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報告者  土 井

2007年7月5日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)は高木先生(犬山中)、野口先生(城東中)、坪内先生・川井先生・大藪先生(犬南小)、小澤先生(扶東小)、天野先生(大北小)、高橋先生(門弟山小)、織田先生(扶桑中)、早川先生(江北中)、勝村先生(楽田小)、奥村先生(岩南小)、坪内先生・浅井先生(岩倉中)、大野先生(岩南小)、野沢先生(宮中)の16名の先生方の参加でした。

 土井より、紹介したものの目次です。番号をクリックしてください。
   学校公開のお知らせ
 ドイツがはじめた東洋的な算数教育
  国会成立法律
  文科省関係資料
 役立ちWeb特集  
 教育関連情報    
 MM紹介

学校公開のお知らせ
  先の話ですが、10月2日(火)岩倉市立南部中学校で5限を授業公開し、その後都留文科大学教授 河村茂雄先生の教師限定の講演会を開催します。河村先生はQUテストの開発者で、学級経営の第一人者です。
 河村先生の紹介  http://www.tsuru.ac.jp/study/teacher/kawamura.html 

 
 ドイツがはじめた東洋的な算数教育
 http://www.juen.ac.jp/math/okazaki/masa/Josuken2004.pdf 
 石垣を使った計算はやってみると面白いです。
 MM 教師の“知恵”ぶくろ 2007年6月27日 No244にも「数の石垣」を使った計算の学習が紹介されていました。





一番

右のものは、考える楽しさを味わうことが出来ました。 
 国会成立法律
・学校教育法等の一部を改正する法律
・地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律
・教育職員免許法及び教育公務員特例法の改正
 http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/kakutei/07051401.htm 
 

 文科省関係資料
・特別支援教育関係統計資料(平成18年度)
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/material/013.htm
・平成18年度文部科学白書
 http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab200601/index.htm 
 

 役立ちWeb特集
(1) 新書マップ
「新書マップ」は、新しいスタイルの読書案内システム。新書・選書を対象に、扱われている現代的な1000テーマを抽出。「連想検索機能」により、漠然とした要求からでも関連テーマ10個をたちどころに探し出し、星座表のような関連図(新書マップ)を作成.。
 
(2)2色で書いてワンタッチで消せるメモボード
 黒赤の2色で書いて、ワンタッチで消せるメモボードが登場。ペン先端の磁石の磁性(N極、S極)の違いを利用して、表裏が黒と赤のマイクロマグネットを引き寄せることで、黒と赤を書き分ける。メモは、消去磁石シートにより、ワンタッチで消去が可能。
 
(3)好きな画像でジグソーパズル
 手持ちの画像を手軽にジグソーパズルにして遊べるソフトが登場。最大1000ピースまで対応し、ピースの厚みや形状はカスタマイズも可能。マウスでピースを動かしてウィンドウ内に並べ、元の画像を完成させる。ピース配置を途中保存していつでも再開可能。
 
(4)国会図書館、大正時代の図書約15,700冊をネットで公開
 国立国会図書館は、画像データベース「近代デジタルライブラリー」にて、大正時代の図書約15,700冊を7月3日から公開。今回提供する資料は、大正時代に刊行された図書のうち、著作権保護期間の満了が確認された資料など約7,200タイトル(約15,700冊)。
 
(5)超高速インターネット衛星 WINDS(ウィンズ)の愛称募集
 宇宙航空研究開発機構と情報通信研究機構は、平成19年度冬期の打上げに向けて、「超高速インターネット衛星 WINDS(ウィンズ)」を開発中で、人工衛星の愛称を募集。WINDSは、宇宙と地上のネットワークをつなぎ、衛星を使った超高速・大容量の通信技術を確認する。
 
(6)小学校長のお仕事
 こんな仕事、こんな本音 内部の人間でないと本当はわからない学校という世界
(7)教育の窓・ある退職校長の想い
 
(8)生徒が授業を評価。七尾市が全22小中で七尾市教委は、市内の22全小中学校で児童、生徒が教諭の授業を評価するアンケート調査を実施する。
 教諭の意識改革を促し、信頼ある学校づくりを進めるためで、市内の約5000人の児童、生徒が担当教諭の授業を評価する。
 
(9)近未来の地球温暖化をコンピュータシミュレーションにより予測
 地球全体の大気・海洋のふるまいを計算するコンピュータシミュレーションモデルを用いて、2030年までの近未来地球温暖化を予測。暑い昼・夜が増加し、寒い昼・夜が減少すると予測。温暖化は、現在存在する人々の多くが人生の中で影響を受けるようになる。
 
(10)地震の発生を事前に知らせる家庭用警報システム
 地震の発生時間と震度を、光と音で前もって警告する家庭向けの警報システムが10月に登場。地震の揺れが発生する数秒前に、その時間と震度を知らせる、気象庁の「緊急地震速報」を利用した警報システム。緊急地震速報は、インターネット回線で受信。
 
(11)地中の古墳、画面に再現するシステムを開発(岐阜)
 発掘後に、埋め戻された古墳の上を歩くだけで、パソコンの画面上に古墳の様子が忠実に再現されるシステムを、大垣市と情報科学芸術大学院大学(同市領家町)の関口敦仁(あつひと)教授(デジタルアーカイブ専攻)が共同開発した。
 
(12)「ここ数年で電話番号を覚えられなくなった」が8割以上
 NTT番号情報は、電話番号に関する意識調査の結果を発表。調査によると、「電話番号を覚える機会が減った」と感じた回答者が92.8%、「ここ数年で電話番号を覚えられなくなった」と感じた回答者が80.5%に達した。
d)サイトURL
 
(13)手書きの文字やイラストをケータイに送れるファクス
 手書き文字やイラストをメール送信できる機能を搭載したファクスが登場。紙に書かれた文字やイラストなどを簡単に携帯電話やパソコンへメール送信したり、携帯電話等から受信したメールを印刷可能。受信したファクスをメール転送する機能も搭載。
 
6  教育関連情報
(1)名古屋市の教員試験に過去10年で最多の志願者(愛知)
 名古屋市教育委員会は20日、来年度採用する教員試験の志願状況を発表した。志願者数は2905人(前年度2649人)で過去10年で最多だったのに対し、団塊の世代による大量退職で門戸が広がったため倍率は最低の5・9倍(同7・0倍)になった。
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/20070621wm04.htm?f=k 
☆★☆★ コメント ☆★☆★
 愛知県でも最も広き門、他の道県でも同様な情報が入ってきている。受験者にとっては喜ばしいが、教育界にとっては喜べない。この実態を文部科学省は分かっていると思うが、ここで何とかしないと、日本の教育は心配だ。
 教育の質を上げるのには、優秀な教員を集めればよい。そのためには条件を良くすることだ。一般公務員と給料の比較をして議論しているようでは先が見えていないと言われても仕方がない。

 MM紹介
(1)初中教育ニュース(初等中等教育局メールマガジン)第59号      2007.6.29
□ 【シリーズ】教育3法 『国会における教育3法案審議』    〔初等中等教育企画課総括PT〕
 すでに前号のメルマガでもご紹介したとおり、平成19年6月20日、参議院本会議において、「学校教育法等の一部を改正する法律案」「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案」「教育職員免許法及び教育公務員特例法の一部を改正する法律案」(いわゆる教育3法案)が賛成多数で原案どおり可決・成立しました。
 今回は、この3法案の国会審議についてご紹介いたします。
〜国会における審議経過〜
 3法案については、4月17日の衆議院本会議を皮切りに審議が始まりました。衆議院では、「教育再生に関する特別委員会」が設けられ、参考人質疑3回、4会場(山形、福岡、富山、愛媛)での地方公聴会、中央公聴会1回を含む約57時間20分の審議を経て5月18日の本会議において可決されました。
 続いて参議院では、5月21日の本会議の後、文教科学委員会に付託され、参考人質疑2回、4会場(茨城、神奈川、福島、愛知)での地方公聴会、中央公聴会1回を含む約54時間45分の審議を経て6月20日の本会議において可決され、3法が成立しました。
〜国会における主な議論〜
 国会においては、学教法、地教行法、免許・教特法の3法の改正について多岐に渡る議論がなされ、その中でも免許法の改正に関わる質問が最も多くなされました。
 3法の議論の主なものとしては、「副校長等の新たな職の設置により、学校現場をどう変わるのか」、「教員が子どもたちと向き合う時間を確保するために、教職員定数の改善が必要ではないか」といった議論、また、「文部科学大臣の是正の要求や指示今回設ける意義は何か」、「なぜ免許更新制を導入するのか」、「指導が不適切な教員はどのように認定するのか」、といったものがありました。その他に、「教育予算の充実が必要」という点についても、与野党問わず多くの議員がこれを指摘し、3法案に対する附帯決議においても、衆議院、参議院ともにその趣旨が盛り込まれました。(国会審議の議事録については、国会会議録検索システム http://kokkai.ndl.go.jp/ でご覧いただけます。)
 今後は、今回の改正を踏まえた改革実現への実施作業がいよいよ本格化します。引き続き皆さまの御理解と御協力をお願いします。

(2) 常識ぽてち
 毎回目の付け所がするどい雑学系MMです。今回も後半が特にわかりやすく、つい紹介してしまいました。
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十進法と二進法
 人間は生まれながらに指が5本、両手合わせると10本。このために数を数えるときは十進法がマッチしています。
 十進法とは、0〜9の数字を使って、10になったら位を上げる方法です。
 1 2 3 4 5 6 7 8 9 
 10←位が上がったところ
これに対し、
二進法とは0と1のみの数字を使って2になったら位を上げる方法です。
 
0(十進法では0)
1(十進法では1)
10(十進法では2)
11(十進法では3)
100(十進法では4)
101(十進法では5)
110(十進法では6)
111(十進法では7)
1000(十進法では8)
1001(十進法では9)
1010(十進法では10)
 
 コンピューターはこの二進法で動いています。コンピューターには指はありませんが、電気で動いているので、その電気が流れる(オン)か流れない(オフ)かで状況を判断します。つまり指があるとしても2本しかない、と考えるとわかりやすいかもしれません。
 人間は10本の指で数えますが、コンピューターは指が2本しかない。ということは人間の方つまり十進法のほうが数え方は優雅です。しかし一方で二進法は数字を二つしか使いませんのでシンプルさではこちらに軍配が上がります。コンピューターに指は2本しかありませんが、そのスピードは電気の速さで行
なうため、効率は悪くても計算速度は人間より速く、結果を素早く出すことができます。また、電気さえあれば、永久に計算し続けることができます。疲れやすく飽きっぽい人間より勝る部分です。
 ところで、コンピューターは日進月歩の世界で、古いコンピューターより新しいコンピューターのほうが計算能力は高いのが当たり前となっていますね。同じ電気で二進法で動いているのになぜにこんなに違うのか?
 それは電気のオンオフの流れ、つまり周波数の違いに依存しているからなのです。昔のコンピューターはその頭脳であるCPU演算周波数が8MHzなんて時代もありました。これは1秒間に8,000,000回電気をオンオフして演算します。
 しかし今は3.6GHzで動いているのが当たり前。なんと450倍です。膨大な計算もあっという間に片付けてしまいます。そしてこの先、どんどん演算速度は速くなっていくことでしょう。
8 毎日更新!校長日記
 
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