090719
瘴癘の地
人外魔境
持家持車

某社社員旅行でソウルへ。2泊1日のエコノミーパックで、半日は図書館の往復だったので、海外へ「行った気がしない」。しかしそれなりに成果はあった。東京初めアジアの巨大都市が直面するグルーミーな近未来がそこにはあった。イミョンバク氏が実現したのは「自家用車に乗らざる者、人にあらず。」という現代版「人外魔境」だったのだ。「自家用車に乗らざる者、人にあらず。」なので、軽自動車など論外。ひとり乗りの日本でいえば3ナンバーの大型車が、市街地を80km/hで走り回るのだから、歩行者は命懸けである。

東京都の1,300万人に対して、1,100万人が直径20km程の市街地に集住しているのだから、東京を20に割って上に積み重ねた様なものだ。「巨大九龍城」と呼んでも良いだろう。これに加えて漢江というのが結構な大河であって、水蒸気が昇って来る。漢城は「四神相応」の地、ということで周囲を山に囲まれており、漢江から立ち上った水蒸気は「巨大九龍城」に漂う。7月の平均湿度は午前70%、午後90%だそうだ。これに「人外魔境」の排気ガスが混ざる。加えて日本における「公害の時代」の様なことは、まさか無いとは思うのだが、近代産業が排出する「瘴気」も少しは混ざっているのではあるまいか。

09071907:19 ひかり402 浜松発 12:55 KAL KE702 成田発 15:20 仁川着
20:00頃 明洞で食事
23:00頃 Millenium Seoul Hilton のカジノへ

09072006:00頃 ホテル周辺散策
10:00頃 鐘路3街で朝食
 宗廟へ
 路地伝いに三一公園へ
 仁寺洞でじーさまの冠購入
 仁寺洞で昼食
 天道教中央大教堂
 北村へ--国立中央図書館は江南へ移転している

14:00頃 国立中央図書館入館
18:00 国立中央図書館出館(新聞資料室閉館)
20:00頃 明洞で食事

09072104:45 起床
09:15 KAL KE702 仁川発 11:30 成田着 15:38 ひかり375 浜松着