第85回 社楽の会報告    第84回へ   第86回へ
                                  報告者 布袋中 土 井

 12月25日(木)岩倉中学校にて、第85回の社楽の会を開催しました。参加者と社会科(生活科)の担当学年を紹介します。土井(中1)、大藪先生(中1・3)、岩田先生(中2・1)、高橋先生(小2)、尾関先生(中2)、大島先生(中1)、木本先生(小5)、熊木先生(中3)、和田先生(小5)の9名でした。

☆ 土井より、タイムワープシリーズCD「中学世界の歴史」「中学日本の歴史」を紹介しました。それぞれ25分で歴史学習の要点が押さえられるラップになっています。特に、世界の歴史の方は歌詞・曲とも秀逸で、布袋中では給食準備中のBGMに使用し、授業中にも歌いながら復習に利用しています。発行 ひくまの出版 定価 \2,800
・ 次に「オーストラリア発見」学習指導プラン・コンテストを紹介しました。ビデオ教材「オーストラリア発見」を活用したオーストラリア学習指導プランを作成して応募すると、入賞20名がオーストラリアへ行けるというものです。締め切りは来年2月末日必着、A4版10枚以内。土井も応募するつもりです。
  コンテストについての問い合わせは、豪日交流基金本部事務局まで。 
  〒 108-8361 東京都港区三田2−1−14 オーストラリア大使館内 
   TEL 03−5232−4063 FAX 03−5232−4064
・ 続いて、PCfan別冊『先生と子どもたちのためのパソコン活用術』を紹介しました。情報教育について、パソコンで何ができるか、教育ソフト活用事例など、わかりやすくまとめられています。付録にはコンピュータ授業実践事例として、小牧市立桃陵中学校がデジタルビデオで紹介されているCD−ROMがついています。
・ 以前社楽の会で教えていただいた“使用済みテレカで地震犠牲者に義足を”キャンペーンの活動報告をしました。青少年赤十字が行っているもので、使用済みテレカ1,000枚で義足1つを贈ることができます。布袋中もボランティア委員会の呼びかけで参加し、現在約1,000枚集まっています。
問い合わせ先 〒105 東京都港区芝大門1−1−3 日本赤十字社青少年課
 『テレカで義足』をキャンペーン係 п@03−3438−1311 内 5130 担当 木村
・ 土井より、パソコンを使ったテレビ朝礼の教師の話を紹介しました。パワーポイントとデジカメを駆使して、整理整頓の大切さを全校生徒の視覚に訴えるものです。整頓前と整頓後のロッカーの様子を紹介し、整頓するとロッカーが有効に使えることを理解させました。その後で週目標を提示し、整理整頓の意味を確認しました。
  整理とは、必要なものと不要なものを分けて、不要なものを捨てること。
  整頓とは、必要なものがすぐに取り出せるようにすること。 

☆ 尾関先生からは、パラリンピックカレンダーを紹介していただきました。糸井重里、北野武、有森裕子ら24名の著名人が作品を寄せています。このカレンダーの収益は、パラリンピックの式典・文化イベント制作費、広報費、選手の育成費用として使われれます。\3,150 代金引換の宅急便で届けられます。次の電話で申し込んでください。
 п@03-5469-5688 発売元 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-26-15  03-3404-1504 
  (財)長野パラリンピック冬季競技大会組織委員会 東京制作室
・ 次に、財団法人旭硝子財団が行っている第6回「地球環境問題と人類の存続に関するアンケート」調査報告書を紹介していただきました。世界各国政府及び非政府組織職員等613名によるアンケートです。アンケート項目の中には、冷戦時代に話題になった危機時刻意識もあり、現代は午後9:04(男性8:57、女性9:30)ということでした。危機意識は日本が一番低く(8:42)、西欧が高い数字になっていました。問い合わせは、〒102 東京都千代田区四番町5-3 サイエンスプラザ2F
    03-5275-0620 FAX 03-5272-0871
・ 中日新聞夕刊の有料メッセージ(\2,000)を紹介していただきました。名鉄の提供で行われているもので、安価でメッセージを載せることができます。学校の活動でも利用できそうです。
・ 岡山の養護教諭のサークル‘いちごつなぎ’編集の「空になりたい−保健室登校の生徒の詩集−」を紹介していただきました。繊細な心が感じ取れます。
申し込み 〒708-03 岡山県苫田郡鏡野町瀬戸308
   サークルいちごつなぎ 藤田照子  FAX 0868-54-1258
・ 「月刊消費者」特集号 「ストップザ・悪徳商法」3冊(総集編・若者編・高齢者編) を紹介していただきました。資格取得商法、マルチ商法、紹介商法、自己啓発商法、アポイントメント商法などが具体的に紹介されています。
財団法人日本消費者協会 〒104 東京都中央区八丁堀4-5-9 エイトビル 
    03-3553-8601 FAX 03-3553-8986 

☆ 木本先生から、扶桑東小とのメールの交換について報告していただきました。岩南
 小からは縄跳び、染め物の体験学習の感想、扶桑東小からはつまおり傘の紹介が写真と共に紹介されていました。

☆ 大島先生より、情報モラル10か条(仮称)を紹介していただきました。@相手との信頼関係を大切に、A質問するときは、質問のねらい・自分の考えも伝えよう、B正しい情報を見極める目を持とう、C興味本位で情報に関わるのはやめよう、D発信する情報には責任を持とう等、情報モラルを10にまとめたものです。それぞれ具体的な指導をどうすればよいのか、興味のあるところです。
・ 次に、パンフ「大事にしようあなたの創意 知っておこう知的所有権」文化庁監修、を紹 介していただきました。知的所有権についてマンガでわかりやすく説明されています。
発行(財)消費者教育支援センター 〒160 東京都新宿区新宿1-24-12東信ビル601   03-3351-7241 FAX 02-3351-7242
問い合わせ先 文化庁 著作権課  03-3581-4211
・ 歴史新聞シリーズ 『古代史新聞』古代新聞編纂委員会編日本文芸社\1,470)を紹介していただきました。BC3500〜AD829年の事項が新聞形式でまとめられています。高校の学習内容が中心ですが、小・中学生でも楽しむことができ、歴史新聞を作るときには特に参考になります。

☆ 大藪先生より『情報化社会を主体的に生きる子供の育成』の理論を提案していただきました。研究の方向として次の7点が示されていました。
 1 情報化社会を主体的に生きる子供像、
 2 情報化社会を主体的に生きる子供を育てる指導課程の設定
 3 伝統文化の学習を通して、情報化社会を主体的に生きる子供の育成をはかる
 4 情報化社会における主体的・創造的な学習を支援する手だての活用をはかる
 5 情報交流の範囲において身近な地域も大切にする
 6 授業に活用できる地域の素材データベースやホームページリンク集の作成
 7 情報モラルのあり方について検討する
  これらについて、修正が加えられ、次回に示される予定です。
 

      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp