第158回 社楽の会報告    第157回へ   第159回へ
                                           報告者  土 井
2001年11月1日(木)布袋北学供にて,第158回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口町教委)、高橋先生(木東小)、奥村先生(江南市ことばの教室)、勝村先生(犬山中)、尾関先生(江南北中),岩井先生(大北小),坪内先生(犬北小),池邑さんの8名でした。

☆ 土井が今回紹介したものの目次です。番号をクリックしてください。

 平成13年度地方公務員韓国派遣研修 参加報告
 木曽川町立黒田小学校研究発表会 魚住先生(愛知教育大学)の指導講評
 Web集
 田中先生インタビュー
 MM紹介 
 教育関連情報
 電子メールを授業にどう活用するか?

  平成13年度地方公務員韓国派遣研修 参加報告
 
http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/kankoku/index.htm
すでに,報告はアップしてありますのご覧下さい。
本日,大口町国際シンポで発表した内容の概略をお知らせします。


 木曽川町立黒田小学校研究発表会 魚住先生(愛知教育大学)の指導講評 土井の記
  内容はここ
  例によって,聞き間違い等もありますので,文責は土井にあります。
 
 Web集
(1)平成14年度用「年間指導計画作成資料」 東京書籍
 ・小学校(Windows版)
 http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/information/200108/14karizen-1.htm
 ・中学校(Windows版)
 http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/information/200108/14karizen-2.htm
 ・小・中学校(Mac版)
 http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/information/200108/14karizen-m.htm

(2)牛肉は食べていいの?「狂牛病」特集
 狂牛病ってなんだろう?(子供向け) http://www.so-net.ne.jp/kagaku/news/kyogyu_main.html
 食べても大丈夫なの 狂牛病Q&A(子供向け) http://www.asahi.com/edu/nie/syasin/kiji62.html
 狂牛病に関するホームページ(東京都衛生局) http://www.eisei.metro.tokyo.jp/list/bse.html
 「狂牛病」を正しく知るサイト http://netnavi.nikkeibp.co.jp/shunlink/shunlink54.shtml

(3)地球調査隊ホームページ【国際協力事業団】
   http://www.jica.go.jp/kids/top.html

 毎回世界中のさまざまな問題を紹介し,私たちに何ができるのかをみなさんといっしょに考えていく

(4)
Windows.FAQ (winfaq) - ウィンドウズ トラブルシュート
http://homepage2.nifty.com/winfaq/ 困ったときに便利

(5)元寇サイト特集
 大河ドラマ「北条時宗」でも扱われている「元寇」。奇しくも弘安の役の戦場で,元の軍船の部材や武器等の遺物が出土した。この戦いに元が送ったのは船4,400隻,兵隊14万人であったとか。

☆蒙古襲来
 http://ikr031.i-kyushu.or.jp/jd/html/jd03sou04.html
 福岡市博物館の「宋・元と博多」に関するサイトの一部。詳細でわかりやすい。

☆鎌倉時代の勉強をしよう
 http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/kyouken/kamakura/
 元寇の流れが小学生にもわかるように解説されている。その他鎌倉時代の話も。

☆元寇
 http://db.gakken.co.jp/jiten/ka/124400.htm
 学研による小学中高学年,中学生向けの元寇に関する解説。

☆壱岐島の元寇
 http://homepage1.nifty.com/HAKUSEN/genko/genko.htm
 壱岐在住の人が各種文献を参考に記した元寇の詳細。現地の写真も豊富。

☆チン問・ナン問
 http://www.mix-net.co.jp/itmall/read/erm/quiz/9910/toi_5.html
 元寇に関する雑学的クイズが楽しめる。

☆元寇史料館
 http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0008/museum/14/14.html
 モンゴル型の鎧等,元寇関係史料を集めた福岡県庁の南にある史料館の紹介。

(6)広島大学附属図書館所蔵 教科書コレクション
http://cross.lib.hiroshima-u.ac.jp/
江戸時代の寺子屋で使用されたものから昭和25年までの教科書約5600点を画像化して収録。

(7)現代教育新聞社オンライン知能指数判定テスト
http://www.gks.co.jp/t1/index/ こっそりやってみますか?

(8)(財)日本野鳥の会 超入門インターネット図鑑
http://eco.goo.ne.jp/click/0110_6.html 
「鳥をみたけれど,名前がわからない」,そんなときはこのサイト。身近な鳥が登録されている図鑑です。鳥の暮らす環境,大きさ,種名などから検索することができ,さらに地鳴きやさえずりの声もボタンひとつで聞くことが出来ます。

 田中先生インタビュー  
 去る19日,尾教研視聴覚部会発表会(県発表)で,田中博之先生の講演がありました。韓国の帰りから直接会場へ向かい,講演終了後,田中先生に直接質問してきました。
 内容は,東京で聞いた話の確認です。
     

