第75回 社楽の会報告    第74回へ   第76回へ
                                  報告者 布袋中 土 井

  7月17日(木)布袋北学供にて、第75回の社楽の会を開催しました。参加者と社会科(生活科)の担当学年を紹介します。土井(中1)、木本先生(小5)、天野功先生(中2)、高田先生(中3)、岩田先生(中2・1)、添田先生(小5)、大藪先生(中1・3)、高橋先生(小2)、尾関先生(中2)、岩井先生(小4)、大島先生、(中1)、奥村和彦先生(小5)、山田信夫先生の13名でした。

☆ 土井より、中学校1年生1学期期末テストを紹介しました。資料活用能力を図るために、地図帳を見ながら解く問題を出題しました。「最澄が建てた寺は、江南市から見てどの方角にあるか。十六方位で答えなさい」という奇問?もありました。
・ 次に職場見学アンケートを紹介しました。1年生が秋に実施するもので、働く人にふれるために、交通機関を利用して名古屋・岐阜方面の希望の職場を見学するものです。ここでは、職業を10の分野に分け、その中から希望をとりました。
・ 富山県滑川市立滑川中学校を紹介しました。校内に200台以上のパソコンを設置し、すべての教室からホストコンピュータへのアクセスが可能です。改築事業の国庫負担金は、7億7千万円だったそうです。

☆ 高田先生より、『指導と評価』6月号(日本教育評価研究会)より論文を紹介していただきました。論文名と著者のみ紹介します。
 「総合的な学習による環境教育」 佐島群巳(日本女子大学教授)
 「総合的な学習による情報教育」  山極 隆(富山大学教授)
 「総合的な学習による国際理解教育」佐藤郡衝(東京学芸大学教授)

☆ 木本先生から、伝統工業問い合わせ先一覧を紹介していただきました。さっそく児童が問い合わせの手紙を、西陣織、豊橋筆、有田焼、南部鉄器、有松絞り、江戸木目人形、博多人形など14カ所に出したそうです。
・ さらに、「伝統工業の調べ学習の仕方」プリントを紹介していただきました。伝統工業の特徴、歴史、工程、努力、問題点を調べるための、見学、手紙、図書館、インターネットといった方法が、文例などの具体例とともに紹介されています。全国187の伝統的工芸品を紹介してあるホ−ムページがあります。伝統的工芸品産業振興会が開いているもので、次のアドレスです。
   http://www.nttls.co.jp/kougei/k_index.html

☆ 大薮先生から伝統的工芸品産業振興協会編集『伝統的エ芸品の本』平成8年度版¥1,900 を紹介していただきました。全国の伝統的工芸品の歴史や特徴、作り方などが紹介されています。お問い合わせは、(財)同産業振興協会 〒107東京都港区南青山3-1-1 プラザ246 пi03)3403−1621
・ さらに、同産業振興協会発行のパンフ「『伝統的工芸品』ってなんだろう?」を紹介していただきました。伝統的工芸品とは?数、生産額、場所、材料、歴史など、小・中学生にもわかるように書かれています。
・ パソコンのソフトを紹介していただきました。「世界地図・データベース」帝国書院)は4,000の地名、51のテーマの階級区分図、世界各国の情報、20の国家グループごとに表とグラフなどがあります。フロッピ−4枚でハードに8MBの空き容量が必要です。定価¥19,000
・ 著作権や情報モラルなどの小学校高学年用指導用テキストを紹介していただきました。出典は、次のアドレスです。
http://www.geisya.or.jp/~omiya3/080.htm
  @ 著作権について知っていますか
  A 情報社会の中で気をつけなければならないこと
  B 発信する情報には責任を持とう
  C 身体への影響について考えよう

☆ 尾関先生から、新聞記事の紹介がありました。
 @ 知多市の尾張万歳が国の重要無形民俗文化財に指定されたのを記念して記念行事を開催
 A 江南市今市場地区に伝わる獅子芝居の唯一の担い手・三ツロ鎌三さん
 B 長野五輪選手に贈る法被を製作してくれる中学生・高校生を募集
    問い合わせは、同企画事務局 п@052−264−1240
・ 英語教科書「NEW HORIZON2」(東京書籍)より、多民族国家のシンガポールの様子を表したテキストを紹介していただきました。国際理解に役立つとともに、海外と意見の交流をするときに、英作文の参考になると思われます。
・ 伝統文化に関連して、『日本の常識事典』日本の伝統文化研究所(KKベストセ ラーズ)を紹介していただきました。「読んで極める茶道」では、その起源、千 利休について、家元制度についてなど、わかりやすく書かれています。
・ 岐阜市歴史博物蹄発行「暮らしいまむかし」「民具が語る昭和時代」を紹介していただきました。前者は遊びと娯楽について、後者にはちゃぶ台について書かれていました。“ちゃぶ台”は、家族の序列を如実に物語った箱膳と違い、家族が車座になり、家庭の民主化運動の立て役者になったという見方をしています。
・ 「新聞のある風景写真コンテスト」のお知らせです。キャビネ以下で7月31日締め切り。送り先は、〒100千代田区内幸町2−2−1日本プレスセンタービル 日本新聞協会「新聞のある風景」写真コンテスト係   問い合わせは 03−3591-4637

☆ FWガイド部会の先生方が、ガイド原稿を提案していただきました。
 FW(フィールド・ワーク)は、江南市民文化会館を起点として、中央道を通り犬山北小で鵜飼見学、堤防を通りすいとぴあ江南で食事をとり展望台見学、その後森永乳業、ミサワセラミックスの2つの工場を見学するというコースです。その間に、ガイドの先生方が江南、扶桑、犬山の紹介をします。内容は、今後練られていきます。
 

      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp