環境デザイン論後期課題ブックリスト

(かなり片寄っています。少なくとも*は浜松市立中央図書館の開架にあり)
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1.狭い意味での環境について
  • 自然環境アセスメント指針*
    (財)環境情報科学センター
    朝倉書店  1990.1.25
    環境アセスメント法に基づく調査の手引き書。であるから読んで面白い、という本ではないが、法律上の、 つまり狭義の「環境」がどのようなものであるか、を知ることができる。 環境アセスメント法が定める基本的項目は「地形・地質」「植物」「.動物」「景観」「屋外レクリエーション地」。 参考とすべき事項は「土壌」「生態系」「緑」「地盤沈下」
  • 浄化槽革命*
    石井勲・山田国広
    合同出版 1994.2.10
    浜松市立図書館に行っても浄化槽のメカニズムを簡単に記した本は少ない。その中でもある程度水質浄化の全体像を解説してある。ちなみに家庭用浄化槽は近く合併処理槽が義務付けられることを頭に入れておいてもよい。
  • こやしと便所の生活史*
    楠本正康
    ドメス出版 1981.4.10
    面白そうだがまだ読んでない。誰か読んで報告してほしい。
  • 水と緑と土
    富山和子
    中公新書 1974.1.25
    すでに紹介済み。名著なので読んでも損は無い。
  • 日本の米
    富山和子
    中公新書 1993.10..25
    同じ著者の近刊。水利用から話は農業へ。
  • 都市の水循環
    押田勇雄編・ソーラーシステム研究グループ著
    NHKブックス 1982.12.20
    前掲書が主に地域の歴史的な流れを追うのに対し、現代の都市における環境「問題」として水を論ずる。同じく著者から「都市のゴミ循環」がある。
  • 都市のゴミ循環
    押田勇雄編・ソーラーシステム研究グループ著
    NHKブックス 1982.12.20
    前掲書と同じく、現代の都市における環境「問題」として廃棄物を論ずる。少し古い。が、良くまとまっている。
  • 環境デザインの思想
    三輪正弘
    鹿島出版会SD選書 1997.2.10
    建築家による環境デザインの概観。まとまっている反面「狭い」
  • 地球にやさしい生活術
    ジョン・シーモア/ハーバート・ジラード
    TBSブリタニカ 1990.7.5
    こういう本が「ハウツーもの」として出て来る所にヨーロッパが円熟社会であることを感じさせる。イギリス人が「庭いじり」を趣味とするのもこうした背景があるからであろう。
  • 都市の再生と「農」の力
    明峯哲夫
    学陽書房 1993.11.25
    東京都内で都市生活者の家に育った生物学者の「百姓」実践に基づいた提案。