第130回 社楽の会報告    第129回へ   第131回へ
                                  報告者 木曽川東小 土 井
2000年5月11日(木)布袋北学供にて,第130回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(木東小)、高橋先生(木東小)、奥村先生(藤里小)、木本先生(布袋小)、岩井先生(大北小)、野呂先生(岩倉中)、山田先生(古東小)、水野先生(黒田小)、 勝村先生(犬山中)、尾関先生(江南北中)、坪内先生(犬山北小)、江南市のAET ロバート・ボイドさん の12名です。
 ロバート・ボイドさんの趣味はバイオリンの演奏で、土井と同じYAMAHAシンセバイオリンを、毎日4時間練習しているそうです。

☆ 土井より、生命尊重の教育について紹介しました。
 「人の命をどう考えているんだ!」と思わせるような少年による犯罪が多発しています。
今こそ、「命の教育」の必要性を感じます。その参考資料を紹介します。
 MM小学校教師用ニュースマガジン201より、村末勇介先生(E-mail:fwis2109@mb.infoweb.ne.jp)から、次の作文を「いのち」の学習の教材として活用してほしい、その場合、子どもの感想を読みたいというものがありました。ぜひ活用していただき、子どもや教師の感想を村末先生のアドレスへ送ってあげてください。
  西村さんは、2年前、小学1年生の息子・知己さんを小児ガンで亡くされました。今回紹介するのは、知己さんのお姉さんである彩さん(現、中2)が、小学校5年生の時に書いた作文です。
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ありがとう、知己            野間小学校五年 西村 彩

「知己、メガレンジヤーが助けてくれるよ。」
父の声に、知己は息をふき返し、ピーッ、ピーッという機械の音が、再び鳴り始めました。
「知己いいぞ。目を覚ませっ。」
「がんばれ、絶対負けるなっ。」
知己の小さな手をぎゅっとにぎりしめたまま父と母とわたしはさけび続けました。
 知己は、二才の時にお腹にしゅようができ、それから二年半もの間、大学病院に入院していました。二回の大手術を乗りこえ元気になったと喜んでいたのもつかの間、今度は、白血病にかかっていたのです。体の抵こう力がなく、走り回ることもできません。週に一度の輸血と月に二度のずい液をとるという治りょうにも一度も泣かずにたえてきました。
「神様、どうか知己を助けてください。」わたしは、あふれてくる涙をふきながらいのり続けました。
 知己が、種子島へ帰ってきたのはちょうど二年ほど前です。家族がやっとそろって、家の中が急に明るくなったようでした。
「お父さん、お姉ちゃん、見て、見て。」
 入学式の前日、ぴかぴかのランドセルを背負い、制服をいつまでもぬごうとせずにげ回ってばかりいた知己。わたしは、毎日手をつないで学枚に行きました。薬のふく作用でかみの毛がうすく、せが低い知己がいじめられたりしていないか、具合いを悪くしていないか心配で心配で休み時間ごとに様子を見に行きました。私の心配とは逆に、知己は友達といつもあばれていました。母がむかえに来ても、友達と帰ると言って聞きませんでした。
「お姉ちゃん、国語の本読み教えて。」
ある日、知己は学級のみんなにあわせて本が読めないとがっかりして帰ってきました。
「よし、お姉ちゃんと練習しよう。」
わたしは、知己と二人で夜おそくまで何回も何回も大きな声で読みました。    
「親子リレーに出たいよう。」
運動会が近づいてきたある日、知己がとつ然いいだしたときは、みんなびっくりしま
した。
「申し込みの日が過ぎているからだめだよ。」
と父がこまった顔をして言いました。無理をしては学校を休む知己の体のことを心配していることが分かっていたので、わたしは何も言うことができませんでした。でも、いつも体育服に着がえて一人ぼっちで見学している知己を見ると胸がぐうっと苦しくなりました。運動会当日、ただ一つだけ許された親子競技に父と参加した知己のそれまで見たことのないようなうれしそうな顔は忘れられません。
 家族が心配していたとおり、運動会が終わってすぐ、知己は熱が四十度から下がらなくなったのです。それでも、
「学校へ行きたいよう。」
といってきかない知己。わたしは
「すぐよくなるよ。がまんがまん。」
と言ってなだめるしかありませんでした。その日から、母は病院に泊まり込んでかん病を続けてきたのです。
 息をふき返したはずの知己の息づかいがだんだんとあさくなっていきます。
「知己っ、知己っ、がんばれえっ。」
みんな、なみだ声でさけびました。しかし、家族の必死の願いも、神様にはどうしても届きませんでした。十一月十七日、七才と二か月の短い命でした。母は、知己をだき上げて、
「よくがんばったね。お家へ帰ろう。」
と、何回も何回も知己の額にほおずりをしました。わたしは、もう針をさす所もないくらいに青くはれた手足をさすりながら、
「もういたい思いはしなくていいよ。本当にがん ばったね」
と心の中で話しかけました。父は、だまってなみだをこぼしていました。
 家に帰ると、母は知己に制服を着せました。
「知己は、学校が大好きだったからね。」
わたしは、そう言うとなみだがあとからあとから出てきて止まりませんでした。
 知己が亡くなって二か月が過ぎ、家の中に閉じこもりっきりで外に出ようとしなかった母も、やっと仕事に出られるようになりました。父は、わたしたちに悲しい態度を見せず明るくふるまっていますが、ねる前によく、知己の写真に話しかけています。
「知己は、自分の命をせいいっぱい生きようと努力していた。彩、知己の分まで強く生きていかないとな。」
と、父から言われたとき、わたしは知己から、一生けんめい生きることの大切さを教えてもらったような気がします。
 今、新しい机に向かう知己の姿はありません。「お姉ちゃん、教えて」と言って、わたしをよぶ声ももう聞こえません。でもどんなにつらいことにもたえてがんばった知己は、わたしの心の中でずっと生き続けています。わたしも、知己のように何事にも負けず、前向きに生きていきたいと思います。

● 関連で、命について考えるWebサイト を紹介しました。
ターミナルケアのあり方と推進方策
http://www.pref.shimane.jp/section/koureisha/dai2-3.html 
死についての教育の欠如
http://www.fps.chuo-u.ac.jp/%7Ep970415/essay_shi.html 
アルフォンス・デーケン氏(上智大学教授)による 公開講演会が「『生と死』を考える」
http://www.nwec.go.jp/news/73/p06.html 
子どものための「生と死の教育」に関する研究 --学校教育における生命尊重教育の充実に向けて-- 小勝 智子    指導  西 穰司
http://www.juen.ac.jp/keiei/gai-yo/1997/ogachi.html 
兵庫県教育委員会
「心の教育の充実に向けて」

−心の教育緊急会議のまとめ−
http://www.hyogo-edu.yashiro.hyogo.jp/%7Eboard-bo/kokoro/kokoro02.html 
http://www.hyogo-edu.yashiro.hyogo.jp/%7Eboard-bo/kokoro/kokoro10.html 
富山・生と死を考える会
http://www2.nsknet.or.jp/%7Emcbr/e04.html 
作り出される死
http://www2.valdes.titech.ac.jp/%7Ekazy/death.html 
子供と死
http://www.sekise.co.jp/sougi/institut/hitan/hitan3.html 
これは死の総合研究所 http://www.sekise.co.jp/sougi/institut/index.html  より
「死」についていろいろな角度からとらえたすごいサイトです。

● 恒例 便利Webサイト紹介
(1) 教育ソフト  http://www2s.biglobe.ne.jp/~s-sigeru/main.htm 
30近くのソフトがダウンロードできます。
 かんたんマップとなんたくんを紹介します。
なんたくん
 問題作成ソフトです。ソフトキーボードがついているので、低学年でも簡単に作ることができます。回答は2択から5択まで設定することができます。大きさは決まっていますが、画像と音声をいれることもできます。(09/21ファイルの保存場所の変更ができる。)
かんたんマップ
 スタンプを使用して簡単に地図を作れます。低学年の生活科での使用を考えて作成しました。このごろよく大人の方が利用しています。
(2) 水俣病40年−無限漂流−
http://www.kumanichi.co.jp/minamata/mugen/mugen.html 
(3)フッ素について
日本フッ素研究会
http://www1.doc-net.or.jp/~JSFR/
水道水フッ素化とむし歯予防
http://www.system9.co.jp/fusso/
 反対派の意見と賛成派の意見
(4) EDIT CAFE
http://cmode.isis.ne.jp/MailBBS/ComED/ 
 いろいろな分野の会議室。
(5) 野菜の鉄人
http://www.sato.gr.jp/tetuzin/ 
家庭菜園でわからないことがあったら、野菜の鉄人が質問に答えてくれます。
(6) 湯沢市教育委員会
http://www.yutopia.or.jp/~yuzawa-e/ 
 理科教育センターなど充実しています。
(7) 植物の生殖
http://www.educ.hiroshima-u.ac.jp/~sciedbio/plantrep/ 
広島大学教育学部の作成。かなりすごい。
(8)豊の国づくり塾
http://www.coara.or.jp/~toyojyuku/index.html 
塾長はもちろん、大分県知事。
(9) 全日本教育工学研究協議会全国大会
http://www2.edu.net-kochi.gr.jp/k2000/ 
 高知大会 10/27,28。大会テーマ「広がれ!のびのびネットワーク」
(10)英語なぜなぜ110番
http://www.gifu-nct.ac.jp/jinbun/cocet/naze/index.htm 
 英語諸問題研究会(代表:大分工業高等専門学校・穴井孝義先生)が長年研究した成果。
「じゃんけんを英語で何というか?」などの質問・答えが入っています。
(11) 世界の統計
http://www.stat.go.jp/data/sekai/index.htm 
 統計データがダウンロードできます。
(12)富士通ラーニングメディア http://www.flm.co.jp/
ひらがなナビィ
http://www.flm.co.jp/kids/ 
Webの漢字表示を小学校の学年単位でひらがなに変換するソフト。無料でダウ
ンロードできる。これはすごい!
(13)JDPAP http://www.jdpower.co.jp/
:日本人の英語観に関する調査結果
http://www.jdpower.co.jp/it/English%20Education.html 
自分は英語が不得意だが、子どもには十分に身につけてほしい、と。
(14)二葉呉服店 http://homepage2.nifty.com/futava/ 
:風呂敷の包み方
http://homepage2.nifty.com/futava/furosiki/method/meth.htm 
いろいろな形のものをどう包むか。これは伝承したい日本の文化です。
(15)警視庁 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/
:「ウェルカム けいしちょう」キャンペーン
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/osirase/welcome/welcome.htm 
小中学生を対象としたビデオ上映や通信指令センターの見学など。5月15日〜
6月5日に実施。
(16)公民の資料 2点
総務庁統計局:家計調査報告(平成12年3月分,平成12年1〜3月期平均及び
平成11年度平均速報)
http://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/zen/index.htm 
経済企画庁:景気動向指数 平成12年3月分(速報)
http://www.epa.go.jp/2000/f/di1.html 
(17)富久信介・17才の生涯 営団地下鉄日比谷線・脱線衝突事故
http://www.02.246.ne.jp/~ktomihis/ 
 あの事故で亡くなられた麻布高校の富久信介の父親によるサイト。
 もしも学校で事故が起こった場合、どう対応すればよいのか、考えさせられる。
(18)理化学研究所:ヒト21番染色体の解読完了について
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2000/000508/index.html 
長い目で見ると、20世紀最大の発見だったりして… 
(19)百人一首関連サイト
 小倉百人一首
http://www.macpro.co.jp/hyakunin/index.html 
6年生は、短歌と俳句を習っているよね。このホームページで百人一首の練習ができるよ。百人一首をおぼえている君、おぼえようと考えている君にはおすすめだ。上の句を見て下の句を言って見よう。それから答えを見るんだ。順番通りに出すこともできるけど、ばらばらに出すこともできるんだ。解説も読むことができるよ。
 百人一首
http://www2.tomato.ne.jp/~k-irie/karuta/karuta.html 
少し複雑な百人一首遊びができるのがここ。初級から上級まで4段
階に別れている。初級はまだおぼえていない人でも挑戦できるよ。
 クイズ百人一首
http://www.j-pal.or.jp/Game/QUIZ-101/ 
上の句を見て下の句を五択のなかから選ぶクイズのホームページ。
挑戦してみよう。
 カルタネットワーク
http://www.karuta.net/ 
百人一首のことならここ。リンク集を見ると、いろいろと遊べる
ページが見つかるよ。
(20) ごみの話 厚生省
http://www.mhw.go.jp/houdou/1204/h0404-2_14.html 

● 論文紹介
(1) 「国際理解教育としての小学校英語」国立教育研究所 外国語教育研究室長 渡邉 寛治
http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/essay/essay.html 
 小学校英語について、もっとも標準的な意見。

(2) 人とかかわる力を育てるために」  お茶の水女子大学大学院教授 牧野カツコ
http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/essay/e9910/ten9910.htm 
 一部抜粋して紹介します。

 もう、今から15年以上も前になるが、『育児力』という本の中のあるエピソードに、私は強い衝撃を受けた。著者の一人、幼稚園の先生である藤村美津氏が語るには、足が不自由というのでもないのに幼稚園に来るのに乳母車に乗せられてきた子がいたという。歩くのが遅いから連れて歩くのが面倒なので、と母親はいう。その子は3歳をすぎていて、上半身はでっぷり大きいのだけど、足は細くなっていた。「乳母車だと親のテンポで歩けるのでずっとそうしてきたらしい。そのお母さんにはそういうことが一つも自分では疑問じゃないらしいのね。」しかし「これに近いことをたくさんの親達が無意識のうちにしてしまっていると思う。」 と、藤村氏は述べている。

(3)「インターネットと教育」村井  純 別紙
(4)「学校におけるコンピュータ教育」神尾 健三 別紙
  コンピュータ教育は本当に必要かどうかを考えるには最適の論文。
 
(5)「“キレる”起因はレシチン不足」神津健一細胞栄養学総合研究所長に聞く

細胞栄養学総合研究所の神津健一所長の説明によると、人間の体は約60兆個の細胞から出来ており、脳内にはおよそ140億個の神経細胞(ニューロン)が存在する。この中でレシチンが占める割合は、脳で40%、細胞膜で50%、血管壁で90%。レシチンは、細胞膜に入ってくる栄養物を取捨選択し、必要な栄養物を取り入れ、老廃物を排除し、悪玉コレステロールを掃除する働きがある。
 問い合わせは細胞栄養学総合研究所=〒151-0051東京都渋谷区千駄ヶ谷5-2-16、プラザF1-7F/TEL03-5269-6328。

● ニュースマガジン紹介
 蔵満先生、塩崎先生共に、この世界では有名な先生方です。

 小学校教師用ニュースマガジン200  5月5日金曜日発行
   編集・発行 蔵満逸司 wahaha@po.synapse.ne.jp
      【発行部数  3831(まぐまぐ 3367)】  
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【新連載】 原案をつくろう      
    第2回 自主集会             塩崎義明
             MailTo:y-shio@ka2.so-net.ne.jp  
 
 本校では、児童会活動の一つの取り組みとして「自主集会」に取
 り組んでいます。
 「自主集会」とは、3人以上集まり、児童会役員に申請し、代表
 委員会で承認されれば、どんな集会でも開くことが出来るという
 ものです。
 活動時間は主に休み時間です。
 イメージとしては、休み時間に校庭や校舎内、体育館、屋上など
 で、小さな集会があちらこちらで開かれていると考えていただけ
 ればと思います。
 これまでには、ダンス集会ビデオ鑑賞、チャレラン的なもの、ス
 ポーツ的な集会、将棋名人戦、コンサート集会などが開かれてき
 ました。
 主催は、私的な仲間であることもあるし、クラスや学年、委員会
 やクラブの時もあります。
 コンサート集会では、バンドをやっている先生も参加して子ども
 たちと共に楽しんだこともありました。
 以下、6年生を担任したときに、クラスの有志が実行委員会を
 作って、代表委員会に提案した原案です。
-----↓ここから-----
自主集会 『室内ゲーム・おもちゃの広場』
(主催 6年4組、他学年と交流を深める会)

 1.広場をつくるわけ
 ぼくたちは6年生として1年生と交流して、大変さと楽しさを経
 験しています。そして1年生だけでなく他の学年やクラスの人達
 とも仲良くしていきたいと考えました。ぼくたちの放課後は、塾
 や習い事でなかなか遊べません。学校の休み時間も名前がわから
 ないので自分のクラスの人としか遊べません。そこで、短い期間
 ですが「室内ゲーム・おもちゃの広場」を作って、他の学年やク
 ラスの人達とも遊べるきっかけを作っていきたいと考えました。
 この広場がうまくいけばこれから「スリーオンスリー大会」や
 「歌声・カラオケ大会」などにも挑戦していきたいと考えていま
 す。さあ、みなさん、6年4組のやさしいお兄さん、お姉さんと
 いっしょに遊びませんか?
 2.期間・時間
 5月29日(月)〜6月2日(金)  昼休み(1:05〜1:20)
 3.場所
 3Fラウンジ 
  ※たくさん集まってきたら6年4組の教室も使います。
 4.ルール
(1)持ち込みたいゲームやおもちゃは、朝の8:15までに6年4
 組に持ってきてください。
 ・それぞれの教室で勝手に遊ばないために6年4組が責任を持っ
  て保管します。
 ・朝、6年4組に持ってこないゲームやおもちゃでは遊べませ
  ん。もちろん、それぞれの教室で遊ぶのはやめてください。こ
  のことが守れないとこの広場ができなくなってしまいます。
(2)交流がねらいなので、ゲームボーイなどの一人遊び的なものは
 やめてください。
(3)1時20分に必ず終わらせて、清掃時間に絶対に遅れないよう
 にします。
(4)後始末は、それぞれがきちんとしましょう。
(5)持ち込んだゲームやおもちゃは、そのままおいておいて、放課
 後6年4組に取りに来てください。
(6)けんかやトラブル防止のため、塩崎先生にお願いして、いても
 らいます。
(7)業間休みは外で元気よくあそびましょう。
(8)ルールが守れないときは、途中でも中止します。
(9)取り組みが終わったら、アンケートを取って、問題点などを話
 し合い、代表委員会に報告します。

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5 今、もっとも教育界でもっとも注目を浴びている一人・鈴木敏恵のMM     
  ぜひご覧ください。
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☆『鈴木敏恵の未来教育インフォメーション』☆アンケート☆ほぼ日刊☆
                     5月8日 月曜日発行
発行者:鈴木敏恵 編集者:梶原末廣  suzukimm@ma3.justnet.ne.jp
     kanoyu@po.synapse.ne.jp
   [ホームページ] http://www.suzukitoshie.net/miraiinfo.html
                【発行部数528】(5/8現在)
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 ☆  「質問コーナー」&【掲示板設置】
   ・「ポートフォリオQ&A掲示板」
     http://www.suzukitoshie.net/cgi-bin/web/wforum.cgi
   ・「未来教育全体掲示板」
     http://www.suzukitoshie.net/cgi-bin/web1/wforum.cgi

プロフィール: すずきとしえ/未来教育を提唱する第一人者/NHKTV
「視点・論点」テレビ、ラジオ、新聞などで教育ルネッサンスを熱く
語る。ナレッジマネージメント・IT・感性を教育界に吹き込む未来派
シンクタンク/文部省、郵政省公職歴任/著書『マルチメディアで学校
革命』小学館6刷/『鈴木敏恵の未来への提言〜21世紀バイブル〜』
『ネットデイ学校革命!』学事出版/『未来教育/総合的な学習〜ポー
トフォリオ』『未来教育/総合的な学習〜プロジェクト学習』VHS 明
治図書発行
◆インターネット
◇鈴木敏恵のヴァーチャルオフィス http://www.suzukitoshie.net/
◇鈴木敏恵とポートフォリオを作ろうML
 http://www5a.biglobe.ne.jp/~kanai/

☆ 木本先生より,MM『鈴木敏恵の未来教育インフォメーション』創刊4・5号を紹介していただきました。鈴木敏恵さんは,最近教育界でもっとも注目を集めている一人で,未来教育デザイナー・一級建築士という肩書きです。
 創刊4号の“「次」を知っていたい,「全体」を見たい”は,特に共感できました。学習の「プロセス,順番,目的,その意義」を最初に子どもたちに伝え,その意味や効果を共に考えてから始めたいというものです。
第5号、の“学校には「知恵もの・アイディアマン・企画ダイスキ人間がいる!」”には、教育現場には、「学校の先生は〜」と表現されるような均一性の教師ではなく、実にいろいろな教師がいるとあります。希望のわいてくるような話です。また、将来、学校が自分で稼ぎ、自分で自立していくだろうことを予言しています。そうなると、学校も大きく変わるでしょう。

☆ 山田先生より総合だより「みずき」を紹介していただきました。家庭に、学校の様子を知らせるものです。第8号には、日課の変更、各学年の活動の概略、教師の「みずき体験記」などが紹介されています。
● 以前紹介していただいた野田武男さんが朝日新聞「口笛」5/10に紹介されました。犬山市の絵画展で野田さんの絵を見て、「生きる元気が出ました。」と感想を書いた夫婦がいました。娘さんを事故で亡くされた方でした。それを知った野田さんは、その娘さんの写真をもとに、2枚の絵を描いてあげたのです。口に筆をくわえ、夫婦の悲しみを和らげようと絵を描く野田さんの姿を思い浮かべると、感動せずに入られません。

● 次に、エコリゾート赤目の森を紹介していただきました。炭酸ガスを含んだ温泉、無農薬・有機肥料で育った旬の野菜による健康食、農園体験、天文館など、見所いっぱいです。
 くわしくはここ

●書籍紹介「新版 カリキュラム研究入門」安彦忠彦編 勁草書房 \2,600
   はここ

☆ 尾関先生より、「おまかせ!教師のパソコン河出書房新社 \1,429 を紹介していただきました。付録のCDには、学校向けの文書の実例が多数収録されており、役に立ちそうです。マイクロソフトの教員向けページにも、同じものがダウンロードでいるようになっています。ここ
 河出書房のページより注文も出来ます。

☆ 高橋先生より
4年総合学習「ぼくらゴミ調査隊」10時間を紹介していただきました。
可燃ゴミ編3時間 第1時 課題設定  …  家の近くにあるゴミ置き場について
            第2時 地域での聞き取り調査 … ゴミ置き場の問題点
            第3時 話し合い … どこにあってもいいゴミ置き場にするために
資源ゴミ編3時間 第1時 ジュースを買うなら次のどれにするか話し合う。ペットボトル・缶・瓶・紙パック
            第2時 情報収集 … リサイクルについて話し合う
            第3時 話し合い … 一番環境に優しい容器について話し合う
生ゴミ編      体験活動 EMって何だ?
実践編       第1時 資源ゴミ収集に参加しよう … 家庭から資源ゴミを持ち寄って、分別回収を体験する
            第2時 ドイツの話を聞く会 … ドイツの生活を経験した祖父江鈴子さんのお話を聞く。
            第3時 実戦に向けて … ゴミを減らすために自分たちで出来ることを話し合う。
 また、資源ゴミ編第3時の指導案を紹介していただきました。
       
☆ 勝村先生より犬山中学校 修学旅行の流れを紹介していただきました。
 ユニークなのは、1日目のコースをくじで決めることです。適度な遊び心と緊張感が、充実した内容を予感させます。実施にあたって、先生方の事前準備のご苦労がうかがわれます。
 また、2日目のテーマ訪問の場所を紹介していただきました。50に分かれた各班が、テーマを設定して見学場所を探しました。遠くは筑波宇宙開発センターまで出かけます。結果報告が楽しみです。
 
●  犬山中学校が、5月26日20時 テレビ所変わればに出演 するそうです。

☆ 奥村先生より、ことばの教室だより第2号を紹介していただきました。「出会いを大切に」「教室スケッチ」「ことばをはぐくむ」「来週の予定」という内容です。過不足のない簡潔な文章の代表のような通信で、わかりやすい内容です。
 「ことばをはぐくむ」では、構音障害について説明されています。構音障害とは、一般に発音の誤りといわれているもので、省略(特定の子音が脱落)や置換(特定の音が別の音に代わる)、歪み(特定の音が別の音に聞こえる)があります。

☆ 野呂先生より中学校1年社会科学習指導案を提案していただきました。単元は「インドの良さを大発見」です。
  これについては、今後部会で相談することになりました。詳細は後日。

☆ 岩井先生より、伊自良での自然教室について報告していただきました。例年の山登りに変えて、伊自良村ウォークラリーを行いました。自然の様子を観察しながら、コースを回ります。途中、村の人へのインタビューがあり、人とのかかわりも大切にしていることがわかります。

☆ 坪内先生より、今年の小学校実践を提案していただきました。
  テーマ:広げよう 守り育てられた 犬山の文化−住みよい犬山をめざして−
  ねらい:犬山の人々が守り育ててきた様々な文化を学び、それを発信・交流することにより、犬山の良さを再発見することが出来る。また、犬山市民の一員として、積極的に町づくりに参加することが出来る。
  育てたい力 1 自ら選んだ課題を解決しようとする意欲を育てる。
          2 効果的な調査方法 まとめ方を見つけ、実践する。特に情報を受信する技能を育てる。
          3 郷土に伝わる文化を学ぶことにより、これからの犬山をめざす姿を追求しようとする心を育てる。
  5月に始まり、3月の白帝フェスタでおわる壮大なスケールの実践計画です。

      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp