第137回 社楽の会報告    第136回へ   第138回へ
                                  報告者 木曽川東小 土 井
2000年9月21日(木)布袋北学供にて,第137回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(木東小)、岩井先生(大北小)、高橋先生(木東小)、奥村先生(江南市ことばの教室)、勝村先生(犬山中)、尾関先生(江北中)、川端さん
の7名でした。

☆ 土井より、 豪雨被害お見舞い申し上げます。復旧ボランティアリポートです
 9月11,12日の東海豪雨の被害を最も受けた西枇杷島町内にある、西枇杷島中の復興作業の報告をしました。一部紹介します。

9月16日午後、新川町役場に到着。テントには、ボランティア受付、被災者受付、ボランティア募集の張り紙コーナーなどがあった。
 基本的には、ボランティアは受付で登録し、保険に入り、内容を選択、活動し、報告して終了という流れである。
 我々は、直接、川を渡った西枇杷島中に向かう。
 それまでの民家は、1階部分がほぼ水びだし。どの家の前にも使えなくなった電気機器やピアノ、畳、ソファが山と積まれている。自動車も屋根まで泥だらけ。しかし、懸命に作業をしている地元のみなさんの姿に、ほっとすると同時に、エールを送りたくなりました。

 西枇杷島中学校では、体育館の外壁150pぐらいまで水が来た跡が残っている。体育館のフロアはきれいに掃除されていたが、水に浸かったためか、木材が水を吸ってでこぼこしている。毛布、非常食などの箱が周囲に積まれている。
 体育館内は、ステージ近くまで水に浸かったようだ。運動場なら、ゆうに身長を超える高さである。もちろん1階の教室は、職員室も含めて水没。黒板のチョーク受けから30pほど上ぐらいまで水がきていたことがわかる。
 水と入っても、実際は泥水で、床や机、いすは表面がまさにドロドロ。水で洗ってもなかなかとれない。
 今回の作業は、雷雨の中、ただひたすた荷物を全部外に出して、ドロを洗い流す仕事である。

 先生方の車も全滅で、無惨な姿のまま放置されている。しかし、それにもめげずに、西枇杷島中の先生方はてきぱきと指示されていた。非常時でも冷静に動かれる姿を、しっかり自分の目に焼き付けておこうと思う。

 最後に、校長先生からお礼の言葉をいただいた。「明日から、職員と生徒といっしょに一日も早く授業が再開できるようにがんばりたい」というお話だった。本当は疲労の絶頂にあるはずだが、笑顔でさわやかに話され、学校の人間関係の良さを感じた。

●  恒例のおもしろサイト紹介
(1)Visible Earth
http://visibleearth.nasa.gov/ 
NASAによる様々な地球の画像。

(2)日本教育史 統計データベース
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~yamada/database/index.html 
明治から昭和初期頃までの学校数、生徒数、教員数などのデータを掲載。

(3)Yahoo!学習情報 英熟語センター750
http://edu.yahoo.co.jp/gambare/test/center750/ 
英熟語の日替わり問題。頻出熟語など10問を採点し、解説を加えてくれる。こんなサイトが増えると予備校はいらない?

(4)三宅島 10m メッシュ DEM を用いた地形主題図の作成
http://www2.remos.iwate-u.ac.jp/miyake/index.html 
三宅島火口陥没のアニメーションが見られます。

(5)「4th and 5th Grade Student Research Resources」
http://www.geocities.com/EnchantedForest/Tower/1217/index.html
アメリカの小学校4年生5年生向けのサイトリンクです。歴史・社会
・科学・語学・芸術・数学など小学生向けとして適切なサイトが厳選
されています。1〜3年生を対象としたページへのリンクもあり、平易
な表現で書かれているため初級英語学習の教材としてよいかもしれま
せん。
(6)goo・英和辞典
http://dictionary.goo.ne.jp/ej/
 発音が聞けます

