第524回 社楽の会報告    第523回へ    第525回へ   TOPへ
                                                           
報告者  土 井

 2020年1月9日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました 。

 参加者(勤務校)は、土井(草井小)、奥村先生、吉田先生(岩東小)、日佐先生(岩南中)、船渡先生(古東小)、高木先生(犬北小)、大野先生(犬西小)、酒井先生(犬東小)、伊藤先生(岩北小)、寺谷先生(羽黒小)、高木先生(犬北小)、安形先生、勝村先生(犬山中)、玉置先生、山田先生(城東中)、坪内先生(江南市教委)、木本先生(曽野小)、天野先生、伊藤先生(古西小)、織田先生(栗栖小)、木本先生(曽野小)、大藪先生(犬山市教委)、池邑さんの22人でした。

土井の資料を紹介します

1 資料集部会リハーサル
2 次回予告「大衆は何を求めるのか 江戸時代vs令和 -歌川国芳の浮世絵に見るジャーナリズム-」
3 新渡戸稲造の思い
4 『社会科教育1月号』をすべて読む
5 おすすめWeb サイト
 
次回は、第525回 1月16日土井による模擬授業です。
     
 
シーズンオフ企画 

1 資料集部会リハーサル
2 次回予告「大衆は何を求めるのか 江戸時代vs令和 -歌川国芳の浮世絵に見るジャーナリズム-」
 ジャーナリズムの役割とは?日本のマスコミはその役割を果たしているのか?
 江戸時代の大人気浮世絵師・歌川国芳の作品に見るジャーナリズムから、現代と令和を比べながら考えていきます。
 それは、世の中をどう見るのか、世の動きにどう対峙するのか、という自分の問題なのです。
 1月16日はB会議室です。(Aは尾北教祖) ぜひ若手を誘ってご参加ください。
 
3 新渡戸稲造の思い
 昨年12月18日
岩倉東小学校6年生に対して、全員参加型での授業を行いました。題して、「新渡戸稲造の思い」。
 初めに、紙幣人物カルタを行いました。知識がなくても参加できる画像クイズなども織り交ぜながら、外国籍児童でも参加できる工夫をしました。
 最後の1枚が新渡戸稲造。「この人は、どんな人でしょう?」で内容に入ります。年表を元に、
彼の生涯をクイズを織り交ぜながら追っていきました。そして、最後まで世界平和を訴えていった稲造の意志を引き継いでほしいこと、岩倉東小学校の児童は小学校時代からその資質が備わっていることを告げて授業を終えました。
 全員が積極的で、私にとってもとても楽しい時間を過ごすことができました。
 飛び込み授業もいいものですね・・・。
 
4 『社会科教育1月号』をすべて読む
特集 おさえておきたい「授業のつまづき」リカバリーガイド
視点1 おさえておきたい!「授業のつまずき」全員がわかる授業デザイン/棚橋健治
 まずはわかる授業をする、目標を明確にしてつまずきを見つけやすくしフォローする。
視点2 「授業の落とし穴」子どものつまずき解消のポイント・地理教育/釜本健司
 等高線・方位などの地図指導、地域を絞った思考力を育成し汎用力をつける
同・歴史 子どものつまずき解消のポイント・教科書を疑え/岡明秀忠
 教科書を疑い、なぜ?を考えさせ、新たな視点で見て、わかった気にさせないのが大切
同・公民 子どものつまずき解消のポイント・事象のつながりを見つける/岩野清美
 社会を見る視点を与え、つながりを見ることで、よりよい社会を目指す子どもを育成する
視点3 気になる子にアプローチ!「授業のつまずき」フォローアップの一工夫/石田航平
 興味がない、資料が読めない、話し合いが苦手、まとめが書けない、それぞれのフォロー
視点4 中学社会「生徒のつまずき」フォローアップワーク/黒木寛久
 弱点補強のためのワーク3例(時差、テーマ史-日中交流史-、三権分立)
視点5 【授業最前線】子どものつまずき解消!全員が「わかる」授業モデル/小学校
・3年 身近な地域問題解決的な学習のスタートダッシュ/宗像北斗 
 白地図の活用、自分の市、子どもの考えを生かす授業についての実例。
・4年 水害防止・2つの問いとわかるために/北川智之
 水害が減少したグラフから、なぜ減少したのか、「誰が」を軸にした「なりきる活動」を。
・5年 日本の農業や水産業・大単元全体で関連づけて考える/加藤達也
 農業、水産業の授業の後、単元を大きくとらえ、両者の共通点を見つけることで見えてくる
・5年 情報化社会・内容・目的・活用の具体化を/渡部 健
 コンビニで使われている情報通信技術から、情報の活用、国民生活との関連を考えるもの
・6年 鎌倉時代・つまづき解消の四要素/岡本典久
 期待感、挑戦性、協働性、達成感によりつまずき解消するもの。いわゆる「見方カード」
 
