第217回 社楽の会報告    第216回へ    第218回へ
                                           
報告者  土 井
2004年10月14日(木)布袋北学供にて社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口北部中)、高橋先生(門弟山小)、奥村寿先生(岩南小)、天野先生、杉田先生(大西小)、浅井先生(五条川小)、大島先生(古知野中)、野沢先生(柏森小)、坪内先生(大北小)、岩井先生・馬場先生(木曽川中)、高木先生(犬山中)、織田先生(扶桑中)、鈴木先生(犬山中)、大野先生(岩南小)、勝村先生(楽田小)、斉木先生(犬南中)、早川先生(江北中)、丸山校長先生の19名でした。

☆ 土井より、今回紹介したものの目次です。番号をクリックしてください。

 社楽版社会科用語集
拙稿紹介「今、公民的資質を見直す時」授業づくりネットワーク11月号

 大口ウィンドアンサンブル第2回定期演奏会
 便利Web特集
 教育関連情報 
メルマガ紹介
 おすすめ研究発表  

社楽版社会科用語集
 概念規定は、学問の基本です。用語は規定されてこそ、はじめて意味をもちます。今回の研究で使用する用語を再確認しましょう。
 併せて、広辞苑ではどう規定されているかも参考にしましょう。資料はここ
 拙稿紹介「今、公民的資質を見直す時」授業づくりネットワーク11月号 
    別紙で紹介しました。
 
 大口ウィンドアンサンブル第2回定期演奏会
   土井がつくった大口町唯一の吹奏楽団の第2回定期演奏会のお知らせです。
もし、あなたが「吹奏楽団を作りなさい」といわれたら、どうしますか?どう動いて、どんなシステムを作りますか?
   これは、ちょっとした組織マネジメント論になります。
    
 便利Web特集
(1)言い換え提案32語を最終発表(国立国語研究所)
 国立国語研究所は10月8日、分かりにくい外来語を日本語で表現する第3回の言い換え提案として32語を発表した。言い換え語は計141語となった。
第3回 「外来語」言い換え提案【国立国語研究所】
http://www.kokken.go.jp/public/gairaigo/Teian3/index.html 
 
(2)児童生徒の問題行動対策重点プログラム最終まとめ(文部科学省)
 文部科学省は10月5日、長崎県佐世保市小6女子児童による同級生殺害事件などを受けて取り組んできた「児童生徒の問題行動対策重点プログラム」をまとめた。プログラムは、命を大切にする教育の充実などのほか、情報社会の中でのモラルやマナーについての指導の在り方の確立を求めている。
「児童生徒の問題行動対策重点プログラム(最終まとめ)」について
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/16/10/04100501.htm 
 
(3)ウォーキング特集
☆散歩の達人への道 http://www.secaicho.co.jp/sanpo/tatsujin/ 
基本編・アウトドア編・タウン編に分け、散歩の楽しみ方や歩き方等をアドバイス。
☆みんなで歩こう自然のみち http://eco.goo.ne.jp/wnn-o/files/michi/ 
全国700カ所以上の自然歩道や、クチコミによる「おすすめの『みち』」情報を紹介。
☆健康ウォーキング http://gnl.cplaza.ne.jp/walking/ 
万歩計の歩数に応じて仮想コース(中山道、東海道等)を散歩。カロリー計算も可。
☆まちなみ街道 http://www.ne.jp/asahi/kozo/nz/ 
宿場町や城下町等古い町並みを写真で紹介。各地の比較ができるテーマ別も面白い。
☆k's cg works http://www.kscgworks.com/ 
自然や街の日常的な風景をとらえた写真集。壁紙、ポストカード、HPの表紙がある。
☆「捨てる」考現学〜野外活動研究会 http://www.chunichi.ne.jp/inpaku/07/index.html 
フィールドワークで見つけた様々な「モノ」の考察。細やかなイラストが興味深い。
 
(4)グラフと統計で見る農林水産業−わがマチ・わがムラ− 
 http://www.toukei.maff.go.jp/shityoson/map/map1.html 
全国各市町村の産業・経済の状況がわかる。
 
(5)まちづくり条例センター    http://www.machiken.gr.jp/index.cfm 
   全国条例データベース     http://joreimaster.leh.kagoshima-u.ac.jp/ 
 
(6)地方財政    http://www.soumu.go.jp/c-zaisei/index.html 
   地方税制度   http://www.soumu.go.jp/czaisei/czais.html  
総務省のページ
(7)彩の国 自治と分権のまち http://www.pref.saitama.jp/A02/BO00/bunken/cover/cover.html 
     6つの講座がある。
 教育関連情報
(1)受験生に求めるのは、情報を活用する力だ 永野和男・聖心女子大学教授に聞く
 これからの大学は、どんな学生を求めるのか。今年、“インターネット検索可”の入試を実施した聖心女子大学の永野和男教授は「何を覚えているかではなく、必要に応じて情報を探し出し、判断、行動していく能力が必要」と話す。永野教授に新しい大学入試のあり方を聞いた。
 内容は、以下のサイトをご覧ください。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/elearningschool/nyushi/news/20040930org00m040098000c.html 
☆★☆コメント☆★☆
 永野先生は、「企画力」「説得力」「情報発信力」の3つが、新しい学力になるだろうという。
 さらに、こう加える。「覚えておくことはコンピューターにできることです。必要な情報は必要なときに引き出し、どう使うか、信頼できるかどうか、自分で判断する力の方が大事になります。」
 全く同感である。簡単に言えば、主体的に情報を処理する力が必要、ということである。
 その力は身につけるために、4つ挙げている。
 (1)グローバルに物事を考える視点(2)コミュニケーションの力(3)情報活用の力(4)1人1人の多様な価値や生き方を認めて配慮できること。
 おそらく、この考え方が進めば、情報教育が学校教育の中に定着するであろう。永野先生の言葉は要チェック。
 
(2)大阪府 休日の補習やPTA会議、先生に代休が取れる?
 大阪府教委は、教師の「休日サービス出勤」の解消に向けて、休日に参加した教育活動を巡り、代休取得を認めるガイドラインをまとめ、府立高校や盲・ろう・養護学校に通知した。これは、市立学校や他の都道府県に影響を与えそうだ。
 代休の対象になる教育活動は、学校説明会、補習などの学習活動、模擬試験の監督、生徒指導、PTA活動、地域行事への出席など8分野。ほとんどを代休の対象と認定しているが、PTAや子ども会、自治会などの主催行事への出席については、内容や趣旨を基に校長が判断する。
 府教委は「学校ごとに勤務認定の判断が分かれていたり、勤務扱いでなくボランティアとみなしていた活動を改善するため整理した」としている。
☆★☆コメント☆★☆
 どこまでを勤務と認めるかは難しいところだが、生徒指導、地域行事の参加も含むとなると、かなり広範囲であることが予想される。しかし、現実問題、休むことはほとんどできないだろう。それでも、気持ちはありがたい。 
 気持ちはありがたいが、代休は取らないよと言う良心的?な教師と、積極的に休日に勤務し代休を取って平日ゴルフにいそしむ教師に分かれるかもしれない。
 
(3)2学期制導入の6割が夏休み前に成績評価
 小中学校の2学期制を導入した京都市立の小学校145校の半数以上が、3学期制同様夏休み前に児童の成績評価を実施し、うち43校は保護者に配布していた。年4回も評価を実施していた学校もあった。週5日制を補うために導入が進む2学期制だが、成績評価の回数増は疑問の声も。
☆★☆コメント☆★☆
 成績評価の回数は、半数以上がこれまでの3回から減らないどころか、かえって増えた学校も出てきた。夏休みで1学期の学習がとぎれる弊害は予想されていたし、2学期の行事シーズンに成績処理・終業式がくるなど、実際にやってみると思ったほどのメリットがないという声を聞く。日本人は盆と正月は特別である。21世紀になっても、多くの人は里帰りをし墓参りをするなど、生活に染みついている。この慣習は、おそらくまだまだ数百年は続くであろう。そこを、教育課程の切り目にするのは、ごく自然なことである。自然を不自然にすることは、私は改革とは言い難いと考えるがいかがか。2学期制のメリット・デメリットについて多くのデータを集める必要がある。
 
(4)埼玉県で教科の枠を超えた「総合問題」を実施
 県教育局は八日、二〇〇五年度の公立高校前期入試で、新たに導入する「総合問題」を用いて入試を行う三十九校と、総合問題二種類(A、B)のサンプルを発表した。
 高校教育指導課によると、総合問題は、提示された資料やデータの内容について、国語、数学、英語などすべての教科の知識を用いて総合的に読み取り、表現する力を問う。教科横断的な能力を見ることで、生徒の総合力を判定するのが狙いだ。問題のサンプルは実際に入試に出題されるわけではなく、「イメージをつかんでもらうため」(同課)に作成された。
 今回、県教育局が示した総合問題Aは、資料やデータを総合的に読みとり、内容をまとめたり、自らの考え方を記述させたりするなどし、読解力や表現力を見る。一方、総合問題Bは、同じく資料やデータを読みとった内容ついて、表やグラフにまとめたり、数式を用いて考察、説明したりする能力を見るのが特徴だ。
 総合問題の具体的な内容は、県教育局高校教育指導課のホームページ(http://www.pref.saitama.lg.jp/A20/BQ00/17nyushi/sougoumondai/index.html )に掲載されている。
☆★☆コメント☆★☆
 発想は悪くないと思うが、サンプルを見る限りは、かなり無理をしているよう見える。もう少し時間をかけて知恵を出し合う必要がある。今のままなら、5教科に分けてやってもたいして変わらない。
 
(5)生徒の希望取り入れたトイレが完成 埼玉・戸田中
 埼玉県戸田市立戸田中学校で「私たちが考えた私たちのトイレ」が完成した。生徒の提案を工事に生かした「子どもプロポーザル方式」第1号。イメージ一変の快適さに生徒たちは大喜びだ。
 市教委の提案呼び掛けに、同中は生徒にアンケートをとった。「洋式か和式か」は男子の68%が洋式、女子の67%が和式を希望。トイレの便器が奇数の場合は一つ多くするようにした。「和式トイレの便器が前の壁に近すぎる」の要望にも、余裕をもたせて設計した。
 便器は自動洗浄器でにおいを追放した。洗面所も自動水栓で、豪華な円形鏡を二つ掲げた。同中の学校トイレは11カ所あり、工事は2年がかりで行われた。総事業費は6436万円。
☆★☆コメント☆★☆
 大口町は新しい学校のイメージの絵を描いているので、興味深いニュースだ。
 
(6)学力テスト結果公表により学校間で競争を促すことを示唆
◆10月5日大臣会見の概要【文部科学省】http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/04101203.htm 
☆★☆コメント☆★☆
 学力テストを行い、その結果を公表し、競争を促すことを検討していくようだ。
 個人的には競争を恐れているわけではないが、あまりにも弊害が大きすぎるような気がする。
 その1 学力の解釈があいまいなこと。記憶力=学力がはびこり、詰め込み教育の失敗を再度歩む
ことになるかもしれない。
 その2 公立の学校には、普通学級に障害のある子もいれば、外国人籍の子もいる。彼らは共に生    きる心を学ぶためには大切な子どもたちなのだが、競争原理がはびこると「学校の平均点を    下げる子」という見方をされないかが心配だ。
 
(7)第161回国会で所信表明演説【首相官邸】
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumiphoto/2004/10/12syosin.html 
 10月12日の内閣総理大臣の所信表明(教育関係を抜粋)
 スポーツは、明るく健やかな生活に欠かすことはできません。国民に夢や感動を与えるトップレベルのスポーツ選手を育成・支援するとともに、誰もが生涯を通じて、身近な場所でスポーツに親しめる環境を整備いたします。
 保育所の充実は、働きながら子育てをしている人々の切なる願いです。就任当初の所信表明演説で約束したとおり待機児童をゼロにするべく、今年度末までに保育所の受入児童を15万人増やします。最近、それでもまだ足りないという状況にあるので、待機児童の解消に必要な措置を引き続き講じてまいります。
 新しい時代の国づくりの基盤となるのは「人」です。少人数授業や習熟度別指導により確かな学力の育成を図るとともに、ボランティア活動を通じた心の教育や、職場体験により勤労観・職業観を養う教育を行ってまいります。教育基本法の改正については、国民的な議論を踏まえ、精力的に取り組んでまいります。
☆★☆コメント☆★☆
 学校教育関係は、今年は3行ちょっと。小渕総理の頃から毎年チェックしているが、年々短くなっていくような気がしてならない。
 今回のポイントは
 @ 少人数授業や習熟度別指導により確かな学力の育成を図る
 A ボランティア活動を通じた心の教育を行う
 B 職場体験により勤労観・職業観を養う教育を行う
 中でも、確かな学力の育成方法が、「少人数授業や習熟度別指導」とされていることが気になる。
習熟度別指導はどこまで定着して、どのように評価されているのだろうか?
 メルマガ紹介
(1) 日刊『中・高校教師用ニュースマガジン』(中高MM)第1107号
                2004年10月11日:月曜日発行
☆★☆コメント☆★☆
 いつも紹介しているもっともお世話になっているメルマガの一つ。今回は社会科。よくある実践であるが、こうした普段着の実践の情報が公開されることに意義がある。
 
■「社会科授業実践のヒント」(1)
                  西澤 俊英(滋賀大津市立南郷中学校)
1.実践事例
(1)社会科での実践事例
 ・新聞のニュースを手がかりに、外国について興味を持つ。
 ・自ら興味のある外国のことを主体的に新聞を使って調べることができる。
【指導過程】
第一次 新聞の見方に慣れる(1時間)
 〔活動内容〕
 ・ 教師側からは、新聞記事の切抜きをコピーし、配布する。
 ・ そこから、その記事が、どこの国のニュースで、何が書いているかを考える。
第二次 外国のことを知ろう。(4時間)
 〔活動内容〕
 ・新聞から興味を持った記事を収集する。
 ・興味を持った記事を整理する。
第三次 新聞から知ったことをまとめよう。(2時間)
 〔活動内容〕
 情報を整理し、自らの考えをまとめる。
 (例)外国の出来事がたくさん載っている新聞と、それほど多くない新聞があった。その国に新聞社の支局や情報を集められるつながりがあるかどうか。次に、その新聞社の方針や考え方によって、扱い方が違う。最後に、記者がどれほど関心を持っているかによって、違いがある。だから、新聞社によって、考え方や意見が違うので、なるべく多くの情報によって判断すべきだと思った。全国紙、5紙と地方紙2紙が購読できるので、すべてを読み比べるとおもしろい。
 
(2)総合的な学習での実践事例
【目標】 公共の「新聞」から、自分の「新聞」を作り、情報の活用をめざそう。
 ◎新聞を読む(2時間)
  ▽新聞には、どのような記事が載せられているか知る。
  ▽自分の興味・関心が引かれる記事を探し出す。
 ◎テーマの設定(1時間)
  ▽自分の新聞のテーマを決定し、発表する。
 ◎取材 新聞記事のスクラップ活動(1時間+宿題)
  ▽いろいろな新聞を読む。
  ▽自分のテーマに関する記事を収集する。
 ◎自由な発想を引き出し、自分の考えをまとめる練習(3時間)
  ▽新聞写真を活用して、説明文や感想文を書く。(国語力がなくて、進
   まない生徒もいる)
  ▽新聞記事を読んで、写真の吹き出しの言葉、見出しを考え、発表する。
 ◎情報をまとめ直し、自分の新聞用の記事を作る。(5時間)
  ▽5W1Hの説明と短文作りを行う。
  ▽記事についての自分の意見・感想をまとめる。
  ▽見出し、リード文を作成する。
 ◎新聞作成(4時間)
  ▽新聞名を決定する。                 
  ▽トップ記事とその他の記事の割り付けを行う
  ▽新聞作りに対する感想をまとめる。
   新聞作成は「一太郎」などのワープロソフトやDTPソフトを使用して制作する。
 ◎発表 完成次第、お互いに発表しあう。
  出来上がる時期に差があり、時間的な余裕がなかったため、完成した新聞からクラスで順次発表 してき、全体としてプレゼンテーション(文化祭での展示など)は実施しなかった。
2.考察(感想)
 テーマ別総合学習のために基礎スキルという観点から、一人一人が興味・関心に基づき、新聞を作成できるようにすることを主眼において取り組んだ。子供たちが選んださまざまなテーマ(環境、スポーツ、福祉、オリンピックなど)に基づいて新聞記事(写真)を収集し、それを自分の言葉で記事にまとめ直すのに時間がかかった。
 個人がテーマを決定してから、記事作り、新聞完成までの全過程をおこなうことで能力差によって、思った以上に時間がかかる。しかし、新聞作りを通して、問題点の発見から解決までを経験することにより、自分の力で解決する練習を一通りできたように思う。
 
(2)小泉内閣メールマガジン 第158号 ========================== 2004/10/07
☆★☆コメント☆★☆
 これも、いつも紹介している。具体的数字は、立派な教材になることの一例。思考を促す。
 ただし、家からの平均距離って、どうやって算出するのか?
 
[数字でみる日本]
● 1.1km
 1.1kmとは、家から郵便局までの平均距離(郵政公社調査)です。これは、小学校までの平均距離と同じです。公民館1.3km、警察署・交番1.4kmなど、いずれも地域社会に密着した公的機関です。
 その他の公的機関までの平均距離は、消防署2.3km、市町村役場2.9km、国公立病院4.0km、裁判所7.4km、税務署7.6km、社会保険事務所9.8kmとなっています。
 平成15年度末現在、郵便局は、全国の市区町村に合計24,715局設置されています。
 郵便については、全国一律のサービスを提供しています。現在、郵政民営化への取組が始まっており、郵便局の配置や活用方法は工夫されることになりますが、離島でもどこでも同じ料金で手紙が届くという現在のサービスは、民営化後も変わりません。
 現在、全国にきめ細やかなネットワークを持つ郵便局の特性を活かして、居ながらにして全国の特産物を産地直送で求めることができる「ふるさと小包」などのサービスが提供されています。また、一部では、住民票の写しの交付などの事務を行う新しい試みも始まっています。
 郵政民営化の基本方針では、郵便局の窓口で地域と密着した幅広い事業分野でのサービスを行うことを可能とすることとしています。郵政民営化によって、国民に身近なネットワークを活用したもっともっと便利な郵便局に生まれ変わることが期待されています。
 
(3)ごまめの歯ぎしり メールマガジン版         河野太郎の国会日記
☆★☆コメント☆★☆
 社会科教師として知っていた方がよいことを教えてくれる。今回は、幹事長代理と副幹事長の違い。聞かれれても困ることだが、こうした情報はありがたい。
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 自民党には副ナントカという役職とナントカ代理という両方の役職がある。例えば幹事長代理と副幹事長、政調会長代理と政調副会長のように。
 どちらが偉いのかという質問をよく頂くが、結論から言えばナントカ代理のほうが圧倒的に偉い。
武部幹事長のもと、安倍幹事長代理がいて、その下に幹事長室の雑用係である副幹事長がいる。副幹事長には筆頭副幹事長、副幹事長(総括)、役員連絡会に出る副幹事長、その他副幹事長といろいろ
ある。
 筆頭、総括の下には総裁担当があり、さらに党改革担当、政調担当や行革本部担当、広報担当、報道担当などいろいろな役職がある。僕は役員連絡会に出席する副幹事長で、担当は国対と参議院。期別担当は三期生を担当し、ブロックは東京ブロック担当だ(神奈川は南関東だが、同じ南関東の千葉選出の林幹雄代議士がいるので東京担当)。
 今日は、昼に県議会の自民党控え室へ。県議団に県連会長としてご挨拶。
 午後は、党本部総裁応接室で正副幹事長会議。(ホームページの携帯絵日記に様子が載っています)
安倍幹事長代理から副幹事長は執行部なのだからという念押しが何度もある。
 夜は離任するジョン・マッカーシー在京オーストラリア大使の内輪の送別会。
 武器輸出禁止の見直しの提言が出る。
 何のための見直しなのか、武器輸出をして何を得ようとするのか、そう簡単なことではない。武器輸出だけでなく、台湾有事における対応や集団的自衛権、集団的安全保障、国連PKO等々に関するしっかりとした議論をしていくことが必要だ。
               

 おすすめ研究発表
(1)■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■◇■
    第9回 New Education Expo 2004 in 名古屋  セミナー・展示会のご案内
 ★基調講演は2002年ノーベル物理学賞を受賞しました小柴昌俊先生(東京大学名誉教授)です!
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 毎年教育関係のお客様から大好評をいただいております「New Education Expo」を今年はさらにグレードアップして開催いたします。セミナー・展示とも教育を取り巻く最新トレンドと実践事例を中心に、圧倒的なメニューを取り揃えて皆様のご来場を心よりお待ちしております。
主催: New Education Expo 実行委員会
会期:2004年10月29日(金)〜30日(土) 9:30〜18:00
場所:ナディアパークデザインセンタービル   (名古屋市中区栄3-18-1)
お問合せ窓口:NewEducationExpo事務局  expo@uchida.co.jp 
       Tel:03-5634-6397/Fax:03-5634-4088
参加お申込み方法:Web申込受付開始 10月8日(金)    http://expo.uchida.co.jp/ 
参加費: 無料 ※ただし、学校・教育機関の関係者の方を優先させていただきます。
参加お申し込み締め切り: 10月25日(月)  
★基調講演★///////////////////////////////////////////////
◇『これからの教育を考える上で大切なこと』
  東京大学名誉 教授        小柴 昌俊 氏
◇『日本の学校教育の将来』  文部科学省初等中等教育局長    銭谷 眞美 氏
◇『情報化の進展が高等教育にもたらすもの』
  前文部科学省メディア教育開発センター 所長  坂元 昂 氏
☆教育改革☆///////////////////////////////////////////////
◇『これからの学校づくり』
  東洋大学工学部建築学科 教授   長澤 悟 氏
◇『地域・大学共生型の教師教育システムから全学的なLMS構築へ』
  岐阜大学総合情報メディアセンター・カリキュラム開発研究部門   教授  加藤 直樹 氏
☆教育環境改善のための施設設備☆///////////////////////////
◇『学校施設の現状と今後の学校作りについて』
  文部科学省 大臣官房文教施設企画部施設助成課     課長  鬼澤 佳弘 氏
◇『室内化学物質汚染の現状と最新の対策技術』東北文化学園大学大学院 教授  野崎 淳夫 氏
☆総合的な学習の時間☆/////////////////////////////////////
◇【パネルディスカッション】
 『総合の学びと教科の学びの関連を強める手だてと校内研修の活性化』
  [コーディネータ]
  鳴門教育大学総合学習開発講座 教授 村川 雅弘 氏
  [パネリスト]
  九州大学大学院           田村 知子 氏
  福岡市立赤坂小学校         太田 康治 氏
  上越市立高志小学校         上原 進 氏
☆サイエンス教育(理科)☆/////////////////////////////////
◇『理科大好きプランについて』
  文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 課長 常盤 豊 氏
◇『愛知県立一宮高等学校のSSH活動(化学分野)とその評価について』
  愛知県立一宮高等学校        鶴田 治之 氏
☆教育の情報化を考えるT-学校の運営-☆/////////////////////
◇『校内ネットワークが学校を変える!地域とつながる!』
  静岡大学情報学部情報社会学科 助教授  堀田 龍也 氏
☆教育の情報化を考えるU-教育にどう活かすか-☆/////////////
◇『教育の情報化について』
  文部科学省生涯学習政策局 参事官     森本 浩一 氏
など全41セミナーを一挙に開催いたします。また、各メーカーの最新教育関連製品の展示も同時に行っております。ご期待下さい!
詳しくは下記URLでご確認いただきお申込ください。
http://expo.uchida.co.jp/ 
 
(2) 『第2回 全国プレゼンテーションコンテスト』
 〜集まれ!小・中・高校生、全国に自分の思いや感動を伝えよう!〜
 ⇒プレコンHP http://www.pre-con.org/
*************************************************************
 小中高生が、総合的な学習の時間や教科情報等の授業で学んだ成果をプレゼンテーションすることで、自らの表現力や情報活用能力を伸長することなどを目的とした「全国プレゼンテーションコンテスト」を実施します。
(実行委員長 坂元 昂 社団法人 日本教育工学振興会 会長
           /特定非営利活動法人 実務能力認定機構 理事長)
 このコンテストは、小中高生を対象とし、年齢を考慮した4つの部門に分かれてプレゼンテーションの能力を競います。プレゼンテーションの様子を撮影したビデオテープによる1次審査・2次審査を行い、3月20日には、上位12チームによる全国大会を日本科学未来館にて開催いたします。
多数のみなさまのご応募をお待ちしております。
●コンテストの流れ-------------------------------------------
○全国大会見学申込 1/24〜
○全国大会 3/20(日)(最終審査および授賞式、各種企画)
●実施団体-------------------------------------------------
【主 催】 
 全国プレゼンテーションコンテスト実行委員会
 実行委員長:坂元 昂(日本教育工学振興会 会長/実務能力認定機構 理事長)
【審査委員会】
 審査委員長:赤堀 侃司(東京工業大学教育工学開発センター 教授)
 **【お問合せ先】***************************************
  全国プレゼンテーションコンテスト実行委員会
  〒169-0071 東京都新宿区戸塚町1-101 高田牧舎ビル5F 
           早稲田大学IT教育研究所内   TEL : 03-5292-5241  FAX : 03-5292-5258 E-mail : info@pre-con.org   URL http://www.pre-con.org/ 

      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp