第522回 社楽の会報告    第521回へ    第523回へ   TOPへ
                                                           
報告者  土 井

 2019年11月28日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井(草井小)、奥村先生、吉田先生(岩東小)、安形先生(犬山中)、日佐先生(岩南中)、玉置先生、山田先生(城東中)、坪内先生(江南市教委)、酒井先生(岩東小)、杉田先生(宮田小)、早川先生(布袋小、高橋先生(岩倉市教委)の12人でした。

土井の資料を紹介します

1 垂井町立垂井小学校 研究発表会 参加報告 (R1.11.11)
2 論文紹介「討論の授業」で「深い学び」を実現する 北 俊夫
3 論文紹介 小学校は子どもに身近な題材で討論をマネジメントする 須本良夫
4 『社会科教育12月号』を読む
5 小牧市立小牧原小学校公開授業研究会 講演「対話的学びをめざして」石井順治
6 お役立ちサイト・資料
 
次回は、第523回 12月12日今年最終です。
     
 
社楽の会 今年度 開催予定 すべて木曜日
522回 11/28 523回 12/12 524回1/9リハ 525回1/16  526回1/30 527回2/13
528回2/27  529回3/12  丹葉地区研修会 1/11 愛社研冬期研修会 1/18 
シーズンオフ企画 現在のところの予定です。
525回1/16 土井謙次  「大衆は何を求めるのか 江戸時代vs令和 -歌川国芳の浮世絵に見るジャーナリズム-」
526回1/30 江南市立布袋小学校長  早川浩史先生   「C'mon,baby アメリカ ー70年代社会を考える-」
527回2/13 NPO法人古代邇波の里・文化遺産ネットワーク  大塚友恵さん 古(いにしえ)のロマンにふれる
     「学校で考古資料を活用しよう!」
528回2/27 岩倉市教育委員会 高橋宏滋先生 「ふるさとの記憶~文学の解釈における社会科的アプローチ」 
529回3/12 名古屋市立はとり中学校 佐藤先生 「歴史は経済がつくった!中学校 歴史での経済授業」 
       

1  垂井町立垂井小学校 研究発表会 参加報告 (R1.11.11)
  別紙で報告します。
 
2 論文紹介「討論の授業」で「深い学び」を実現する 北 俊夫
 『社会科教育12月号』より別紙で紹介します。
 
3 論文紹介 小学校は子どもに身近な題材で討論をマネジメントする 須本良夫 
 『社会科教育12月号』より別紙で紹介します。
 
4 『社会科教育12月号』を読む
 上記2本の論文以降を一冊読み進めました。土井による一行要旨を載せました。

特集 対立と合意を考える!思考を深める「討論教材」25選
視点2 対立と合意を考える!思考を深める「討論教材」教材化の視点とポイント
 (2)中学校/ 調整するプロセスを重視した授業構想を/山内 敏男
  討論の振り返りで、そのプロセス、および結果を調整することができたかを評価したい。
 (3)高等学校/ 討論の在り方と教材選択の再吟味から/新井 明
  ディベートにも振り返りが重要。本質性、具体性、切実性、関連性、発展性のある教材を。
視点3 自分事としてとらえる課題設定の工夫;「事実の分析的検討」を指標に/米田 豊
課題に対する討論の課程で事実の分析的検討に耐えうる綿密な指導計画が必要である。
視点4 成功のための教師のナビゲート;討論授業のゴールを見据えたナビゲート/紙田路子
討論の目的は、多面的・多角的に考え公正に判断する力、合意形成の力の育成である。
視点5 見取りと評価のポイント;授業目標を細かく分析して評価規準をつくれ/岡田広示
目標を明確にし、観点と評価基準を決め、評価方法を確定して評価しよう。
視点6 対立と合意を考える!思考を深める「討論授業」/小学校3・4年/石井芳生
春菊生産が、なぜ大阪が全国2位かを、現場取材で教材化。討論により授業化していった。
【住みよいくらしをつくる】4年ゴミ処理;討論授業で思考を深めるポイント/佐々木潤
資料を基に、意思決定型、未来指向型の課題を、部的合意形成や教師の提案も織り交ぜる。
【我が国の農業や水産業】5年 +-マトリクスで自給率向上策を考える/平川公明
自給率を高めるための対策を、+面・-面、双方合意のための改善策を表にした。
【情報生産と情報化した社会】5年「情報」;「学校ホームページにどれ載せる?/阿部・泉谷
ARCSモデル(注意・関係性・自身・満足感)により学年HP作成により情報リテラシーを学ぶ
【弥生時代以前~安土桃山時代】6年武士の世の中―竹崎季長の生き方を考える―/梅澤真一
  歴史学習における討論4類型。例「季長が戦ったのは恩賞めあてかor国のためか」
【江戸時代~第二次世界大戦】“主体的~深い学び”を生む三つの『定石化発問』/古川光弘
  江戸時代の民家から身分制度を検討/キリンラガーのラベルを時代順に並べる
視点7 対立と合意を考える!思考を深める「討論授業」/中学校地理 南アメリカ ESD
アマゾンの開発を続けてよいかを、先住民・開発農家・政府・開発事業者の立場で討論 
 海洋プラスチック問題を自分事としてとらえる「しかけ」づくり/中村 仁
  SDGsの視点でプラスチックゴミをについて考える授業。http://www.thinktheearth.net/jp/ 
 【古代までの日本】物語性と意外性を活かした討論授業!九州対ヤマトで考る/田中龍彦
  岩戸山古墳をもとに、筑紫磐井とヤマト王権との戦いについての討論の授業
 【近代・現代の日本と世界】「自分事」として「北方領土問題」について考える/南畑好伸
「えんたくん」を使って、北方領土が返還される条件について考える授業
 【私たちと経済】歴史と公民 「『現代のCSRグランプリ』を決めよう!」/梶谷真弘
別子銅山から考える企業のCSR(社会的責任)と現在のCSRグランプリの会社を探す
 【私たちと政治】日本は選挙の棄権に罰則を設ける。是か非か/行壽 浩司
表題について、事前の準備に加え、タブレットで検索しながらディベートで議論。
視点8 高校地理 感じて分かる現代世界の貿易と経済圏/鈴木 映司
loilo Noteを使って貿易ゲームを行った実践
 歴史 意見は対立,ディシプリンは合意の授業デザイン/美那川 雄一
「国家が衰退するとは?」をテーマに討論し、ルーブリック評価を行う
 公民 討論までの場づくりと「討論」を目指した授業づくり/塙 枝里子
討論のトレーニングと、民事調停ゲームでの討論の実際。

小特集 今,社会科が熱い!研究会実践レポート 第2弾
 地理教育研究会(第58回大会)地域に学ぶ地理教育の創造を~地域から環境再生を考える  水俣で3日間開催。水俣病の歴史・現状の講演、資料館見学、レポート検討、現地研修
 歴史教育者協議会(第71回埼玉大会)対話からひらく未来/桜井 千恵美
埼玉で3日間開催。侵略・植民地支配の負の遺産を学ぶ、学校をカエル、日韓交流等
 社会科の初志をつらぬく会(第62回全国研究集会)こいつはこんなすごいヤツだったのだ  京都で2日間開催。カルテと座席表、授業記録等検討。
 全国公民科・社会科教育研究会(令和元年度全国研究大会)主体的・対話的な公共教育
福岡で2日間開催。現代社会・倫理などの実践発表。金融教育、シチズンシップ教育等

最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第9回)学びをつなぐ②/小倉勝登
子どもの学びがつながるように、生活科から3年「まちたんけん」に地元素材でつなげた
最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第3回)「現代的な諸課題」との関わり
高校「歴史総合」は、日本と世界、過去と現代をも総合する現代の諸課題を歴史的に見る
〈筑波大附属小発〉「主体的・対話的で深い学び」をつくる教材研究ABC (第9回)5年生(2)
ポケモンGOを導入に、スマホは携帯電話かPCか?タブレットは?を話し合う。
ICTも有効活用!社会科見学後の授業をどうするか?~火事からくらしを守る~
  単元を貫く課題をつくり、学習が家庭でもつながるものとする。予想・見学・共有の実際。
考え方を鍛える最新ネタ/大阪環状線の出発メロディーから見える大阪の様相/河原 和之
  出発メロディからその地域の歴史を学ぶ実践。おもしろい!
社会科で思考と感情(エンパシー)をどう育てるか/学習課題としてのライティング方略
  表現課題で、三人称で書くより、一人称の方が人気が高い。しかし、三人称の方が客観的
見方・考え方の育ちをとらえる授業モデル/パフォーマンス課題 二度の世界大戦と日本
パフォーマンス課題の実践例。中学校なら、やってみたい授業である。
歴史的思考力を伸ばす授業 過去と現在を比較し現代社会の課題を考察する 別紙で紹介
過去と現代をベン図で比較をし、兼題の課題について考える。これもおもしろそう!
見方・考え方を働かせて学ぶ地理授業デザイン 自然環境と地域区分―「分布」を働かせて
  日本を地域に分ける。地形、気候、資源、産業、交通などどんな分け方ができるか。
「主権者の育成」にどう取り組むか―教材&授業― 主権者の育成と「価値分析力」の育成①
  価値分析のために、トゥールミンモデルを使った実践。理由とその根拠が書き分けづらい。
新学習指導要領全面実施直前レポート 副読本の作成と新学習指導要領(8)/澤井 陽介
4年生の水・電気・ガス、ゴミ・下水処理の副読本をどうするか。安全安定/健康の違い
社会に開かれた中学校社会科教育~中学校社会科は三分野の「入れ物」ではない~
社会に開かれた教育課程に、社会科はどんな役割りがあるのか。言われてみればその通り。
歴史探究ミニツアー 勤務校大妻中学高等学校周辺歴史散策 身近な地域から歴史を学ぶ
勤務校の周りにどんな史跡があるのか、具体例を紹介。さすがに皇居周辺は史跡が多い。
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第261回)三重県の巻/川本 一也
三重県社会科を牽引する四人の実践を紹介。
 
5 小牧市立小牧原小学校公開授業研究会 講演「対話的学びをめざして」石井順治
石井順治先生の40分間の講演の要旨を別紙で紹介しました。
 
6 お役立ちサイト・資料
(1)『生徒指導提要』文部科学省  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1404008.htm   生徒指導上の指導要領です。240ページを超える大作です。

(2)さぬきの授業 基礎・基本〔改訂版〕 ?子どもに学びのときめきを?
  旧版を改定したもので、今の時流に合ったとてもよくできています。よくできています。

(3)ささやかな教育技術 http://www7a.biglobe.ne.jp/~sasayaka/index.html 
  いろいろと工夫をした実践が出てきます。

(4)新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会(第3回)配付資料
   さらに次ぎに向かって動き出しています。

(5)教育考現学    http://bcaweb.bai.ne.jp/~aik28501/ 
   大阪教育サークルはやし(代表) 荒井 賢一さんのサイトです。
   社会科だけでも、膨大な量の実践があります。

(6)心理学ミュージアム/日本心理学会

(7)yamaya49のブログ~むずかしいことをやさしく、やさしいことを深く、深いことを面白く~より http://yamaya49.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-dc44.html などの記事が面白い

(8)南井三鷹の文藝×上等     http://blog.minaimitaka.site/ 
  深い思索に出会うことができます。