第157回 社楽の会報告    第156回へ   第158回へ
                                           報告者  土 井
2001年10月2日(火)布袋北学供にて,第157回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口町教委)、高橋先生(木東小)、奥村先生(江南市ことばの教室)、勝村先生(犬山中)、天野先生(古知野中)の5名でした。

☆ 土井が今回紹介したものの目次です。番号をクリックしてください。

 学習環境総合展&セミナー参加報告書
 打瀬小学校・打瀬中学校・海浜打瀬小学校視察報告
 日本社会科教育学会第51回全国研究大会参加報告   
 岡崎市立矢作西小学校研究発表会参加報告
 平成13年度情報教育対応全国教員研修セミナー(岐阜会場)参加報告 
 人とのかかわりを学ぶ「レクリエーション指導」の授業
 4年生社会 静岡県の学習アイディア
 Web紹介
 教育情報
10 <授業のわざ>発問がわからない子どもへとりくむ
11 男女混合名簿資料
12 米に関する学習メールマガジン創刊(新潟県)
13 研究会紹介

  学習環境総合展&セミナー参加報告書
 
これからの学校のあり方を占うセミナー&展示会に参加してきました。田中博之先生の大胆な予測など,興味深い講義もありました。ここに詳述します。
 

 打瀬小学校・打瀬中学校・海浜打瀬小学校視察報告
    
21世紀型の学校として有名な打瀬小学校,教科センター方式の打瀬中学校,打瀬小学校の進化型・海浜打瀬小学校の視察報告です。   ここに紹介。 

 日本社会科教育学会第51回全国研究大会参加報告
 
 9月22日,23日に上越教育大学で行われた学会の23日分の参加報告です。さすがにレベルの高い提案が続きます。
    今回は,子どもたちは「死」から隔離されている 
                 村井淳志(金沢大学教育学部)
    社会科と総合学習における教師の実践力
                 鳴門教育大学 西村公孝
    問題解決力を育てる社会科授業の実践的研究〜学習スキルの獲得に着目して〜
                 新潟県新津市立結小学校(新潟大学大学院)立川徹也
    この3点を中心に紹介しました。

 岡崎市立矢作西小学校研究発表会参加報告
   28日には,岡崎市立矢作西小学校へ行って来ました。かつて環境緑化コンクール日本一となり,その後継続して環境学習に取り組んできた学校です。有田和正先生をして,「おそらく日本で一番環境教育をがんばっていると思う」と言わせた学校です。
    中庭の17種類の果樹園はうらやましい環境です。詳細はここに載せました。
     

 平成13年度情報教育対応全国教員研修セミナー(岐阜会場)参加報告
  
さらに29日は岐阜大学教育学部付属小中学校へ行って来ました。日本一IT化が進んでいる学校です。附属ですが,入試はすべて抽選です。
    ペーパーレスの職員室,明日の持ち物等は係がWebに載せ生徒は家で見る,学級通信も毎日メール,朝の打ち合わせなし,会議も教員間のMLで事前に練られるのでほとんどなし,
   生徒の良いところ探し,連絡放送なし(連絡はすべて電子掲示板),出席簿もなし,Web教材,などなど
    授業中には生徒が1人でパソコンに向かうことはほとんどなし。パソコンはあくまでもコミュニケーションツールで,数人で取り囲んでいます。(1人でできることは家でやると言う方針)こうするとずいぶん時間に余裕が生まれ,その浮いた時間はコミュニケーションに使われています。
“協”の理念が徹底しているところなど,1つの理想を見ました。
詳しくはここ

