次回は第491回 5月9日(木)19:00~ 布袋北学供です。
1 社楽の会とは
年度の初めなので、社楽の会の立ち位置を確認しておきましょう。
社会科は、社会事象を学習の対象とします。その対象は広く、また常に変化していくので、一人で教材研究をしていたらやっていられません。そこで、個々で集めた資料を共有し、内容の濃い授業をして授業を楽しもうというのが本来の主旨です。平成6年6月3日から始めました。「楽」の主語は教師です。結果的に、子ども達が社会科を好きになってくれたら、という思いです。
また、資料集部会をバックアップしようという目的も兼ねています。かつてのように、研究を一人の授業者にゆだねることなく、丹葉の教師みんなで支え、それにより次に繋がり、丹葉地区として研究成果を積み上げていくことを願っています。
2 働き方改革の目的は
文部科学省より、平成30年2月9日に「学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改善及び勤務時間管理等に係る取組の徹底について(通知)」が出されました。
これは、中央教育審議会 > 初等中等教育分科会 > 学校における働き方改革特別部会 の答申を元に、文部科学事務次官が出した通知です。
そこには次のように書かれています。
学校におけるこれまでの働き方を見直し,限られた時間の中で,教師の専門性を生かしつつ,授業やその準備に集中できる時間,教師自らの専門性を高めるための研修の時間や,児童生徒と向き合うための時間を十分確保し,教師が日々の生活の質や教職人生を豊かにする
ことで,自らの人間性を高め,児童生徒に対して効果的な教育活動を行うことができるよう,
|
限られた時間の中で
1 教師の専門性を生かしつつ,授業やその準備に集中できる時間
2 教師自らの専門性を高めるための研修の時間
3 児童生徒と向き合うための時間
4 教師が日々の生活の質や教職人生を豊かにする
その結果、「自らの人間性を高め,児童生徒に対して効果的な教育活動を行う」のです。
TEL 052-251-3891
3 「社会的見方・考え方」基本資料
第472回社楽の会で示したものです。
以上3つがあれば理解できます。
4 拙稿紹介 「教師の見方・考え方を鍛えよう」『社会科教育5月号』(明治図書)
与えられたテーマは、「見方・考え方を鍛える 発問づくりの第一歩」の「6 逆転現象を生む発問作りのポイント」です。
「AはBなのになぜCなのか」のCを探し出すのが教材研究という立ち位置で書きました。
ぜひご意見を。
5 勇気づけリーダーの学級経営 -教育zine(明治図書)より-
赤坂真二先生の連載です。
(1)あなたの教室のカリキュラムデザインとして、アドラー心理学はいかが?
(2)なぜ、学級経営にアドラー心理学なのか(1)
(3)なぜ、学級経営にアドラー心理学なのか(2)
(4)アドラー心理学でクラスが変わるのは本当か?
(6)原因を探ることが習慣になっていませんか
(7)見方を変えるとやるべきことが見えてくる
(8)子どもたちも必死なのです
(11)不適切な行動には相手役がいる(2018/4/15 掲載)
6 文部科学省資料
(1)学校における働き方改革特別部会(第11回) 配付資料 4月5日配付
(2)いじめ防止対策協議会(平成29年度)(第2回) 配付資料 平成29年12月25日配付
(3)初等中等教育分科会(第116回) 配付資料 平成30年3月29日
(4)平成28年度スクールカウンセラー実践活動事例集
(5)平成29年度「英語教育実施状況調査」の結果について
(6)学校等における省エネルギー対策に関する検討会(第2回)配付資料 3月15日配付
(7)制度・教育改革ワーキンググループ(第12回) 配付資料
おまけ 東京学芸大学の総合的道徳教育プログラム
教師力アップセミナー次年度予定
第1回 4月28日(土)13:00 ~15:00 赤坂真二 学級作り
第2回 6月23日(土)10:00~12:00 永田繁雄 道徳教育「考え、議論する道徳の具体像」
第3回 9月 2日(日)10:00~12:30 和田裕枝 算数、教科書を生かした授業づくり。
第4回 10月8日(月祝)10:00~15:00 野口芳宏 国語、道徳
第5回 10月28日(日))10:00~12:00 横山浩之 特別支援教育の基礎・基本
第6回 1月12日(土)10:00~12:00 白石範孝 論理的に思考させる国語の授業づくり
第7回 2月17日(日)10:00~12:00 佐々木昭弘 理科授業の基礎・基本