大島教授の[暖蘭亭日記][99年5月13日〜 5月16日] [CONTENTS]

1999年5月13日木曜日 晴れ、暑し。
 朝食はハム・トーストにトマト。
 ここ三日ほど、朝、Nさんが送ってくれたボシィ・バンド74年の最初のライヴを聞いている。ようやく一通り聞く。どうやらドーナルはまだいないらしい。フィドルもパディ・グラッキンなので、ポシィというよりはその前身の1691の頃ではないかと思われる。チューン演奏もまだメドレーは少なく、案外メドレー方式で演奏したり録音したりするようになるのは最近のことなのかもしれない。チーフテンズにしてもジグやリールをメドレーで演奏することはあまりしていない。むしろ違う曲種を重ねる。
 テープの後半には70年のスティーライ・スパンのBBCでの放送のエア・チェックが収められている。もちろん、AM放送のダビング。時期はどうやらセカンド発表後らしい。アナウンスではマーティン・カーシィの名前がない。が、その直後のリード・ヴォーカルはカーシィ。ア・カペラで "General Taylor" などやっている。
 午前中、ホーガンのゲラ。
 昼食は餃子と海苔、甘夏。ご飯。ザーサイを切って塩抜きしたが、またまた塩抜きに時間がかかり、結局間に合わず。20分は水にさらす必要がある。
 午後一番で『バビロン』。
 久田さんにFolk Rootsの Jo-Ann Kelly の記事。1989年で、脳腫瘍の最初の手術の後。長嶺さんにDirty LinenのLa Bottine Sourianteの記事。
1999年5月14日金曜日 晴れ。
 明け方、腹に差込みで目が覚める。両腕が外に出ていて冷えたらしい。布団をかぶりなおししばらく我慢していると治る。が、朝起きるとまた差込みが来て、トイレに駆込む。さらに朝食後、もう一度。
 朝食は目玉焼き、絹さやの味噌汁、茹でブロッコリ、ご飯。
 午前中、ホーガンのゲラ。

○Millan TIGER TRAKCS; Irregular Records, 1998
 ロジャー・ワトスンとインド人(?)のサントゥール奏者のコラボレーション。他にタブラ、ギター、ディジリドゥーが加わる。イングランドの伝統曲にインドのラーガやリズムを重ねあわせる。ちょっと面白い。複雑過ぎて、聞いているだけではわからないところもあるようだ。ライヴを見ないと真価がわからないだろう。

 腹の調子が戻らないので昼はヨーグルト一杯のみ、またエビオスを飲んでおく。
 昼少し過ぎ、ルータの代替品が届いたので、早速やりなおしてみる。はじめつながらない。いろいろやったあげく、イーサネット・コードの組合せを変えたらつながった。
 とりあえずつながったのでヤマハのサイトに行き、ファームウェアの最新版をダウンロード、インストール。
 午後は『バビロン』。
 昼食をまともにとらなかったので睡眠不足が効いてきて、昼寝をする。それでもやはり調子は戻らない。夕食もココア一杯。結局、早々に就寝。
1999年5月15日土曜日 曇りのち雨。 夕刻、雨降出す。
 朝食もココアとクロワッサン。まだ本調子ではないが、寝たせいかまずまず。朝、薫送り。
 朝まずホーガン。
 10時少し前、学校。PTA運営委員会の第一回目。
 11時半過ぎ散会。ちょっと残って次回の運営委員会打合せの日時など。うっかりしていたら子供たちの帰ってくるのを思出し、あわてて帰る。ちょうど二人が郵便受けから荷物を出していたところ。Amazon.com.uk から荷物。
 昼食は釜上げうどんにゆで卵、朝の残りのプチトマト。
 午後、ホーガンのゲラ。その後、明日の準備。カラクラの箱を部屋の奥から発掘。本体を入れようとしてなかなかうまく入らない。結局本体正面を上に向けることに気がついてようやく解決。後でカラクラのシステムソフトや付録を部屋の奥から取出して箱に収める。
 久しぶりにエー・アイ・ソフトのステーションに行ってみると、WXG for Mac のベータ・テストが始まっているとの「非公式告知」。早速、担当者氏にメールを出す。その他、あちこちにメール。
 久田さんからの書込みによると、PowerBookはおそらくHD交換。iMac 用の外部記憶装置としてはMOがいいとのご推薦。
1999年5月16日日曜日 雨後曇り。 外は涼しい。
 8時起床。
 埼玉に住む友人にカラクラ2を譲るので車でもってゆく。
 行きの車の中でビデオアーツから送ってきたアマルガムという英国の男性デュオらしいもののサンプル・テープ。ぺけ。70年代二流擬似フォーク。プログレのファン崩れがよろこびそうな。一曲だけ、ラグタイム風の曲があり、こういうものがやりたいのだろうと思わせるリアリティがある。
 帰りには植野さんからいただいた沖縄とコルシカのジョイント・ライヴの録音。これはちょっと言葉にならないほどの感動。コルシカと沖縄が本当にひとつに融合している。といって妙に奇抜なものや、ただ新しいだけの音ではない。ずっとこうした伝統があったはずだと感じさせてしまう。植野さんが手持ちのカセットでとられたものなので、もちろん音は悪いが、そんなことはまったく関係ない。
 その植野さんからメール。昨年創刊したばかりのフランスのルーツ音楽誌 WORLD が10号を持って廃刊とのこと。CDをつけたりして豪華にやりすぎたのかも。しかし残念である。
 吉本家で遅い昼食(キャベツ・味玉)を認め、生協で買物してから帰る。帰宅3時半過ぎ。さすがに疲れ、夕方仕事部屋で本を読みながらうとうと。
 夕食は買ってきたパン。チョコ生クリーム・ロール。ハム・トースト。トマト、バナナ。飲むヨーグルト、牛乳。
 リンククラブのショッピング・モールへ行き、スキャナを注文。MOドライヴを物色するが、結構高い。キャラヴァンYUで63,000円。Zip ドライヴは2万円。MOドライヴは将来アダプタを変えれば Firewire でもつなげられるようになるそうだが、いかんせん高い。
 夜、デルのオンライン登録。してから気がついたのだが、何の事はない、メール・アドレスが欲しいのだ。すでに Inspiron 3200 販売対象から消えていて、後から買えるような追加のハードなども見当たらない。
 夜はニフティの書込みと巡回。
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