・6年 明治の国づくり・価値葛藤問題を教材化する/佐藤祐介
 幕末の条約に賛成か反対か、明治政府の政治に賛成か反対か。
視点6 【授業最前線】生徒のつまずき解消!全員が「わかる」授業モデル/中学校
・地理的分野:「地域を見る目」を育てるヨーロッパ州の授業/金澤翔平
  観光を視点にヨーロッパをとらえる授業 
・地理的分野:3つのポイントでおさえる、「わかる」授業/伊澤直人;一色中部小
  資料作成、話し合い、ふり返りとフォローアップ
・歴史的分野:教材・教師・子どもの融合点を目指す授業/森田淳一
  教材の論理、教師の論理、子ども論理でつまずきを防ぐ 
・歴史的分野:「何のために?」を問い、考える授業/下前弘司
制度ごとに、どのような時代背景?解決すべき課題は?を考える
・公民的分野:導入部としての位置づけを意識した単元構想/松田大輔
  題材づくり、生徒の問いを生かす、生活体験を踏まえた資料の選定でつまずきを解消する
・公民的分野:政治参加への実感的な理解を目指して/伊倉 剛
  政治的有効性感覚を高めるために「メガソーラーは、本当にエコか?」を考える
視点7 【授業最前線】生徒のつまずき解消!全員が「わかる」授業モデル/高等学校
・地理:「つまずき」の視点から地理を捉え直す/森田育志
  乾燥帯の授業を例に、「気候」学習のつまずきを考える
・歴史:今日は何の日 年号暗記の歴史教育からの脱却/藤野明彦
  日付や歌の歌詞から歴史の興味を喚起する実践
・公民:経済分野の苦手解消につながる問いかけ/大橋弘志
  用語の概念の定着を狙った実践。説明、例文、「具体例は・要するに」の往復。基本的
 
最新情報で徹底解説! どうなる・どうする社会科教育 (第10回)/小倉勝登
 「共生」「グローバル」を軸に社会科と総合的な学習とを横断的にカリ・マネをしたもの。
最新情報でしっかり解説!歴史教育はどう変わるか (第4回)/藤野 敦 
 単元の「見通し」;学ぶ目的、「振り返り」;次にどうつながるか、自分の学びの改善点は
〈筑波大学附属小学校発〉「主体的・対話的で深い学び」をつくる教材研究ABC (第10回)
 6年生:島原・天草一揆を例に、資料からストーリーを描きながら学ぶ
ICTも有効活用!板書&資料でよくわかる授業づくりの教科書 (第10回)/朝倉一民
 6年生:札幌市の雪対策と雪祭り雪対策、観光利用など自治体の施策について考える
100万人が受けたい!見方・考え方を鍛える社会科授業 最新ネタ (第10回)/河原和之
 東大阪市ねじ物流センターの取材と教材化。おもしろい!
社会科で思考と感情(エンパシー)をどう育てるか (第10回)/原田智仁
 ウィギンスらの逆向き設計論。目標→評価→指導という設計論。理解の定義も。おもしろい!
「見方・考え方」の育ちをとらえる!パフォーマンス評価でつくる社会科授業モデル (10回)
 国際バカロレアの教育プログラムによるパフォーマンス課題の実践。おもしろい!
歴史的思考力を伸ばす授業デザイン (第10回)/田尻信壹
 歴史の同時代性(横のつながり)を意識し、ウェビングを活用したもの
見方・考え方を働かせて学ぶ! 地理授業デザイン (第10回)/井田仁康
 空間的相互作用を働かせて、交通・通信、観光の授業をつくる
小・中・高を通じて「主権者の育成」にどう取り組むか―教材&授業アイデア― (第10回)
主権者の育成と「価値分析力」の育成②/橋本康弘  トゥールミン図式の課題
新学習指導要領全面実施直前レポート (第10回)/澤井陽介
 第4学年:「県内の伝統や文化、先人の働き」における副読本の作成の留意点
 
社会科は社会とどのように関わるのか―社会に開かれた社会科とは― (第10回)/泉 貴久
 高校地理:新学習指導要領における社会に開かれた学びの意味と地理教育。理論的
〈見方・考え方を鍛える!〉学び直す日本史 歴史探究ミニツアーpart2 (第10回)
 身近な地域から歴史を学ぶ実践例その10;お茶の水周辺。活動のモデルとなりえる。
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第262回)
 関東中学校社会科大会、付属小中、高校研究会、千葉大教育学部社会科教室の研究
 
5 おすすめWeb サイト 今ブログで注目しているサイトです
 すべてのビジネスパーソンのためのWebマガジン。「教養カテゴリー」は美術、人物、思想・哲学に分かれ、それぞれ読み応えがある。他のカテゴリーも含めて、ビジネス版リベラルアーツとも言えそうです。
(2)日本史事典 https://nihonsi-jiten.com/ 
 現役大学院生が解説するわかりやすさに力点を置いたサイト。その発想は授業でも生かせます。
(3)中田敦彦のYouTube大学
 説明不要の超有名番組。悔しいほどわかりやすい。社会科教師としては負けていられません。
(4)歌舞伎三昧 https://kabukist.com/ 
  歌舞伎のことならここ。情報が新しい。
(5)違いがわかる事典 https://chigai-allguide.com/ 
価格、値段、料金、代金、代価、金額の違いなど、授業でも使えそうなネタがごろごろ。
(6)FITNESS HUB  https://fitnesshub.jp/ 
  歴史は新しいが、筋トレ・ダイエット・食事に関する正しい情報を提供してくれます。
 

社楽の会メーリングリストが変わりました
これまでのメーリングリストが12月2日で終了したため、新しい仕組みに移行しました。
まだ登録していない方(土井からメールが届いていない方)は、土井までメールでアドレ
スを教えてください。
   syaraku@tcp-ip.or.jp まで「メーリングリスト登録希望」とお願いします。
 グループアドレスにメールを送ると、登録されている全員にメールが届きます。