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報告者  土 井

 2019年1月17日(水)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井、正岡先生、澤崎先生、杉森先生、池山先生(布袋小)、坪内先生、船渡先生(古東小)、奥村先生(岩東小)、木本先生(曽野小)、加藤先生(大北小)、日佐先生(岩南中)、勝村先生、安形先生(犬山中)、伊藤先生(岩倉北小)、高木潔先生、高木将先生、寺谷先生(犬北小)、伊藤先生(古西小)、大野先生(犬山西小)、玉置先生(城東中)、岩井先生(柏森小)、竹野先生(岩倉中)、小澤先生(高雄小)、嘉山先生(犬山西小)、奥村先生(岩東小)、尾関先生(岩北小)、天野先生(大口町教委)、高橋先生(岩倉市教委)、長谷川さん(名古屋中)、池邑さんの30人でした。

土井の資料を紹介します

1 模擬授業「なぜ長く続いた江戸幕府?-家康・秀忠の知恵に学ぶ-」
 参考文献
3 学校における働き方改革特別部会(第21回) 配付資料
4 「古地図 with MapFan」 
5 2019年度文部科学省 予算(案)の発表資料一覧(1月)
 
次回は、第506回1月31日早川先生による模擬授業です。
         
 シーズンオフシリーズの講師を紹介します。
 

 
 模擬授業「なぜ長く続いた江戸幕府?-家康・秀忠の知恵に学ぶ-」
 
 テーマの「なぜ長く続いた江戸幕府?-家康・秀忠の知恵に学ぶ-」は、中学校社会科では定番のテーマですが、今回は、皆さんでいっしょに考えていただきました。
 深い知識は不要なので、社会科以外の先生方も一緒に考えてください。
 右に示した10の要因を、それぞれがダイヤモンドランキングにします。正解はありませんので、自分の解を大切にしてください。そこから見えてくるものは・・・・・。








 なお、最後に、広島大学付属小学校の服部 太先生考案の、「徳川15代将軍の覚え方」を紹介します。まだ覚えていない人でも、一度で言えるようになることを約束します。
 









2 参考文献
 この日の授業の、別紙で紹介したもの以外の参考文献です。
(1)『江戸・幕末史の授業』井沢元彦 amazonの内容紹介
 常識が180度ひっくり返る、目からウロコの江戸・幕末史講義。
 江戸時代といえば、例えば参勤交代や大名の取り潰し、三大改革といった政策が有名でしょう。しかし、これらよりもはるかに重要でありながら、意外に見落とされている政策があります。それが「    」です。
 実はこの「    」という徳川家康の打った布石が、260年後の幕末にとんでもない結果を招くことになるのです。江戸幕府は「   」のお陰で長期政権を築くことができ、その恐るべき猛毒によって滅んだのです。
「    」は第二の「本能寺の変」を防ぐためだった
○「バカ将軍」徳川綱吉こそ戦国終焉の天才政治家だ
○上杉鷹山の藩政改革によって戦国の牙がもがれた
○家康の誤算は最後の将軍が水戸家から出たことだった
……教科書ではわからなかった“歴史の真相"が見えてくる!

「    」は朱子学の導入です。
 
(2)『日本国紀』百田尚樹
 ベストセラーです。amazonの内容紹介より。
 私たちは何者なのか―。神話とともに誕生し、万世一系の天皇を中心に、独自の発展を遂げてきた、私たちの国・日本。本書は、2000年以上にわたる国民の歴史と激動にみちた国家の変遷を「一本の線」でつないだ、壮大なる叙事詩である!当代一のストーリーテラーが、平成最後の年に送り出す、日本通史の決定版!
 ※ 本文以上にコラムがおもしろい!
 
(3)『家康、江戸を建てる』門井慶喜  NHKの正月時代劇の原作です。
 amazonのいいレビューがありました。
「江戸の建築に携わった人たちを描くショートショート」
 その人を如何思うかは、誰からその人の説明を聞いたかに多分に左右される。
 私は“家康”のことは数年前に山岡荘八に説明を受け(の本を読み)、今では日本一傑出した人物と思う様になっている。そのため表題からして気になり手にしたのが本著であった。
 ショートショートの構成で江戸の建築に携わった人が5名出てくる。
 利根川の流れを変えた伊奈忠次。
 日本の通貨を支配する小判を作る橋本庄三郎。
 今で言う井の頭から江戸に水を引いた六次郎と、赤坂の溜池及び神田明神の名水を発見し江戸に配水した大久保藤五郎。
 伊豆の石切りの親方吾平と江戸の石積みの親方喜三太。
 江戸城の大工頭中井正清。
 こういう個人に光を当てる小説、個人的に好きです。その背景に家康がいるのだから面白くない訳がない。
 



(4)『徳川家康の江戸プロジェクト』門井慶喜
  amazonの内容紹介より
  関東の寒村にすぎなかった江戸。なぜ徳川家康は、その江戸に幕府を開いたのか。そして、どのように巨大都市を造営していったのか。直木賞作家が、自身の家康観や江戸観を明かしながら、家康の壮大な「江戸プロジェクト」を掘り下げる。また家康以後、江戸から東京へと変貌する首都の姿も追う。二〇二〇年のオリンピックを控えた東京が、家康が「建てた」江戸から学べることは数知れない。
 目次より
はじめに――江戸始図の「発見」
第一章 家康は、なぜ江戸を選んだのか
 家康が関八州に移った理由・江戸は荒れた寒村だった 他
第二章 水を治める――水運と水道
 利根川の流れを曲げる・遠浅の海を埋め立てる
 伊奈忠次を抜擢した家康の英断 他
第三章 都市には何が必要か
 米を運ぶ・ベネチアと江戸・日本初の〝プロ経営者〟・大判から小判へ
 世界史上初の先物取引は、日本で行なわれた 他
第四章 江戸の町をつくる
 江戸城の天守閣は何色だったか・焼け落ちた天守閣の再建 他
第五章 首都は生き続ける
 江戸は人工的な町・戦争の技術か、平和のための技術か 他
第六章 家康の建てた江戸を歩く
 古地図に書き込む
 江戸を歩く1――関宿城博物館
 江戸を歩く2――東京都水道歴史館
 江戸を歩く3――日本銀行と貨幣博物館
 江戸を歩く4――関口大洗堰
「家康、江戸を建てる」撮影訪問記 他


3 学校における働き方改革特別部会(第21回) 配付資料
(資料1-1)初等中等教育局2019年度予算(案)主要事項(速報版)その1~4
(資料1-2)2019年度文部科学関係予算(案)主要事項 (PDF:1224KB)
(資料2)「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(答申素案)」に関する意見募集の結果について (PDF:293KB)
(資料3)新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について(答申(案)) (PDF:991KB)
(資料4)「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン(案)」に関する意見募集の結果について (PDF:273KB)
(資料5)公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン(案) (PDF:117KB)
(参考資料1)学校における働き方改革特別部会 委員(名簿) (PDF:46KB)
(参考資料2)諮問概要 (PDF:224KB)
(参考資料3)学校における働き方改革に関する緊急対策の策定並びに学校における業務改善及び勤務時間管理等に係る取組の徹底について(平成30年2月9日付け文部科学事務次官通知) (PDF:581KB)
(参考資料4)妹尾委員提出資料 (PDF:197KB)
 資料3は77ページあります。
 資料5は4ページです。
 
4「古地図 with MapFan」  http://labs.mapfan.com/etc/kochizu/ 
 現代の地図と、「タイムワープMAP・東京制作委員会」が制作した江戸時代の古地図と、昭和30年代(東京オリンピック前)の地図同時に閲覧することができます。地図の移動はドラッグで簡単に移動でき、スマートフォンにも対応しています。スマホでもサクサク操作できるから気軽に江戸時代、昭和時代、平成時代の東京の移り変わりを視覚的に楽しむことができます。
 実際に歩きながら見ると、まさにブラタモリですね。
 
52019年度文部科学省 予算(案)の発表資料一覧(1月)

教師力アップセミナー今年度予定  
第7回 2月17日(日)10:00~12:00 佐々木昭弘 理科授業の基礎・基本