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報告者  土 井

 2019年12月12日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井(草井小)、奥村先生、吉田先生(岩東小)、伊藤先生(岩北小)、寺谷先生(羽黒小)、高木先生(犬北小)、安形先生、勝村先生(犬山中)、玉置先生、山田先生(城東中)、坪内先生(江南市教委)、木本先生(曽野小)、早川先生(布袋小、高橋先生(岩倉市教委)の14人でした。

土井の資料を紹介します

1 社楽の会メーリングリストが変わりました
2 道徳の授業の「考える視点」試案
3 初任者指導資料「添田リスト」
4 株式会社 第2半期決算配当の仕組み
 
次回は、第524回 1月9日資料集部会リハーサルです。
     
 
社楽の会 今年度 開催予定 すべて木曜日
522回 11/28 523回 12/12 524回1/9リハ 525回1/16  526回1/30 527回2/13
528回2/27  529回3/12  丹葉地区研修会 1/11 愛社研冬期研修会 1/18 
シーズンオフ企画 


1 社楽の会メーリングリストが変わりました
 これまでのメーリングリストが12月2日で終了したため、新しい仕組みに移行しました。
 まだ登録していない方(土井からメールが届いていない方)は、土井までメールでアドレスを教えてください。
syaraku@tcp-ip.or.jp まで「メーリングリスト登録希望」とお願いします。
 グループアドレスにメールを送ると、登録されている全員にメールが届きます。
 
2 道徳の授業の「考える視点」試案
 前回、道徳科の授業における視点について話題になりました。きっかけは垂井小学校の道徳の板書です。
 「いつ」「どこで」「どんなことを」は、国語科でも使える場面設定の確認ですが、「そのときの気持ちは」「今思うと」「自分の課題は」は、道徳の「考える視点」になっています。
 
 横山先生は、読み物資料は大きく次の3つに分かれると言われました。
1 生き方が変わる ビフォーアフター
2 場の変化がもたらす人間の姿(例)「バスの赤ちゃん」
3 本当に感動するようなよいことが書かれている。新 しいことを知る。
 最も多い1のパターンでは、次のことを考えることがそのまま道徳の授業の構成要素になります。
 ① 主人公は誰か
 ② 変化したのは誰か
 ③ 変化した出来事はどこか
 上記③の見える部から、見えない部分を右図のように掘り下げることが道徳の授業なのです。
 例えば、「はしのうえのおおかみ」で見てみると左のようになります。
 したがって、この①から③は、考える視点になり得ます。
 また、永田繁雄先生の理論によれば、下の図が有名で、それぞれ、次のような発問が考えられます。
 
A 共感的な視点 ○○はどんな気持ちか、何を考えているのか
B 分析的な視点 なぜそうしたか、どんな意味があるのか
C 批判的な視点 自分だったらどうするか、どう考えるか
D 投影的な視点 ○○のしたことをどう思うか、それでよかったのか
 
 道徳において、なぜ「考える視点」が必要かというと、「考え、議論する道徳」として次のような授業が考えられるからです。(実際に見た授業です)
 簡単な導入 → 全文通読 →T「今日は何を考えたい?」→ 「○○はなぜそう行動したか」
「…で自分だったらどうするか」など → T「それでは、これとこれについてみんなで話し合ってみよう」 あくまでも押さえたい価値と、「多面的・多角的、自己を見つめる」というキーワードのもとで教師がコントロールしつつも、かなり自由度の高い授業がなされます。
 この授業が成立したのは、「考える視点」が明示されていたからです。実質的に、社会科でいう見方カードと同じ機能を果たしています。 
 
3 初任者指導資料「添田リスト」
 一つ一つは1から3枚までのものコンパクトなものが多く読みやすい。また、それぞれの親ページには、他に多くの資料が紹介されている。最新版のあるものは、土井により改訂済み。
【学級開き】
「2 学級開き(担任第一声)から一週間の指導 」 
 
【学習意欲】
「学ぶ意欲をはぐくむ」栃木県総合教育センター
 
【発問の工夫】
「③発問の工夫 しりべし教育スタンダード」後志教育局義務教育指導班
「授業づくり Q&A(Q10)」島根県教育センター浜田教育センター
 
【教室環境】
「学級経営講座 月別編(6月の学級経営 潤いのある教室環境づくり)」埼玉県教育局東部教育事務所 https://www.pref.saitama.lg.jp/g2204/documents/621697.pdf 
 
【板書】
「授業の流れがわかる『板書』の工夫」笠岡市教育委員会 学校教育課
「5板書:文部科学省」
「板書の書き方とノート指導(地理学習トラの巻⑩)」前全国中学校社会科教育研究会会長 赤坂寅夫 https://www.teikokushoin.co.jp/journals/bookmarker/pdf/201604/03_mssbl_2016_04_p06_09.pdf 
 
【話し合い活動】
「ペア・グループ学習の進め方・4つのコツ」教育zine
 
【机間指導】
「あきたのそこぢから」秋田県総合教育センター
「机間指導の目的はなんですか?どんな方法がありますか?」
 
【ほめ方・しかり方】
「規範意識を育むほめ方・しかり方」京都市総合教育センター
【ノート指導】
「Ⅱ-6 ノート指導(『さぬきの授業 基礎・基本』改訂版)」香川県教育委員会
「思考過程がわかるノート指導」滋賀県総合教育センター
 
【ワークシート】
「授業づくり Q&A(Q15)」島根県教育センター・浜田教育センター
 
【教材・教具】
「学習活動の充実を図る教材研究」
 
【ICT機器の活用】
「ICT機器を活用した授業づくり(特別支援教育におけるICT活用ガイドブック」)」
「ICT機器活用事例集」釧路教育研究センター
 
【言語能力の育成】
「確かな言語能力を育成する国語科教育の在り方」福岡市教育センター
 
【個に応じた指導】
「Ⅲ-3 子どもの実態に合わせた指導(さぬきの授業 基礎・基本)」香川県教育委員会  https://www.pref.kagawa.lg.jp/kenkyoui/gimu/pdf/kyoinsiryo/kiso_kihon2/h29kiso-kihon2-3-3jittai.pdf 
「個に応じた指導の充実」北海道立教育研究所
 親サイト[学習評価の工夫改善に関する研究] http://www.doken.hokkaido-c.ed.jp/?page_id=198
 
【キャリア教育】
「キャリア教育の基本的な考え方(キャリア教育実践事例集)山口県義務教育課」
 
【開かれた学校づくり】
「地域に開かれた安心・安全な学校づくりのヒント」文部科学省
 
【いじめ・不登校対策】
いじめ・不登校対策ハンドブック 熊本市教育委員会
【環境教育】
「環境教育指導資料(幼稚園・小学校編)」国立教育政策研究所 H26.10 
「目指せ!持続可能な社会の担い手を育む教育」
 
【集団づくり】
「指導のポイント ~授業づくりの参考に~」島根県教育庁義務教育課
「学級づくりガイドブック」千葉県総合教育センター
 
【課題研究】
「課題研究の進め方」茨城県教育研修センター
 
【授業づくり】
「授業を変える」福島県教育センター
   『授業をつくる16の視点』(平成25年3月)
  https://center.fcs.ed.jp/wysiwyg/file/download/13/458                   ○ 「学習活動にはふさわしい学習形態がある」神奈川県立総合教育センター         https://www.edu-ctr.pref.kanagawa.jp/Snavi/kyouzaiSnavi/guide31pdf/03-01.pdf        
「授業づくりのポイント解説」群馬県吾妻教育事務所 
「小学校初任者教師のための授業づくりハンドブック」神奈川県立総合教育センター
「集団づくり」と「授業づくり」7つの視点 宮城県大河原教育事務所
「わかる授業 Support guide」沖縄県教育委員会
「授業づくりガイドブック(改訂版)」千葉県総合教育センター
「主体的に学ぶ子どもの育成」門真小学校
「主体的に学ぶ子どもの育成」鹿島市古枝小学校
「授業改善のポイント4」思考を促し、見取る教師の働きかけ
  「授業改善のポイント6」 振り返りとノート指導を生かしたまとめの充実
 
【診断的評価】
「診断的評価 形成的評価 総括的評価」山梨県
「主体的・対話的で深い学び」 の実現に向けた実践事例集 香川県教育委員会
 
【算数科指導】
「小学校算数の授業改善」日田市立日隅小学校
「魅力ある算数の授業づくり 研究紀要第275号」岡山県総合教育センター
  「魅力ある算数の授業づくりⅡ」岡山県総合教育センター
 
【道徳関係】
「これから求められる道徳教育」高知県 教育委員会 西部教育事務所 
「道徳学習指導案の例」
                                  
【特活関係】
「楽しく豊かな学級・学校生活をつくる特別活動」国立教育政策研究所
「特別活動ハンドブック 小学校編」加須市教育委員会
  「特別活動ハンドブック 中学校編」加須市教育委員会
 
4 株式会社 第2半期決算配当の仕組み
 日本には、次項のように3月期決算で年2回の配当を出す企業が多い。
 その原資の仕組みは次の通り。
 まずは、総売上を計算する。その後は・・・
 
 
 
 https://diamond.jp/articles/-/175158 より引用   実際の説明を見てみましょう。