスト教徒(かってのソ連軍もこれ)の弾除けにしか見えない。
韓国・朝鮮のキリスト教と言うと日本による植民地支配への抵抗の手段、という印象もあるのだが、黄皙暎さんによれば将軍様がお題目に掲げるコミュニズム同様、あるい西洋に習って「万世一系の天皇は神聖にして冒すべからず」とやった近代の神国日本と同じく「文明開化」の続きなのだね。 目を我国の若者に転ずると、「教会で結婚式ってステキ」というボケが相変わらずの繁昌であって、隣国の事を笑う訳には行かない。 |