 MM紹介 
 東書メール14号の詳細ページ
 
http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/enetap/tenmail/ten-mail014.htm 
−東書メールもくじ−
(1)今月の教育情報(ここ1ヶ月の教育新聞・日本教育新聞から)
(2)新しい資料・教材・教具(「資料室」新着情報)
(3)研究会・展示会・イベント・公開講座のお知らせ
(4)教科書リンク集アップデート情報
(5)特色ある学校紹介
(6)授業実践の紹介(「私の研究・教科の窓」から)
(7)教育に関する新刊書から
(8)教育IT関連レポート
(9)東書Eネット 今月のアクセスランキング

 教育関連情報
(1)学校主任の限界と主幹制の提案(東京都)
 都教委はこのほど,主任制度に関する中間のまとめを公表した。中間まとめでは,現状の主任制の問題点を指摘,円滑な学校運営を図るための新たな主幹の設置を提案している。

参照:「主任制度に関する中間のまとめ」について【東京都】
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/PRESS/pr011025sh.htm 

(2)ビギナーのための学習障害掲載(三重県)
 県教委はこのほど,学習困難,学習障害(LD),注意欠陥/多動性障害(ADHD),高機能広汎性発達障害(高機能PDD:高機能自閉症・アスペルガー障害),発達性協調運動障害(DCD)など,軽度発達障害などの対応方法を掲載した。これは,独立行政法人『国立特殊教育総合研究所』で作成されたハンドブックを再掲したもので,通常学級編と特殊学級編に分かれている。
参照:(LD)ハンドブック (1)
 〜通常の学級を担当する教師のために〜 【三重県】
http://www.pref.mie.jp/GAKOKYO/kurashi/2001100286.htm 

参照:ビギナーのための学習障害(LD)ハンドブック (2)
 〜特殊学級を担当する教師のために〜 【三重県】
http://www.pref.mie.jp/GAKOKYO/kurashi/2001100287.htm 

(3)EduMail)))………………………………………………………………………………………
 無線LANで校内どこでもパソコンが使える
………………………………………………………………………………………(((Feature
 「学校で,いつでもどこでもパソコンが使えます」。千葉県船橋市は市立小学校10校のパソコンを無線のLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)で結ぶシステムをこのほど県内で初めて採用した。配線を気にせずパソコンを移動でき,グループ学習や学校間でのテレビ会議にも役立つという。05年度までに市内すべての市立小,中,高校計82校に導入する。

 有線でのLAN整備は県内24の小中学校が進めているが,配線の関係で特定の教室でしか活用できないのが難点。そこで同市は無線LANシステムを検討していた。今回導入されたのは,若松,柴山西,七林など10校。予算3700万円で,普通教室それぞれに1台と特別教室に6台のノート型パソコンを配備,インターネットなど外部へのアクセス回線も増設した


 電子メールを授業にどう活用するか?
■「私の情報教育実践大全集」(2)
   豊田充崇(和歌山県 美里中学校)
出典 『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)第286号(10/25)を見てください。
 ◎バックナンバーURL
http://bn.lib2.com/backnumber/frame.cgi?id=0000027395

新川小学校 HP
 総合学習の評価の話

☆ 勝村先生より,社会科の評価についてのお話がありました。犬山中学校では,すべての教科について、授業改善と評価について考えています。各単元ごとに,目標を明確にし,観点別評価規準,観点の比重,評価方法を定めようとしています。さらに,
授業のイメージができていないと評価ができないため,授業の大まかな流れとワークシートを含めて作ってしまおうという計画です。
 現実にはたいへんな仕事でが,とにかくやってみようと言う構えが良いと思いました。

 指導要録が絶対評価になるために,愛知県稲沢市では,通知表を作るための評価規準を作っています。 教科によっては難しく,さらに,選択教科はもっと難しいと思われます。これから,多方面の情報を集めつつ,検討をしなければなりません。

☆ 岩井先生より 6年学年通信 夢 bW について紹介していただきました。
 今回のメインは,なんといっても種村エイ子さんの授業です。この大口北小学校が 103校目 だそうです。
愛知ホスピス研究会6名の人も,参観にみえていたそうです。
 この様子は 北小HPから 見ることができます。どうぞご覧下さい。

● 次に,秋の遠足の様子を紹介していただきました。
安土城址の天主コース,勾玉コース \300 に別れての活動です。
    
● 最後に,英語劇 三匹の子豚 にチャレンジの様子を紹介していただきました。
  劇を通して英語の楽しさを味わい,自己表現力を高めるが目的です。

☆ 坪内先生から,犬山北小学校6年生白帝ワークの報告がありました。
 春の犬山分散学習に続いて,秋には,11月8日に近隣分散学習を行います。4月以来,犬山の昔と今を調べてきた子どもたちは,近隣の5つの市町に分散し,犬山と比較しながら見学します。
 岩倉市には6チーム,江南市には8チーム,扶桑町には6チーム,各務原市には7チーム,可児市に8チーム,計35チーム出かけます。驚いたことに,各チームは2〜3名で,中学生より少ない単位で出かけていきます。個々の責任は重く,充実した活動になりそうです。
 結果発表が楽しみです。

☆ 尾関先生より, ASAHIビールの工場見学 の報告がありました。試飲飲み放題は嬉しいのですが, 工場見学ご来場記念トランプがおもしろいと思いました。
 アサヒビール工場見学案内 http://www.asahibeer.co.jp/company/brej.htm  

● 次に,岩波平和ミュージアムCD-ROM 岩波書店 \9500 を紹介していただきました。
 平和教育には強い味方です。

● けん太郎君 東京都版 見学ガイド CD-ROM 浜島書店  便利になってきました。

●  公立高校入試問題+有名国立市立23校 平成13年度 有朋出版協会
  Manavi というのもあります。

● ママと子どもがハマるお料理手品 村上祥子 \1,000 講談社
  食育をテーマに活躍されている村上祥子さんのHP http://www.murakami-s.com/a1/shokuiku/

☆ 高橋先生より,現職教育通信「東風」bP4を紹介していただきました。
 10月27日に信濃教育会館で行われた信濃教育会教育研究所 主催 公開研究会の参加報告です。
 所長である稲垣忠彦先生(東京大学名誉教授 帝京大学教授・授業方法史 授業研究)自身が大学で行った講義のビデオによる事例研究でした。  教材は「二人の山師」(城 侑 作 詩集『泥棒』より)
 実際に二人組になりこの詩を朗読したところ,どの組も接近して立っており,緊迫感がないのではと言う高橋先生の意見でした。もっともで,山師どうし,しかも片や泥棒です。威圧的に相手をなじるのが自然な姿でしょう。
 稲垣先生へ尋ねたら,そういうこと(言葉を追究する)をすると,子どもが詩を嫌いになってしまうと言われたそうです。このあたりは,議論の価値があるところです。
 
● 次に,学校訪問の指導案を紹介していただきました。
 冒頭に,個人の研究テーマが書かれています。高橋先生は,“対話力を育てる『伝えること』『話し合うこと』の指導”です。
内容は,「私たちは温暖化を止めることができない」というテーマに対するディベートです。
 最近,「体験」を重視するあまり,活動に終始する授業がたいへん多いのですが,「伝える」「話し合う」授業はとても新鮮に感じます。これらは,最も大切な基礎・基本のひとつだと思います。

● 最後が,木曽川東小学校5年生の名古屋市内分散学習班別行動行程一覧表を紹介していただきました。
 17の班に分かれて,駅の集合から班別に行動します。ポイントらしきものは昼食場所の白川公演だけで,あとは児童だけで行動し,教師は状況を観察するというものです。これが,6年生での京都班別行動で生きてきます。

 奥村先生より,ことばの教室だより 第20号〜22号を紹介していただきました。
 ことのは「言葉に対する感度を高める」は読みごたえがありました。
 
 「子どもとつながるためには,共感的態度をもって,子どもと接することが必要です。そしてその共感的態度の表れが,表情であり,しぐさであり,言葉なのです。」 『ことばをはぐくむ』(中川信子)ぶどう社 より 
  わかりやすい実例で示されていました。

● ほけんだより10月号を紹介していただきました。
 9月の学校保健委員会は,心理カウンセラーの矢野ゆき先生を招き,「セルフディフェンス」について,6年生,保護者,教員がともに勉強しました。セルフディフェンスについては,これまでにも登場していますが,防犯メーカーの言葉が一人歩きしているような気がします。
 ここでは,心理学の立場で「危険を感じたとき,自分で自分の心と体を守る」という観点で話がありました。

 私たちには自分を守る権利がある。
 自分の心と体を守るためには,3つの方法がある。 1 言葉,2 態度,3 技  
 言葉でことわるためのポイントは,話し合いをしないこと。
 
☆ 池邑さんから,資料を3点いただきました。
  「生きる力を育む 新しい社会科学習の方向」(東京書籍)
  中学校社会科用の資料で,
掲載論文は次のものです。

 「基礎・基本をふまえ自ら学ぶ社会科」岩田一彦
 「社会科地理授業改革のための基本的視点」服部一秀
 「生きて働く確かな学力の育成を目指した授業」塚本秀樹
 「「歴史学習観」をどう変えるか」吉川幸男
 「キーワード「学び方や調べ方」「多面的・多角的な見方」「わが国の歴史に対する理解と愛情」を具現化する授業」松島孝司 
 「「生きる力」の育成と公民学習の課題」森茂岳雄
 「公民の経済単元における授業実践」鈴木克彦

2 「都道府県に関する意識調査」東京書籍
 各都道府県の中学生100人に,他の都道府県について知っていることを聞いてまとめたものです。
  
3 「ニューサポート 中学社会/地図」bP2  
 掲載論文は  
  「遺跡と向き合う−水城と金田城−」
坂上康俊
  「生徒の総合的な知識を具体化する略図の工夫」矢野忠秋

      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp