1 双方向型オンライン授業の(今のところの)極意!
この1年のコロナ禍の中、全国で、いろいろな形でオンライン授業が行われました。現在でも小中学校で一部行われていますが、今回は、オンライン授業の形について考えてみましょう。 オンライン授業には、大きく次の2つがあります。
大学生なら、オンデマンドでも学習効果が上がると思いますが、小中学生では難しいようです。先進校でも、事前の録画に時間がかかり、45分単位時間の中の10分から20分の動画撮影が多数派でした。学習効果は、事後のテストでなければ確認ができません。
同時双方向型では、テレビ会議型とセミナー型があります。私はどちらもやってみましたが、セミナー型は、一人では苦しいのです。スムーズに行うには、もう一人必要です。
結論として、小中学校では、テレビ会議式が向いていると思います。昨年、今年と、zoomやmeet を使って数十回オンライン授業を経験しました。その経験の中で、その秘訣(極意?)を紹介小します。
〇 zoomかmeetか?
機能はzoomが先行し、meetが追いかけるという展開です。現在のところ、zoomのほうがやりやすいといえます。
・ブレイクアウトセッションでグループ活動ができる。meetは有料。
・zoomの録画機能。チャットも自動保存。
・meetは、最初にルームに入った人が退室すると、ルームとともに、チャットの記録も消え てしまう。
〇 カメラとマイクは?
・カメラは常時ON,マイクは話すときだけONで、普通はOFFが標準です。
・meetでは、子どもの顔出しの数は標準は16人までしか移りませんが、Google Meet Grid View という拡張機能を使えば、クラス全員を一度に見ることができます。
そのほかの拡張機能では、
① 絵文字でリアクションができる「Nod - Reactions for Google Meet」
② 出席の確認ができる「Meet Attendance」
③ ミュート解除に便利な「Google Meet Push to Talk」
④ 文字起こしをしてくれる「Tactiq Pins for Google Meet」
などがあり、どんどん増えていくのがGoogleの強みです。
マイクは、内蔵のものでもよいが、ヘッドセットはよりクリアに聞こえる。
〇 教師―児童生徒間のやり取りは
① 8分に1回はチャットで意思確認
ただし、チャットは全員が送ったかが瞬時にわからないので、共有をかけたスプレッドシートの自分の名前のところに入力するのがベター。
チャットやシートの内容を見ながら、「なぜ、そう考えたの?」「〇〇さん、□□さんの・・・という意見をどう思う?」と問い返し深めていく。
意見については、他の子はリアクション。
② 顔を見ながら意図的指名(時には、子どもの中での相互指名もあり)
③ 子どもからの挙手、また、絵文字による意思確認
〇 児童生徒間のやり取りは
① グループ活動が可能なブレイクアウトルーム
② Jamboard、スライドなどでの共同作業
③ Fripgrid などでの発表、感想交流
④ google chatチャットをグループ化して使う → ログが残る
〇 全員の意見、傾向をつかむには
① Googleフォームでアンケート→ 結果がすぐにみられる
〇 授業の進め方は・・・次のすべてでICTを使えます。
授業でのICT活用
段階ごとの活用法
「課題の提示」は、プレゼン(パワーポイント、スライド、Keynote等)、デジタル教科書、実物投影機などの画面を切り替えての画面共有進めます。
極意! 共有は長くて8分。時々顔を見合うことが大切。
学生には、オンライン授業の支持者も多いのです。
初めてリアルタイム双方向のオンライン授業を受けた学生の声
「他の人の振り返りを見て感じたことや新しい発見をチャットにどんどんとみんなが入力しているのを見て、こんなにも他の人が考えていることが分かるのは初めてだと思いました。教室の授業だと、全ての人の意見を一人ひとり聞き理解することは本当に難しく、数人の考えしか分かりません。しかし、今回のようなzoomを用いた授業では、チャット機能を活用して全員の意見や考えていることを一目で見ることができました。オンライン授業は悪い点ばかりであると考えてしまっていましたが、教師側がオンラインならではの機能をうまく活用することによって、教室の授業と同等の、あるいはそれ以上の授業を展開していけるのだと思いました。」
「先生が今回使われたようなブレイクアウトルームの活用が授業において大切だと感じました。」
「オンライン授業だからこそできることは録画できることだと思いました。」
今回初めてZoomによるオンライン授業を受けてみて、資料や動画が見やすかったり、全員の意見を知ることができるという点など、思っていた以上に利点があるように感じた。」
極意をまとめてみます。
極意
対面時からzoom,meetを使い、そのメリットを生かすべし!(習うより慣れろ!)
共有・交流・保存・蓄積・瞬時の特性を生かすべし!
対面に近いやりとりを重ねるべし!
共有は長くて8分!時々顔を見合い、集中をとぎらせない
豊富なアプリを使いこなせ!
ブレイクアウトルームを使いこなせ!
録画して欠席者に配慮を!
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録音機能 & デスクライト: オンライン会議に最適です。本体にはマイクが内蔵されているので、スキャン画面の動画(MP4)を保存できます。テレビ通話アプリにカメラとして認識させることで、オンライン会議やセミナー、講演会などにご利用いただけます。機能的なインテリアのモダンなフォルムをお楽しみください
3 土井の夢ナビ講義Videoを公開!
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