 勤労者ボランティアセンター例会参加報告
 
9月21日西新宿の明宝ビルで行われた,勤ボラセンター例会の参加報告を口頭でしました。
   http://e-vc.cab.infoweb.ne.jp/index.html  より設立の趣旨をコピーします。
労働時間の短縮が進み自由時間が増えることにより、勤労者のライフスタイルは今までの職場を中心としたものから、職場、家庭、地域社会などの間でバランスのとれたものに変化することが期待されています。
ボランティア活動は、自由時間の有効な活用の一つとして注目され、近年、勤労者のボランティア活動も広がりつつあります。
 「生活大国五か年計画」の中でも「勤労者が企業から自由な立場でボランティア活動等を行えるよう、休暇、資金等での支援策が期待される」とうたわれています。
 勤労者がボランティア活動を行うことにより、日常の職場生活では触れることの少ない社会に視野を広げることや、地域社会とのつながりを築くことが可能となり、勤労者生活をより充実させることができるものと思われます。
 このような観点から開設された「勤労者ボランティアセンター」は、勤労者が行うボランティア活動に対する企業の理解を求め、さらに、企業の各種の支援(ボランティア休暇・休職制度の導入など)を促進するとともに、勤労者の方々に対してボランティア活動に関する情報を提供すること等により、勤労者がボランティア活動に参加できるような環境づくりを行うこととしています。

 書籍紹介

     『総合&社会科の問題解決学習テキスト』後藤 博(明治図書)
    『総合的な学習で育てる実践スキル』田中博之(明治図書)
    『3日でわかる聖書』中村芳子(ダイヤモンド社)

 Web紹介

(1)世界地図を作ろう
  調べたい国の基本的なデータがわかったり、自分なりの世界地図を作るた
 めのソフトウエアをダウンロードすることができる。
http://homepage1.nifty.com/ptolemy/ 

(2)中学入試の世界地図
  神戸女学院の「世界地図」の問題を徹底精選した問題集を掲載している。
 地理の知識に自信のある人は是非挑戦してみては?
  http://www.geocities.co.jp/SilkRoad/9038/ 

(3)神奈川県立教育センター http://www.edu-ctr.pref.kanagawa.jp/
:教職員のための情報モラル
http://www.edu-ctr.pref.kanagawa.jp/1annai/2sosiki/3jouhou/hmoraru.html
個人情報、著作権、有害情報などの「情報モラル」に関するハンドブック。

(4)総務省統計局 http://www.stat.go.jp/
:IT関連統計資料集
http://www.stat.go.jp/data/it/index.htm 

 教育情報
(1)総合的な学習の時間ガイドライン作成(新潟県)

 県教委はこのほど、総合的な学習の時間のガイドライン(小・中学校編)」
を作成した。ガイドラインでは、活動の目標として明確に設定、課題追究活
動を展開、記録を具体的な資料として蓄積、具体的に評価、人的・物的支援
体制を用意、の5つを示している。

参照:総合的な学習の時間のガイドライン(小・中学校編)」を作成
【新潟県】
http://www.pref.niigata.jp/gimukyo/sougou_gaidorainn.htm

(2)文部科学省 http://www.mext.go.jp/
:学校における情報教育の実態等に関する調査結果
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/13/09/010911.htm
コンピュータの設置状況、ネットへの接続状況、教員の活用状況など。ネット
への接続率は81.1%。

(3)◆狂牛病関連サイト
  各地で学校給食での牛肉の使用を控える動きが出ている。今回の狂牛病関
 連ニュースで、公表されているサイトを紹介する。
 ・厚生労働省 狂牛病等に関する厚生労働省の対応状況について
http://www.mhlw.go.jp/topics/0103/tp0308-1.html 
 ・厚生労働省 緊急狂牛病対策について(9月19日)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/0109/h0919-2.html 
 ・農林水産省 
  牛海綿状脳症(BSE)の疑似患畜発生に伴う緊急対策について
http://www.maff.go.jp/work/press010919-02.html 
 ・農林水産省
  牛海綿状脳症(狂牛病、BSE)関連情報
http://www.maff.go.jp/soshiki/seisan/eisei/bse/bse_top.htm 

(4)EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【人材】教育長に名古屋大講師の吉野茂雄さん 愛知・西春町
………………………………………………………………………………………((((((News

 教育長を東海地方から公募した愛知県西春町は、名古屋大学大学院講師(高分子物
理学)の吉野茂雄さん(53)に決定した、と発表した。教育長の公募は福島県三春
町、静岡県蒲原町に次いで全国3番目だが、科学者は初めて。

 吉野さんは立命館大理工学部卒。名大大学院で筋肉収縮メカニズムの研究に取り組
み、理化学研究所や文部省在外研究員として米マサチューセッツ工科大にも在籍した
理学博士。6月に応募した96人の中から選ばれた。

 吉野さんは記者会見で「子供が夢を持てるような教育改革をしたい。教育は書きモ
ノに偏っているが、体験学習することが必要」と抱負を述べた。公募の課題論文では
「生活科学館」の創設を提案したが、「子供たちが身近な生活に根ざしたものから科
学に触れる科学館を造りたい」と夢を語った。

(5)【国内】 各学校に権限移譲の方針
      民間からの校長登用やチャータースクール検討も(長野県)

 発足からまもなく1年、長野県田中県政の教育改革の方針が見えてきた。

 長野県政全体の今後の改革のあり方をまとめた「県政改革のビジョン」の検討案
が17日、明らかになった。「県は、県民の意欲が十分に発揮できる環境を整備す
るとともに、県民、NPO、企業等の公的活動を支えてい」くとし、行政主導では
なく県民とのパートナーシップにより公的なサービスを行うことなどが基本理念に
なっている。

 今後3年以内を目途に行う取り組みが示されているが、そのなかで、教育分野で
もいくつかの斬新な提言がなされている。

 県立学校の校長の裁量権を拡大することや学校評価制度の導入により、学校自身
が児童・生徒や地域の声を学校運営に反映させるとしている。
 また、校長や教員を外部からも登用し、学校の活性化をはかるという。
 教育の選択肢を多様化するため、アメリカのチャータースクールの考え方を踏ま
え、地域の実情にあった学校づくりの可能性も探るとしている。
 検討案は11月をめどに最終的にまとめられる予定。

10 <授業のわざ>発問がわからない子どもへとりくむ
                家本芳郎@全国教育文化研究所
  別紙で紹介しました。詳しくは家本さんのHP http://www07.u-page.so-net.ne.jp/pg7/iemoto/
 を見てください。

11
 男女混合名簿資料
 男女混合名簿に関するサイトから抜き出してみました。小・中学校では,すでに実施率が50%を超えています。最近では,未実施の地域で,議会で取り上げられているケースが多いようです。ここに紹介。  

12 米に関する学習メールマガジン創刊(新潟県)

 教職員らで組織する新潟県インターネット教育利用研究会(NICE)はこのほど、米に関する学習メールマガジン「米の国から」を創刊した。同メルマガは、子どもたちと先生の米作りに役立つ情報、Web「こめのくに」の動きや参加活動校の話題、総合、社会科、理科、家庭科、情報教育など教育活動のヒント、米を通しての食、自然やくらしを見つめるヒントなどを提供している。配信は、「まぐまぐ」から。
配信申し込みは、
http://www.mag2.com/m/0000076602.htm 
参照:NICE「こめのくに」
http://www.nice.or.jp/kome/ 


13 研究会紹介(土井が参加予定のもの)
 
(1)小牧市立小牧中学校  11月20日(火) テーマ 学校支援ボランティアとともに創る学校教育
― 支援授業を通して育てる「役立ち感は生きがい感」―
 
       詳細はhttp://www.k-komaki-j.ed.jp/ 

 (2)静岡大学教育学部附属浜松小学校 
平成13年10月22(月) 
      テーマ 夢をもち,自分を拓く子ども ー「夢をもち,自分を拓く」力をはぐくむカリキュラムの創造
        詳細は http://www.shizuoka-hamamatsu-e.ed.jp/ed2.htm

 (3)葉栗郡木曽川町立黒田小学校  平成13年10月26日(金)  http://www.kuroda-e.aichi-c.ed.jp/

 

    




      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp