第469回 社楽の会報告    第468回へ    第470回へ   TOPへ
                                                           
報告者  土 井

 2017年2月23日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井(布袋小)、池山先生、川井先生、市橋先生、後藤先生、藤田先生(布袋小)、杉原先生、田中先生(布袋中)、水上先生(岩北小)、奥村先生(岩東小)、天野拓先生(大口中)、井戸先生、武内先生(古北小)、塚田先生(江北中)、寺谷先生、高木潔先生、高木将(犬山北小)、松本先生、旭先生、伊藤先生、岩田先生、小林先生、大池先生(古西小)、山本先生(藤里小)、大脇先生、長谷川先生、岩井先生、佐橋先生(門弟山小)、勝村先生(犬山市教委)、早川先生(大口町教委)、八神さん、池邑さん、講師の坪内先生(古西小)の32名でした。

土井の資料を紹介します

1 坪内先生による「教師が使うタブレット ~初級講座~」
2 第7回教師力UPセミナー  山田洋一先生
3 
書籍紹介『気づいたら「忙しい」と言わなくなる教師のまるごと仕事術』山田 洋一(黎明書房)
恒例 シーズンオフ企画 
     
 

1 坪内先生による「教師が使うタブレット ~初級講座~」
 いよいよ来年度、江南市にも一教室一台のタブレット、プロジェクター、スクリーンが配置されます。PC室には40代のタブレットパソコンになります。
 タブレットは、うまく使えば、簡単でわかりやすい授業をつくることができるとても便利なツールです。坪内先生の使い方を学びましょう。
       
       

 
  
2 第7回教師力UPセミナー  山田洋一先生
 アクティブラーニング時代の学級経営~伝え合う・つながり合う集団作り~
 2月11日に行われた講演の一部を紹介します。
 
11:05
経験者はだれ?
4 人グループからスタート
②誰かが経験を問う
③未経験の人は違うグループへ移動する
☆価値づけ…やりっぱなしではだめ。振り返り、シェアすること。
教師の問い、何を問いかけるのか→質問の質を高めること。
目標と価値づけが同一化していかないといけない。
人はどんな時に主体的になれる?
・生理的→安全→所属と愛→承認→自己実現(欲求)
・基盤がしっかりしていないといびつな三角形になる
・繰り返してあげる→不安定な心を満たすため
・アクティブラーニング…基盤がしっかりしていない子どもたちへ欲求の凸凹している部分を補うことができる。多様な子どもたちへの対応策
11:30
学級集団を崩壊させない2
・縦糸→アクティブラーニング時代はあるけれども見えない。
 ある程度のルールは必要。隠されていないと面白くない。
 目的が隠れている。(AをするのにBでやってみよう)
・横糸→希薄。信頼がない。相手の立場に立てない→自分が経験したことないから。
 相手を理解するためには自分が経験していないとダメ。
 何度でも繰り返す。
織物モデル(横籐雅人先生提唱)
・遊びの中でルールを定着させる
・縦糸を立てたうえで横糸を構築していく→文化として伝える、きっかけを与える
☆当たり前が通用しなくなってきている。細かいことまであたえること。
☆縦糸は見えないようにしなくてはならない。
 縦糸(安心)を通す5 つの原則(4 月にやる)
・評価するのは教師であることを体験的に示すこと。
・評価基準の獲得→公的話法による従属的関係→凡事・変化・反復(継続できる、力が付く)→成長を自覚する→従属安定感(この先生についていきたい)
・学級経営がうまくいく
規律を確立する=厳しくする?
①指示(安定)②活動(安心)③確認(安定・安心)④評価(意欲)⑤価値づけ(納得)⑥意義理解(言語化)⑦汎化(全人的成長)⑧成長自覚(自己肯定感)
 
4 月から3 月にかけて教師の影響力は減少していかなくてはならない。
 →つまり4 月の学級経営が非常に大切。システムづくりをすること。
☆見逃してはいけない、教師としての責任、子どもたちを成長させる義務がある。
 →あたたかくて、きびしい先生 *局面指導によってはあたたかくて、あまいことも大切
☆まず、教師があたえてあげること→何もしていないのに子どもたちに「ああしろ」「こうしろ」というのはおかしい。



3 書籍紹介『気づいたら「忙しい」と言わなくなる教師のまるごと仕事術』山田 洋一 (黎明書房)
別紙で目次を紹介しました。
内容(「BOOK」データベースより)
 多忙を極める教師のために「時間管理」「即断」「環境」「人間力向上」「道具」「研鑽」「思考」に分けて、今すぐにでも実践したい数々の技術・心構えを詳述。忙しさから解放され、仕事も充実!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
 山田/洋一
1969年北海道札幌市生まれ。北海道教育大学旭川校卒業。2年間の幼稚園勤務の後、公立小学校の教員となる。自ら教育研修サークル「北の教育文化フェスティバル」を主宰し、柔軟な発想と、多彩な企画力による活発な活動が注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)