第142回 社楽の会報告    第141回へ   第143回へ
                                  報告者 木曽川東小 土 井
2000年11月16日(木)布袋北学供にて,第138回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(木東小),坪内先生(犬北小),高橋先生(木東小),大島先生(犬東中),奥村先生(江南市ことばの教室),野呂先生(岩倉中),川井先生(犬南小),尾関先生(江北中),岩井先生(大北小),天野先生(古知野中),木本先生(江南市ことばの教室),自称ごごごんさん,山田先生(古知野東小),川端さんの14名でした。

☆ 山田先生より、古知野東小学校の研究報告がありました。
 研究発表会では,地域密着型の学習活動を見ていただいたということです。
 また,今後の展望について次のようにいわれました。
 子どもが地域にかかわる型には次の3つがある。
  参観型・参加型・参画型
 これからは,参画型でないといけない。
 実践は,初めは拡大発展型,そしてなだらかな安定型を迎える。
 子どもの参画を軸に,実践を安定させたい,ということでした。

 研究発表会全体会,および安彦先生の講演をテープおこししたものをいただきました。
 講演の概略は,ここ

 また,研究発会当日の参加者によるアンケートも紹介していただきました。

● 犬山ロータリークラブ主催の環境保全子どもシンポジウム 守ろう 犬山の自然−里山のつどい−を紹介していただきました。
平成12年12月17日(日)13:30〜犬山福祉会館5階大ホールで開かれます。
第1部 『犬山の自然を守ろう』活動発表
  犬山市立城東小学校・池野小学校・今井小学校 児童および職員
第2部 『守ろう自然』パネルディスカッション
  上記3校に,栗栖小学校を加えた4校児童各2名による。コーディネーター 城東小・久木美代子教諭
第3部 『よみがえる城東の里山』報告
  城東小学校 森田 直教諭

● 論文「総合的学習の時間に関する意見聴取項目とは」『学校運営研11月号』(明治図書)より紹介していただきました。
西尾市立西尾小学校長・赤堀隆史氏の論文です。
 総合的な学習の場は地域が主体となるので,従来のPTAにC(Community)を加えたPTCAの組織の確立をめざしている。この組織が,学校評議員会になればと考えている。 
 地域や家庭は,学校を参観するのではなく,参加,もしくは参画できるような立場が必要だ。そのためのイベントも行っている。
 学校が地域の人を巻き込み,子どもを育てる責任を大人が分かち合うことが総合的な学習の方向性である。そのために,人的資源を発掘して,町の先生をリストアップしている。また,学校からも,地域・行政の行事へ積極的に参加している。

● カウントダウン2002 第2回総合学習フォーラムin西尾の紹介がありました。
 平成13年2月2日(金)1:30〜西尾小学校を初めとして開かれます。公開授業のほか,全国の先進校によるポスターセッションが開かれます。
さらに,2月3日(土)には,研究発表のほか,「望ましい総合的学習とは」というテーマでシンポジウムが開かれます。
 パネラーは文部省政策課長 寺脇 研 氏
        上智大学教授   加藤 幸次 氏
        明治図書編集長 樋口 雅子 氏 の3名です。
  詳しくはhttp://www.japan-net.ne.jp/~nishio01/

● 家庭でできる簡単なとうふ造りを紹介していただきました。
  わくわくとうふ造り体験教室  豆腐匠 山田拓司氏によるものです。TEL 0568−61−0647

● 山田先生執筆の「育てて食べよう!作って食べよう!!」『学校運営研究11月号』(明治図書)を紹介していただきました。
古知野東小学校で実践された,食についての実践が写真で紹介されています。

 土井より イチローの給料はいくら?−マスコミ報道を鵜呑みにしないで− を紹介しました。
  イチロー選手はマリナーズと契約しました。11月19日18:00(A),20日7:30(B)現在のマスコミ各社のサイトより,イチロー選手の年棒を調べてみました。新聞の報道に,いかにばらつきがあるかがわかります。新聞は,3紙は読まないと,真実は見えてきませんね。
内容はここ

● 「総合的な学習」の内容の総合性は“リアル性”に比例する を提案?しました。
 現実の社会はきわめて総合的である。
 各教科学習の基礎の上にあることは言うまでもない。

 たとえば“起業”を例に挙げると・・・・・
  起業のための法律,経済のしくみと銀行の働き,利益の計算,税制のしくみ,簿記や領収書などの商法上の書類,仕入れや販売などの人間関係,経営学,商品についての知識・・・多くの学習が必要である。

 したがって,現実の社会をシミュレーションすることは総合的であり,リアル性が高ければ高いほど,総合性も高いと言える。  

 米つくりでも同様である。
田植えと稲刈りを体験したところで,総合的な学習とは言えない。畑管の使用料や苗を買うお金を工面し,農薬や殺虫剤について学習し,天気図を読み,稲刈り,脱穀から精米までして自分で炊飯して食べてみる。また,一部を(模擬でもよいが)流通経路に乗せる。
 ここまでやれば,高度な総合的な学習と言える。
 ここまで行かなくても,このどこまでやるか,もしくは実際に近づけるか,いわばリアル性が総合性を決めるのである。
 
 その考え方から,次の実践を高く評価したい。
  2000年11月20日朝日新聞朝刊 19p「お金を学ぶ」

 校内でベンチャー企業設立 千葉国際中学校・高等学校
  中3から高2までの有志17名が、学校内でベンチャー企業を立ち上げ、イ
 ンターネット通販に挑戦する。11月中旬には銀行を訪れ事業計画を説明し融
 資を依頼。実践的な金銭感覚教育へと結び付けていく。
  http://www.tokyo-bay.ne.jp/~cks/ 

「広商デパート」期間限定開設 県立広島商業高校
  インターネットショッピングサイトを立ち上げている県立広島商業高校。
 ここでは、広島86市町村の特産品の展示・販売をしている。仕入・経理・総
 務・電算等について実践的・体験的な学習活動の一環として、模擬的に「広
 商デパート」を立ち上げ文化祭での販売を行ってきたが、今年度から新たな
 取組みとして11月18日から12月17日までの期間、インターネットショッピン
 グに挑戦している。
  http://www.hiroshima-cdas.or.jp/hirosho/idepa/ 

11月26日(日)21:00〜NHKスペシャル 世紀を超えて
  シリコンバレーとスタンフォード大学の特集だった。そこでの「起業家に必要な力を育てること,これが,すべての社会で役に立つ人材を育てることにつながる」といっていたことが印象に残った。 

● 第33回全国中学校社会化教育研究大会 2000年東京大会
 平成12年11月9日(木)・10日(金)江東区を舞台に開催された全中社の理論を紹介しました。
 テーマは,学校・家庭・地域社会でつくる社会科教育 
−学ぶ社会科、かかわる社会科,社会をつくる社会科をめざして−
 研究仮説
  学校が家庭・地域社会と連携を図り、これらの学習の場で“学ぶ社会科”“かかわる社会科”“社会をつくる社会科”をめざす学習を展開すれば,公民的資質の基礎を育成することができる。
 
基本的な社会認識を基に,かかわりと社会にはたらきかける姿勢を明確に打ち出した理論は,高く評価できると考えます。

● チャータースクール続報
   21世紀教育改革情報 ■■■■■■■■ Vol.009 2000.11.15 ■■■■■より 
   http://www.edu21c.net/contents.html

● Webページ紹介
(1)英会話授業のためのイラスト集
http://raq1.aminet.or.jp/~yasu/illustrations/ 
すてきなイラストを多数掲載。イラストは,あの前田康裕先生です。

(2)教育改革情報・・⇒ http://www.umlaut.co.jp/onuma/  チャータースクール情報が豊富
竹村健一のお薦めサイト
 ・・⇒ http://takemura.cplaza.ne.jp/japanese/recom/#General  NO.81 に掲載

(3)加藤紘一オフィシャルサイト「改革の広場」
http://www.katokoichi.org/index.html 
  あの事件以来,しばらく更新されていなかったが,最近復活

(4)開設3年目を迎えた「教材への入り口」プロジェクト
  「教材への入り口」(GEM)プロジェクトでは、アメリカ連邦政府、州政府、大学、商業的インターネットサイトにリンクして、迅速かつ簡単に、教育者へ教材情報を無料で提供している。今年で3年目を迎えるGEMは、過去2年間に利用者から寄せられた要望やコメントを参考にし、ウェブページのデザインを一新。新規ページとして、GEMプロジェクトのニュースや情報を提供し、ホットな最新教材を紹介する。
  http://www.thegateway.org/ 

(5)日本の学校情報路線図
http://www.gakkou.net/
高校以上のいろいろな学校の検索サイト。「生涯学習事典」もここで紹介される。
職種事典は中学・高校の進路学習で使える。

(6)MIU-NET
http://www.ise.chuo-u.ac.jp/MIU-NET/ 
科学系博物館活用電子情報通信学会&中央大学ネットワーク推進事業。小中高校生のための科学サイト。

