(1)学習ジム・コーチ mag2 0000119639 <mailmag@mag2.com>1月2日
−キスシーンを見ました−
(前略)
「芸能人格付け チェック!」という番組を見ました。
どういう番組かという、スポーツ選手芸能人が、「高価な商品」と「安い商品」を比べて、参加者がどちらかと当てさせるもの。
で、その中で面白かったのでが、「プロの映画監督の構成した映画」と「映画に興味のある芸能人が構成した映画」を当てるもの。
他のものは当てたったり、外れたりしましたが、これは私は当たりました(笑)たからです。
で、根拠は文章を読むときの注意点を参考にしました。
私が判断したのが、この映画の中にでてくる「キスシーン」(笑)
プロの監督・・・「キスシーン」見せないで、影でそれらしきを見せる
素人の監督・・・「キスシーン」アップでとる
というもの。
なぜ、この話をしたのかというと、「作文」や「読解」でも、この手法が使えるから・・
実は「素人」がやってしまうのが、「結果を直接的に書いてしまう」「直接的表現をしてしまう」のです。
もちろん、論文などは結論を先に書かないといけませんが、「日記」などは、できるだけ「直接的表現を避ける」ようにした方が面白いのです。
日記でいうと、「今日は凧揚げをしました。楽しかったです」とすると1行で終わります(笑)
で「日記書けないよ」となります。ですが、これを「結果」となる感想を書かないで、今日あった出来事を時系列に書いたり、細かく描写すると面白くて、文章が長くかけるのです。
「僕の凧は、イオンで買ったもの。色は黄色で・・・」みたいな感じです。
「近くには電線がなかったので、お父さんが『ここであげようか』と言いました。」というように書いていくいいわけです。
同様に読む場合でも、小学校の「小説問題」では、感情を直接的に表現する問題はあります。
「彼は怒った」というよう感じです。
ですが、これが学年が上がるたびに、こういった表現はなくなっていきます。
代わりに、「間接的な表現」で表そうとします。怒っていることを「唇を強くかんだ」「こぶしを強く握った」「にらみつけた」など・・。感情を直接書くのではなく、間接的にそれをあらわす行動を書く。
そうやって、読者に想像させるのです。
だから、「小説問題」を読むときも主人公の行動に線を引いて読むと、主人公の心情がわかるようになります。
例えば、「りょうたは、唇を強くかんだ」「ドアをバタンと強く閉めた」などですね。
で、先ほどの映画では、
素人の監督・・・青春の物語の主人公の気持ちを直接的に表す
例えば、「キスシーン」など、直接見せる
一方、プロの監督は・・・主人公の気持ちやもシーンを直接的なものではなく、視聴者に想像させるように、直接的なものは避ける
「キスシーン」も影が重なり合うことで、読者に想像させるといった感じです。
構成、作り方は、「小説問題」と「映画のシーン」は似ているので、一度そういった目で見てくださいね。結構面白いですよ(笑)
☆★☆★ コメント ☆★☆★
これは、詩や短歌、俳句指導の極意です。
「キスシーン」は使えますね。いただき!
(2) 教育情報 Magazine/ある小学校教師の独り言
[1]社会科における「思考・判断・表現」の評価
「社会的な思考・判断・表現」を育成するためには?
まずは基礎的・基本的な知識や技能を活用する学習活動に力を入れること。
その中に論理や思考の基盤である言語活動を充実することが大切。
問題解決学習の中で身につけた知識・技能を実際の実際の解決場面に合わせて適切に活用すること,そしてそれを互いに表現し合うこと。
友だちの考えも積極的に吸収しながら自己の問題を解決していくこと。
これを繰り返すことで思考力・判断力・表現力を身につけていくことが可能となる。
従来の社会科の学習においては,単に体験が言語化されただけであって,思考が言語化されていないという実践が多かった。
例えば,調べたことを再構成してポスターや新聞をつくって終わりという事例。
ポスターや新聞づくりは獲得した情報をまとめていく作業で,整理である。
整理で終わってはならない。
まだその先がある。
新しい観点「思考・判断・表現」の評価は,わかったことを表現するだけ,調べたことを整理してまとめるだけでは達成したとは言えない。
ここからもう一歩踏み込み,整理した情報をもとに思考する学習過程を設定する必要がある。
「思考の言語化」に大きなウエイトをおくのだ。
取材や見学などの体験した結果を解釈,分析し,説明したり論述したり討論
したりレポートにまとめたりといった形で自己の考えを表現,主張させたい。
また社会科において,活用力とは既有の知識・技能を使って思考,判断する場で発揮されるものであり,子どもには活用しているという意識はない。
したがって,子どもにとって集中して取り組める魅力ある教材を用意しなくてはならない。
(1)学習ジム・コーチ mag2 0000119639 <mailmag@mag2.com>1月2日
−キスシーンを見ました−
(前略)
「芸能人格付け チェック!」という番組を見ました。
どういう番組かという、スポーツ選手芸能人が、「高価な商品」と「安い商品」を比べて、参加者がどちらかと当てさせるもの。
で、その中で面白かったのでが、「プロの映画監督の構成した映画」と「映画に興味のある芸能人が構成した映画」を当てるもの。
他のものは当てたったり、外れたりしましたが、これは私は当たりました(笑)たからです。
で、根拠は文章を読むときの注意点を参考にしました。
私が判断したのが、この映画の中にでてくる「キスシーン」(笑)
プロの監督・・・「キスシーン」見せないで、影でそれらしきを見せる
素人の監督・・・「キスシーン」アップでとる
というもの。
なぜ、この話をしたのかというと、「作文」や「読解」でも、この手法が使えるから・・
実は「素人」がやってしまうのが、「結果を直接的に書いてしまう」「直接的表現をしてしまう」のです。
もちろん、論文などは結論を先に書かないといけませんが、「日記」などは、できるだけ「直接的表現を避ける」ようにした方が面白いのです。
日記でいうと、「今日は凧揚げをしました。楽しかったです」とすると1行で終わります(笑)
で「日記書けないよ」となります。ですが、これを「結果」となる感想を書かないで、今日あった出来事を時系列に書いたり、細かく描写すると面白くて、文章が長くかけるのです。
「僕の凧は、イオンで買ったもの。色は黄色で・・・」みたいな感じです。
「近くには電線がなかったので、お父さんが『ここであげようか』と言いました。」というように書いていくいいわけです。
同様に読む場合でも、小学校の「小説問題」では、感情を直接的に表現する問題はあります。
「彼は怒った」というよう感じです。
ですが、これが学年が上がるたびに、こういった表現はなくなっていきます。
代わりに、「間接的な表現」で表そうとします。怒っていることを「唇を強くかんだ」「こぶしを強く握った」「にらみつけた」など・・。感情を直接書くのではなく、間接的にそれをあらわす行動を書く。
そうやって、読者に想像させるのです。
だから、「小説問題」を読むときも主人公の行動に線を引いて読むと、主人公の心情がわかるようになります。
例えば、「りょうたは、唇を強くかんだ」「ドアをバタンと強く閉めた」などですね。
で、先ほどの映画では、
素人の監督・・・青春の物語の主人公の気持ちを直接的に表す
例えば、「キスシーン」など、直接見せる
一方、プロの監督は・・・主人公の気持ちやもシーンを直接的なものではなく、視聴者に想像させるように、直接的なものは避ける
「キスシーン」も影が重なり合うことで、読者に想像させるといった感じです。
構成、作り方は、「小説問題」と「映画のシーン」は似ているので、一度そういった目で見てくださいね。結構面白いですよ(笑)
☆★☆★ コメント ☆★☆★
これは、詩や短歌、俳句指導の極意です。
「キスシーン」は使えますね。いただき!
(2) 教育情報 Magazine/ある小学校教師の独り言
[1]社会科における「思考・判断・表現」の評価
「社会的な思考・判断・表現」を育成するためには?
まずは基礎的・基本的な知識や技能を活用する学習活動に力を入れること。
その中に論理や思考の基盤である言語活動を充実することが大切。
問題解決学習の中で身につけた知識・技能を実際の実際の解決場面に合わせて適切に活用すること,そしてそれを互いに表現し合うこと。
友だちの考えも積極的に吸収しながら自己の問題を解決していくこと。
これを繰り返すことで思考力・判断力・表現力を身につけていくことが可能となる。
従来の社会科の学習においては,単に体験が言語化されただけであって,思考が言語化されていないという実践が多かった。
例えば,調べたことを再構成してポスターや新聞をつくって終わりという事例。
ポスターや新聞づくりは獲得した情報をまとめていく作業で,整理である。
整理で終わってはならない。
まだその先がある。
新しい観点「思考・判断・表現」の評価は,わかったことを表現するだけ,調べたことを整理してまとめるだけでは達成したとは言えない。
ここからもう一歩踏み込み,整理した情報をもとに思考する学習過程を設定する必要がある。
「思考の言語化」に大きなウエイトをおくのだ。
取材や見学などの体験した結果を解釈,分析し,説明したり論述したり討論
したりレポートにまとめたりといった形で自己の考えを表現,主張させたい。
また社会科において,活用力とは既有の知識・技能を使って思考,判断する場で発揮されるものであり,子どもには活用しているという意識はない。
したがって,子どもにとって集中して取り組める魅力ある教材を用意しなくてはならない。
8 井沢元彦講演会のお知らせ
「逆説の日本史」シリーズの井沢元彦氏の講演会が開かれます。
平成23年1月23日(日)午後2時開演
江南市民文化会館大ホールです。
織田信長がテーマです。
「逆説の日本史」シリーズの井沢元彦氏の講演会が開かれます。
平成23年1月23日(日)午後2時開演
江南市民文化会館大ホールです。
織田信長がテーマです。