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報告者  土 井

 2019年11月14日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井(草井小)、奥村先生、吉田先生(岩東小)、高木先生(犬山北小)、大野先生(犬山西小)、安形先生、勝村先生(犬山中)、伊藤先生(岩倉北小)、山田先生(城東中)、坪内先生(江南市教委)、阿部先生(門弟山小)、11人でした。

土井の資料を紹介します

1 全国小学校社会科研究協議会研究大会 岐阜大会2日目各務原市立那加第二小学校
2 岐阜市立長良東小学校 令和元年度中間研究発表会 参加報告
3 岐阜市立加納中学校 研究発表会 参加報告
4 須田慎一郎 講演会 「日本経済と中小企業の展望
 
次回は、第522回 11月28日です。
     
 
社楽の会 今年度 開催予定 すべて木曜日
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528回2/27  529回3/12  丹葉地区研修会 1/11  愛社研冬期研修会 1/18 
シーズンオフ企画 現在のところの予定です。
525回1/16 土井謙次  「大衆は何を求めるのか 江戸時代vs令和 -歌川国芳の浮世絵に見るジャーナリズム-」
526回1/30 江南市立布袋小学校長  早川先生   「C'mon,baby アメリカ 」 70年代社会を考察します。
527回2/13 NPO法人古代邇波の里・文化遺産ネットワーク  大塚友恵さん  「学校で考古資料を活用しよう!」
528回2/27 岩倉市教育委員会 高橋先生 未定 
529回3/12 名古屋市立はとり中学校 佐藤先生 社会科模擬授業  
       参勤交代による経済的影響を考えるもの  織田信長と豊臣秀吉の租税制度の違い
       江戸時代の経済政策          市民革命から租税負担を考えよう

1 全国小学校社会科研究協議会研究大会 岐阜大会2日目各務原市立那加第二小学校
 参加報告
11月1日に開催された大会への参加報告を別紙で紹介します。
さらに、本田先生の単元計画と本時の指導案を紹介します。
 
2 岐阜市立長良東小学校 令和元年度中間研究発表会 参加報告
11月2日に訪問した様子を別紙で報告します。
 
3 岐阜市立加納中学校 研究発表会 参加報告
11月9日に訪問した様子を別紙で紹介します。
 
4 須田慎一郎 講演会 「日本経済と中小企業の展望」
 令和元年11月10日 北名古屋市文化勤労会館
 須田氏は1961年生まれ。「そこまで言って委員会NP」など多くのレギュラーを持つ人気者です。豊富な人脈でスクープを連発しています。以下の講演記録は、私のメモによるもので、文責は私にあります。
------------------------- 今私たちは大きな変化の中にいる。その中で、成功するためにはどうしたらよいのか。成功とは成長、昨日よりは今日。そういった変化の過程で、成功のためにはどうすればよいのか。答えは決まっている。対応力をつける。変化に気づく。100年に1度の変化に対する対応力をつけると言うこと
 具体的に言う。
 毎日、朝日、読売、毎日、東京、産経など、ほとんどすべての全国紙には目を通す。今年の初めに、すべての新聞に、大企業が広告を出しメッセージを送った。トヨタ自動車だ。日本で最も勝ち組が、こんな広告「自動車メーカーであることを辞めます」。不思議な広告だ。強烈な危機感の表れだ。世界に冠たる大企業だが、今までと同じことをやっていては、50年後、100年後には企業を維持することはできない。環境が激変しているということ。トヨタですらそう。
 私も最近経験した。東京の事務所は秋葉原にある。交通の便がいい。3ヶ月前、いつもと違う風景。改札を出て、横断歩道を渡ろうとした、左にCoCo壱番屋。東京にもたくさんあり、昭和通り口に2軒ある。左手を見ると、CoCo壱番屋が店舗改装に入っている。10日後、完成したCoCo壱番屋を見てびっくりした。CoCo壱番屋といえば黄色の看板のはずだが、違う。全部緑。屋号だけがしろ抜き。なにが起こった?
 数日後、私も事務所で仕事をしていた。さっきのことを思い出したので、緑のCoCo壱番屋へ行った。知っているCoCo壱番屋と違う。イスラム教に対応している。アルコール厳禁、豚肉厳禁、牛肉もと殺の仕方が違う。仰向けにして喉から血を抜かないといけない。そうしした材料を調達することをハラール対応(その反対がハラーム対応)といい、認証機関があり、マークを掲げられる。なるほど、緑はイスラムカラー。トルコやサウジは国旗が緑。だから緑のCoCo壱番屋なのだ。びっくりした。店に入ると、私以外全員外国人。ビーンズカレーをたのんで、食べてびっくり。黄色のCoCo壱番屋と全く一緒だった(笑)。
 隣の人に英語で「どこからきた?」と話しかけたら、マレーシアからだった。観光?と尋ねたら、「近所で働いています」と日本語で返ってきた(笑)。日本にいると、食べ物の制約が大変だそうだ。「こういう店ができてよかった」と言っていた。東京、大阪、名古屋に、ハラール対応の店が増えた。一昨日、近所のセブン-イレブンの店頭に「ハラール対応の弁当を始めました」とあった。なぜか?二つの理由がある。一つは外国人観光客が激増したこと。元々、日本政府が主導した。2008.9年頃、小泉政権の頃、国土交通省に観光庁をつくった。2025年には3000万人と目標を立てたが、2018年に達成した。今年は韓国からが激減しているのに、昨年を上回る増え方だ。昔は、中国・台湾・韓国が御三家。今は、ワールドカップもあり、世界各国から。イスラム教徒も。ヘジャブをかぶっている。特にインドネシアは日本の3倍の人口。やってくる人も多い。
 もう一つは、外国人労働者が大きく増えた。4月1日から改正入国管理法が変わり、単純労働者が猛烈な勢いで増えた。名古屋で、黄色いヘルメットをかぶった外国人2,30人がホームを歩いていた。JR東海が技能実習生で外国人を入れている。線路の保線をやり、実際上は働き手だ。いろんな国からやってくるので、イスラム教徒も多い。そうした飲食店が必要とされる。
 
 もう一点大事なことがある。CoCo壱番屋の決算書を見ると、意外なことが起こっている。
 ビジネスモデルはどうやってのびるのか?新規出店すると、利益が増える。出店地域を見つけるのがビジネス。右肩上がりだった。しかし、数年前から新規出店しても、売り上げが伸びなくなった。それは、出店地域が減り、成長の限界が来たと言うこと。チェーン展開をしている店ならそうなる。
 企業は二つに分かれる。全く異業種をする、もう一つは、同じチェーン店で違った商品を展開する。吉野家がそう。はなまるうどんは吉野家がやっている。CoCo壱番屋のハラール対応もそれに近い。もう一つがグローバル進出。CoCo壱番屋はインド店がオープンした。カレーの本場だ。ハラール対応で成功したら、世界へ展開を始めた。重要な点だ。
 違った具体例。オタフクソースという広島のメーカーがあり、お好み焼きソースでは日本一。社長をよく知っている。「新製品を開発しているので、もう少しで完成しそうだから、至急送るから食べて感想を教えて」と言われた。どんなソース?びっくりした。ハラール対応のお好み焼きだ。通常はアルコール成分が入っているのでだめ。少しぐらいいいじゃないと思ったが、そうはならない。かつて、味の素が大変だった。インドネシアで、ポークエキスが入っているとデモがあった。見本は最低でも、数10グラムの瓶詰めだが、アジアの人は味の素が大好きで、使い切るだけの量を買う。ほしい分だけ、小袋をミシン目で切って買う。台紙のところに原材料名が書かれているが、小袋なので気がつかずに買っていた。ある時、消費者が台紙を見た。食べていけないポークエスが入っていた。ジャカルタ支社は何万人ものデモ隊に囲まれた。味の素がポークエキスをはずした。
 オタフクソースでもやってみたら大変で、アルコール入れないと味が変わる。私は「そこまで言って委員会」などのために半分は大阪にいる。大阪は外国人だらけ。大阪の番組で、須田が何分後に声をかけられるかという実験を2カ所でやった。梅田はロケバスから降りてすぐに声をかけられた。ゼロ秒。ミナミの道頓堀・戎橋は5分たっても、30分たっても誰も声をかけてくれない。2時間たっても声がかからない。理由がわかった。日本人が歩いていない。中国語や韓国語でティッシュ配っている。大阪はインバウンドで潤っている。
 外国人で一番不満なことを聞いてみた。フリーWi-Fi が少ない、料理に写真が載っていない。ダントツの一位が、深夜で家族で遊べるところがない。ドンキホーテが2件で道頓堀だけでいつ行ってもにぎわっている。ABCマートでは、閉店時間11時。10時50分に行っても店内一杯。以前は8時にはシャッターをおろした。今は夜中までで、そのほとんどが外国人。朝からお好み焼きやたこ焼きを食べる。口に合い、けっこうドンキホーテでお好み焼きの粉を買う。なので、イスラム教徒のインバウンドが粉と共にハラール対応のソースを求めているのだ。
 
 もう一つの例。岡山県産 清水白桃。1こ2000円で高いがうまい。数年前、マレーシアの金持ちがたまたま食べた。あまりのおいしさにびっくりして「ありとあらゆる果物で一番いちばんうまい。」といい、後の予定をキャンセルして、毎日清水白桃を食べた。マレーシアに帰って、みんなに言うと、人気が出たが桃は年中ない。そこでその時期に、岡山に行くのがブームになった。マレーシアにいても白桃が食べたいというニーズが高まった。ジャカルタには伊勢丹があり、日系だから、1個いくらでもいいから輸入しようとした、問題があった。桃は痛みやすく、輸送が難しい。だから普通は未熟なときに収穫する。船便は無理、飛行機は重力がかかる。桃を重力をかけないで運ぶことをANAとヤマト運輸が取り組んだ結果、輸入が可能になった。マレーシアで1個4000円で売っている。
 
 今までは国内マーケットだけでやっていけた。これからは日本だけではよくて横ばい。普通、右肩下がり。海外相手が必要だ、それがグローバル化。日本国内だけでとどまっていては成功できない。
 こういう変化が起こっている。繰り返すと、これから日本国内では、外国人労働者が日本でお金を使う。岐阜で講演会があり、帰りを待っていたらバスが止まって、外国人の宿泊客が乗っていく。ガイドの人に聞いたら「鵜飼いを見に行く」。私は日本人だが鵜飼いを見たことは1回もない(笑)。外国人も鵜飼いを見るんだ。日本全体が観光資源になってきた。ニーズに合わせたサービスにしないといけなくなった。
 加えて、TOYOTAの話。国内マーケットが縮小し、国内の自動車は減っていく。都市部に住む若い人は自動車離れが顕著。昭和の生まれの私は、学校に入ってすぐに免許を取り、バイトでお金を貯めて自動車を買った。助手席にお姉ちゃんを乗せるのが夢だった。
 今の子は免許持っていない。自動車の維持費がかかり、駐車料金や税金・保険も高い。公共交通機関で目的地に着く。それで十分。それもあり、自動車の販売が減っていく。
 カーシェアリング。リースとは違う。シェアリングは共有で、マンションで1台ありますよというもの。予約制という形で利用し合う。会社員は平日は使わないが、自営業の人は土日は使わない。そう言う人たちが無駄を省こうとするうまくできたシステムだ。
 技術革新で、自動運転の車ができ、スマホで操作すればが運んでくれる。そうすると、自動車を保有する気持ちになるか?10年もたたないうちにそういうことが起こる。
 今、会館で話しており、15時30分で終わる。スマホで帰りの方法を検索すると、名古屋まで無人タクシーで、そのあとのぞみ、東京駅から無人タクシーでというのが出る。AIで混んでない道を選んで走り、トータル料金はいくらかカード払いで支払いが済む。新幹線はスマホのバーコードで乗る。こんな時代がやってくる。そんな時代で車が売れるか?もちろん自動運転の車もつくるが、それだけではだめ。移動に関するサービス全体を提供しよう、ソフト面も対応しよう、料金決済や金融も。それがTOYOTA。これからどういう変化が起こるか、消費者のニーズ、技術革新、AI搭載の電気自動車、料金支払い。これらの材料が提示され、変化を見極める。変化に対応するにはどうしたらよいのか?これまでに固執しては生き残れない。ジャストインタイムシステムではだめだ。過去の成功体験や経験則に頼っていてはこれからの時代に生き残っていけない。日本を代表するトヨタですら、変わろうとしている。それ以外の企業ならなおさらだ。変化に対する対応力を考えないといけない。そんな気がする。
 技術革新はハイスピードで進む。来年ぐらいから、5Gの時代になる。第5世代。
 第1世代は携帯電話。大きかった。重かった。アナログ
 第2世代は デジタル。音声がクリアに。音声データのみ
 第3世代は、通常のメールができるように、動画はまだ。写真も時間がかかった。
 第4世代は今持っているもの。大量の情報が運べるようになったが、映画は30秒かかる。
 第5世代は、2時間の動画が3秒でダウンロードできる。
 これまでは何か不便なところがあり、改善・解決するためにグレードアップした。今は問題がない。技術が進歩し、これからは、進歩した技術をどう利用するかという問題だ。これを各企業が考えている。
 これからは、何をするかが問われている。5Gがスタートしたら、6Gを目指している。
 トヨタはいつまで自動車をつくるかに落ち着いた。相当な変化が起こる。来年から始まるだろう5G。北名古屋市に手術の機械が導入されて、アメリカにいる心臓外科医によって操作される時代が来る。時差がない。こういった応用ができる。
 最後にエピソード。長崎県の五島列島に講演に呼ばれたが行きにくい。前泊し、街を見に行った。すごいですね。シャッターもなにもないゴーストタウン。おばあちゃんに聞いたらコンビニもない。「買い物困るでしょう?」と聞いたら「困っていない。」という。「どうやって買い物しているの?」と聞いたら返ってきた答えが「アマゾン」(笑)離島が多い、交通の便が悪い。買い物難民、金融サービスも劣悪、県と自治体が、高齢者に対してスマホ教室を開き、教えている。必要とあれば、最先端のサービスを利用できる。都市部というよりも、地方から波が押し寄せる。そういう時代になってきた。通信機械の成長によって、買い物難民が救済されている。地方の人が都市部の人と同じサービスを受けられる。これを頭に入れておくと、本質が見極められる。
 
 今、複雑な心境。みなさん、もっと大事な用があったのでは?見なきゃいけないTV番組があったのでは?(笑)今日は私は出ていない。録画というのは、視聴率にカウントされない。
 リアルに見てほしい。見なきゃいけないときにイベントがあったら、テレビをつけておいて、スイッチだけは入れておいて。それがお互いWinWin!(笑)
 1こ4000円の桃が売れる。今、アジア太平洋地域。中国から東南アジアの富裕層がどんどん出てきている。富裕層が4億人いる。これが1点。
 オタウクそうだし、清水白桃もそうだが、これまでは日本国内のマーケットだけである意味恵まれていた。1億2千万人は結構大きなマーケットで十分に飯が食えた。逆に行えば、韓国は5千万人で、国内だけでは消費できないので初めから海外へ行く。KPOPも初めから、日本人好みに育てる。相手の国に輸出するようにつくるからヒットする。そういう時代なのだ。
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 終了後には、須田さんがハイヤーに乗る場面に出会いました。須田さんの方から「ありがとうございました」といってもらえました。
 テレビでよく見ていますが、彼の情報網は素晴らしいと思っています。
 今回は、1 インバウンド向けの対応をする、2 グローバルに展開する という話であった。さらに5Gなど、技術の進歩に対して、何ができるかを考えようという話もありました。
 結局、最初に言われた、変化への対応力をつけることが大切なのです。
5 平成29年改訂の小・中学校学習指導要領に関するQ&A
 ここから http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/qa/1401386.htm 
 
社会科の質問を紹介します。
問1. (小学校)第3学年の内容(1)の「身近な地域や市区町村の様子」について,内容の取扱い(1)のアやその解説において,「自分たちの市」に重点を置くよう示されています。また,第3学年の内容(4)の「市の様子の移り変わり」の学習に改められ,現行の学習指導要領に比べて難易度が上がったように感じます。これらのことにより3年生に求める学習が変わるのでしょうか。
 
問2. (小学校)第3学年の内容(2)の解説に「市内に見られる生産の仕事の主な分布を大まかに調べた上で,生産の仕事の様子を見学・取材する」という記述があります。また,第4学年の内容の取扱い(3)に「県内の文化財や年中行事が大まかに分かるようにするとともに」とあります。全体を俯瞰するイメージということは分かりますが,問題解決的な学習では具体的事例を調べることから始めることが多いと思います。事例などを具体的に調べる活動と全体を俯瞰する活動に順序の規定はあるのですか。あるいは柔軟に捉えてよいのですか。
 
問3. (小学校)第5学年及び第6学年の学年目標において「多角的に考える」と表現していますが,現行の学習指導要領の解説では「多面的」と表現されていました。一方,中学校社会の教科目標では,これまでどおり「多面的・多角的に考察」するとしています。小・中学校社会科でどのように区別しているのでしょうか。
 
問4. (中学校)各分野の改訂のポイントを端的に示すと,それは何でしょうか。
 
問5. (中学校)令和3年度から新学習指導要領が全面実施となり,歴史的分野が5時間増え,地理的分野が5時間減りますが,令和元年度及び令和2年度の移行期間中は授業時数についてどのように移行させていけばよいでしょうか。
 
問6. (中学校)例えば,歴史的分野の内容Cの(2)に「これまでの学習を踏まえ,歴史と私たちとのつながり,現在と未来の日本や世界の在り方について,課題意識をもって多面的・多角的に考察,構想し,表現すること。」,これと同様に,地理的分野の内容Cの(4)や公民的分野の内容Dの(2)に示すように,「構想」という表現が各分野で見られますが,この「構想」について具体的に教えてください。日本の在り方を考えることが「構想」と捉えてよいのでしょうか。
 
問6は「構想」という概念が加わりましたので、回答を紹介します。
日本の在り方を考えることも「構想」の一つと捉えて問題ないですが,地域社会や国際社会の在り方など,身近な地域から国際的なものまで,「構想」する対象は幅広いことに留意してください。なお,地理的分野,歴史的分野,公民的分野の全ての内容において「構想」させなければならない,というものではなく,内容によっては概念等に関する知識の確実な習得を目指すために「考察」,「表現」を中心とする事項もあり,そのことは『中学校学習指導要領解説社会編』においてそれぞれの事項に即して示しています。
また,「構想」においては,必ず課題の解決策まで示さなければならない,と捉える必要はなく,解決に向けて「構想」できるようにすることが大切です。
(参考)平成 29 年改訂中学校学習指導要領解説(社会編)第2章第1節