(7)科学館ディレクトリ
http://museum-dir.tokyo.jst.go.jp/ 
国内の科学館のデータベース。科学技術振興事業団による運営。

(8)あいうえおクラブ
http://alamode.cis-net.co.jp/ 
小さな子どもと遊べる素材を多数掲載。「子どもとふれあう時間を持っていますか? パパたちのための環境活動」を応援するホームページ。

(9)インターネットを利用した英語授業実践
http://www.heronet.ne.jp/~nodak/ 
青森県立三沢商業高等学校の実践報告。小・中でも使える技あり。

(10)総務庁統計局 http://www.stat.go.jp/ 
:平成12年科学技術研究調査結果(要約)
http://www.stat.go.jp/data/kagaku/2.htm 
日本はGDPに占める研究費の割合が多い。し化し、民間機関が多く、基礎研究費が少ない。技術輸出が増え、技術輸入が減っている。

(11)「Lists of US Presidents 」
http://www.fujisan.demon.co.uk/USPresidents/preslist.htm 
 歴代大統領の事細かなデータがリストになっています。
 身長、給料、結婚年齢、子供の数、宗派などよくここまでデータが揃うものだと感心します。ちなみに次期大統領のデータはまだのようです。

(12)「The Great Buildings Collection」
http://www.greatbuildings.com/ 
 世界の現代建築のリストです。橋、学校の校舎、高層ビルなどを建築物・ビル名・地名で検索できます。写真も豊富で建築学専門でなくても楽しめます。

(13)「海外移住情報」
http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/ 
 海外移住マニュアルというサブタイトルの通り世界各国への移住を考えている人のための情報サイトです。
 特定の地域に偏ることなく、例えば南太平洋諸島の不動産情報や居住権の情報など、事細かに情報が掲載されています。

(14)E's NET 中部リサイクル運動市民の会のリンク集
http://www.es-net.sf21npo.gr.jp/links.html 
いろいろな関連団体や企業があることが分かります。

● 小牧市ジュニアスポーツ振興方策(答申)のあらまし
  別紙で紹介しました。

● 少子化への対応を推進する国民会議・全国キャンペーン
http://www.mhw.go.jp/topics/campaign_18/index.html 
シンボルマークと標語を募集中。
こうしたものに参加することも,もって行き方によっては十分参画と貢献に値する。

● 情報化推進コーディネータ養成研修はじまる
 資料のCDが送られてきました。
 CDとWeb上の資料のみで学習するシステムです。

第1章 情報化推進コーディネーターとは
第2章 学習編 学習のデザインと情報化
第3章     学校の校務と情報化
第4章 ネットワーク・技術編
http://www.japet.or.jp/itce2000/index.htm 

● 木曽川東小学校学習発表会報告
  口頭で紹介しました。

● 教育情報 引用です
(1)知多市で不登校の子が“接客体験”(愛知)(11/23)  

 知多市内の不登校の小中学生を対象にした適応指導教室「タッチ」に通う子供たちが22日、同市南浜町の同市研修センター南浜荘内にある同教室で、手作りケーキを販売するなど接客体験をした。対人関係がうまくできない子供たちに、人との触れ合いを通じて心の成長を援助する狙い。主婦らの行列ができるほどの人気で、子供たちは接客に大忙しだった。
 「タッチ」には、小中学生9人が通い、指導員3人が相談に応じるほか、調理実習やハイキングなどの体験しながら学校への復帰を目指している。

 接客体験は、調理実習で学んだ腕前を披露しようと、年1回開催しており今年で4回目。「ケーキハウスタッチ」と名付けた、この日だけの喫茶店で、保護者らの協力で子供たちが前日に作ったオレンジケーキやクッキー、クリまんじゅう、飲み物を用意した。店員となった子供たちは、「いらっしゃいませ」「何になさいますか」と元気な声で注文をとったり、ケーキやコーヒーを運んだ。盛況だったため、2時間の営業予定が1時間余りで完売状態となった。

 中学3年の女子生徒(15)は、「今までに味わったことがなかった働くことの楽しさを感じた」と笑顔で話し、将来はレストランでの仕事を夢見ている。

(2)道徳カリキュラム「モラルエデュケイター」
(道徳指導者養成講座)のテキストを100名にプレゼントします。子どもをお持ちの方、学生、先生、教育関係者に役立っています。ご希望の方は、住所・氏名・年齢・職業・メールを明記し、下記まで。(締切は12/20まで)
当選者には発送をもって代えさせていただきます。
こちら⇒nes@smile.ocn.ne.jp 

(3)教養教育、小学校から 中教審の中間報告原案 asahi.com.より

 文相の諮問機関、中央教育審議会(会長・根本二郎日本郵船会長)が来月まとめる「教養教育」に関する審議の中間報告の原案が26日、明らかになった。「教養」を一人ひとりが主体的に生きる資質や能力と位置づけ、年齢に関係なく学校、家庭、地域が一体になって自然、社会、奉仕体験などを通じて教養を身につけるべきだと指摘。小学校段階から、人為的にでも他者とかかわる機会をつくり、読書などで異質なものを知る教養教育が必要だと提言している。
 少年事件が多発する背景に社会性の低下があるとされたことを受けて諮問されていた。文部省は、中間報告を将来の教育施策の中で何らかの形で反映させたいとしている。

 原案は、物質的な豊かさが達成されて社会が共通の目標を失い、一方で家族や地域、会社など「集団に依拠するような生き方は不可能」な時代になったとしている。これが社会全体の閉そく感や不安を招いており、一人ひとりの多様な生き方が尊重される精神的に豊かな社会の実現が求められると述べている。

 そのうえで、教養を
 ▽「知、徳、体」「知、情、意」の総体
 ▽日本の伝統、文化への理解や異文化など異質なものへの理解、情報を取捨選択する能力
 ▽社会とのかかわりの中で自己を位置づける力
 ▽主体性ある人間として向上心や志をもって生きる力
 ▽他者の立場で考えることのできる想像力

  などと整理した。

 教養教育の具体化として、小、中学校では「読み・書き・計算は教養の基本となる『型』」だとして徹底した指導を求め、中でも国語は「すべての教養の基本」としている。主体的な態度を育てるために、少人数教育や調べ学習などを提唱し、特に読書は、最も身近な「異文化体験」と強調している。

 また、かつては日常生活で自然と身についた社会性や規範意識、異質なものを認める視野の広さが育ちにくくなったとして、従来の道徳教育だけでなく、様々な体験や人とふれあう機会を学校などで作ることが必要だとした。他者との関係の中で自分を見つめることは高校や大学でも重要で、サークル活動、ボランティア活動、職業体験など積極的に行うことを提言している。(09:36)

● 情報誌紹介
 月間ボランティアのみみより情報誌「ボラみみ」を紹介しました。
  発行元「ボラみみより情報局」
http://www.boramimi.home-page.org/
〒450-0003 名古屋市中村区名駅南1-20-11 NPOプラザなごや2F
   FAX:052-581-5633


● IT戦略会議による「IT基本戦略」http://www.kantei.go.jp/jp/it/goudoukaigi/dai6/6siryou2.html ,「高度情報通信ネットワーク社会形成基本法」
 http://www.kantei.go.jp/jp/it/kihonhou/gaiyou.html を紹介しました。

☆ 木本先生より布袋小学校の5・6年学習発表会(12月2日実施)を紹介していただきました。
6年生は,前半がいのちの学習についてのポスターセッション ,後半が学年討論会です。
ポスターセッションでは,10のエリアに分かれた66チームが,前後半に分かれて発表しました。 

5年生は,ゴミについて6つのエリアに分かれて,26のチームが発表しました。 

● いのちのあさがお
いのちのアサガオについて紹介していただきました。その袋の説明には次のようにありました。

「命のアサガオ」と名付けられたアサガオの種が各地の小中学生に配られた花を咲かせています。平成5年、小学校に入学したこうすけ君は3ヶ月ほどかよっただけで入院し、「骨髄移植」が受けられないまま9月に白血病でなくなりました。
お母さんのまみこさんはやり切れない気持ちで一杯でした。ふと、庭を見るとこうすけ君が短い学校生活の中で育てたアサガオが、薄いピンクの花を咲かせていました。
種を取って育てることでこうすけの命をつなげていこうと思いつきました。その種が新潟の子ども達から全国へ広がっています。思いやりの心・命の大切さ、そして難病に苦しむ子ども達がいることを伝えていってください。又種がとれて、あまるようでしたら下記へ送ってください。

 〒951-8131 新潟市白山浦2-203 にいがた・骨髄バンクを育てる会 TEL 025-233-5963 FAX 025-233-6008
  
HPはhttp://www.xyj.co.jp/asagao/

● 野田武男さんが12月14日(木) たけしの奇跡体験!アンビリバボー に出演されます。
 また,野田武男物語の脚本,野田さんの歌ができました。野田さんのページはここ

