第149回 社楽の会報告    第148回へ   第150回へ
                                           報告者  土 井
2001年5月10日(木)布袋北学供にて,第149回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口町教委),岩井先生(大北小),天野先生(古知野中),高橋先生(木東小)、奥村先生(江南市ことばの教室)、川井先生(犬南小)、石原先生(木曽川町教育長)の7名でした。

☆ 高橋先生よりネットワーク地球村の資料を紹介していただきました。
・ 深刻化するオゾン層の破壊の現状と対策
   オゾン層は,地上20〜30qにありますが,1気圧に換算すると,その厚さは3oしかありません。
   オゾン層の破壊はますますひどくなり,皮膚ガン発生率は急増しています。さらには,農産物の現象,漁獲高の減少にもつながります。
  (そういえば,オーストラリアの学校は遊戯具をテントで覆っていた・・・)
・ 日本・世界の環境情報
   アメリカ,京都議定書から離脱 など
・ 砂漠化と文明のゆくえ
   砂漠化は広がり,今や全陸地の4分の1以上が砂漠化している。干ばつで,毎年多数の餓死者を出している。
   その原因の9割は人間である。
   さらに,その根本原因は先進国である。
砂漠化と文明のゆくえ
http://www.chikyumura.org/

地球村会員募集 会員が10万員なると国連NGOになることができるそうです。
年会費5000円

● 学級通信「虔十」 13〜14 を紹介していただきました。
 苗を植える 
  保護者・地域の方,合わせて9名の方と苗を植えた。収穫した野菜を売り,勤労の学習にもつなげることができれば。
  今後は,有機農業の佐々木正先生にもお話をうかがうそうです。

● 
命とお金とどちらが大切か
 だれでも「命」と答えるこの質問。
 では,「地球の裏側の名も知らない子の命と自分のお金」「100年後の自分の子孫の命と自分のお金」と言うとどうか。
みなさんはどちらが大切ですか?
 この質問から子どもたちを揺さぶり,結局,食糧自給が最も生きる基本であることに到達します。
 減反。しかし,米があまっているのは日本だけの話で,
世界では、食糧不足で1年で1200万人死んでいるのです。

● 渡部 淳『教育における演劇的知』(柏書房)を紹介していただきました。
P161には,「学びを通じた発見」として次のようにあります。
(1)いままで無自覚だった自分の存在を「発見」していること
(2)新しいものの見方や考え方を「発見」していること
(3)クラスメイトの新しい面を「発見」していること
(4)自分が見つけるべき資質を「発見」していること
(5)自分が身に付けた資質を「発見」していること

(5)は,高橋先生のオリジナルですが・・・・
なんとも,意味のある言葉です。

渡部 淳氏の著作を紹介します。

教育における演劇的知21世紀の授業像と( 単行本 、柏書房 、¥2200 、渡部淳 、 2001/02 )
海外帰国生日本の教育への提案( 書籍 、太郎次郎社 、¥1650 、渡部淳編 、 1990/02 )
知能公害
( 書籍 、現代書館 、¥600 、渡部淳 、 2000/01 )

論や発表をたのしもう( 単行本 、ポプラ社 、¥1553 、渡部淳 、 1993/04 )
調べ学習に役立つ国際理解資料集( 全集・双書 、岩崎書店 、¥3000 、渡部淳他 、 1998/04 )
国際化を考える( 全集・双書 、岩崎書店 、¥3000 、渡部淳 、 1998/04 )
国際感覚ってなんだろう( 新書 、岩波書店 、¥740 、渡部淳 、 1995/11 )
世界の学校から帰国生たちの教育体験レポ( 単行本 、亜紀書房 、¥1505 、渡部淳 、 1989/03 )

☆ 土井より、 これからの授業,何が問題になるか?
   ここで紹介します。

● 便利Webサイト紹介
(1)David Rumsey Historical Map Collection 
http://www.davidrumsey.com/ 
4000枚以上の18〜19世紀の頃の地図のコレクション。拡大して地図の細部も参照可能。

(2)ライフスキル財団のホームページ
  http://homepage1.nifty.com/japanabc/lifeskillhome.htm 
 ライフスキル財団は,社会の中できちんとその役割を果たせる大人になり、子供達が良い未来を手に入れられるようになるために、教師(あるいは親)を対象に、人生力を磨く教育(キャラクター教育)にかかわる指導者養成を行うこと,また関連する情報・知識の普及をはかることを目的にした団体です。
 これまで学校で漠然ととらえられていたものが,心理学的に解析され,科学的にトレーニングしていくので注目しています。

