Last Update:2013/8/19

日本キャリア教育学会第35回・日本産業教育学会第54回・合同研究大会のご案内


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特別企画のご案内 −10月26日(土) 17:00〜18:00


1.若手研究者のためのラウンドテーブル:研究活動の輪を広げよう
   「これからの産業教育学研究における研究課題の検討」

  会場:全学共通教育棟1階 C10講義室 →会場案内図
  司会者:京免徹雄(郡山女子大学短期大学部)
  報告者:瀧本知加(東海大学)、柴沼俊輔(東京学芸大学・大学院)
  コメンテーター:植上一希(福岡大学)

  この企画への参加、問い合わせは→ 石嶺(chizuru.ishimine@gmail.com)

 <企画の趣旨>
 技術の革新や経済のグローバル化の進展、雇用環境や若者の変化への対応など産業教育を取り巻く環境はめまぐるしく変化し、実践の現場では常に新しい事象への対応が求められている。また、隣接する他の学問領域においても、常に新しい理論や研究方法論が生み出されている。このことに鑑みれば、産業教育に関する研究に従事する者には、産業教育を取り巻くその時代の課題を的確にとらえ、他の学問分野の動向を把握し、新たな研究課題を設定し、それに応じた新たな研究方法を試行することが求められよう。既存の研究枠組みに囚われず、新しい研究課題に取り組むことは、特に研究キャリアの浅い、いわゆる若手研究者に期待されるところが大きいだろう。
 若手研究者がその創造性を発揮して新しい研究課題に挑戦し、有益な研究成果を上げるためには、若手研究者が互いの研究について交流を持ち、切磋琢磨することが重要である。しかしながら、現在、若手研究者同士の相互交流は、個人的なつながりに依存している部分が大きいように思われる。
 
このような問題意識に立ち、企画者は学会誌面上での若手研究者の交流の場として、『産業教育学研究』第422号より、「活動のわ」新設し、これまで3名の研究者が自身の研究について語る場を設けてきた。第422号では、石嶺が共同研究として取り組んだ短期大学におけるキャリア教育に関する研究について紹介した。第431号では、瀧本知加会員が、「青年期職業教育という『問い』との出会い」として、自身の教育活動・研究活動から見えた課題について論じた。432号は京免徹雄会員、441号では阿部英之助会員が執筆を担当する予定である。
 このような取り組みは、若手研究者の研究活動の輪と和が広がるきっかけとし非常に有効であるが、交流媒体の性質上、双方向的なコミュニケーションを望むことは難しい。そこで、本ラウンドテーブルを企画し、若手研究者の相互交流、特に研究活動に関する交流を図ることを企図する。
 〈本ラウンドテーブルの目的と概要〉
 以上のことから、本ラウンドテーブルでは次の2点を目的として設定する。第一に、若手研究者の相互交流を図ることである。第二に、これからの産業教育学研究における研究課題として、若手研究者が認識していることについて共通理解が図れるかを試みることである。これらの目的を達成するため、本ラウンドテーブルでは、「これからの産業教育学研究における研究課題」を主題としたい。
 本ラウンドテーブルでは、若手研究者の討議を深めるために、2名の会員が報告を行う。その後、会場全体でこれからの産業教育学研究の課題について討議する。最後に、発表および全体討議を踏まえ、これからの産業教育学研究の課題についてコメンテーターがまとめる。
〈報告の概要とラウンドテーブルの進め方〉
 本ラウンドテーブルでは、瀧本知加会員・柴沼俊輔会員の報告を受けて議論を行う。
 瀧本知加会員は、研究活動における学会活動の位置づけについて、産業教育学会での自身の研究活動と研究者との出会いを振り返るとともに、専門学校や介護職養成という青年期の職業教育に関する研究テーマが産業教育学研究にどのような意味をもたらすのか、その展望について報告する
 柴沼俊輔会員は、現在執筆中の博士論文「戦後日本における学校が行う職業紹介の成立」について報告する。本研究は、戦後日本独特の制度である学校が行う職業紹介制度の法的根拠を形成した各法的措置の審議過程を分析し、当該制度が成立に至った経緯と意義の解明を試みるものである。
 瀧本会員・柴沼会員の発表の後に行われる全体討議では、参加者、特に大学院生も含めた若手研究者からの積極的な発言を期待したい。発表および全体討議を踏まえて、これからの産業教育学研究における研究課題とその方法をコメンテーターの植上一希会員がまとめる。
これらの議論を通して、産業教育学研究に関して若手研究者の問題関心の共有化がなされ、次年度以降もラウンドテーブルを企画し、議論と交流を継続的に深めることを期待する。
 本ラウンドテーブルをきっかけに、これまでも学会大会に参加してきた若手会員相互の交流が更に深まれば幸いである。そのためにも、多くの若手研究者の積極的な参加を呼びかけたい。そして、初めて学会大会に参加する若手研究者が本ラウンドテーブルで交流の輪を広げ、これらの学会活動に積極的に参加することを少しでも後押しできればと思う。(企画者:石嶺ちづる(自由が丘産能短期大学))


2.実務家・教員の第二のキャリアを考える交流会 −東海・北陸地区部会、名古屋産業教育研究会主催


  会場:全学共通教育棟1階 C11講義室 →会場案内図
  コーディネーター:斎藤修啓(金城大学)
  報告者:上野久美雄(三重県立四日市工業高等学校)、
       話題提供者を募集しています。 →  事務局の斎藤(斎藤メール:artlong_8008(アットマーク)ybb.ne.jp)までご連絡下さい。


企画受付締切:9月1日(日)まで延長いたします。

(1)特別企画のご案内
(現在、2件、上記企画あり。会場の都合であと2件まで可能です。決まり次第、ご案内いたします。)

(2)特別企画申込
 参加登録用紙に、企画案を記入の上、大会実行委員会宛(94taikai@gmail.com)添付ファイルにてお送り下さい。
 ※メールアドレスは「54taikai・・・・」ではなく「94taikai@gmail.com」ですのでお間違えなく。

  参加登録用紙(ダウンロード用) ワード型式PDF型式


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Update : 2013/6/27

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