第502回 社楽の会報告    第501回へ    第503回へ   TOPへ
                                                           
報告者  土 井

 2018年11月29日(水)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井(布袋小)、坪内先生、船渡先生(古東小)、奥村先生(岩東小)、勝村先生、安形先生(犬山中)、高木潔先生、寺谷先生(犬北小)、吉田先生(柏森小)、織田先生(栗栖小)、川地先生(大口中)、伊藤先生(古西小)、玉置先生(城東中)、大野先生(犬西小)、天野先生(大口町教委)、早川先生(尾張教育事務所)の16人でした。

土井の資料を紹介します

1 たまには「笑い」がある授業をしたい!   広島大学附属小学校 服部 太
2 福井県年縞博物館
3 岐阜基地航空祭でのブルーインパルス
4 海軍記念館
5 舞鶴地方隊 北吸桟橋
6 伊根の舟屋めぐり
 
次回は、第502回12月13日(です。

     
 シーズンオフシリーズの講師を紹介します。
1月10日(木)資料集部会リハーサル
1月17日(木)土井謙次 「江戸幕府なぜ長く続いた?-家康・秀忠の知恵に学ぶ-」
1月31日(木)尾張教育事務所 早川浩史先生 「社会科的MLBの魅力」
2月13日()岩倉市教育委員会 高橋宏滋先生「思い出のメロディー♪」
2月28日(木)一宮市立浅井中学校長 山田貞二先生「うれしい、楽しい、道徳大好き!」
3月14日(木)犬山市立犬山中学校教頭 岩田泰幸先生
        「今求められている数学力~数字やグラフを様々な角度から見るチカラ」
1 たまには「笑い」がある授業をしたい!   広島大学附属小学校 服部 太
 土井による足利15代将軍の覚え方をアレンジして、徳川15代将軍の覚え方を開発した実践です。その論文の原稿を見せていただきましたので別紙で紹介します。
 では、その覚え方とは?
 1月17日「江戸幕府なぜ長く続いた?-家康・秀忠の知恵に学ぶ-」の時に実際にやってみましょう。
 
2 福井県年縞博物館
 9月にオープンしたばかりの、世界一の年稿を展示する博物館で、何と7万年分を記録しています
 年稿とは、「長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物」のことです。
 地層のように、1年に1層帯状に形成されます。
 その縞模様は季節によって違うものが堆積することで、明るい層と暗い層が交互に堆積することできるものです。
 中の図の上が年稿で、下がその説明です。
 水月湖の年縞は、7万年分残っており、世界一なのです。
 古代の骨などの出土品は、放射性炭素(炭素14)の量で年代が測定できますが、多少ばらつきが出ます。
 水月湖の年縞は、7万年分の放射性炭素(炭素14)の量がわかるために、年代特定の物差しになるのです。
 例えば、人骨が見つかった場合、35,678年前の骨というように、一桁までわかるそうです。しかも、中に含まれる花粉の種類によって、気候もわかるのです。
 「水月湖の年稿」はとにかく優れもの。お近くに寄ったら、ぜひ訪問してみてください。
 公式サイト http://varve-museum.pref.fukui.lg.jp/ 

 『人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか 』(ブルーバックス) 新書  中川 毅
内容紹介
人類は、たいへんな時代を生きてきた! 驚きの地球気候史
福井県にある風光明媚な三方五湖のひとつ、水月湖に堆積する「年縞」。何万年も前の出来事を年輪のように1年刻みで記録した地層で、現在、年代測定の世界標準となっている。その水月湖の年縞が明らかにしたのが、現代の温暖化を遥かにしのぐ「激変する気候」だった。人類は誕生してから20万年、そのほとんどを現代とはまるで似ていない、気候激変の時代を生き延びてきたのだった。過去の精密な記録から気候変動のメカニズムに迫り、人類史のスケールで現代を見つめなおします。
○氷期と間氷期が繰り返す中、人類誕生以来、その歴史の大半は氷期だった。
○現代の温暖化予想は100年で最大5℃の上昇だが、今から1万1600年前、わずか数年で7℃に も及ぶ温暖化が起きていた。
○東京がモスクワになるような、今より10℃も気温が低下した寒冷化の時代が繰り返し訪れて いた。
○温暖化と寒冷化のあいだで、海面水位は100メートル以上も変動した。
○平均気温が毎年激しく変わるほどの異常気象が何百年も続く時代があった。
○農耕が1万年前に始まった本当の理由。
「年縞」とは?
 年縞とは、堆積物が地層のように積み重なり縞模様を成しているもので、樹木の年輪に相当します。2012年、福井県にある風光明媚は三方五湖のひとつ「水月湖」の年縞が、世界の年代測定の基準=「標準時計」になりました。世界中の研究が、その年代特定で福井県水月湖の「年縞」を参照するようになったのです。この快挙を実現したプロジェクトを率いたのが著者です。


