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1986年の12月に発売されたAppleIIシリーズ初の16ビットパソコンで、Westerm Design Center社製のMPU65816を搭載しています。
その最初の1万台はWozのサインが入った限定版でした。(しかしほとんど日本で売られた物にはサインが入っていたのは謎です。)
ほとんどがカスタムチップ化され、AppleIIeが一つのチップになったMEGAII、Apple DISK IIコントローラーカードを一つにしたIWM、Ensoniq社製のサウンドチップが搭載されていました。
すでに発売されていたMACの周辺機器が使えるだけでなく、LocalTalkによってネットワークで繋ぐ事もでき、しかもAppleIIシリーズの周辺機器が使えるという非常に拡張性の高いパソコンでした。
このAppleIIGS用に開発されたApple3.5 Driveは非常に性能が良かったので、後にMACのApple 3.5 Extra Driveが製造中止となりMACでもこのドライブが採用されています。
このAppleIIGSは1993年に発表されたApple IIGS Sytem 6.0.3以降は新しいOSはAppleからは発表されていませんが、その最新OSはほとんどSYSTEM6.0.4に近く、しかもApple PRO DOSのコマンドラインとGUIを行き来出来る様は、本当にWINDOWS3.1のようで笑えてしまいます。
現在ではAppleIIGS上で動くHyperCardも発表されて、最終出荷時にはROMがバージョン3まで上がっていました。
僕が現在もっとも好きなコンピューターで、アメリカではインターネットができるソフトまで開発されています。