    MM「総合学習を本当の生きる力の育成につなげよう」
      ライフスキル財団 japanabc@mb.infoweb.ne.jp
      高橋りう司・Dr.キーン・松田純子
のバックナンバーもこのページから見ることができます。

(3)アスペルガーの館    1〜6年 特殊教育
  最近、LD、ADHDといったいわゆる学習障害の児童についての報道を耳にします。しかし、これ以外にもさまざまな障害があるのです。アスペルガー症候群もそのひとつ。学習能力は高いが、他とのコミュニケーションをとるのが苦手、そんな児童がいたらここのチェックリストを試してみて下さい。リンク集もある。
 http://www.asahi-net.or.jp/~fe3s-mrkm/  

(4)Excelマクロを用いた小学校教員必携プログラム集
  愛知県の小学校教員の方が作られているHP。私もエクセルを使っていろんな作業をしていますが、自分だけでなく他の人にも使いやすいよう工夫してHPで広く公開するというその精神が素晴らしいと思います。
  成績処理、通知票印刷、補助簿作成、児童名簿作成、体力テスト集計、会計報告、ウイルス駆除、児童会選挙開票の9つのワークシートをダウンロードできます。こうやって、みんなで便利なものを共有できたら素晴らしいですね。
 http://www5b.biglobe.ne.jp/~k-ookubo/ 

(5)スクールアイコンクラブ
  アイコンなどのフリーのHP素材や、ミニ賞状、都道府県チャレンジカードなどのカード類、学習シール、合格シールなどかわいくてすぐ使えそうな素材がたくさんあります。すべて無料というのがありがたい。また、小学生難問クイズも楽しめます。
 http://www.schoolicons.com/  

*なお、(3)〜(5)は「まなびーや」から見ることができます
 http://www.seaple-n.icc.ne.jp/~t-sasaki/ 

(6)首相関連サイト特集
首相官邸
http://www.kantei.go.jp/ 
 歴代総理の写真・経歴、組閣に関する情報等。官邸のバーチャルツアーもできる。
 第百五十一回国会における小泉内閣総理大臣所信表明演説 もアップされています。毎回社楽で紹介してきたけど,今回教育に関する発言はごくわずかなのでパス。でも,メールマガジンには注目したい!

総理官邸キッズルーム
 http://www.kantei.go.jp/jp/kids/index.html 
 子ども向けに総理の仕事、選出方法をわかりやすく解説。クイズも楽しめる。

ニセ首相官邸
http://www.t3.rim.or.jp/~s-muraka/kantei/pkantei.html 
 首相官邸のパロディーサイト。少年犯罪抑制には「殴られ首相」制度を提案。

きょうの森首相
http://www.asahi.com/politics/mori/today/index.html 
 首相と朝日新聞記者の日々のやりとりを掲載。
 「きょうの小泉首相」はまだ数日分しかなく,サイトにまではなっていない。

産経新聞 総合・内政
http://www.sankei.co.jp/paper/today/politics/politics.htm 
 小泉氏の政策を解説。動向を記した「小泉日誌」も。

バッキンガム宮殿が任命するイギリスの首相
http://village.infoweb.ne.jp/~yorozu/9808/980823.htm 
 イギリスの首相選出の背景が紹介されていておもしろい。

21世紀禁断の総理大臣占い
http://www.jimin-young.com/uranaitop.html 
 あなたが総理大臣になったらどんな総理大臣になるか、質問に答えて占う。回答はたいしたことない。自民党愛知県連青年部が作成

(7)20世紀本館 http://homepage1.nifty.com/keiryudo/20c/20c.htm 
 1900年からの毎年の100大ニュースが載っている。20世紀事典。

(8)さいたま市公式Webサイト http://www.city.saitama.saitama.jp/ 
今日本で最も注目されている市,さいたま市。町村合併の象徴的存在として,これからも追っかけていきたいサイトです。

(9)宇宙ステーションKIDS http://jem.tksc.nasda.go.jp/kids/index.html 
NASDAの公式ページのKIDS版。大人でも十分おもしろい。

(10)ふるさとNAVi〜ふるさと情報発信基地〜 http://www.furusato-navi.net/ 
  江南藤まつりも紹介されていた。

(11)中学生のための 世の中仕事カタログ            
   http://www.yonokata.net/index.php3?TSS=3fef3981d2cf715c434dfb4382cb1e6c 
このサイトは職場体験や進路に関する知りたい情報が集まるところです。みなさんの参加をお待ちしています。このサイトは文部科学省による平成12年度教育用コンテンツ開発事業として委嘱され、開発・運営されております。

(12)イギリス 多様な教育と子どもたち
http://www.crn.or.jp/LIBRARY/GB/index.html 
イギリスの教育事情に関するコーナーが開始。全12回の予定。
英国の教育を一言でいうと、「生徒1人ひとりの多様性を尊重していくことがどのような形で可能なのか」ということを常に探求している教育であるといえよう。
 魅力的な始まりです。

(13)季刊「ひろば 京都の教育」 http://village.infoweb.ne.jp/~fwbc3841/hiroba/ 
:Q&Aで整理する これだけは考えておきたい「総合的な学習の時間」
http://village.infoweb.ne.jp/~fwbc3841/hiroba/contents/126/126tok1-1.html 
 カリキュラムの作成と実践の前に問題点を整理。けっこうきびしい言い方がおもしろい。

(14)文部科学省 http://www.mext.go.jp/ 
:平成13年4月26日23:47〜00:44  遠山大臣会見(初)
http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/010409.htm 
初の会見内容。歴史教科書問題、教育基本法の見直し、学力低下問題、不登校・いじめ問題などについて。読み物としてとてもおもしろい。期待したい。

(15)「日本語国際センター」http://www.jpf.go.jp/j/urawa/index.html 
 タイトルの通り、国際交流基金「日本語国際センター」のオフィシャルページです。
http://www.jpf.go.jp/j/urawa/world/kunibetsu/ichiran.html 
には海外における日本語教育事情が国別にかなり詳しく掲載されています。

● まちづくり特集
 大口町の町づくりに関するサイトやグループを紹介します。各市町にもいろいろあると思いますので調べてみましょう。これからの学校教育には欠かすことのできない強い味方です。

ふるさとの川 五条川 http://home.owari.ne.jp/~eguchi/gojougawa.htm   
  五条川の歴史 五条川写真館 まちづくり提案 まちづくり掲示板 など

ようこそ西っ子の里山へ http://home.owari.ne.jp/~eguchi/biotope01.htm 
  夢キャン2001 http://home.owari.ne.jp/~eguchi/yume7865.htm 

○ 夢キャンバス2001  http://www.town.oguchi.aichi.jp/infomation/yume.html
  町内の企業から無償提供うけた土地を大きなキャンバスとして、住民と共に大きな夢を描こうと計画。

「まつり創生研究会・フローラ倶楽部
 平成10年から、花づくりを通して、まちづくりをしている。自分たちで育てた苗を街角に植えたり、夢キャンでは、野菜の苗植え、花の苗植えの指導と手伝いをしている。

「河北の環境を考える会」 「河北交友会」
 生ごみ処理場や、自分たちが出すごみや生活について考えようという「河北の環境を考える会」と、地域住民の親睦を深める目的で発足している「河北交友会」。
 「環境を考える会」が、五条川沿いに花を植えようと考えていた矢先の東海豪雨。「人ごとではない。地元より先に、被災した西枇杷島町の幼・保育園、小、中学校へパンジーの苗を贈ろう」と「交友会」の有志と共に、広く呼びかけた。
 その呼びかけに各団体が賛同し、約60人の仲間を得て10月21日に現地を訪れた。

「ooguchi 自然塾」
 1999年6月、大口町職員が「蛍(ほ)っとする風景づくり」を提案し、9月に発足。現在、町内外の会員約20人。
 町のシンボルである五条川を中心とした生き物調査、水質調査及び、蛍の飼育、自然観察会の実施による環境保全啓発活動、ビオトープ建設の提案など「ふるさとの風景造り」に関する活動をしている。

「リリオの会」
 1998年5月設立。尾張野に遊びながら生活と環境のかかわりを考える。
 万博への提言、メダカ保護活動、ビオトープのプランニング、NPOの立ち上げの支援など行政、企業への提言、支援もする。
 ゲストティーチャーとして大口西小の子どもたちにカブト虫の話をしに出掛けたり、大口北小では5年生の子どもたちと一緒にプールからヤゴの救出作戦も。12月2日には布袋小へメダカの話をしに出掛けた。夢キャンのことはホームページで知り当初から活動に参加している。
 (問)リリオの会事務局 FAX 0587-66-0003  http://www.pat.hi-ho.ne.jp/imaeda-q 

※ あいち☆住まい○まちづくり 情報広場 http://www.smile-aichi.or.jp/ 
    まちづくり基礎講座,町づくりとその事例など。
 愛知県内各地の町づくりの実例が紹介されています。

まちづくり便利リンク集 http://www.spacia.co.jp/Rink/machi-rink.htm
リンク数が多く何かが見つかる
 
  Toshi-shiの住まい・まちBOX http://member.nifty.ne.jp/toshishi/ 
    愛知県のまちづくりに関する総合サイト。

● 教育関係情報
(1)愛知県が環境学習のホームページ新設へ
 愛知県内の小中学生たちが身近な自然観察記録や環境学習活動などを報告し合うホームページ(HP)「こどもたちあつまれ!(仮称)」が環境月間の6月、県環境部のHP内に新設される。
 対象は、小中学校のクラブ、学級や、子ども会、友達同士のグループ、環境庁(現環境省)が全国各地に設置した「こどもエコクラブ」などで、初年度の募集テーマは「セミのぬけがら」「ドングリ」「水生生物」。いつ、どこで、どんな観察ができたか、また、どんなことを感じたかを、グループの紹介とともに報告してもらい、HPに掲載する。
 来月下旬からHPへの参加登録グループの募集を開始する。県環境政策課は「教育行政と環境行政の懸け橋となるよう、環境教育の交流の場に育てていきたい」と話している。
【愛知県環境部のホームページ】
http://www.pref.aichi.jp/kankyo/

(2)アダプト・プログラム
先日の新聞に仙台市青葉通り(駅西口正面のメインストリート)でアダプト・プログラムによる活動が始まったことが掲載されていました。「環境問題」→「まちづくり」に取り組むにあたり住民が如何に公共事業に取り組めるかを考えるのに参考になる知識かと思いますので少し紹介しておきます。

 アダプト・プログラムとは、市民団体、ボランティア等が「みち」や「公園」など公的場所の里親になってゴミ回収や植栽管理等を行う活動を推進していく制度のことで、日本では1998年頃から取り組みが始まった比較的新しい制度です。

 清掃等のボランティア活動は今までも行われてきていると思いますが、アダプト・プログラムの場合、これが行政からの依頼という形で一定期間依頼した団体に管理を任せるというところに違いがあります。また清掃用具等の貸し出しがあるなど行政側の協力が得られやすい所にも違いが見られます。現在では全国30箇所あまりの場所で取り組まれているようですが、まだまだ各都市の主要な「通り」や「公園」に限られています。これを各地区レベルにまで行き渡らせ「我が町を我が手で」を実現させるには、行政サイドの取り組みはもちろん、住民サイドの理解と協力が不可欠になってくるでしょう。

 近年においては公的空間の整備・管理は行政の仕事という時代から、自らの地域を自らの手で計画し管理していくというような地域住民主体の時代に既に移りつつありますが、現段階ではこの事は行政サイドの独りよがりで住民にあまり理解されていないような気がします。公共事業のアカウンタビリティ、地域住民による合意形成手法の模索、パートナーシップ制度等、様々な形で行政サイドが歩み寄りを始めています。

 現在ではまだ管理費を直接提供するケースは少ないようですが、住民管理型の地域が増えてくれば、行政でそれぞれの取り組みまで管理することは困難になることが考えられますし、そうなれば近い将来行政が管理費を提供し、住民が計画・管理するというケースも考えられます。(管理費といっても微々たるものでしょうけれども)
そうなったときには地域住民である私達はボランティアという感覚ではなく、我が家の庭ぐらいの意識で取り組んでいくことが望まれます。もちろんその時にはそれ相応の知識が必要になりますが・・・

アダプト・プログラム関連サイト
(社)食品容器環境美化協会 http://www.kankyobika.or.jp/index.html 
  アダプトプログラムの概要と現在導入箇所を詳しく知ることができます。まずここ!

徳島県神山町 http://www.apex.co.jp/~apex/kamiyama/adopt/index.htm 
  全国で初めて当制度を導入した「クリーンアップ神山」を紹介しています。

吉野川交流推進会議 http://www.yoshinogawa.org/adopt/index.htm 
  吉野川の河川敷を対象に取り組んでいます。

福岡市街なみ清掃美化活動 http://www.coara.or.jp/~fcanbin/index3.html 
  福岡市博多区美野島をモデル地区とした地域美化活動です。

大阪市版アダプトプログラム http://www.city.osaka.jp/html/machi/sesaku/kanji/adopt/02.html 
  ターミナルや繁華街などポイ捨てが多い場所を対象に、平成12年10月から「アダプト制度」を導入しました

善通寺市アダプションプログラム  http://www.city.zentsuji.kagawa.jp/shimin/kankyou/adop/main.html

(3)民間出身校長たちの新学期(東京)(4/30)  よみうり教育メールより
別紙で紹介しました。

(4)小学校敷地内に高齢者施設設け児童と交流へ(福岡)
 古賀市久保の古賀東小学校(山下秀和校長、424人)の敷地内に今春、高齢者と児
童の交流施設「えんがわくらぶ」が完成した。高齢者が培った知識や経験を学校教育に
も生かして欲しいとの狙いで、連休明けからは、子供たちと一緒に畑仕事を行うなど、
交流も本格化する。
《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/05/20010506wm01.htm     

(5)香川県歴史博物館が小中学生見学ワークシート作成(香川)
 香川県歴史博物館(高松市玉藻町)が、校外学習で訪れる小・中学生向けに、楽しみ
ながら展示内容に理解を深められるワークシートを作り、好評だ。
 見学の子供たちや教師から「何をどのように見ればいいのか分からず、手がかりにな
る案内がほしい」との声があり、学芸員3人と県内の小・中学校教師5人が協力して作
成した。
《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/08/20010506wm02.htm 

● 
募集コーナー!
(1)交流校 富山市立東部小 「町づくり」
 今年度総合的な学習で「21世紀,わたしたちの手で笑顔が輝く町へ」
というテーマのもと「町づくり」を考えた単元を構想しています。
 同じようなテーマで学習展開を考えておられる学校がありましたら、手紙やビデオ
メール、メール、掲示板、TV会議、ホームページなどで交流しませんか。
(國香真紀子@富山市立東部小 6年担任)
詳細問い合わせ、申し込みは mailto:kmakiko@yu.incl.ne.jp

(2)交流校 福岡県福岡私立玄界小 「バケツ稲」プロジェクト
 JAのバケツ稲を利用して、WEBを使い、稲の成長と稲の文化に関する共同研究。
 バケツ稲プロジェクトに参加していただける先生、生徒募集中。
 http://www.ann.hi-ho.ne.jp/munehiro/ 

(3)交流校 埼玉県所沢市立荒幡小 「城跡ネット」2001年度版
各地域にある「城跡」を研究対象として、同じような「城跡」のある地域の子どもたちと情報交換しながら学習を進めていく「城跡ネット2001」。掲示板、ML、リンク集などでサポート。
【学習題材例】城跡の歴史・城跡にある算数数学(城壁の長さ、その構造など)・城跡に生きる動植物・城跡の保護と環境問題・城跡の絵ほか
【申し込み、問い合せ】 mailto:yhousako@mac.com
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/1151/
http://homepage.mac.com/yhousako/education.html

● ポートフォリオ公開講座のお知らせ
 ポートフォリオとは、総合的な学習の評価法として注目されています。が、実は、学習法でもあるのです。福井大学では、次の1つの公開講座(講師:安藤輝次)を5月〜7月にかけて実施します。
参加ご希望の方は、福井大学 大学開放企画室大学開放係  (〒910-8507 福井市文京3−9−1 Tel.0776−27−8060(直通))までご連絡下さい。
また、今回のポートフォリオ講座に関するご質問やご要望等があれば、金牧健朗(E-mail: tknet@d7.dion.ne.jp )までお願いします!昨年度は、関東や愛知からの参加もありました。なお、◎ポートフォリオの考え方や初級・中級・上級レベルの概要は、安藤研究室のホームページ(http://edu00.f-edu.fukui-u.ac.jp/~andou/portfolio/index1.htm)で紹介してます。

★【ポートフォリオで評価観と学習観を変える】:ポートフォリオ初心者向けの1日公開講座
対象者:○総合的な学習をやり始めたが、うまくいかない:ポートフォリオを使えば、総合的な学習の「ねらい」に示すように、子どもが自ら問題を発見し、自ら追究するようになります。1学期の総合、今からも何とか間に合います!
○もっと子どもの自学を促したい:教科学習でも、子どもの現在の学びを踏まえながら、次の学びを展望することができます。
○話は知っているが、やってみる自信がない:「ポートフォリオの話は分かったつもりだが、やってみると、うまく出来ない!」そんな声を受けてワークショップ形式で、実際にポートフォリオを創っていただきながら、ポートフォリオの基本を体得し、自らの評価観や学習観を変えるきっかけにしていただくことをねらっています。
【実施日】平成13年5月20日(日曜日)午前10時から午後4時まで(計5時間)
【場 所】福井大学教育地域科学部(1号館15講義室)
【講 師】福井大学教育地域科学部教授 安藤輝次
【講習料】4,500円(ワークショップの材料費を含む)
【申込〆切】平成13年5月17日(木)*先着順受付(定員に達し次第締め切り)

★【ポートフォリオで総合や教科の授業を創る】:ポートフォリオ経験者向けの1日公開講座
対象者:
○ポートフォリオ初心者向けワークショップを受けたが:実は、これはまだポートフォリオ初級の段階。中級から上級を目指さなければ、ポートフォリオの潜在力を汲み尽くすことはできません。
○ポートフォリオをやってみてはいるが:外国の紹介や学習ファイルのレベルに留まっていたものを実践してみても、ほとんど効果がありません。本講座では、実際に学校でやってみてその結果を理論化したものを紹介します。
○評価規準や基準表や評定の仕方が分からない:昨年末の教育課程審議会答申で焦眉の的となっているのが評価規準であり、評価基準表です。さらに、評定法までカバーして万全の対策を。
【実施日】平成13年6月9日(土)午前10時から午後5時まで(6時間)
     平成13年7月7日(土)午後1時から5時まで(4時間)  計10時間
【場 所】福井大学教育地域科学部(1号館15講義室)
【講 師】福井大学教育地域科学部教授 安藤輝次
【講習料】5,500円(ワークショップの材料費を含む)
【申込〆切】平成13年6月7日(木)*先着順受付(定員に達し次第締め切り)
*資料等は、当日配布します。なお、両講座ともポートフォリオ実践家を交えた時間
を含みます。
*参考図書 安藤輝次『ポートフォリオで総合的な学習を創る』図書文化社、2001年。
   加藤幸次・安藤輝次『総合学習のためのポートフォリオ評価』黎明書房、1999年。

● ビデオ紹介
(1)「愛知その魅力」(The Fascination of Aichi,愛知的無限魅力)1997年度作品19分
   長い伝統の上に培われた産業と文化!将来を展望したさまざまなプロジェクト!
   21世紀に向けて一大交流拠点の形成をめざす愛知県の姿をご紹介します。
企画 愛知県 
 愛知県では貸し出しをしています 愛知県広報部 052-961-2111

(2)「THE GOJO RIVER(五条川物語)」32分英語版 企画 大口町 中日映画社
   大南小の伸吾君が、サッカーを通して成長していく物語をネタにして、大口町の紹介をしている。丹下先生や新田先生も登場する。

● 世界は日本をどう見ているか! 世界の論調
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◆小泉氏に希望託す日本(米紙「クリスチャン・サイエンス・モニター」)

 日本を学ぶ者にとっての第1課−そして政治ジョーク−は、自由民主党が自由でも、民主でも、党でもない、ということだった。少なくとも、裏取引で首相を選んできた保守派閥連合が一般党員に総裁選投票を認めるまでは、そうだった。そして、驚いたことに、小泉純一郎という名のリベラル改革派が勝ったのだ。
 自民党と日本のデフレ経済改革についての小泉氏の異例の率直さにもかかわらず、同氏は日本ウオッチャーへの第2課(これはジョークではない)に直面する−日本が自民党政治家、官僚、財界の互いに魚心あれば水心の「鉄の三角形」によって経営されてきた、ということだ。この制度が世界第2の経済を生んだのは事実だが、「失われた10年」の結果、この三角形はひび割れしている。
 コンセンサス型政治の産物である小泉氏は、経済を構造改革し、多数の企業利害の保護をやめるのに日本が必要としている大胆な指導者ではないかもしれない。
 日本人に人気のある同氏の1匹オオカミ的手法は、不必要な産業を「創造的に破壊」して失業を生み出すことに全く反対の、自民党に残存する手に負えない派閥指導者らに挑戦されよう。最近の2人の自民党改革者−小沢一郎、細川護煕両氏−は日本政治の変革に手を貸したが、すぐにわきに押しやられてしまった。実際、日本は12年間で10人の首相を持った。
 小泉氏が内閣結成と官僚制度変革推進とを試みる際に役に立つのは、草の根の自民党員によって選ばれたことからくる政治的な力である。日本では世論は必ずしも支配しないが、この少量の民主主義が小泉氏の処方せんより物を言うことになる。
 日本経済の新しい開放性にもかかわらず、改革は半分成就しただけである。そして、日本の金融機関がG7最大の債務負担の下で内部爆発しかねない危険性は依然として高い。4月の桜の開花のように、小泉氏は日本が以前の力を取り戻すことができるという希望を象徴している。(4月25日)
●その他… http://www.worldtimes.co.jp/rontyou/sr/main.html 

☆ 天野先生
古知野中学校 ソーシャルムーブメントプラン

福祉
財政

個人と社会生活
「かぞくの中のお年より、そしてわたし」(現代社会の私たちの生活−個人と社会生活−)
1 自分とおじいさん・おばあさんとのかかわりを振り返ろう
家族の中でおじいさん・おばあさんとはどんな存在か?
2 病気がちなお年より、しして介護する家族の心情を考えてみよう

在宅看護、施設看護のどちらがよいか
3 お年寄りと介護者の願いを比較・分析しよう

4 高齢者の介護の在り方を考えよう
  介護経験者、老人ホーム職員、社会福祉士

5 高齢者と家族、そして「わたし」の結びつきを見つめよう
 
☆ 川井先生より,ポートフォリオを作ってみよう を報告していただきました。




☆ 岩井先生から,修学旅行だよりを紹介していただきました。基本的には京都で班別自由行動を行うのですが,テーマに「ふれあい」をおき,京都の人々とふれあうことねらっています。

 奥村先生よ,ことばの教室だより 第3号を紹介していただきました。
 「ことのは」では,耳の重要性を説明しています。
 言葉は,聞いて覚えるのが基本で,いわば,耳が言葉を育てるのです。

本の紹介をしていただきました。
IT講習会のテキスト「はじめよう!パソコンとインターネット」 』日本教育工学振興会 
『総合&社会科問題解決学習テキスト』 社会科教育2001年5月別冊 \1,230 明治図書
地球にやさしい工作集』  大蔵省印刷局 \1,000

☆ 石原先生
 やってみてわかる 
踏み込んだ授業けっこう

考える  何を考えさせる

修学旅行

● 劇団ひまわりによる“コルチャック先生”について紹介していただきました。
 チラシには、次のようにあります。

 ヤヌシュ・コルチャックはユダヤ人であり、ポーランド人でした。ポーランド軍の将校で、医師・教師・作家でもあり、広い分野で新しい教育システムを提起した人物です。コルチャック先生の残した業績と歴史的事実を、現在の多くの日本人に伝えていけたらと願っています。

大切なことは、子どもたちの未来だ。

第二次世界大戦中のナチス侵攻下にあったポーランドの首都・ワルシャワ。文学者であり医者でもあるヤヌシュ・コルチャックは、ユダヤ人の孤児院「みなしごの家」の院長であり200人の子どもたちと共に生きていた。やがてナチスの迫害が増すと共に、ユダヤ人特別居住区ゲットーでの生活を余儀なくさせる。そこでの暮らしは飢えと寒さとの戦いだった。コルチャックは生きるために懸命に寄付集めに奔走する。しかしユダヤ人を殺すためだけにつくられた絶滅収容所トレブリンカへの移送命令が下された。

劇団ひまわり      http://www.himawari.net/
コルチャック資料館 http://www.join-am.ne.jp/~jkmc/jkmc_shiryo.html 

コルチャック関係図書


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教科で確かな学力を付けるのが大切
● 通知表の研究
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  どうするか


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