3 岐阜基地航空祭でのブルーインパルス
岐阜基地航空祭 2018 へ行ってきました。名鉄三柿野駅から、川崎重工の構内を通って行きます。構内は撮影禁止!
撮影してよいのは右写真だけ。
 ブルーインパルスとは、航空自衛隊の広報として航空祭や国民的行事などで、華麗なアクロバット飛行(展示飛行)を披露する専門のチームのことです。現在は、三菱重工製作のT-4が使われています。
 正式名称は、宮城県松島基地第4航空団所属「第11飛行隊」。青と白にカラーリングされた6機の機体による一糸乱れぬフォーメーション、そしてダイナミックなソロ演技がウリです。
 ガイドブック2018をご覧ください。


4 海軍記念館
 海軍記念館へ行ってきました。旧海軍の史実と伝統を後世に伝え、隊員の教育を目的として、昭和39年舞鶴地方総監部大講堂(旧海軍機関学校大講堂)の一部に設立されました。
  東郷平八郎の関係のものの他、記念品、資料等200余点が展示されていました。
 
5 舞鶴地方隊 北吸桟橋
  23日に、海上自衛隊 舞鶴地方隊 北吸桟橋を見学しました。舞鶴地方隊は秋田県から島根県までの日本海側沿岸が警備区です。 ここから http://www.mod.go.jp/msdf/maizuru/ 
舞鶴地方隊には以下が在籍しています。(ゴシックがこの日停泊していたもの)
護衛艦:「ふゆづき」、「みょうこう」、「あたご」、「ひゅうが」、「まつゆき」、「あさぎり」、「せんだい」
補給艦:「ましゅう」   掃海艇:「すがしま」、「のとじま」
ミサイル艇:「はやぶさ」、「うみたか」  多用途支援艦:「ひうち」 「水中処分母船1号」
護衛艦「ふゆづき」 基準排水量 5,050 t
長さ×幅 151m×18m 最大速力 30kt
定   員 約220名
「はつゆき」型の代替用として建造された汎用護衛艦。全体としてステルス性に配慮されて いる。艦橋上側面と後部上構にFCS-3A多機能レーダーを装備し、発展型の短SAM シースパローミサイルの組み合わせにより、僚艦防空能力を持つ。備砲は前部に127ミリ単 装速射砲を1門、対艦ミサイル(SSM)は国産の90式4連装2基を中部甲板に装備している。
護衛艦「みょうこう」
基準排水量 7,250 t  長さ×幅161m×21m
最大速力   30kt  定  員 約300名
 洋上防空能力向上のため建造された「イージス艦」4隻のうちの一つ。イージスシステムは、目標の捜索・探知から情報処理、攻撃までを高性能レーダー(艦橋側面)、コンピュータ等に より自動処理する対空ミサイル・システムに比べて、飛躍的に能力が向上する。対空ミサイルとアスロックは前、後部甲板下に設置された垂直発射システム(VLS)から 発射される。
  ミサイル艇「はやぶさ」「うみたか」
 日本海沿岸における哨戒、対艦攻撃を主任務とするものとして建造されました。能登半島沖での北朝鮮工作船に対する初の海上警備行動発令と護衛艦・哨戒機を以って しても逃走を阻止できなかったことの教訓から不審船対処能力を付加するよう運用構想を 変更の上、6隻を建造することになった。
  売店には、右の雑誌も売っていました。
  MAMOR(マモル)国民とともに防衛を考える情報誌
  防衛省が編集協力しているからできる肉薄取材で、その活動内容と、自衛官の素顔に迫る、わが国唯一の自衛隊オフィシャルマガジン。




6 伊根の舟屋めぐり
 丹後半島の東端にある伊根町では、船のガレージを舟屋と呼んでいます。周囲5キロメートルの湾に沿って230軒あまりの舟屋が立ち並んでいます。舟屋は、母屋から道路を挟んで海際に建てられています。1階は船揚場、物置、作業場で、漁の準備や漁具の手入れ等に活用されています。
 遊覧船に乗ると、カモメや鳶がエサをめがけてやってきます。迫力がありました。
25分、680円です。
 
 
 




 教師力アップセミナー今年度予定
 
第6回 1月12日(土)10:00~12:00 白石範孝 論理的に思考させる国語の授業づくり
第7回 2月17日(日)10:00~12:00 佐々木昭弘 理科授業の基礎・基本