☆ 高橋先生より,4年わくわくタイム学習計画案を報告していただきました。
 単元は「野府川クリーン作戦」です。4年生は,この1年間水を中心とした身近な環境について学習を続けています。
 第1次 理想の野府川についてイラスト使って発表する。
 第2次 理想の実現に向けて,具体的な方法を調べる。
       政策としてできること,浄化装置の設置,社会への呼びかけ,家庭でできること
 第3次 自分で選んだ方法をグループで取り組む(本時)
       8名の保護者が参加して,いっしょに取り組みました。
 第4次 取り組んだ結果について発表し合い,実現可能性や有効性を話し合う。
 第5次 今後継続していきたい取り組みについて話し合う。      
 
☆ 奥村先生よりことばの教室だより第24号を紹介していただきました。海外からのお客様を迎えてでは、モルジブとブータンからの9名のお客様を迎えた様子が紹介されています。青年招へい事業で,2か国の校長先生と教師の方が日本の教育事情を視察に見えました。コンピュータや藍染めの授業,学芸会で演じた「ごんぎつね」などを見て,感動されたそうです。ちなみに,校長先生は32歳です。

ことばをはぐくむでは、家庭で正しい発言を育てる心がけとして,本の読み聞かせを奨励しています。この日も楽しい絵本をたくさん紹介していただきました。

● 江南市特殊教育研究会研修会の様子を報告していただきました。内容は,一宮東養護学校の概要,指導方法の説明,その後の質疑応答についてです。

☆ 川井先生より 学級通信ひだまり28号「みんなでリフレーミング!」を紹介していただきました。
リフレーミングとは,「今の見方、感じ方を、より、自分にとってプラスになるような見方、感じ方に、自分で故意にかえること」で,自分がダメだと思っている性質(短所)を長所に書き換えることなどのことです。
自分が短所だと思っていることをまず書き出します。2人組になり,他のペアの書いた短所をリフレーミングします。
たとえば いいかげんな → おおらかな
      おこりっぽい  → 感受性豊かな
      おしゃべりな  → 社交的な
      しつこい    → ねばり強い
      自慢する   → 自分を愛している
4人組になり,書き換えた文章を本人に伝え,感想を話し合い,全体で発表します。

親や教師が子どもをほめるときにも,有効な方法だと思いました。

リフレーミングについては,iMINDhttp://www.sam.hi-ho.ne.jp/rhyme/IMY/ref1.htm

☆ 坪内先生より5年白帝だより 犬山祭調べについて を紹介していただきました。それぞれの町の車山を調べる人,相手の方,見学日時の一覧表です。さらに,児童の見学の様子を紹介した「かわらばん ほっと犬山」の11月19日号,犬山中でのパネルディスカッション報告,上越市の大手町小学校との交流の様子を紹介した朝日新聞記事(11月9日)・中日新聞記事(11月10日),かわらばんほっと犬山(11月12日)を紹介していただきました。
 また,犬山祭の車山が,犬山市の姉妹都市日南市の飫肥城下まつりを練った中日新聞記事(10月23日)も紹介していただきました。

☆ 尾関先生より 安城市立安城西中学校の研究発表会参加報告がありました。
テーマは「人・モノ・コトとかかわる総合的な学習」です。1年の前半をテーマユニットとして,学年テーマの追究を通して学び方を学びます。そして後期には,フリーユニットとして一人一人が自分の興味関心にあった課題を設定し追究していきます。
次のようなとらえ方が参考になりました。
課題をつかむ力   : 感じる力、意欲化する力、問題を意識する力、課題を見つける力
追究計画を立てる力: 先の見通しを持つ力、企画する力
学びを追究する力 :問題を解決する力、コミュニケーションの力、情報を集める力、行動力、自己決定力
まとめる力      :考える力、表現する力
生かす力       :共に生きる力、実践力

☆ 川端さんよりニューサポート『高等学校 教育改革特集号』(東京書籍)\300 を紹介していただきました。総合的な学習の時間,教科「情報」,中高一貫教育,総合学科,全国の特色ある学校一覧など,情報満載です。

● 月刊誌『教育情報』(東京書籍)\200 はたいへん役に立つ冊子です。
事例研究Q&A 教育法規のキーポイントは,情報公開・開示制度,学校指定の自由化といった問題について,早稲田大学の下村哲夫教授により,法規に基づいてわかりやすく解説されています。
キーワードで読む最新教育事情は,「教育課程をめぐる動き」,「教育の地方分権と規制緩和をめぐる動き」など,時の話題を上越教育大学の新井郁男教授が解説しています。
その他,読み応えのある論文が豊富です。

      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp