第119回 社楽の会報告      第118回へ    第120回へ
                                   報告者 木曽川東小 土 井

 10月28日(木)布袋北学供にて、第119回の社楽の会を開催しました。参加者のお名前・勤務校を紹介します。
 土井(木東小)、山田先生(古東小)、奥村先生(藤里小)、高橋先生(木東小)、勝村先生(犬山中)、尾関先生(江北中)、岩井先生(大北小)、坪内先生(犬北小)、高田先生(古西小)、野呂先生(岩倉中)、熊木先生(古西小)、寺谷先生(古西小)、大島先生(犬東中)、日比野先生(犬西小)、野口先生(楽田小)、高田佳寿先生(大北中)、田中将弘先生の17名でした。

☆ 土井より、木曽川東小学校で10月27日に行われたの学校安全実地審査について報告し ました。要項はオールカラーで美しく仕上がりました。
・ またまた便利Webサイトを紹介します。(4)(7)はお薦めです。
(1)日本レクリエーション協会  http://www.recreation.or.jp/
    次の休みに何をして遊ぼうか困ったらここを見よう。レクリエーションの奥の深さを感じます。
(2)日文の生活科教室   http://www.nichibun-g.co.jp/seikatsu/kyoshitsu/018/index.html
    生活科の教材研究、実践例、学校紹介、実践レポートが載っています。
(3)日本文教出版 http://www.nichibun-g.co.jp/index.html  出版社のホームページは情報量がとても多い。
(4)生命と科学のホームページ http://www.lares.dti.ne.jp/~ciao/ 
    若者に身近な科学文化を啓蒙しながら夢を与えようとするページ。科学相談室もあり、問題解決に使える。
(5)全国子ども電話相談室  http://www.tbs.co.jp/kodomotel/index-j.html
    子供たちの質問と回答がのっています。メールでも質問できるので、知りたいことがあれば、利用できます。
(6)漢字検索  http://bsd.ics.meio-u.ac.jp/perl/kanji4.cgi
    こういったページが充実すると、辞書・事典は不要になるかも。源氏物語検索、万葉集総検索、など検索できる書物も多い。
(7)歴史サーチ http://www2s.biglobe.ne.jp/~kerokero/cgi-bin/navi/index.html
    歴史に関するリンク集。郷土史やマンガ、ゲームまでリンクしています。
(8)アンケート100人に聞きました http://www.enquete.ne.jp/hundred/
     アンケートをつくったり答えたりするページ。アンケートをつくるのは、社会科の授業で使えます。
(9)リアルタイム世論調査 http://www.talk.factory.to/
    これも同じ。こちらは、YesかNoでこたえる方式。今のところ答えてくれる人が少ないのが残念。
(10)総合的な学習情報 http://www.ksky.ne.jp/~sakutaro/  
    全国の実践校の紹介・リンク、総合学習に関する資料・提案ページへのリンク、福祉・ボランティア情報、教育関係機関へのリンクが豊富
(11)通信白書 http://www.mpt.go.jp/policyreports/japanese/papers/99wp/99wp-0-index.html   白書が全文紹介されている。
(12)学校行事だーいすき   http://www.os.rim.or.jp/~tanamako/html/welcome.htm
     これをつくっている人はかなり好き者。行事のヒントになる。
(13)パソコン雑誌以上の情報量  http://www.pc.mycom.co.jp/index.html  全部見るのに、相当かかる。
(14)差別語・蔑視語事典 http://www.st.rim.or.jp/~erio/sabetu/sabetu.html   
     差別語と知らないで使っていることばが案外あることがわかります。
(15)教育情報化モデル学習システム http://www.toss.ne.jp/index.html  
      教育技法の共有化システムの開発及び実証実験 というサブタイトルが付いているページ。
・ 次に栽培や土づくり、種の入手法、食品加工に詳しい人を知っている阿部道彦さんを紹介しました。出版社で『食農教育』という雑誌の編集を担当されています。 abe-m@mail.ruralnet.or.jp (社)農山漁村文化協会出版事業センター 食農教育編集室
農文協のホームページ http://www.ruralnet.or.jp/
・ 6年3組の少子高齢化社会への提言に対する厚生省からの返信メールを紹介しました。それぞれの提言に対する関係省庁を教えてもらうことができました。
・ 11月27日に愛知教育大学で行われる新教育課程研究協議会の紹介をしました。午前は新教育課程に関する講演とシンポジウム、午後は分科会が行われます。
・ 10月19日に総理大臣が決定したミレニアム・プロジェクト(新しい千年紀プロジェクト)の基本的な枠組みと構築方針についてを紹介しました。各分野のこの新世紀のテーマがわかります。「21世紀の科学技術」をテーマに、幅広く意見を募集するコーナーがあり、発達段階に応じて子供たちにも参加させてもおもしろいと思います。
・ 授業プラン「命のリレー〜ドナーカードって何だろう〜」を紹介しました。誰でもできる最後のボランティア・臓器提供について児童・生徒に考えさせる授業です。MMからの情報です。
・ 最後にインドのおみやげを紹介しました。 

☆ 大島先生より琵琶湖についての発表会計画表を紹介していただきました。表現指導のノウハウが示されています。発表会は学級単位で、グループあたり4〜5分、全員1度は発表者となるように計画することになっています。結果報告が楽しみです。

☆ 奥村先生より組合教研レポート「ともによりよく生きる子を育てる交流教育」を紹介していただきました。障害児学級では、健常児と障害児の交流が大きな課題となっています。これは、交流の計画、支援、健常児への働きかけを研究したレポートです。交流の実際として、野外学習、音楽集会の様子が紹介されています。
・ 次に、『2000年問題「最終」マニュアル』IDGジャパン\933を紹介していただきました。 家庭での対策も考えたいと思いました。

☆ 尾関先生より『世界紙幣図鑑』日本専門図書出版\28,000を紹介していただきました。欧州通貨連合・ユーロの紙幣には、欧州の先史時代から今日までの典型的な建築様式をデザインしています。この本を買われた学校等がありましたら紹介してください。
・ 次に熱田神宮公園内にある断夫山古墳を紹介していただきました。全長150m、後円部の高さ13mの東海地方最大の前方後円墳です。
・ 東海銀行貨幣資料館の富本銭の資料を紹介していただきました。まだ研究途中ですが、今のところ最古の流通貨幣としては、まだ和同開珎だそうです。和同開珎は、1日分の労賃で、米1升2合買えたそうです。チンかホウかは学者間でまだもめているようです。
・ 顔学についての資料をいただきました。ヨーロッパのコインの肖像はほとんどが横顔(プロフィール)なのに対して、日本の肖像画はほとんどがそうではない。日本も横から見る文化が必要だという論旨です。なるほどと納得してしまいました。
・ 天体観測の早見表を紹介していただきました。11月17日夜半には獅子座流星群が極大になるそうです。12月14日には双子座流星群が見られます。
・ 中日新聞発行「総合学習と新聞 第1号 教育ビッグバン時代」を紹介していただきました。 学校で家庭で役立つ新教科ガイドと書かれています。関連として、「第5回新聞切り抜き作品コンクール優秀作品集」も見せていただきました。 

☆ 山田先生より、飯田市で行われました古知野東小学校6年生のリンゴ狩りの様子を紹介していただきました。JAみなみ信州との昨年来の交流の結果実現したもので、行事の在り方としても貴重な実践だと思います。なお、リンゴ狩りに先立って行った竜江の今田人形の館の人形劇(飯田市無形文化財)を鑑賞されました。
・ 次に「福祉だよりbP」 を紹介していただきました。福祉映画上映会(「泣いて笑って涙して ポコ・ア・ポコ」「がんばれ まあちゃん」)、4年生の福祉実践教室で行った親子車いす道路歩行の様子が紹介されています。
・ 岩倉市国際交流員のチャハルさん(インド)の紹介をしていただきました。インド農民の自立を支援する会(RISE)を設立するなど、幅広く活動してみえます。

☆ 田中先生より平成11年度北方四島交流教育関係者訪問について報告していただきました。これは、総務庁の外郭団体・北方領土問題対策協会の関係する北方四島交流推進全 国会議主催の専門家交流で、今年は教職員によるビザなし交流がおこなわれました。
  予定では9月24日〜27日の行程でしたが、悪天候によりかなり圧縮された日程になりました。この間に行われた学校訪問、教育関係者との懇談、ホームビジットのようすを、VTRや写真を用いて紹介していただきました。ここでは、特に印象に残った点を紹介します。
 ・政府側の四島返還に対する意欲は強く、発言にも注意を促している。例えば、納沙布岬と北方領土の間を「国境」といわないで「中間ライン」、四島相互訪問に関して「入国」「帰国」でなく「到着」「出発」という。経済交流や産業協力の肯定もしない。
 ・学校制度は一貫した11年の教育。1〜4年生が初等教育(4年生は理解度が遅い者のみ)、9年生までが義務教育、外国語は英語のみで5年生から必修。
・トイレは大でも仕切がない。節電のため電気が一時止まる。生水は飲めない。
・物価は安く、ウォッカやワインは50ルーブル(250円)。しかし買う物がない。 ・舗装道路はなく、公共投資はほとんどなされていないが、漁民の生活はけっこう裕福。 日本で高く売り、帰りに日本の中古車などを買っていくので日本車が多い。教員の服装もかなり豪華に見えた。パソコンも数台入っている。
・教員の給料に僻地手当、火山手当がつく。
  結論−北方四島は、やはり近くてとても遠い島だ。
 資料として『ロシア語会話集』、「北方四島の概況」(総務庁北方対策本部)、「四島交流と四島住民支援」(外務省・支援委員会事務局)、「北方領土」、「なるほど!なっとく!北方領土」(北方領土問題対策協会)、「北方四島復帰に伴う諸問題−主としてロ系住民の処遇について」(北方領土復帰問題研究会)他を紹介していただきました。
   
        お問い合わせは  土井謙次  
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