ROGER AND OUT
中学・高校の頃の街道で、今は裏道となってしまった通りを走りながらこの歌を聴いた。街並の様子は変わっているように見えても、気を付けて走るとあの頃から変わらない建物が結構残っている。一緒にこのあたりを遊び回っていた連中の顔を思い出す。ヴェトナム戦争の頃で、高校を卒業してからも横浜などで顔を合わせては米軍基地のバイトで金を作っては遊んだりしていた。
さはら君は自動車部品会社の取締役でトラックの運転をしている。ながお君は広告制作会社をやりつつ犬と戯れている。きたはら君は大学教授で衆議院の調査会に論文を出したりしている。しば君は「目明きの癖に」といじめられながら福祉の仕事をしている。まつもと君もいそむら君も皆それぞれに何とかやっている。死んだ連中もいるが、中には肝硬変なんてのがいたりする。とにかくニールヤングが"ROGER AND OUT"で歌ったように戦争で死んだやつはいないのだ。
Niel's Garage
LET'S INPEACH THE PRESIDENT
ニールヤングの新譜"LIVING HITH WAR"が出た。しかも聴くのはタダだぜ。上の絵をクリックすれば自動演奏が始まるので、そのまま最後まで聴くことができる。
で、7曲目の"Let's Inpeach The President"をもう一度聴こうと思うと、自動再生で最初に戻って6曲目まで終わるのを待たなくてはならない。結局CDを買ってしまう、ついでに
ノリでTシャッツまで買ってしまう、という大変勝れた仕掛けになっている。
どの曲もノリの良い、大勢で怒鳴るのに適した感じ。ライブハウスより広場向き。モンダイは近頃の日本にはそんな広場が無いことだ。
取りあえず「大統領をクビにしよう」だけ、画面から拾って日本語にしてみた。
大統領をクビにしよう
大統領をクビにしよう。あいつは嘘つきで
誤りの戦争に国を引き込んだ。
私たちが与えた力をかってに使って
私たちの金をばらまいている。
ホワイトハウスの奥に隠れている
大勢の犯罪者を雇ったのは誰だ。
事実をねじ曲げて自分たちの都合のいい様に
若者が戦争に行かなくてはという話を作っている。
大統領をクビにしよう。あいつはスパイだ。
普通の人が自分の家にいるところをかぎ回っている。
法律を全部破って
コンピュータと電話を盗み聞きしている。
アルカイダの所為で小学生との対話がおじゃんだというが
それでも政府の救援活動のおかげで、
ニューオーリンズは安全だったかい。
たまたまその日は誰かが自宅にいなかったという訳だ。
大統領をクビにしよう。あいつは乗っ取り犯だ。
私たちの信仰を乗っ取って当選した。
私たちの国を色でばらして
黒いところはほったらかし。
ああ神様、あいつは球団を売り払ってからというもの
ステロイドでいかれてるんです。
困っている人はいっぱいいるけど
大統領は当然潔白です。