● 教育関連ニュースを紹介しました。
奉仕活動「まず小中高から」来年通常国会に法案

 森喜朗首相の私的諮問機関「教育改革国民会議」(江崎玲於奈座長)は4日の全体会議で、先の分科会報告に盛り込まれた「18歳の国民すべてに1年間の奉仕活動を義務づける」という案について話し合った。その結果、同じく分科会報告で示された「小・中・高校での奉仕活動の義務化」を先行させ、社会的な認知を得た後で実施する、という考えで一致した。

 小・中学校については2週間、高校では1カ月間、奉仕活動を義務化するという分科会報告の内容については、期間を含めて異論は出なかった。

 一方、大島理森文相は5日の閣議後の会見で、小・中・高校の奉仕活動の義務化について「来年の通常国会(での法案提出)に向けて努力していくが、奉仕活動の義務化も当然含まれてくる」と述べ、来年の通常国会に奉仕活動を義務付ける法案を提出する考えを示した。

9月22日の発表では、反対を受け義務という表現を削除か?
--教育を変える17の提案-- を読んでみましょう
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/0922houkoku.html

● 関連として、教育改革国民会議第2・第3分科会議事録 を紹介

首相官邸 http://www.kantei.go.jp/ 
:教育改革国民会議第2分科会第1回議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/2bunkakai/dai1/2-1gijiroku.html 
魅力ある学校づくりについて(主に小中学校)。

:教育改革国民会議第2分科会第2回議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/2bunkakai/dai2/2-2gijiroku.html 
義務教育における授業、カリキュラム、学校生活について。

:教育改革国民会議第2分科会第3回議事録 
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/2bunkakai/dai3/2-3gijiroku.html 
教員の養成と採用について。

:教育改革国民会議第3分科会 第2回議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/3bunkakai/dai2/3-2gijiroku.html
「必要とする人材をどう育てるか」について。「大学・大学院のあり方」につ
いて。

:教育改革国民会議第3分科会 第3回議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/3bunkakai/dai3/3-3gijiroku.html
「独創的、創造的な活動ができる人材の育成」について。

:教育改革国民会議第3分科会 第4回議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/3bunkakai/dai4/3-4gijiroku.html
「独創的、創造的な活動ができる人材の育成」について。

:教育改革国民会議第3分科会 第5回議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/3bunkakai/dai5/3-5gijiroku.html
大学・大学院のあり方について。「職業観・勤労観を育む教育」について。大
学入試を中心とした高校と大学の接続の問題について。

(3)第4回教育改革国民会議 議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/dai4/4gijiroku.html 
各分科会の検討事項について。「緊急アピール」について。「ゆとり教育」と
「学校教育の役割」について。

(4)教育課程審議会 第7回 総会議事録
http://www.monbu.go.jp/singi/katei/00000288/
児童生徒の学習の到達度を客観的に評価するための方策について。

(5)早期コンピュータ教育について
:早期コンピュータ教育は「子供の発育を阻害」
http://www.zdnet.co.jp/news/0009/13/b_0912_12.html
アメリカからの報告。

:小学校以下へのコンピューター導入は無益有害
http://www.hotwired.co.jp/news/news/20000913206.html
アメリカからの報告。

(6)教育Today9月号 授業を創る(5)
学校で学ぶことで何が「転移」するのか?
http://www.crn.or.jp/LIBRARY/TODAY/0009.HTM
学んだ知識が実生活での問題解決に応用できるような教育を。

(7)総務庁統計局:国勢調査に関するQ&A
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/qa.htm

● 性教育について −あるMMより−
 「総合的な学習しいぜひ性教育を行なってください」として、次のサイトが紹介されていました。

 ◇総合的な学習は性教育から 〜「人間と性」教育研究協議会
http://www.ne.jp/asahi/seikyokyo/2000/top.html 
◇性教育(エイズ教育)活動計画・略案集  〜沼津市立片浜小 
http://www6.shizuokanet.ne.jp/katasyo/RYAKUANHYOUSI.HTM 
 全学年の年間計画と略案。
◇生命と身体を見つめる学習 〜福井市大東中
http://www.city.fukui.fukui.jp/gakkou/jun/daito/index.html 
 過去7年間の性に関する指導の実践。
◇参観日に性教育 〜愛媛県越智郡伯方町立伯方小
http://doki02.dokidoki.ne.jp/home1/hakusyo/seikyouiku.htm
 参観日、全学年で性教育を実施。
◇性教育講座のページ 〜北海道札幌琴似工業高校(定時制)
http://www.infosnow.ne.jp/kotoni-ths/teiji/teijitop.html
 講演後の生徒たちの感想をどうぞ。
◇セクシャリティについて 〜清心中・清心女子高等学校
http://www.nd-seishin.ac.jp/gender/gender.htm
 中学・高校での授業案、リンク集、新聞記事資料、書籍紹介も。

● 総合学習にはシミュレーションを!
小学生が「会社」設立して商売体験
 福島県会津若松市内の5小学校に通う5、6年生36人が、計七つの「会社」を設立し、店舗開設の準備を進めている。会津若松商工会議所青年部が企画した「ジュニア・エコノミーカレッジ」の参加者で、15日に同市の鶴ケ城本丸で開かれる「あいづ食と芸能の祭典」で、それぞれ店舗を構え、「商売」の楽しさや厳しさを実体験する。

 この企画は、若いうちから起業家精神を身につけてもらおうと、同青年部が実施。小学生らは8月上旬の合宿で、商議所メンバーから「商売の基本」の講義を受け、近くのスーパーを視察したり、事業計画を作成してきた。

 会社組織は、各グループ内で社長、財務、生産、販売担当などの役割分担を決め、資本金1万円をそれぞれの家族から調達。さらに商議所から1万円を借り、計2万円が元手。各グループには商議所会員がアドバイザーとしてサポートする。実際に出す店舗は「手作りクッキー」「ミックスジュース」「お好み焼き」など。利益が出た場合は、小学生や父母らで分配する。30日に同市内のホテルで「決算発表報告会」を開き、利益、広告宣伝などが優れていたグループを表彰する。

● 拙稿紹介『社会科教育10月号』(明治図書)「広告業界の広告から見る日本の今」
今回は、最も自信がなかった作品ですが、言いたかったことは次のことです。
・ 現在、広告費は5兆7千億円で、この45年間で50倍になった。しかし、GDP に対する割合は、常に1%前後で一定。これはアメリカも同じ。
・ 業界専門紙というのは、ネタの宝庫である。

●  書籍紹介
 『ここまでやるか!国際交流』日本・ネパール国際交流実行委員会(教育家庭新聞社) \1,300 ISBN 4-87381-209-7
 滝高校の栗本先生を初めとする東海スクールネット研究会のみなさんの国際交流の奮戦記。アジアに貢献した人が、こんなに身近にいるのです。

 『生命の暗号』村上和雄(サンマ−ク出版)\1,600 ISBN 4-7631-9191-8
筑波大学の村上教授は、高血圧をもたらす酵素「レニン」の遺伝子解読に成功し、後の遺伝子研究に道を開いた人としてあまりにも有名です。ノーベル賞に最も近い日本人なのではないかと思います。
きわめて科学的な内容でありながら、プラス発想が大切、だれもが「奇跡の人」となる可能性を持っている、動くと人は伸びる、人的な情報交換は大切である、失敗とは「失敗」を意識したときから始まる、自分の身に起きることは全部「必然」
など、最先端の科学者の言葉は、いつも生き方論になっていくことがおもしろいと思います。
詳しくは http://www.e-t.ed.jp/edotori160/evt030.htm  

● ついに出ました!スポーツ振興計画 中学校の部活動も変わるか?
  スポーツ振興基本計画について
  http://www.monbu.go.jp/news/00000571/   

● 小学生の夏休み自由研究紹介
小学5年生が自分のホームページをつくり、その中で学校や地域のイベント、市の施設などを紹介しています。自分で取材したことに価値があると思います。
  http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/Sao/

● ついにTENメールが始まりました! もくじのみ引用して紹介します。
=============================
TENメール 1号        from 東京書籍 ’00,9,19
=============================
TEN(東書Eネット)会員の皆様へ

TEN_Mail第1号をお届けします。
▼今月は、小・中学校の理科に関する移行措置資料の紹介もあります。

もくじ
(1)今月の教育情報
(2)新しい資料・教材・教具の紹介
(3)研究会・展示会・イベント・公開講座のお知らせ
(4)リンク集の紹介
(5)特色ある学校紹介
(6)授業実践の紹介
(7)新刊書案内
(8)教育のIT関連
(9)TEN事務局から
 
以下略 これ以後読みたいときは、会員になりましょう。詳しくは、東書EネットHPをご覧ください。


● 地域づくり情報紙「かわなみ通信」より 
花火についての話題をまとめてみます。
 ・ 花火はその大きさによって,民家からの距離「保安距離」が決まっており,打ち上げ場所が制限されている。10号玉で半径290m
 ・ 花火の大きさ
    3号玉 直径100m
    8号玉 高さ280m 直径22
0m
    15号玉 直径400m
    20号玉 高さ500m 直径500m

 発行は 木曽川沿岸濃尾連携の会
 〒491−0135 愛知県一宮市光明寺浦崎21−3 TEL 0586-51-7105 FAX 0586-51-7107


☆ 高橋先生より、学級通信クライマー70・74を紹介していただきました。
 bV0 日本人は水をどれくらい使っているか?では、日本人が1日あたり3000リットルの水を使用していること、これはアメリカの半分だがアフリカの30〜300倍にあたることが説明されています。水はタダでなく有限であることを知ることから、水の学習は始まるのです。
 bV4 A君の水害報告では、東海豪雨の水害被災地から一時的に転校してきたA君の話が紹介されています。避難先の学校で車いすの人をみんなで2階に運んだり、自衛隊員の手こぎボートで避難したりする様子は、素直な表現がいっそうリアル感を増しています。学級の子どもたちはどう感じたのでしょうか。

● VTR自ら学び自ら考える授業シリーズ1を紹介していただきました。国語 やまなし(宮沢賢治)6年 授業研究の会編 一莖書房
 
 授業者 片山 遙  解説 宮坂義彦
 教授学の系統にある研究会の人の授業でした。 
 土井の個人的な感想ですが、全員の子どもを一つの報告に向かせていることがすごいと思いました。個々の発言のレベルも高く、それを全員が理解し、共感し、時には反論する姿は、見慣れていないがゆえに異様に感じるかもしれませんが、私は素晴らしいと思いました。よく「宗教っぽくてイヤだ」という批判がありますが、それは形から入っているためです。子どもたちがさらに育つと形式的な部分がそがれ、自然な姿になっていくと思われます。 
 
☆ 勝村先生よりカルチャー講座 地域の先生大募集 を紹介していただきました。
 犬山中学校のカルチャーフォーラムは次のような日程で行われます。
 1日目(11月17日)体験学習発表会、「犬山再発見」伝統文化に触れる
 2日目(11月18日)カルチャー講座
 3日目(11月19日)自由研究発表会、映画鑑賞 

 特に、2日目は地域の先生を募集してカルチャー講座を行います。
 私も前任校で同様の企画を長い間行ってきましたが、何であれ一度体験してみると世界はそれだけひろがります。ましてや中学生は、一つのきっかけが大きくふくらむ可能性を秘めています。3年間で行う3つの体験は、必ずや何らかの力になると信じます。
 昨年の講座を見ると、染め物、太極拳、着付け、トールペインティング、伊勢型紙の切り絵、陶芸、茶道、わら細工、絵馬、篆刻、七宝工芸、凧づくりなど33種ありました。今年は、どんな講座が開かれるのでしょうか。

● 次に、福祉ふれあい交流学習について紹介していただきました。犬山中学校の3年生は、近隣の市町の福祉施設、養護学校等34カ所に分かれて、まる1日福祉体験学習をしています。そのために、高齢者や障害者について、ボランティア活動とは、などの事前学習を積み重ねています。とても素晴らしい活動だと思います。

 福祉教育は、土井が前任校で9年間担当した仕事です。前任校では、希望者が毎月ボランティアへ行けるようにすシステムを作ってきました。また、全員が1年間に1回はボランティアへ行くように働きかけをしてきました。学校教育3年間のまとめとして、学年全体でこのような取り組みを行うことも、十分価値があると思います。
 
 ボランティアの義務化が話題になっていますが、私は、やらないよりやった方がいいと思っています。後は、学校の事前・事後指導の問題です。指導体制さえつくることが出来たら、義務化賛成です。

● 前回も紹介した野田武男さんについて続報です。野田さんの義姉さんによれば、学校などでの講演を「やらせていただいてありがたい」「やらせていただきたい」とおっしゃっていました。お伝えします。

☆ 尾関先生より多賀城って何?取材の報告をしていただきました。
 奈良時代はじめにつくられた多賀城は、陸奥国の国府であるとともに出羽国も支配し、鎮守府も置かれるなど、古代東北の政治の中心でした。平安時代になるとさらに多くの役所が設けられ、城外には計画的な町並みが形成されました。パンフには、多賀城を中心に城外の町並みや関連する移籍などが紹介されています。

参考文献は次の通りです。
東北歴史博物館パンフ」 宮城県多賀城市高崎1丁目22-1 〒985-0862 TEL 022-368-0101 
『太宰府と多賀城』岩波書店 石松好雄・桑原滋郎
『東北歴史博物館展示案内』

関連サイト 宮城県 多賀城跡調査研究所

● 次に、愛知県中学校教育課程地区講習会資料 伝達資料 を紹介していただきました。30Pにもなる大作で、高田先生との共作です。
 内容は、中学校社会科改訂の方針や、その具体的内容です。じっくり読みたいと思います。

● 次に、卒業生の話を聞く会の報告がありました。講師は、アジア保健研修所(AHI)事務所長の佐藤 光 先生です。
 アジア保健研修所の説明は、HPをご覧下さい。
  佐藤先生は、高校3年生の時にネパールへ一人旅に出かけ、そこでアジアで働きたいという願いを持ちました。その後医師となり、インドで働くことを夢見て英国で勉学に励みます。そこで、アジア・アフリカから来た優秀な人たちに出会い、彼らを支援することの大切さを知り、AHIに入られました。
 土井も長い間、AHIの賛助会員として協力しています。アジアの保健ワーカーを育てるための、すばらしいNGOです。
 生徒と佐藤さんのメールの交換の様子も紹介していただきました。

● 日本原子力文化振興財団が無料で講師を派遣してくれるという情報を提供していただきました。
 全国の小学校から高等学校などでのエネルギー・環境問題に関する教育活動のために講師を無料で派遣してくれます。
 詳しくは、財団のHP をご覧下さい。ここから申し込みも可能です。

☆ 岩井先生より、愛社研第2回専門委員会の報告がありました。
 「ニュー社会科授業の指導と実践」というテーマでの各地区の経過報告がありました。詳細は、冬期研修会の後に報告します。

☆ 奥村先生より、実践報告&質疑&シンポジュウム −ポートフォリオ講演会 in 名古屋−の紹介がありました。主催は21世紀の教育を考える会で、12月2日(土)13:00〜 デザインセンタービル3階 で行われます。参加費は\2,500
  以下、MM☆『鈴木敏恵の未来教育インフォメーション』☆特別増刊68号☆より引用して紹介します。
------------------◆ 1 趣旨説明 ◆--------------------
                             1:00〜1:20
   ☆ 鈴木敏恵---「ポートフォリオって何? それは未来を開くもの!!」
    未来教育デザイナ-/建築家/千葉大学教育学部講師
     「ポートフォリオ導入ガイド」資料掲載してます、必見!
         http://www02.so-net.ne.jp/~s-toshie/
---------------◆ 2 ポートフォリオ実践発表  ◆-------------
                             1:25〜2:40
   ☆ 反町京子(千葉市立本町小学校) 
       〜成長が自分で見える!3年生同士で「対話」に成功!〜
   ☆ 吉塚憲博(福岡教育大学教育学部附属福岡中学校)
      〜総合的な学習の評価....ポートフォリオづくりを通して〜
   ☆ 金井義明(熊本市立西原小学校)
       〜ポートフォリオで「自信をget」&「秘訣をshare」〜
                             -休憩 20分-
-----------------◆ 3 シンポジュウム ◆-----------------
                             3:00〜4:00  
            〜〜未来の教育〜〜 
  ☆ 文部省 教育課程企画室長 松川憲行 
  ☆ 大阪大学教育学部 助教授  田中博之
  ☆               鈴木敏恵
                             −休憩 10分―
-------------◆ 4 ポートフォリオ質問コーナー ◆------------
                            4:10--40:40
         〜みんなの疑問・知恵・ノウハウ〜
           {共有と解決の時間}
 --------------------◆ 5 講演 ◆---------------------
                             4:40〜5:30
      〜ポートフォリオの作り方と活用〜
          「未来教育/プロジェクト学習とは!」  ☆鈴木敏恵    
    「プロジェクト学習ガイド」資料掲載してます、必見!
       http://www02.so-net.ne.jp/~s-toshie/   
       〜〜〜〜〜〜*特別企画*〜〜〜〜〜〜〜〜
        ◆ポートフォリオ授業案/掲示コーナー
        ◆実際のポートフォリオ展示コーナー
        ◆ポートフォリオをつくってみようタイム
         〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
----------------------◆ 懇親会 ◆---------------------
   講師を囲んで..(4000円予定、希望される方のみ)  18:00〜19:30
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■参加申し込み方法:以下
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
          ★★★ 申 込 書 ★★★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
以下を80円切手を貼った返信封筒(ご自身あて住所記入)と一緒にお送りください。
折り返し入場整理券をお送りします。
申込書の送り先:〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-39-5
                 明治図書出版(株)編集部  安藤征宏    
                          
- - - - - - - 切り取り線 - - - - - - - - -  
ご住所:
連絡先電話:
お名前:
勤務先:
電話:
懇親会:    参加する  /   参加しない
講師に聞きたいこと:
-----------------------------------------------------
担当:明治図書出版(株)安藤征宏   andou-masahiro@meijitosho.co.jp 

● 次に、ことばの教室だより第13号、第14号を紹介していただきました。 
 “ことばをはぐくむ”では、大熊喜代松先生の「ことばの育て方」から「ことばの発達をふりかえる−泣くことの意義」を教えていただきました。
 最近、サイレントベイビーと呼ばれる泣かない赤ちゃんが増えてきているそうです。
 その原因として、次のことが考えられるそうです。
 泣く=メッセージの発信であることは自明です。しかし、泣いても周囲の反応(返信)がなければ、あきらめて泣くことをやめてしまいます。最近、自立させるために、できるだけ泣いてもほかっておこうとする母親が増えており、それが泣かない赤ちゃんをつくっているのではないかということでした。
 最近の事件で、「小さい頃から泣かない、手のかからない良い子だったのに…」という人物評がありましたが、泣かない子・手のかからない子は良い子であるという認識を改めなくてはならないと思いました。

わかったこと・・・ 泣いたら反応してあげる。よく泣く手のかかる子が良い子である。
 
☆ 
川端さんから参会者のみに資料をいただきました。
 東研情報6「生活科・総合的な学習」
 特集は、総合的な学習の評価です。
 無藤 隆 お茶の水大教授 「総合的な学習」の評価、その他実践例が紹介されています。

小学校 『総合的な学習』へのチャレンジ (東京書籍)
中学校 生きる力を育む『総合的な学習』(東京書籍)
  どちらも、かなり具体的な論文や実践例が増えてきました。わかりやすい内容です。

      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp