第487回 社楽の会報告    第486回へ    第488回へ   TOPへ
                                                           
報告者  土 井

 2018年2月15日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井、藤田先生、水上先生(布袋小)、高木潔先生、寺谷先生、保浦先生、髙木将先生、植木先生(犬北小)、勝村先生、大野先生(犬山中)、伊藤先生、小林先生、坂下先生、旭先生、大池先生、岩田先生、熊澤先生(古西小)、鈴木先生(教育センター)、酒匂先生、小澤先生、洲鎌先生(扶桑北中)、河合さん(岐阜聖徳大)尾関さんの23名でした。

土井の資料を紹介します

1 学級づくり1・2・3! 江南市立古知野西小学校教頭 熊澤光浩先生
 教師力アップセミナー 和田裕枝先生
 二瓶弘行国語教室の姿 -物語の「自力読み」とは?
4 まさかそんな・・日本が30年以上も中国をODAで支援していたなんて
5 フォレスタネットに土井のコーナーができました
 
次回は第488回 3月1日(木)19:00~ 布袋北学供です。
次回は、草井小学校教頭の石原先生によりポスターデザイン制作のノウハウを語って実演していただきます。
     
1 学級づくり1・2・3! 江南市立古知野西小学校教頭 熊澤光浩先生
 熊澤先生の学級づくりの理論をたっぶりと学びました。
 
2 教師力アップセミナー 和田裕枝先生
 セミナー4回目の登場です。
 いつものように、4月期の価値付けの授業を見せていただきました。4月にしっかりと方向性を示せば、後は子ども達が動いていくのです。
 講演のテーマは「子どもも 教師も わくわくする授業をめざして! -キーワードは「聞く力」「つなぐ力」「ノート指導」-」
 印象に残った言葉は次のものです。
「意見はせめて3人は聞きましょう」「一人だけでは答え合わせになってしまいます」「前の人と同じ事ではなく、自分の言葉で言わせます」「うなずきは挙手といっしょ」
「先生の提示したもの(貼ったもの、映したもの など)には反応しよう」
「基礎は個人で押さえる。発展はペアやグループで広げる。」
「押さえたいものは教師が価値づける。そこまでは行かないものは、児童が価値づける」
 最後はノート指導です。意味のない花丸はつけません。どこがよいのかわかるように、そこに丸をつけます。または、よいところに線を引いて丸をつけます。
 和田先生は、来年も登場します。




 
3 二瓶弘行国語教室の姿 -物語の「自力読み」とは?-東洋観出版社メールマガジンより
 筑波大学附属小学校国語部では、小学校6年間を通して身に付けるべき読みの力を明確に示し、「読みの系統指導」としてまとめています。そして、その力を付ける授業を具体化したのが二瓶先生が提唱する「自力読み」です
 物語の自力読みでは、まずは物語の基本構造をもとに教材の構造の大枠をとらえ、次にクライマックス場面におとずれる変容について「①何が変わったのか? ②どのように変わったのか? ③どうして変わったのか?」という大きな三つの問いをもち、その解決のためにいくつかの重要な話題を設定し、自己内、そして次に仲間と対話し、読み深めます。やがて変容について自分なりの答えを見付けたとき、その物語が読者である自分に最も強く語りかけてきた「作品の心」を受け取ります。
この学習過程は、基本、どの物語でも同じです。同じ過程を繰り返し、それぞれの物語を深く読んでいくうちに、子どもたちは自然に、物語の読み方、そして読む力を身に付けるのです。
これが「自力読み」の力です。
 なおこれは、新学習指導要領「C読むこと」が示す学習過程、「構造と内容の把握」「精査・解釈」「考えの形成」「共有」との親和性が非常に高い実践です。

4 まさかそんな・・日本が30年以上も中国をODAで支援していたなんて=中国メディア
 発展する中国の元をつくったのは、日本のODAでの支援です。そのことを、中国は国民にほとんど知らせていません。次の記事を紹介します。
 
 今なお根強い反日感情が存在する中国では、日本は歴史問題に対して誠意ある対応を取っていないという声が存在する。日本はこれまで謝罪を行い、様々な支援も行ってきたが、中国ではこうした支援の実態が広く知られているとは言い難いのが現状だ。
 中国メディアの今日頭条は28日、日本が1979年から2010年にかけて中国に行ってきた支援について紹介する記事を掲載し、「日本が中国に30年以上にわたって莫大な支援をしていたとは、まったく知らなかった」と伝えている。
 外務省によれば、日本は2013年度までに有償資金協力(円借款)として約3兆3164億円、無償資金協力として1572億円、技術協力として1817億円、総額にして約3兆円以上を中国に政府開発援助(ODA)として提供してきた。
 記事は、日本がこれまで中国に対して「大規模な支援」を行ってきたことは、「多くの中国人が知らないこと」であると指摘する一方、中国の大都市である上海にある浦東空港や北京の首都国際空港はいずれも日本からの資金援助のもとで建設されたものだと指摘。そのほかにも蘭州や武漢、西安などの空港も同様に日本から援助を受けたものだと伝えた。
 さらに、北京と河北省秦皇島市を結ぶ鉄道や北京市にある中日友好病院、北京市の地下鉄1号線など、建設費のすべてではなくとも、日本からの資金が一部でも投下されたプロジェクトは数多く存在することを強調。経済が発展したことで、中国は資金的に困ることはなくなったが、日本は今も技術や人材の点で中国への支援を継続していると伝え、中国人はこうした事実が存在することを客観的に知っておくべきであると伝えている。
 私も、2005年にその実態を見に行ってきました。その時に作成したのがこののサイトです。

中国ODAみてある記
 









5 フォレスタネットに土井のコーナーができました
 



















 フォレスタネットは、どのような視点で選んでいるのでしょうか?
 いろいろご覧ください。
 
 来年度の社楽の会の予定です。
 火・水曜が混ざっています。

  1月10日 資料集部会リハーサル                           1月17日~ 特別企画
 
 教師力アップセミナー次年度予定
 
第1回 4月28日(土)13:00 ~15:00 赤坂真二 学級作り
第2回 6月23日(土)10:00~12:00 永田繁雄 道徳教育「考え、議論する道徳の具体像」
第3回 9月 2日(日)10:00~12:30 和田裕枝 算数、教科書を生かした授業づくり。
第4回 10月8日(月祝)10:00~15:00 野口芳宏 国語、道徳
第5回 10月28日(日)か? 横山浩之 特別支援教育の基礎・基本
第6回 1月12日(土)10:00~12:00 白石範孝 論理的に思考させる国語の授業づくり
第7回 2月17日(日)10:00~12:00 佐々木昭弘 理科授業の基礎・基本