1999年4月4日日曜日 曇。
昼食は納豆、ご飯、けんちん汁(昨日の残り)。
夕食、ご飯、水餃子、小饅頭、焼売、昆布の佃煮。
音友用のディスク選び。どうもスコットランドが弱い。ブルターニュとウェールズが多すぎる感じもする。
夕方から聴きながら書出す。スコットランドの Burach のセカンドは今ひとつ。『イシュト』はいい。ロン・キャヴァナの2枚組は実に地味。
◎The Alias Acoustic Band 1798-1998;
1枚目だけ聴く。実に地味だが、味がある。スルメ板。
◎Burach BORN TIRED; 1998
◎『イシュト』; 1999
これは良い。音友用にもうまく書ける。
◎Fiddlers' Bid HAMNATAING; 1998
これも当り。 |
1999年4月5日月曜日 晴れ後曇、暖。
M、小学校入学式。
昨夜もなかなか寝付けず。アルビオン・バンドの原稿を考える。
昼食は鶏肉とカシューナッツ。朝の野菜スープにかき卵を落したもの。ご飯。
Hと駅前のミロードで『バグズ・ライフ』を見る。平日の昼間で、がらがら。映画そのものはなかなか見せる。最後のタイトル・ロールでNGシーンを見せるサーヴィス。ちょうどその時主題歌をランディ・ニューマンが歌っていたが、ほとんど耳に入らず。吹替えはもちろん、タイトルから劇中の看板まで全て日本語。デジタル画像ゆえか。ひょっとするとデータでもらって日本でプリントしたかもしれない。画面は非常にきれいだった。 |
1999年4月6日火曜日 朝のうち、晴れ。午後から曇り、やがて驟雨。雷。
夜のニュースによると、各地で強風が吹き、被害が出たらしい。
昼食は餃子、エノキと和布の味噌汁、菠薐草の胡麻あえ、きんぴら、細切り昆布の佃煮。 クラダからカタログ数冊とインボイス。インボイスは初めてコンピュータのプリントアウト。これが来たということは、追加は間に合わなかったわけだ。夜、クラダのミュージシャン別のカタログに眼を通す。マクピーク・ファミリィ、カセットで出ていることを発見。他にもカセットで面白そうなものがごろごろ。
New York Review of SF。Irish Music Magazine 四月号、着。
午後からは音友用のディスク・ガイド原稿執筆。懸案のスコットランドは Anne Martin CO...! を聴きかえすにおよんで一気に解決。これはすばらしいアルバムだった。一度聞いているはずだが、全然記憶がない。ウェールズをかたづけ、ついでにリストを見直してほぼ絞りこむ。あとはブルターニュを2枚削るのみ。
◎Sian Phillips GAMUNDUS; 1998
すばらしいフィドル・アルバム。 |
1999年4月7日水曜日 曇。一時雷雨。やや寒い。
昼食は弁当のおかずのあまりで、牛肉の牛蒡巻き一本の半分、海老カツ半分。小松菜の煮浸し、昆布の佃煮、海苔。
◎Boo Hewerdine THANKSGIVING; 1999
Good。まったく風貌に似合わぬ、繊細な歌を繊細なギターと繊細な声で歌ってくれる。構造的にはむしろフォークの範疇だろうが、歌詞の内容と歌い方のどこかにポップが隠し味になっていて、それがなんともいえず、ほのかな「色気」になっているのだろう。ふしぎな成立ちの歌だ。
◎Natalie MacMaster MY ROOTS ARE SHOWING; 1998
文句なし。
注文しておいた川本皓嗣『アメリカの詩を読む』(岩波書店、1998)着。
ポリグラムから支払い調書兼振込通知。ビデオの発売は延期になったが、金は払ってくれたらしい。
昼食後、メールをダウンロードし、ついでに Anne Martin のサイトに行ってみる。どうやら旦那さんと二人でスカイ島で宿屋兼アウトドア・レジャーのセンターのようなものを経営しているらしい。そちらの情報の方が充実している。生活がかかっているから当然か。歌詞対訳のページがあったので行ってみたが準備中。
仕事は『緑』『バビロン』それに音友原稿。
7時半ごろ、ワーナー・S氏より電話。クリスティ・ムーアのライナー原稿をメールで送ってくれとのことで、あらためてアドレスをもらう。すぐに送りなおす。キーラン・ケネディは木曜の夜までにということになる。 |