第173回 社楽の会報告    第172回へ   増刊2号へ
                                           報告者  土 井
2002年7月18日(木)布袋北学供にて開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口町教委)、高橋先生(門弟山小)、奥村先生(江南市ことばの教室)、大島先生(犬東中)、尾関先生(江南北中)、斉木先生(江北中)、馬場先生(木曽川中),野呂先生(岩倉中)、野口先生(楽田小)、坪内先生(犬北小)、真島先生(古南小)、野沢先生(柏森小)、添田先生(宮田中)、池邑さんの14名でした。

☆ 土井より、今回紹介したものの目次です。番号をクリックしてください。

  2002ファミリーフェスタ
 伊能忠敬を学習する意味             
 Webページ紹介                                
 教育関連情報                                  
 ADHD理解度チェック!                     
  MM紹介
 【ワールド・ウォッチ】トルコ トルコの教育制度とアンカラ日本人学校

 2002ファミリーフェスタ

土井が担当するイベントです。イベントの運営のノウハウを公開!

 伊能忠敬を学習する意味

思いつきで書き並べてみます。
−−− 伊能忠敬(1745-1818):50歳から学問を始め、日本各地を歩いて日本地図の完成をめざした江戸時代の地理学者。
 伊能忠敬で何を学ぶのか?人物を中心に描きつつも、伊能忠敬から、江戸時代中期の特徴が見えてこなければならない。家康から江戸幕府の成立を学び、家光で幕藩体制の完成を学ぶ。それでは、伊能忠敬では?
 やはりあくまでも町民文化・学問の発達とセットで考え、政治体制の安定が人々の安定した生活、繁栄を生み出したことをおさえるべきであろう。
 伊能忠敬が正確な測量ができるためには、それまでの天文学や和算の発達があった。それらの集大成が「大日本沿海與地全図」なのである。杉田玄白も同時期に活躍した。
 同様に、学問の発達の基礎を作った寺子屋の発達を見逃すこともできない。
    寺子屋の始まりは,室町時代の中ごろといわれているが,急速に増大していったのは,江戸時代の中ごろ(享保期)である。このころになると,農民は生活を豊かにし,生産を上げるために,新   しい作物や改良した農具を作ったり,未開の土地を開墾したりして工夫した。また,職人も,技術をみがき,特色のある品物を作り出そうと努めた。このように,庶民の生活が安定し向上してくると,自らの生活や生産活動に必要な知識や技能をもとめるようになった。
    政治の安定が生活の安定、経済の発達を促し、学問や文化が発達するのである。
    このことを、戦乱の世に生きた信長や秀吉・家康は予見していた。
 
ここでは、伊能忠敬を取り上げつつ、最終的には「政治の安定が生活の安定、経済の発達を促し、学問や文化が発達するのである。」という概念を育てたい。
    そして我が身に還るとき、平和な日本に生きる喜び、学ぶことのできる喜びをアフガンやパレスチナの子どもたちと対比してとらえてくれれば価値ある学習といえる。
 
《参考資料》
伊能忠敬研究会  http://www2s.biglobe.ne.jp/~auto/inoh.html 
  伊能忠敬記念館  http://www.city.sawara.chiba.jp/kinenkan/kinenkan-top.htm
  伊能忠敬図書館  http://www.tt.rim.or.jp/~koko/ 
  伊能忠敬の地図と史料 http://www.cityfujisawa.ne.jp/~t-sakamo/ 
 
  Webページ紹介 
(1)子どもからの情報でつくる環境学習HPがスタート       【愛知県】
  子どもたちが集めた情報を基につくる愛知県の環境学習HP「子どもたち集まれ!」が、7月1日からスタートした。情報収集するのは昨年同様「セミのぬけがら」「ドングリ」「水生生物」の3種類で、子どもたちが身近で観察できるものが対象となっている。HPには発見した場所や時期、種類、発見したときの様子などをパスワードを使って入力する。集まった情報は、随時HP上で公開され、リアルタイムで見ることができる。
  同HPは、今年8月に開設を予定している本格的な環境学習のためのHP「あいちエコカレッジネット」の取り組みの一環。      (7/1)
 子どもたち集まれ! http://www.aichi-ecocollege.net/eco-kids/ 
 
(2)キッズgoo                   http://kids.goo.ne.jp/ 
:夏休み特集「夏休み島」
http://kids.goo.ne.jp/event/natsu/index.html 
課題図書の感想投稿や「工作ダウンロード」など。◆国立教育政策研究所              http://www.nier.go.jp/ 
:「家庭の教育力再生に関する調査研究」結果の概要
http://www.nier.go.jp/homepage/kyoutsuu/seika0207_01.htm 
親の世代別の子育てに関する意識の違いやしつけの実態など。
 
(3)科学技術研究所               http://www.kagiken.co.jp/ 
:オンライン 街の花図鑑
http://www.kagiken.co.jp/new/db_hana.html 
街でよく見かける花の学名、別名、属名、画像を調べることができます。
 
(4)Things Other People Accomplished When They Were Your Age
http://www.museumofconceptualart.com/accomplished/index.html 
歴史上の人物はあなたと同じ年齢のときに何を成し遂げたか。(英語)
・ Basho's World
http://www.uoregon.edu/~kohl/basho/ 
松尾芭蕉の「奥の細道」の英訳と関連する画像を紹介。(英語)
 
(5)地球調査隊ホームページ
  JICA国際協力事業団の子ども向けホームページにある。世界が抱えるさまざまな問題について、私たちが何ができるかを考えるホームページ。  http://www.jica.go.jp/kids/top.html 
 
(6)平成14年度 IT教育改善モデル開発・普及事業 Eスクエア
  Eスクエア・プロジェクトの後継として位置づけられた「Eスクエア・アド バンス」の公募が開始された。「すべての教室にインターネット接続、パソコン2台とプロジェクターが導入」された2005年の学習環境を想定して、実施する。10件程度を採択する予定であり、応募対象者は企業及び団体。学校でのニーズに応えた授業実施、教材・教具開発が行なえるように、教育委員会、学校等の公的教育機関との協力体制が整っていることが条件となる。  http://www.cec.or.jp/koubo02/koubo02.html 
 
(7)文部科学省               http://www.mext.go.jp/b_menu/ 
:中央教育審議会生涯学習分科会第17回議事次第
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/siryou/001/020701.htm 
資料として「青少年の奉仕活動・体験活動の推進方策等について 答申(案)」を掲載。
:「英語が使える日本人」の育成のための戦略構想の策定について
                文部科学省 英語教育改革に関する懇談会
  学校で英語を使う機会の拡充、入試などの改善により、教員の資質向上、指導体制の充実など、「英語が使える日本人」を育成するために出された戦略の概要を掲載。英語で表現するためには国語力の増進も重要課題としている。 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/020/sesaku/020702.htm 
:青少年の奉仕活動・体験活動の推進方策等について(文部科学省)
 中央教育審議会生涯学習分科会が7月4日開かれ、「青少年の奉仕活動・体験活動の推進方策等について」の答申案について協議した。答申案では、初等中等教育段階の青少年の学校内外における奉仕活動・体験活動の推進や18歳以降の個人が行う奉仕活動等の奨励・支援などについて言及している。
 参照:「青少年の奉仕活動・体験活動の推進方策等について」答申(案)
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/siryou/001/020701a.htm 
:情報教育の実践と学校の情報化 〜新「情報教育に関する手引」〜
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/020706.htm 
:我が国の留学制度の概要 平成14年度版
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/14/07/020714.htm 
外国人留学生の受入れの現状と施策。平成13年は約79000人を受入れ。
 
(8) 授業に役立つホームページ
    〜体育の授業に役立つページ(2)〜        齋藤智世
 前回に続き、体育の授業に役立つページをご紹介します。今回は、中学、高校向けのページとスポーツ医学に関するものを中心にしました。
●学習カードの見本がある『体育・保健体育のページ』
 http://www.gakken.co.jp/kyokatosho/pages/ht/hotai.html 
学習研究社のサイトにあります。教科書や副読本を紹介するページですが、[小体ジャーナル][保体ジャーナル]には、雑誌の内容の一部をPDFファイルで見ることができます。[「中体実技」のホームページ]の[体育授業に役立つ資料集]には、指導計画例や学習カードの見本があります。
 
●気軽に調べられる『スポーツミニ辞典』  http://www.ssf.or.jp/10jiten/top_10.html 
笹川スポーツ財団のサイト内にあるページです。188種類のスポーツの解説や関連団体へのリンクがあります。あいうえお順検索で、キーワード検索はできません。
 
●陸上競技についての資料『天野充のスプリントクリニック』 http://www5.plala.or.jp/amano-sprint/ 
天野充さんのページです。「高校生アスリートを対象に、参考になる理論や正しい知識をわかりやすく説明し、日常のトレーニングに役立ててもらえるように心がけました」とあるように、基礎学術、トレーニング方法について掲載しています。「陸上競技の基本は「物理」です。物理と聞いただけで腰が引けてしまう人もいるでしょうが、自分のフォームを解析して運動動作中に力がどのように働いているかを理解した上でトレーニングを行っていないと記録の向上は望めません。」とある言葉が印象的でした。
中学校については、野島三宜さんの『陸上競技の指導方法』
 http://homepage1.nifty.com/ranranran/rikuindex.htm 
があります。右メニューの中の[練習計画例][陸上競技指導法]が関連ページです。各月の練習が入手できる[ダウンロードの部屋]もどうぞ。
 なお、陸上競技総合管理ツール『覇湖値(はこね)ちゃん』
 http://hp.vector.co.jp/authors/VA024514/software.htm なんていうのもあります。
 
●ビデオや連続写真で学ぶ『I LOVE GYMNASTICS』  http://www.interq.or.jp/mouse/ksk/ 
体操の指導者の方のページです。たくさんの種目についての解説や指導のポイント、資料があります。全体の動きがわかるビデオや、各場面での動きがゆっくり連続写真やそのアニメーションなど、視覚的資料が多いのもうれしいことです。教材作りの参考にもなります。
 
●速く走るための指導が満載『足速net』 http://www.oct.zaq.ne.jp/asihaya/ 
asihayaさんが、陸上競技選手の視点から「速く走ること」についてアドバイスしているページです。野球やサッカー、バスケットボールなどの球技にも「速く走ること」は必要だという観点から、スピードアップのためのトレーニングや練習計画、スポーツ医学について情報を提供しています。
 
どうしたら速く走れるかを追求したページには、バランス研究所の『アスリート 君はもっと速く走れる』
 http://www.ne.jp/asahi/balance/group/ 
もあります。ここには、運動会用速成プログラムや30人31脚のトレーニング方法などもありますので、体育専科でない方もどうぞ。
 
●Web上のコーチに質問できる『健康とトレーニング「ウェブコーチ」』
 http://www.webleague.net/wcoach.php3 
スポーツ商品のネットモール「WEBLEAGUE」内にあるページです。各分野の専門家がWeb上でバーチャルコーチのような立場で、アドバイスや情報を提供してくれます。利用者が専門家に質問し、その回答を載せたQ&Aの形式になっています。分野によっては様々な資料も入手できるようになっています。悩んでいる先生方や中学生、高校生にとっていいサイトですね。
 
トレーナーとして情報提供してくれるのは、『パーフェクトトレーナーズ』 http://www.perfect-tr.com/ 
です。コンディションの整え方やスポーツ中の怪我などへの応急処置などの情報が出ています。
 
●メンタル&フィジカルトレーニングについて知るには『ESTA』 http://www5a.biglobe.ne.jp/~esta/ 
トレーナーを派遣したり、指導者へのアドバイスをしたりする集団 ESTA(Essential Spirit Training Approach)のページです。スポーツメンタル&フィジカルトレーニングの情報やトラブル対策法などを提供しています。
メンタルトレーニングについては、高校駅伝チームの監督をしている人のページ『メンタルトレーニング』
 http://www.mental-tr.com/mentalindex.html でもいろいろな情報を提供しています。上部のメニューにある[スポーツ貧血]も詳しい情報を提供する役立つページです。
 
●スポーツ医学や怪我への対処「スポーツでのケガの対処法及び予防法」一覧  http://www.i-learn.jp/dlib/ 教育の森リンク集から[厳選おすすめリンク集]→[スポーツでのケガの対処法及び予防法]で表示して下さい。25件のページが紹介されています。このページの編集担当井上賢司さんのお勧め度も記載されています。
なお、このリストには無いのですが、成長期の運動で注意すべきポイントなどを記載した松井達也さんの『スポーツ障害について』  http://www.urban.ne.jp/home/tm512/spindex.html も参考になります。
 
●地域スポーツを知るには『クラブネッツ』 http://www.clubnetz.or.jp/ 
スポーツNPO全国支援の非営利組織「クラブネッツ」のページです。地域スポーツクラブに関わる様々な情報が紹介されています。
出展 情報教育の教育現場での実践をサポートする◆◆◆ 火曜の会メールマガジン ◆◆◆
 
【サーチ】環境用語(エコワード)
・杉並病 http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword1.html 
・有機性資源循環利用アジアネットワーク http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword2.html 
・ディーゼル排気粒子 http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword1.html 
・ETV  http://eco.goo.ne.jp/ecoword/ecoword2.html 
【サーチ】環境webピックアップ
 〜〜夏休み自由研究1〜〜
夏休みの自由研究、インターネットをどんどん活用しよう!
休みの終わりに慌てないよう、7月は自由研究に役立つサイトを2回連続でご紹介。
http://eco.goo.ne.jp/web_pickup/index.html    出典  環境gooメールニュース
 教育関連情報   
(1)EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【研修】「目を輝かせて」実物を教材に模擬授業 青森
 ………………………………………………………………………………………((((((News
 「生徒の目を輝かせるためには先生の目が輝いていなければならない」。青森県の黒石商業高で社会科を教える森山豊明さんが代表を務める「輝き授業を目指す会」が、実物教材を教室に持ち込んで模擬授業を披露する「輝き授業研修会2002」を8月10日、青森市の県教育会館で開く。森山さんが集めた踏み絵や木簡のレプリカ、足尾銅山の鉱石、ハンムラビ法典のカレンダーなどの実物教材の販売もする。
 三沢高定時制で年上の生徒から「もう少し面白い授業をしてくれないか」と言われたのを機に、森山さんは15年前から実物教材を使った授業の実践を始めた。
 複製の木簡は、ヒバ材を削り書道の先生に字を書いてもらった。古書店で求めた木版印刷の古今和歌集は「よみ人しらず」「紀貫之」など読めるところだけ読ませて使う。大仏の覆面は生徒にかぶらせるのがコツ。森山さんは「実物を持ち込む授業は生徒の関心を呼び起こす。将来は教材を貸し出す図書館のような役割を務めたい」と話している。
 研修会では、午前10時から森山さんが法然や親鸞著作の江戸時代の和本や、日蓮の巻物の複製品などを使い「鎌倉新仏教と道元」を講義。午後から実物教材約200点の展示と販売をする。資料代500円が必要。
 
(2)EduMail)))………………………………………………………………………………………
 関西学院大が教員の最新研究業績をホームページで公開
………………………………………………………………………………………(((EduMail
 関西学院大学(兵庫県西宮市)は全専任教員の研究業績をデータベース化し、ホームページで公開している。このほど2002年度版へのリニューアルが完成した。だれでも手軽に検索でき、大学で行われている研究の最新情報がわかる。【大学通信】
 同大学では00年1月から、冊子「研究業績報告書」をインターネットで閲覧可能な形式(HTML、PDF)に変換してデータベースに登録し、年1回更新していた。今回のリニューアルで、表示の形式は同様だが、教員がリアルタイムで自分の研究業績を更新できるようになった。
 「研究業績データベース」には、教員の専攻、所属学会、研究分野、主要研究業績などが掲載されており、フリーキーワード、学部・教育機関、専攻、氏名から検索できる。大学で何が学べるかを深く知りたい受験生にとっても、利用価値は高い。
【関西学院大学】 http://www.kwansei.ac.jp/ 
【国公私立大学入試の詳細/大学通信】 http://www.univpress.co.jp/ 
 
(3)EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【騒動】「行き過ぎ?」山口の中学校で体育の試験にW杯問題
………………………………………………………………………………………((((((News
 「100メートルを10秒6で走る世界最高の左サイドといわれるのはだれですか」。山口県下関市内の市立中学校の期末試験で、こんな問題が出題された。日韓で共催したサッカー・ワールドカップ(W杯)に関する出題だが、父母の一部には「少々行き過ぎでは」との声も。学校側は「今回に限ってはこの程度の出題はおかしくない」と話している。
 3年男子の保健体育の試験で出題された。50点満点中、W杯関連の出題は大問が2つで計12点。小さくない配点だが、作成した男性体育教諭は「多くの生徒がW杯に関心を持っており、サービス問題のつもりだった。事前に試験範囲として『サッカー』と示しておいた」と言う。3年男子は1学期に、W杯に合わせてサッカーの授業をした。多くの生徒がプロ選手のプレーを見て、テクニックや戦術をまねるようになり、授業に活気が出たという。
 しかし、学校には父母から「体育にしては時事問題っぽかったのではないか」と指摘する電話が1件あった。体育教諭によると、W杯関係の問題は生徒の半分以上が全問正解し、数問ミスした生徒が2、3割。「W杯関連分だけ出来なかった、という生徒はいなかったと思う」と男性教諭。
 生徒の父母の一部には「期末試験の勉強中に、じっくりテレビ観戦するか新聞を熟読してないと分からない問題も含まれていた。先生もW杯に引きずられたのではないか。サッカーと聞いて、子供はルールを勉強していたようだ」と不満をもらす人もいた。
 
(4)高校入試の内申書に絶対評価を使う自治体は6割
 小、中学校の指導要録に、今年度から「絶対評価」が導入されたことに伴い、来春の公立高入試で中学校から提出される調査書(内申書)に「絶対評価」を使用する方針の自治体は現時点で、二十八都道府県・六政令指定都市と全体の六割にとどまることが八日、読売新聞社の調査でわかった。
《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/03/20020710wm00.htm 
 
(5)Computing ◆……………………………………………………………………………………
     毎日2時間以上のゲームで大脳に影響 日大教授
……………………………………………………………………………………………………◆
 人間らしい感情や創造性をつかさどる大脳の前頭前野の活動が、テレビゲームをする時に目立って低下することを、日本大学文理学部の森昭雄教授(脳神経科学)が脳波測定実験で突き止めた。今秋、米オークランドで開かれる米神経科学会で発表する。
▽詳細 http://www.mainichi.co.jp/digital/computing/archive/200207/08/6.html 
 
(6)EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【支援】「ことばの教室」ホームページに全国からアクセス 奈良
………………………………………………………………………………………((((((News
 奈良市立あやめ池小学校(奈良市、山岡義昭校長)は、言葉の発音がうまくできない子供のために「ことばの教室」のホームページを開いている。保護者からの相談を受け付けたり、教室で指導にあたる教員同士が情報交換をする掲示板などがあり、奈良県内にとどまらず、全国からアクセスがある。
 「ことばの教室」は県内には奈良市や生駒市など8カ所の小学校に設置されている。あやめ池小の教室には奈良市内の幼稚園児や小学生約30人が通い、正しい発音ができるよう、訓練を繰り返している。発音がうまくできない理由は、身体的、精神的な問題などさまざまだが、多くの子供は教室に通うことで上達するという。
 担当の中川隆教諭は「保護者の方にとって教室は『行かせなくて済むなら』という場所。だから教室の存在がなかなか広まらず、言葉の問題で悩んでいる保護者になかなか知ってもらえない」と広報に苦労をしていた。毎年、チラシやパンフレットを作っていたが、「もっと広められないか」とホームページづくりを思いつき、昨年5月に完成させた。
 当初は指導方法を紹介するだけだったが、教室の様子を紹介する便りや連載コラムなど、内容を増やしていった。また、注目の集まっているサイトの管理者に積極的に声をかけ、リンク先を開拓。その結果、当初1日に数件だったアクセスが現在は30件近くに。東京や岐阜、北海道など全国各地から相談や情報提供などがあり、交流も深まった。
 中川教諭は「できるだけ多くの人に存在を知ってもらうと同時に、ホームページを通して他の指導者の方と情報をやり取りし、子供の指導に生かしていきたい」と話している。
【ことばの教室】  http://www3.kcn.ne.jp/~ntakashi 
 
(7)EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【IT】幼稚園バスの到着を携帯メールで保護者に通知
………………………………………………………………………………………((((((News
 幼稚園の送迎バスなどの到着をメールで知らせる車両運行通知システムが開発された。携帯電話の情報通信サービス「iモード」を使ったサービスで、NTTドコモ中国(広島市)が、中国地方でサービスを始めた。同社のパケット通信サービス「DoPa」とGPS(全地球測位システム)を利用したシステムで、待ち時間短縮やイライラの解消を図る。
 幼稚園の送迎バスに同社の端末機を搭載した場合、GPSがバスの現在地を測定し「停車場所A」に近づいたところで、あらかじめ登録した保護者のiモードのメールアドレスに「バスがポイントAへまもなく到着します」と通知する。また、幼稚園から登録した保護者に対し、連絡事項などをパソコンを使って通知出来る「一斉連絡機能」も備えている。
【NTTドコモ中国】http://www.docomo-chugoku.co.jp/ 
 
(8)EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【データ】大学院生は将来に不安抱え節約と勉強の日々
………………………………………………………………………………………((((((News
 将来への不安を抱えながら節約と勉強の日々――。全国大学生活協同組合連合会は、全国24大学を対象にした、大学院生の生活実態調査結果をまとめた。親の支援が減るなか、生活費を切り詰めて学費をやりくりする、研究中心の暮らしぶりが浮き彫りになった。
 調査は昨年10月に調査表を郵送するなどして実施し、3108人から回答があった。
 1カ月の収入は、自宅外生で14万9000円。学部に在籍していた時より仕送りが2万9000円減る一方、書籍代は4000円増えており、授業料を自分で払う人も15・2%いた。頼りは奨学金で、自宅外生の受給額は月平均4万7000円。自宅生の1カ月の収入は8万4000円だった。
 「日常生活で特に気になること」は(1)将来の展望17・1%(2)テーマや論文15・3%(3)就職14・7%の順。しかし、相談相手が「いる」人はわずか2・8%で、「いない」人は23・8%だった。また、交際範囲は所属する研究室と学部までの友達が中心で、61・4%が「広くない、狭い」と感じていた。
 学校にいる時間は1日平均9・4時間。人文・社会系より自然科学系、修士課程よりは博士課程の方が長く、最長は「医歯薬学系・博士4年以上」の13時間。進学理由(複数回答)は「専門知識を得る」(72・7%)が最多だが、「社会に出たくない」というモラトリアム派も26・2%いた。
 文部科学省によると、2001年5月1日現在の大学院生は約21万6000人(修士課程15万人、博士課程6万6000人)。国が1990年代に進めた大学院拡充政策により倍増したが、在学中の経済的負担が大きいことに加え、博士課程修了後の就職難も悩みの種だ。
 ADHD理解度チェック!
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┃1┃ADHD理解度チェック(1) NPO法人えじそんくらぶHP
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あなたはAD/HDについてどのくらい知っていますか?  Yes、Noでお答え下さい
 
1)AD/HDは注意欠陥多動性障害の英語名の略である
2)AD/HDはLD(学習障害:Learning Disabil ities)の一つである
3)AD/HDは大人になる前に自然に治るので、大人のAD/HDはいない
4)親のしつけ、教師の対応が悪いとAD/HDになる
5)AD/HDと間違われやすい他の病気がある
6)AD/HDの症状は女性の場合、生理前にひどくなる
 
あなたはいくつわかりましたか?
答えは以下をご覧下さい。
 
1)AD/HDは注意欠陥多動性障害の英語名の略である
  (YES)
 AD/HDはAttention-Deficit /Hyperactivity Disorderの頭文字をとったもので、DSM- IV (アメリカ精神医学会の診断基準第4版)に診断基準が記載されています。
 
2)AD/HDはLD(学習障害:Learning Disabilities)の一つである
  (NO)
 AD/HDは分類上はLDとは別のものです。しかし、AD/HDの20〜30%の人が少なくとも1つのLDの症状を持っていると言われており、LDを持つ率はAD/HDではない子供に比べ、3〜5倍高いと言えます。そのためLDの解説書にAD/HDの記載があることが多いのです。また、専門家の中でも色々意見があり、LDの一つと説明されている本もあります。
 
3)AD/HDは大人になる前に自然に治るので、大人のAD/HDはいない
  (NO)
 日本では以前、子供だけと考えられていたようですが、アメリカではAD/HD児のうち2/3は思春期以後もAD/HD症状を持ち続けるというデーターがあります。しかし、多動は思春期前に改善される割合
が高いと言われています。ICD-10とDSM- IV の現在の基準では子供を対象としているので、大人のAD/HDは診断しにくくなっています。
 バークレー博士は大人用のチェック項目を、A Clinical Workbook と言う本の中で発表しています。アメリカには大人のAD/HDだけを取り扱った本もたくさんありますし、大人のAD/HDだけを対象にしている学会もあります。
 
4)親のしつけ、教師の対応が悪いとAD/HDになる
  (NO)
 親のしつけや教師の対応の悪さが直接的な原因でAD/HDになることはありません。しかし、AD/HD児に対する親や教師の対応により、セルフエスティームが下がりやる気をなくし、2次障害が強く出る
可能性はあります。
 
5)AD/HDと間違われやすい他の病気がある
  (YES)
 DSM- IV を診断基準とした場合、甲状腺機能亢進症や低血糖状態の時にもAD/HDと同じ様な症状が出ることがあるそうです。この場合、病気を治療することによってAD/HD様症状はよくなります。素人判断は危険ですので、多動が常識的に考えて度を超すようでしたら、必ずAD/HDの専門医の受診をお勧めします。
 
6)AD/HDの症状は女性の場合、生理前にひどくなる
  (YES)
 エストロジェンという女性ホルモンの作用により、生理前にはAD/HD度が増加するといわれています。体験的に、ケアレスミスが増えると感じる女性は多いと思われます。
 
 あなたはいくつわかりましたか?
このチェックでは主に基本的なことを取り上げましたが、「えじそんくらぶ」のニューレターでは、会員から寄せられた身近で日常的な質問とその答えを掲載しています。AD/HD関連だけでなく、子育てにも役立つような情報や子ども向けのページ、中高生向きのページなど盛りだくさんです。
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■「NPO法人えじそんくらぶ」HP■より転載    (伸)【WEB】http://www.e-club.jp/ 
 MM紹介
(1)■■■・・kyositu.comニュース【小学校教育総合情報誌】・・■■■
......2002-07-08<MON> [vol.260].... http://www.kyositu.com/ 
┃7┃転載許諾 取得 2002.05.20現在
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
kyositu.comニュースは以下のソースより転載の許諾を受けております。
【教科書会社関連】
・学校図書株式会社  http://www.gakuto.co.jp 
・教育出版 http://www5.mediagalaxy.co.jp/kyoiku-shuppan/index.html 
・開隆堂出版株式会社 http://www.kairyudo.co.jp 
・新興出版社啓林館  http://www.shinko-keirin.co.jp/ 
・株式会社光文書院  http://www.kobun.co.jp/ 
・大阪書籍株式会社  http://www.osaka-shoseki.co.jp 
・大日本図書「たのしい教室」 http://www.dainippon-tosho.co.jp/ 
・東書メール     http://ten.tokyo-shoseki.co.jp/ 
・光村メールマガジン http://www.mitsumura-tosho.co.jp 
・帝国書院      http://www.teikokushoin.co.jp/ 
・ALE(エール)マガジン http://www.ale-net.com/ 
・日本文教出版株式会社 http://www.nichibun-g.co.jp/ 
【教材会社関連】
・新学社       http://www.sing.co.jp/ 
・教育同人社     http://www.djn.co.jp/ 
・文溪堂Teacher'sマガジン   http://www.bunkei.co.jp/magazine/mg_set.html 
・日本標準「きょいく@コム」 http://www.nipponhyojun.co.jp/index.html 
・ベネッセコーポレーション「スクールオンライン」  http://www.teacher.ne.jp/ 
・ケニス株式会社   http://www.kenis.co.jp/ 
【教育系出版者関連】
・小学館の教育誌   http://www.ed.shogakukan.co.jp/index.html 
・東洋館出版社    http://www.toyokan.co.jp/ 
・図書文化社     http://www.toshobunka.co.jp/ 
・(株)高文研    http://www.koubunken.co.jp/ 
・金子書房「児童心理」 http://www.kanekoshobo.co.jp/magazine.htm 
・農山漁村文化協会(農文協) http://www.ruralnet.or.jp/ 
・日本児童図書出版協会 http://www.kodomo.gr.jp/ 
【情報教育関連】
・(財)学情研    http://www.gakujoken.or.jp/ 
・株式会社ベクター  http://www.vector.co.jp/ 
・窓の杜       http://www.forest.impress.co.jp/ 
・Justsystem&School http://www.justsystem.co.jp/school/
・富士通「ひらがなナビィ」 http://www.knowledgewing.com/kids/index.html 
・スズキ教育ソフト  http://www.suzukisoft.co.jp/ 
【教育系ニュース関連】
・エデュぷらネット  http://www.kidswave.co.jp 
・教育家庭新聞    http://www.kknews.co.jp/ 
・ED-NewsMagazine   http://ednews.zkai.co.jp/ 
・週刊教師用新刊書籍ニュース   http://www5b.biglobe.ne.jp/~sumac/index.html 
・週刊きょういくED-eyes http://www.ed-eyes.com/ 
・現代教育新聞ニュース http://www.gks.co.jp/ 
・毎日教育メール   http://www.mainichi.co.jp/ 
・校外学習通信    http://www.mik.ne.jp/kg/ 
・暦.com(こよみコム) http://www.koyomi.com/ 
【教育実践MM関連】
・家本芳郎MM『教育実践ノート』 http://www07.u-page.so-net.ne.jp/pg7/iemoto/ 
・MM教育情報宝探し<小学校編>  http://web.ffn.ne.jp/~okkuu/gakusyuu.htm 
・MM『ザ・教室』   http://shiochanman.com/index.html
【教材研究関連】
・学校放送オンライン http://www.nhk.or.jp/sch/   
・絵本のおもちゃ箱  http://www.geocities.co.jp/Bookend-Kenji/7101/ 
・小学生のための社会科教室 http://homepage2.nifty.com/syousya/ 
・初心者のための授業作り徹底講座 http://homepage2.nifty.com/DRK/ 
・理科ページ     http://www5.wind.ne.jp/saitoke/rika/rika.htm 
【福祉・ボランティア関連】
・国際NGO日本フォスター・プラン(途上国支援情報)  http://www.fosterplan.gr.jp/ 
【特別支援教育関連】
・LD(学習障害)ニュース http://www.ne.jp/asahi/hp/keyaki/ 
・ADHD専門サイトえじそんくらぶ http://www.e-club.jp/ 
【英語教育関連】
・松香フォニクス   http://www.mpi-j.co.jp 
・児童英語教師MAGAZINE http://www.alc.co.jp/peekaboo/kyoshim/index.html 
・eigoTown.com    http://www.eigotown.com/index.shtml 
【教育研究所関連】
・キミ子方式公式HP http://www.kimiko-method.com 
・21世紀教育情報  http://premium.mag2.com/reader/servlet/Search?keyword=P0000012 
【作家・評論家関連】
・立松和平さんのHP   http://www.tatematsu-wahei.co.jp/ 
・矢玉四郎はれぶたのぶたごや http://village.infoweb.ne.jp/~harebuta/ 
・尾木直樹さんのHP http://www2.odn.ne.jp/~oginaoki/ 
 
 【ワールド・ウォッチ】トルコ  トルコの教育制度とアンカラ日本人学校
□□日本人は「好きな外国人ベストワン」
 
 アンカラはトルコ共和国の首都で、約80年前の革命時、現在も「トルコの父」と尊崇されているアタチュルクによって政治行政都市として再興された。政治とイスラム教を分離し、西洋のような近代国家を目指した彼の建国精神は現在も引き継がれ、当面はEU加盟が課題になっている。多くの都市住民の服装や行動様式も、イスラム的というよりはヨーロッパ的である。
 
 アンカラの人口は約400万人。乾燥地帯なので雨は少なく、海抜900mの高原にあるため、夏でも朝夕は涼しい。また、冬は最低気温が氷点下10度くらいまで下がることも多く、積雪も少なくない。トルコ人には表情が豊か、家族のつながりが深い、すぐ友達になるなどの国民性がある。親日的でもあり、ある新聞の調査で日本人は「好きな外国人ベストワン」に選ばれている。
 
□□トルコの教育制度
 トルコの義務教育は満6歳からで、8年間の一貫教育。学期は2学期制で、9月に始まり6月で終わる。校舎不足などもあって、義務教育が8年に延長されたのはごく最近で、就学率や進学率等の地域格差が大きい。
 
□□学校の外でトルコの友達づくり
 アンカラ日本人学校は学校が海外にあるという条件や特殊性に配慮した教育課程の改善と実施に努め、さまざまな特色ある教育活動を行っている。総合的な学習の時間「アンカラタイム」では、「学校の外に飛び出しトルコの友達をつくろう」を合いことばに公園や広場に出かけ友達づくりをしてきた。トルコ語が話せなくて始めは尻込みしていた子どもたちだったが、基本的な日常会話を覚えたり遊び道具を準備したりして出かけた結果、子どもたちは次第に積極的になっていった。
 総合的な学習の時間や現地理解教育を支えているのが「トルコ学」や「英会話」である。トルコ学では週1時間、開校以来勤務している日本人講師からトルコ語も含め現地の社会・生活・文化等について幅広く学習している。英会話では、イギリス人とトルコ人の講師から週2時間教わっている。昨春からは毎朝10分間の英会話「ハロータイム」も始め、英語の生活化をはかってきた。特に中学部生徒の吸収力が顕著で、英語劇を演じたり英検に積極的に挑戦したりする姿が見られる。
 
□□児童生徒数
 ●小=7人  ●中=3人
【アンカラ日本人学校】 mailto:ankjs@superonline.com 
              (海外子女教育振興財団発行『海外子女教育』より)
  出展 No.377  Mainichi Daily Mail Education
               毎日教育メール

☆ 奥村先生より7月13日に小牧中学校で行われました教師力UPセミナー:野口芳宏先生 参加報告をしていただきました。
  内容はここ

 



      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp