第373回 社楽の会報告 第372回へ 第374回へ TOPへ
報告者 土 井
2012年6月28日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。
参加者(勤務校)は、早川先生、長谷川先生、宗倉先生(藤里小)、高橋先生(岩倉市教委)、坪内先生、川邉先生(岩倉中)、大島先生、柴田先生(草井小)、阿部先生(西部中)、奥村先生(岩南小)、尾関先生(岩東小)、天野先生(大南小)、岩井先生、水上先生、大西先生(岩北小)、大野先生(犬山中)、大島先生(宮田小)、鈴木先生(城東中)の18名でした。
土井は欠席しましたが、資料のみ紹介しました。
1 拙稿(原稿)紹介 社会科教育9月号 2 岐阜大学教育学部附属小学校 研究発表会 −ブログより− 3 保護者が教員の資質能力に求めること、人間性82.2%、指導力73.0% 4 新聞は複数目を通そう! 5 役立ちWeb特集 6 教師力アップセミナー 鈴木明裕先生講演内容 7 MM紹介 |
3党合意をどう見るか。 今朝の社説を見てみましょう。 朝日新聞 ・ 修正協議で3党合意―政治を進める転機に ・ 修正協議で3党合意―一体改革は道半ばだ 読売新聞 ・ 一体改革合意 首相は民主党内説得に全力を ・ 原子力規制法案 緊急時の首相指示権は妥当だ 毎日新聞 ・ 民自公修正合意 「決める政治」を評価する 日本経済新聞 ・ 首相は消費増税の実現へひるむな 産経新聞 ・ 3党合意 社会保障抑制は不十分だ 「決められぬ政治」回避したが 中日新聞 ・ 「一体」改革 消費増税も棚上げせよ ・ 子育て支援孫子の未来が開けない ※ 朝日「多大な痛みを伴うが、避けられない改革だ。」 読売「長年の懸案である社会保障と税の一体改革の実現に向けて、大きな前進と、歓迎し たい。」 毎日「決める政治を評価する」 日経「財政の健全化へ踏み出す第一歩として歓迎したい。」 産経「「決められない」政治を繰り返す事態が回避できたことは評価したい。」 中日「この際、増税も棚上げすべきではないのか。」 予想通りの反応です。小沢色の強い中日以外は評価・歓迎しています。 では、小沢グループをどうする? 朝日「民主党執行部が、反対派にひるまず一体改革に党内の了承を取り付ける。それが出発点だ。 」 読売「首相は、党内の反対を最小限に抑えるため、まさに政治生命を懸けて党内を説得すべきだ。」 毎日「造反議員に対しては除名を含め断固たる処分でのぞむべきだ。」 日経「意に沿わない執行部ならば党分裂も覚悟で入れ替えるしかない。」 産経「政権与党が分裂する事態も予想される中で、首相には修正合意の実現を成し遂げる指導力と覚悟を見せてもらいたい。」 中日「民主党内に消費税増税に反対する動きがある。良識ある国会議員としては当然だ。」 毎日が特に厳しい表現をしています。 中日だけがきわめて異質なことがわかります。 もちろん、だから悪いというわけではなく、読者は複数紙に目を通して、自らの判断をすることが重要なのです。 |
6月17日の「社説を読む」 メインは大飯再稼働で決まりです。 朝日、毎日、中日が批判的に、読売、日経、産経が肯定的に評価するでしょう。 今朝の社説を見てみましょう。 朝日新聞 ・ 大飯再稼働―原発仕分けを忘れるな ・ 子どもと移植―家族と現場を支えねば 読売新聞 ・ 大飯再稼働決定 着実な発電開始に万全を期せ ・ 高橋容疑者逮捕 情報提供が逃亡を食い止めた 毎日新聞 ・ 大飯再稼働決定 脱原発の流れ止めるな 日本経済新聞 ・ 原油供給リスク見据え安定調達に備えを ・ ロシアの責任重いシリア危機 産経新聞 ・ 大飯原発再稼働 安定供給で国民生活守れ 電力正常化の努力なお必要 中日新聞 ・ 大飯原発が再稼働へ 私たちの望む未来は ※朝日「多くの国民が納得しないのは当然である。こんな手法は二度と許されない。」 読売「電力危機を回避するため、首相が責任を持って再稼働を決断したことを高く評価し たい。」 毎日「夏場に限定が筋 そうした状況の中で、なし崩し的に原発を再稼働する政府の姿勢 をとうてい受け入れることはできない。」 日経「欧州連合(EU)は7月から、核開発を続けるイランからの原油の全面輸入禁止に 踏み切る。国内では原子力発電所を代替する発電用燃料の需要が拡大している。」 産経「安価で安定的な電力供給は、国民生活と日本経済を支える基盤であり、首相の判断 は当然だ。時間がかかりすぎたのは残念だが、まずは電力供給の正常化に向けた一歩 と歓迎したい。」 中日「だが、私たちは日本の未来をあきらめない。原発に頼らない社会を目指そう。節電 の夏にも挑もう。」 日経は直接は言及しませんでした。しかし、イランの核疑惑は、間違いなく原油供給不足を招きます。ガソリン、石油製品の値段は間違いなく上がります。発電コストも上昇する ことを見越さなければなりません。 |