第474回 社楽の会報告    第473回へ    第475回へ   TOPへ
                                                           
報告者  土 井

 2017年6月8日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井、藤田先生、水上先生(布袋小)、勝村先生、坪内先生、大野先生(犬山中)、寺谷先生(犬北小)、川地先生(大口中)、阿部先生(江西中)、増田先生(古北小)、伊藤先生(古西小)、吉田先生(柏森小)、奥村先生(岩東小)の13名でした。

土井の資料を紹介します

1 明治図書原稿依頼「基礎がため」はここが決めて!-「統計・グラフ」資料読み取りの指導ポイント あなたならどうする?
 平成29年度 第1回 教師力アップセミナー アンケート
 全国中学校社会科教育研究大会 岡山大会 研究紀要から
研究会情報
 お役立ち資料
 

1 明治図書原稿依頼「基礎がため」はここが決めて!-「統計・グラフ」資料読み取りの指導ポイント あなたならどうする? 

かつて、犬山市立楽田小学校の教室に貼ってあった「グラフ資料の読み方」です。
① 表題を読む
② 出典を見る
③ 何年の資料か、年度を見る
④ 縦軸と横軸の単位を見る
⑤ 縦軸と横軸のメモリの大きさを見る
⑥ 全体の変化を見る
⑦ 変化の大きい部分をとらえ、変化の理由を考える
⑧ 変化の理由を調べて確かめる
⑨ 今後の変化を予測する
これに加えたいもの(                )
 

2 平成29年度 第1回 教師力アップセミナー アンケート
 教師力UPセミナー 池田修先生 京都橘大学 発達教育学部 児童教育学科  2017.05.20.Sat
 
アンケート結果から見えるものは?
 一部紹介します。
 
・子どもへの言い返しで、子どもの土俵にのらず、指導を通す方法が分かった。
・どういう視点で切り返すのか、子どもたちに納得してもらえるのかが分かりやすかった。
・指導を入れるところは入れ、笑いやユーモアで返すところは返すという大切さに気付けた。
・「そういう切り返しがあるのか。」とおどろいたことがたくさんありました。
・「信じてるけど心配している。」という言葉は、なるほどと思いました。
・子どもとの信頼関係を築くための小さな会話の秘訣を学ぶことができた。
・教師である自分も謝ることが必要だと思っているので、今日の話がストンと落ちた。
・たくさんの事例を出していただき、自分の学級と照らし合わせて聞くことができた。
・「若い先生は一歩下がる。」「信じてるけど心配している。」という言葉を忘れずに、子どもと接していきたい。
・「論理で切り返す」「ユーモアで切り返す」分かっていたようで、改めて考えさせられる講座でした。
・正論だけでは通用しない目の前の子どもたちへの話が聞けて、たいへん勉強になった。
・5秒以内にその子にとってよりよい言葉をかけないといけない、瞬時に判断していきたい。
・切り返しがとても素早くて、反応、レスポンスの早いことの大切さを学んだ。
・なぞかけがんばりたい。
・視点・スタンス、目的を間違えないようにしたい。
・結論以外のことには触れないことの大切さ。
・自分のキャラや立ち位置において、考え、実践していきたい。
・子どもの発言に対し、すぐに適切に切り返す難しさを改めて感じた。
・子どものいうことに対して戦っていたことが多かったので、余裕をもって対応したい。
・楽しく返すとき、厳しく返すとき、TPOに応じた返し方をすることが効果的だと分かった。
・子どもとの距離感を学ぶことができた。
・若さに頼りきりだった自分を改めるきっかけになった。一歩ひいて子どもとの関係づくりをしたい。
・「ちくる」と「HELP」と「陰口」と聞いて先日の共謀犯について思い出した。
・しかり方にもいろんな方法があると知りました。ユーモアを大切にしていきたいと思った。
・教師でよかったと思う講座でした。がんばりたい。
・子どもを納得させる方法について考えさせられた。
・生徒指導の力の大切さがわかった。
・私たちの仕事は言葉に迷うことが多い。今回学んだことを明日に活かしていきたい。
・言葉の返しの訓練的な活動がとてもよかった。
・論理・知識・ユーモアの使い分けを間違えずに指導に取り入れたい。
・子ども相手だけでなく、対職員や対保護者での言い返しについて知りたい。
・お笑いの勉強を取り入れていきたいと思いました。関西ではどのような講演をされたのか気になった。
・池田先生のテンポの良さを感じた。私もテンポよく話す努力をしたい。
・記録をとることの大切さを学ぶことができた。
・いじめの裏に黒幕がいることは、考えてはいたはずが、はっとした。

 全国中学校社会科教育研究大会 岡山大会 研究紀要から
(1)社会科における思考の方法の分類
 ここでは「比較・関連・総合・分類・類推」の5つの思考類型でした。
 私は、これ以外に、「条件・因果・発展」の類型を使っていました。
 ・条件:「待機児童が減る条件は何か。」など
 ・因果:社会的事象について、それが生じる原因=結果の関係を推定する思考
 ・発展:「今後、どうなるか?」など
 厳密には明確に分けられるわけではありませんが、それぞれに対応するツールを考える必要があります。夏の研修会では示しましょう。
(2)「大正時代の系統表」
 丹葉地区では、これに、「社会的な見方」=追究の視点 を加えます。
 歴史では、
 ○ 年代の基本に関わる視点:時期、年代、時代区分など
 ○ 諸条件の推移や変化に関わる視点:変化、発展、時代の転換 など
 ○ 諸事情の特色に関わる視点:相違、共通性、時代の特色
 ○ 事象相互の関連に関わる視点:背景、原因、結果、影響 など
 まずは作ってみましょう。これも夏の研修会で系統表の中で紹介しましょう。

4 研究会情報
(1)第25回授業実践フォーラム 平成29年6月10日(土)
  新しい学習指導要領が目指すもの ~各教科等における見方・考え方と授業実践~
     不二羽島文化センター    http://www.sokyoken.or.jp/forum.xhtml 
 
(2)岐阜大学附属中学校研究発表会 6月17日(土)
 
(3)岐阜大学附属小学校研究発表会 6月24日(土)
 
(4)岐阜市立加納小学校 中間研究発表会 平成29年7月1日(土) 


5 
お役立ち資料
(1)ここから始める学力向上ー検証改善サイクルの充実/福岡県教育センター
 
(2)小学校における英語教育の教科化に向けた校内研修
 
(3)すぐに使える 校内研修の手法とツール/千葉県総合教育センター
 
(4)若手教員研修のしおり 子どもと生きる
 
(5)意識調査の結果から見えた 授業を変える12の提言/群馬県教育委員会
 
(6)校内研修ガイドブックⅠ&Ⅱ/岡山県総合教育センター
 
(7)授業力向上のために(中学校教員用)
 
(8)授業研究ハンドブック/山形県教育センター
(9)研修テキスト-保護者との信頼関係に基づく安心・安全な学校づくりのために-/山形県教育センター  検索してください。
 
(10)『校内授業研究の進め方ガイドブックⅠ・Ⅱ』/岩手県立総合教育センター
 
(11)『校内授業研究の進め方ガイドブックⅢ』/岩手県立総合教育センター