第167回 社楽の会報告    第166回へ 増刊1号へ  第168回へ   社楽の会へ
                                           報告者  土 井
2002年4月25日(木)布袋北学供にて,第167回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口町教委)、高橋先生(門弟山小)、奥村先生(愛知教育大学)、木本先生(江南市ことばの教室)、川井先生(犬南小)、勝村先生(犬山中)、高木先生(犬山中)、大島先生(犬東小)、坪内先生(犬北小)、天野先生(大口西小)、野呂先生(岩倉中)、野沢先生(柏森小)、池邑さんの13名でした。

☆ 土井より、今回紹介したものの目次です。番号をクリックしてください。

 ポンペイ展 御礼 
 拙稿「すばらしい海外旅行!」
 教師力アップセミナー
 Webページ紹介
 教育関連情報
 研究会情報 
 MM紹介
 書籍紹介
 語る−文部科学省の調査官−
10 ワールド・ウォッチ】アラブ首長国連邦
11
学校5日制 おおぐちの動き

 ポンペイ展 御礼
 社楽の会初の朝日新聞連載も終わりました。ご協力,または応援頂きありがとうございました。掲載は次の通りです。
   硬貨・水道・織物  土井謙次
   おふろ   川井栄治先生
   測量    勝村偉公朗先生
   ガラス   斎木 健先生
   グルメ   高橋宏滋先生
 新聞連載シリーズ第2弾もやりましょう!

 拙稿「すばらしい海外旅行!」
 帝国書院「こどもと地図」2002年4月号 に執筆したものを紹介しました。
 地図に簡単に親しむ方法です。

 教師力アップセミナー   
     力のある先生を招いて、話を聞こうという企画です。ここをごらんください。 みなさん,ぜひ参加して下さい! 
 
Webページ紹介

(1)共生のまちづくり懇談会最終報告書【総務省】
http://www.mha.go.jp/machi/saisyuh.html 
 『地域の福祉力』を高めよう!
(2)文部科学省より                  http://www.mext.go.jp/ 
「青少年の奉仕活動・体験活動の推進方策等について」中間報告
http://www.mext.go.jp/b_menu/public/2002/020404a.htm 
奉仕活動・体験活動の必要性とその推進方法について。
完全学校週5日制
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/week/index.htm 
完全学校週5日制のこれまでの経緯や目的。学校、家庭、地域社会の対応について。
環境を考慮した学校施設(エコスクール)を活用した環境教育について調査研究協力会議 報告書「インタラクティブ・エコ」
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/14/03/eco/index.htm 
環境教育とエコスクールについて。国内外の事例も紹介。
中央教育審議会基本問題部会(第6回)議事概要【文部科学省】
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/gijiroku/002/020403.htm 
 教育の目標を達成するために総合的かつ計画的に実施すべき施策(たたき台素案)、家庭教育の充実、地域の教育力の向上、生涯学習の振興の現状に関する資料など配布
 
(3)◆環境省                     http://www.env.go.jp/ 
平成13年版 環境白書
http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/hakusyo.php3?kid=213   ネットで誰でも読めるがいいですね。
全文を公開。
(4):平成13年版 循環白書
http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/hakusyo.php3?kid=214 
廃棄物、リサイクルに関する白書。
(5)青森県総合社会教育センター      http://alis.net.pref.aomori.jp/ 
:高齢社会における高齢者教育に関する調査報告書
http://alis.net.pref.aomori.jp/kaihatsu/research/H13koureisya/index1.html 
(6)福岡県教育センター         http://www.educ.pref.fukuoka.jp/ 
:小学校・中学校編 情報教育のすすめ【PDF】
http://www.educ.pref.fukuoka.jp/pdf/tebiki13/jyohou_susume.pdf 
(7)鹿児島県総合教育センター      http://www.edu.pref.kagoshima.jp/ 
:新任教師にすすめたい100冊の本
http://www.edu.pref.kagoshima.jp/er/kyo-jyoho/100satucontent.htm 
(8)日本モデルロケット協会
http://www.ja-r.net/ 実際に空を飛ぶロケットの模型に挑戦するなら、このサイトがおすすめです。
(9)総務省統計局                 http://www.stat.go.jp/ 
:明日への統計2002
http://www.stat.go.jp/info/guide/8-06.htm 総務省統計局が実施する主な統計調査に関する解説。
(10)プレジデント               http://www.president.co.jp/ 
どんな相手にも話を聞かせる13の法則
http://www.president.co.jp/pre/020513/harvard01.html 
 
(11)韓国特集
三菱総研「Take IT Easy」     http://www.internetclub.ne.jp/EASY/ 
:パソコンへの意識 日本と韓国の違い
http://www.internetclub.ne.jp/EASY/20020402.html 日本とはちょっと違うようです。
KOREA SKETCH BOOK
  小中学生向けに書かれたページがある。日本と韓国の違い、韓国の歴史・文化などの基礎的な知識を得られる。
 http://member.nifty.ne.jp/~monju/ 
韓国観光公社
  韓国に関する総合的な情報を日本語で提供。
 http://japanese.tour2korea.com/ 
2002年日韓国民交流年への文化庁の取り組み【文化庁】
http://www.bunka.go.jp/5/3/nikkan.html 
 サッカー・FIFAワールドカップの日韓共同開催が行われる2002年を日韓国民交流年
 
(12)子ども向け「学ぼう!発砲スチロール」オープン
 発泡スチロールは、燃やしても有毒物質のダイオキシン類を排出せず、土壌改良材などへの再資源化が進んでいるなど、「誤解」や「意外な使われ方」をイラストやグラフを交えて説明。子どもが親しみやすい内容となっている。http://www.sekisuiplastics.co.jp/kid 
 
(13)「沖縄」特集
FM champla!
 http://www.fm-champla.co.jp/ 
 沖縄市のエフエムコミュニティ放送。RealPlayerで地域の情報が楽しめる。
海、そして沖縄... うみんちゅぬ浜
 http://www.ryukyu.ne.jp/~kun/ 
 沖縄の海や食・文化・遊びなどの情報。「うみんちゅぬ浜」は「漁師の浜」の意。
沖縄サーチエンジン「ASIMER」
 http://www.asimer.net/ 
 ジャンル別のリンク集。中断されていた『月刊ASIMER』も5月より再開される。
沖縄亜熱帯WEBマガジン「インターネットウルマ」
 http://www.u-r-u-m-a.co.jp/ 
 沖縄に住む・食べる・見る・遊ぶを毎日紹介。プレゼントや割引などお得情報も。
琉球文化アーカイブ
 http://greetings.yahoo.co.jp/ 
 歴史や文化資産などをデジタルソースで記録して情報発信。沖縄を知るならココ。
沖縄から考える全国ネットワーク
 http://members.tripod.co.jp/okinet// 
 沖縄に関心を持つことで知り合った、日本各地の学生が中心となって運営。
 
(14)THE HISTORY OF COSTUME
http://www.siue.edu/COSTUMES/COSTUME1_INDEX.HTML 
古代エジプトから19世紀頃までの世界の民族衣装を奇麗なイラストで紹介。(英語)
(15)Tessellating Animation
http://www18.big.or.jp/~mnaka/home.index.html 
エッシャーの絵でよく見られるテセレーションというパターンをアニメにしたものです。奇麗で楽しい作品ばかり。
(16)kids ISO Programを掲載(群馬県)
 群馬県はこのほど、子どもたちにも取り組める環境保全活動「kids ISO Program」をホームページに掲載した。このプログラムは、国際芸術技術機構が作成したkids ISO 14000にもとづき、入門編、初級編、中級編、上級編に分かれている。
参照:やってみよう!kids ISO Program【群馬県】
http://www.pref.gunma.jp/d/01/ecokids/index.htm 
 
(17)インテル                   http://www.intel.co.jp/ 
9,000人の教員へ実践的情報教育支援プログラムを提供
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2002/020404.htm 
「Teach to the Future プログラム」の規模を大幅に拡大。
(18)スポーツの振興についてのページを開設【愛知県】
http://www.pref.aichi.jp/kyoiku/sports/sposhin/index.html 
 
(19)「個人情報の保護に関する法律案」Q&A【首相官邸】
http://www.kantei.go.jp/jp/it/privacy/houseika/hourituan/qa-law.html 
 「個人情報の保護に関する法律案」について、その背景や考え方等について、わかりやすく応答形式で解説したもの
(20)「強さ」と「やさしさ」と、タフな子どもを育てる(長崎県)
 長崎県教育委員会はこのほど、14年度からはじまる「タフな子どもを育むための実践モデル事業」の指定校、小学校6校を決めた。同事業は、困難にくじけない「強さ」と、人を思いやる「やさしさ」をあわせ持ち、「夢」の実現のために、粘り強く努力するタフな子どもを育てることをねらい、学校・家庭・地域社会が一体となった学校運営を通して、タフな子どもの育成を目指す長崎県独自の実践モデル事業。
参照:「タフな子どもを育むための実践モデル事業」について【長崎県】
http://210.190.146.10/cgi-local/koho_cgi/kensei_news.cgi?mode=detail_disp&yymmdd=20020415&year=2002&month=04&day=15&dno=06&pno=01&key=&pageno= 
 
(21)神戸市教育委員会       http://www.city.kobe.jp/cityoffice/57/
12ヵ国語あいさつ集
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/57/wc2002greeting/ 
いろいろな世界の言葉であいさつを。音声も聞けます。ワールドカップ用に作成されたもの。
 
(22)INTERNET Watch       http://www.watch.impress.co.jp/internet/ 
ソフトバンク、全国の教育施設や公共施設に「Yahoo!BB」を寄付
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/2002/0424/sb.htm 
全国の小・中・高校・大学や図書館、公民館など約6万4,000ヶ所に6年間無償提供。
 

 教育関連情報 (出典 EduMail)
EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【人材】埼玉県で企業などから小中学校長に
………………………………………………………………………………………((((((News
 埼玉県教委は4月から小・中学校長に県内で初めて民間人を起用するほか、昨年度に続いて高校長にも民間人を起用するなど、民間出身者の登用を促進。組織運営などのノウハウを取り入れることで教育現場の活性化を目指す。
 高校では、元東京電力川越営業所長の田中洋一氏(55)が県立越谷総合技術高校長に就任、県内で2人目の教員免許を持たない校長になる。小・中学校では、飯能市立富士見小学校長に元サッポロビール、細野一郎氏(51)、川口市立幸並中学校長に元富士写真光機の石黒雅明氏(51)が就任する。また2003年度から県立小鹿野高校と伊奈学園総合高校に設置する中高一貫教育校の開設準備委員長に行政職員を起用する。
 サッポロビール・エンジニアリング部から飯能市立富士見小校長に転身した細野さんは、「子供の笑顔があふれるような学校にしたい」と抱負を語る。1月に勧められて27年間の会社勤めから転進を決めた。「組織を動かして目標を達成させることは会社も学校も同じ」。週5日制は「休日が増えても、読み書きそろばんのような普遍的な部分はしっかりやり、要は時間の使い方だ」と前向き。総合学習は「地域と連携しながら取り組んでいきたい」と話している。
 川口市立幸並中校長に起用された石黒さんは、NEC三栄測器、富士写真光機で、レンズや電子内視鏡の仕事に取り組んできた。「学校に行けるのも、ご飯を食べられるのも、多くの人のおかげだ。子供たちには感謝の気持ちを教えたい」。技術者から教育者への転身に気負いはない。石黒さんは「目標を持って、トライして成し遂げる自己実現が大切。私がサポートできたらうれしい」と抱負を語った。
 
(2)EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【改革】「義務教育に競争原理導入を」関西経済同友会が提言
………………………………………………………………………………………((((((News
 関西経済同友会の教育社会委員会(委員長、村尾弘毅・UFJ銀行副頭取)は、公立を含めた小中学校の教育現場に競争原理を導入することを柱とする提言をまとめた。教職員や学校同士が競い合うことで現場が活性化し、国際社会で通用する人材育成が可能になるとしている。
 提言は、教職員の処遇が、能力にかかわらず一定であることについて、「事なかれ主義をまん延させ、教員として不適切な人材が存在する原因」と断じる刺激的な内容。第三者による学校教育のチェック機関を設け、実績に応じて給与格差をつける給与体系や教員免許の更新制、期限付き免許制を導入することを求めている。
 また、学校間競争を促すためには、公立学校の学区制廃止、他校への編入自由化の必要があると提言。子供や保護者が自由に学校を選べるようになれば、学校ごとの教育理念の明確化、情報公開の促進、保護者の教育に対する意識の向上につながるとしている。
 提言は「企業のマネジメントを参考にしたいとの声は教育現場からも強まっている」と指摘。村尾委員長は「人材の提供などで経済界も積極的にかかわっていきたい」と教育改革への貢献に意欲を示した。
 
(3)EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【行政】「静岡方式」改め公立高入試で試験成績重視へ
………………………………………………………………………………………((((((News
 静岡県教委は、2003年度の公立高入試の骨格を発表した。従来の一般選抜に当たる「後期選抜」では、調査書(内申書)だけで合格者の75%が決まるいわゆる「静岡方式」の選抜方法を改め、調査書の教科評定合計で受験生の上位9割を選び、その中から学力試験の成績順に合格者の7割が決まる方式が採られる。
 高校入試はこれまで推薦入試と一般選抜に分かれていたが、03年度から推薦入試は「前期選抜」、一般選抜は「後期選抜」と名称が変わる。後期選抜は、隣接学区からの受け入れ制限が撤廃され、学区は2〜3倍に拡大する。
 選抜方法は、▽調査書の9教科の評定合計で受験者の上位90%までを対象に、学力試験の得点合計で定員の70%▽教科評定以外の面接や実技、調査書の部分で定員の15%▽選抜資料を総合的に考慮して定員の15%――をそれぞれ合格者とする3段階方式。合格対象になっても面接や調査書の内容で「問題あり」の場合は不合格になる。各段階の構成割合は、各校の裁量で10%まで増減できる。
 前期選抜は校長推薦から自己推薦となり、学校によって独自の学力試験や実技試験を課す。学区の枠はない「全県一区」。御殿場南、浜松北両校の普通科以外のすべての学校・学科が実施する。清水南、浜松江ノ島両校の芸術科は、実技を重視するため前期選抜だけで全合格者を決める。全合格者に占める前期選抜合格者の割合は、推薦入試の約2割から約3割にアップする。
 「連携型中高一貫教育校」の川根は、地元4中学の受験生に対しては別枠を設け、調査書を使わず面接や作文などを使った試験を実施する。
 
 研究会情報
(1)2002年 5月 24日
会場 信州大学教育学部附属松本中学校
テーマ・主な内容 生徒が学びを拓く学校づくり(3年次)
:授業公開(理科、保健・体育、道徳、国語、社会、家庭、英語)、研究発表、授業研究会、生徒会がつくる「音楽集会」、講演
講師・講演 帝京大学教授・東京大学名誉教授・稲垣忠彦
〒390-0871 長野県松本市桐1-3-1
Tel:0263-37-2212(内線2524) Fax:0263-37-2226
E-mail: chuta2@gipnc.shinshu-u.ad.jp 
http://cert.shinshu-u.ac.jp/sch/chu/fmatsu/matsujhs.htm 
備考 参加費3000円、申込締切5月17日
 
(2)5月29日
会場 愛知教育大学附属名古屋小学校
テーマ・主な内容 成長と学びを支える教育課程をめざして(最終年次):授業公開、研究発表協議会、講演ほか
講師・講演 教材・授業開発研究所・有田和正
「新教育課程の実施とこれからの教育」(仮題)
〜教科の基礎・基本と総合的な学習の関連〜
お問い合わせ先 愛知教育大学附属名古屋小学校
〒461-0047 愛知県名古屋市東区大幸南1-1-24
Tel:052-722-4616 Fax:052-722-3690  http://www.np.aichi-edu.ac.jp/ 
(3)会場 羽島市文化センター
テーマ・主な内容 6月1日 講演:「新しい教育課程の実践と評価」梶田叡一(京都ノートルダム女子大学学長)/実践発表&シンポジウム
6月2日 こだわりの授業者に教科指導のあり方を学ぶ(国語、社会、算数、理科、生活、総合)
講師・講演 梶田叡一(京都ノートルダム女子大学学長)、加藤明(京都ノートルダム女子大学教授)、山口令司(國學院大學栃木短期大学教授)他 「新しい教育課程の実践と評価」梶田叡一(京都ノートルダム女子大学学長)
お問い合わせ先 授業実践フォーラム/(財)総合初等教育研究所
〒501-6297岐阜県羽島市江吉良町2801 (財)総合初等教育研究所内 授業実践フォーラム事務局
Tel:058-398-6633 Fax:058-398-2822
備考 参加費:3000円 6月1日:12時30分受付開始/6月2日:10時受付開始
 
(4)6月7日 会場 福井大学教育地域科学部附属中学校
テーマ・主な内容 学びをネットワークする子どもたち(5年次)〜探究・創造・表現する活動を通して〜:授業公開(教科学習)、分科会(授業研究会)、全体会、講演
講師・講演 東京大学助教授・秋田喜代美
お問い合わせ先 福井大学教育地域科学部附属中学校 牧田秀昭
〒910-0015 福井市二の宮4-45-1 Tel:0776-22-6985 Fax:0776-22-6703
http://jhssrv1.fukui-u.ac.jp/   
 
(5)会場 奈良女子大学文学部附属小学校  6月14日
テーマ・主な内容 総合的な学びを育てる学習法:授業公開(「しごと」「けいこ」「なかよし」の時間)、公開授業の協議会、鼎談ほか
講師・講演 鼎談:姫路工業大学助教授・守屋 淳、奈良女子大学文学部助教授・西村拓生、同講師・本山方子
お問い合わせ先 奈良女子大学文学部附属小学校
〒631-0024 奈良市百楽園1-7-28  Tel:0742-45-4455 Fax:0742-40-2160
 
(6)6月22日 会場 津市立櫛形小学校
テーマ・主な内容 きらり輝く子を育てるために〜仲間・保護者・地域の人とともに食をみつめて〜:全体会、授業公開(テーマ「人・ひと・ヒト」)、学年別分科会(交流)、たてわり班活動公開
お問い合わせ先 津市立櫛形小学校
〒514-0071 三重県津市大字文部1121-1  Tel:059-237-0851 Fax:059-237-5337
備考 参加無料、9:00〜
 
(7)“未来の教育を考える”教育関係者向けセミナー&展示会
  5月28,29日  ナディアパークデザインセンタービル
 
 MM紹介
(1)JMM[JapanMailMedia]                  No.160 Friday Edition
                           http://jmm.cogen.co.jp/
■ 『Younghee Ahn の韓国レポート』 第78回目
  「クレジット・カード」
■ 『南からの声 ジンバブエ・レポート』 秋山寛 第14回目
  「ミル・ミール」
 
(2)よみうり教育メール
 以前あった相談コーナーが復活しました。教師は教育の専門家なので,保護者から相談を受けることもあると思います。そのような時のためにに,相談に答えるトレーニングをしておきましょう。
 ADHDの質問に,あなたは何と答える?
                    発行日:2002.04.05(vol.373)
                    発行者:読売新聞社   http://www.yomiuri.co.jp/ 
=相談コーナー=
長男にADHD(多動性障害)の可能性
【相談】
◆小学4年の長男はADHDの可能性があるとのことで、団体行動がとれず、暴力をふるい、学校や学級に迷惑をかけています。「良い子」「悪い子」の時がはっきりし、「悪い子」の時は手がつけられません。家庭教師をつけたり、音楽教室に通わせたりすると最初は緊張して普通に接していますが、慣れてくると幼児のように聞き分けがない状態になります。しつけには限度があると思います。より厳しくするのか、今まで通り多少のわがままは聞き、興奮させないようにするのがいいのか。交友関係も、最近は近所の1人だけ。ゲームに熱中しています。
 
【回答】
教育評論家 尾木直樹
●いつADHDの可能性があると診断されたのかわかりませんが、かなり前でしたら、改めて専門機関に相談されるのが一番です。ADHDと明らかになれば、逆に対応しやすくなるからです。“困った子”“落ち着きのない子”と学校や先生や友達から白い目で見られ、ますます自尊感情を持てず自信喪失状態に陥り暴れる、という悪循環を断ち切ることができるからです。
 日本でも1学級に1人や2人はADHDの子がいるといわれます。学校現場での対応マニュアルもできてきています。例えば、「学級内の決まりごとは短く書き出して、目につきやすい場所に掲示する」「気が散るようなものをそばに置かない」−−などです。学校には特別のケアを要求しましょう。同時に学級の友達などにも正しい理解と援助をお願いしましょう。
 大切なのは、お母さんに安心して、元気を出してもらうことかもしれません。ADHDは15歳までに治るケースも多いのです。大人になれば対応も上手になります。アインシュタインやエジソンだってそうだったと言われています。自分の子育てを責めたり、1人で悩んだりしないでください。子にとって母親は女神と同じ。みんなに注意され、疎外感を抱き、自尊感情など持てなかったお子さんは、「良い子」と「悪い子」を使い分けでもしなかったら立つ瀬がないでしょう。
 お母さんは、子の正しい行動をしっかり褒めてください。ダメ、ダメではなく、「こうしようね」「〇〇をやり終えたらゲームやっていいよ」などとプラス方向へ気持ちを導き、自信が持てるようにしてやってください。きっと落ち着き始めます。友達も増え始めます。
 
 書籍紹介
(1)〜「子どもに伝えたい<三つの力>」(NHKブックス)
 氏は、「真の基礎力」として標題に挙げられている「三つの力」を示す。
  ●「コメント力(要約力・質問力)」
  ●「段取り力」
  ●「まねる盗む力」
 そして、この三つの力を、教育界に流布する様々な「力」の中間項としてとらえている。「抽象的過ぎるもの」として「生きる力、想像力、個性、コミュニケーション能力、人間性…」をあげ、「具体的すぎるもの」として「計算力、漢字力、走力…」をあげている。それらの中間に上記の三つの力を位置付けている。
 
(2)『男の子って,どうしてこうなの?』(草思社)\1,400
  男は話を聞かなくて,女は地図が読めない・・・その秘密が分かります。
 
(3)『子どもに「学習プレゼン能力」を育てるノウハウ』(明治図書)\2,160
   発表力をつけるためには・・・そのノウハウが詰まっています。
 

 
語る−文部科学省の調査官−  引用
[1]「手応えのある学びの成立に向けて」
       総合的な学習の時間の創始       嶋野道弘氏
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 総合的な学習の時間の開始にあたって,順調な滑り出しを見せた学校もあれば,まだまだ手のつかない学校もあるのではないかと思います。しかし,どちらかと言えば順調にスタートした学校は数少ないのではないでしょうか。私の勤務校もしかりです。まだ手のついていない学校は一度基本に戻って,一から考えてみるのが得策かもしれません。
 そんなことを考えているところに日本生活科総合的学習教育学会の学会誌第9号が届きました。その中から,文部科学省の嶋野氏の論文(概略)を紹介します。
 総合的な学習の時間を開始するにあたって,何が大切か,どんな手順で構想すればよいかなど,基本的なことをもう一度振りだしに戻って考えてみませんか。
…………………………………………………………………………………
1 総合的な学習の時間創設の背景
 ○ 社会の変化への対応
 ○ これからの教育の基本的な方向への対応
   生きる力が全人的な力であるということをふまえると,横断的総合的な指導をいっそう推進できるような新しい手だてを講じて豊かに学習活動を展開していくことがきわめて有効。
 ○ 求められる学力の向上への対応
   知識や技能だけでなく,自ら学ぶ意欲や思考力,判断力,表現力などまでも含めて学力としてとらえ,こうした学力をしっかりと身につけさせ,その向上を図るものとして構成。
 ○ 知識と生活の結びつき,知の総合化への対応
  各教科の学習で身につけられた知識や技能,資質は能力は,本来子どもの中で一体となって働くもの。意図的・計画的に知識と生活を結びつけ,知の総合化を図る機会。
 
2 各学校が作る総合的な学習の時間の基準
  総合的な学習の時間は自由である。各学校はこの自由を積極的に生かして,主体的に自校のこの時間の基準を作ろうとするのか,それとも場当たり的な活動や先進校の追試で終始するのか。
 ― 自校の総合的な学習の時間の基準を作成する視点と手順―
(1)指導要領総則第3の「総合的な学習の時間の取り扱い」に基づいて,この時間の取り扱いについて共通理解する。その際,次の点に留意する。
 ・ 創設の趣旨を理解する。
 ・ 示されたねらいを踏まえて,この時間の目標を定める。
(2)児童や学区の実態などを考慮し,自校では何をしたいか,何をしなければならないかという自校の課題を明らかにする。
(3)自校でできる可能性を明らかにする。
(4)この時間の目標,取りあげる課題,名称,実施上の配慮事項などを決め,構造化する。
(5)こうして構想したものを外部に公表し,その反応をとらえる。
(6)取りあげる課題についてはその内容と段階を明らかにする。また,育てたい資質・能力,経験させたい学習方法などを学年別に段階的に整理しておく。   
3 学習の成立要件
  総合的な学習の時間は,端的に言って,子ども主体,課題中心,体験重視の教育原理を持つ。それが子どもにとって心地よい手ごたえのある学習として成立するには,次のような要件と学習過程が考えられる。
(1)活動の方向をつくる。
   子ども主体であっても学習の方向性については教師の思いがある。めあてというほど具体的ではないが「このような方向に向かってくれればいいな」という思いを子どもに伝える。また「こんな方向に向かってみたいな」という子どもの思いを育むようにする。
(2)子どもの中に生成する方向をとらえる。
   子どもの驚き,疑問,発見など,教師はそこから課題となりそうなものを紡ぎ出し,課題と言えそうなものに仕立てていく。子どもの中に生成した疑問,驚き,発見,してみたい活動などを取りあげ,子どもと共に話し合いながら今後の学習活動の方向を具体化していく。その場合,教師の思いを修正したり,広げたりすることも余儀なくされる。
(3)創り出した方向を発展させる。
   教師は出場とあんばいに配慮しながら,創り出した方向を発展させる。
(4)新たな世界へ方向を転換する。
   知の世界は広く深い。これまで進めてきた方向は,より広くより深い世界へ転換してやる必要がある。また学びは多様である。
  もっといろいろな方法で学べるようにする必要がある。それは発展という意味における方向転換である。
 
[2]知の総合化を進める学校の教育計画
              文部科学省教科調査官 板良敷 敏
…………………………………………………………………………………
 子どもたちの知が総合的,関連的に働くようにするということは,子どもたちが学校や生活で身につけた知識や技能を,その時,その場の状況に応じ,活用し,働くようにすることである。ここには当然のことながら,教育計画や学習指導を工夫することの意味が含まれている。
 子どもたちにとって,概念化した知識や技能が必要となることもあるが,日常の生活はいつも同じ状況が生起しているわけではない。その時,その場の状況が知識や技能を柔軟に組み替え,新たな形で働くようにすることである。学びはそのような対象との関わりの過程に埋め込まれていると言えよう。
 人が直面する様々な問題をよりよく解決する際に,足りないものを探し出し,他のもので代用し,それでも見つからないときは,自ら創り出す資質や能力が必要となる。そこでは知識や技能などを総動員して,再構成などしながら問題の解決や願いの実現に向けて働かせることになる。
 このように知が総合的・関連的に働き「生きる力」を育む指導をいっそう推進しうるような新たな手だてとして「総合的な学習の時間」が設けられたのである。
 子どもたちが獲得した「何々はこれこれである」といった宣言的な知識や理解,「何々の時はこれこれする」といった手続き的な知識や理解を,主体的,創造的に関連づける学習指導においては,子どもたちが自ら学び,自ら考え,判断し,満足や納得のいく学習活動が展開できる環境を工夫することが大切になる。そこでは子どもたちの実態に配慮し,指導の効果を高めるために,合科的・関連的な指導を進めることである。
 学校全体の教育計画においては,子どもたちが学習や生活で獲得した知識や技能を関連的に働くようにすることが課題であり,各学校においては,子どもたちのよさや可能性,成長・発達の状況,学習体験,関心や意欲などの実態をもとにし,知識や技能が関連的に,主体的に働く学習内容を新たにつくることや選ぶことなどが,学校全体の教育計画の工夫である。 
 
10 ワールド・ウォッチ】アラブ首長国連邦
出典 EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【ワールド・ウォッチ】アラブ首長国連邦
          アラブ首長国連邦の教育制度とドバイ日本人学校
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□□多くの国籍の人が集まるコスモポリタンシティー
 
 アラブ首長国連邦は、建国30年のイスラム国家。その第2の都市ドバイは人口約80万人の貿易の町だ。人々の国籍はアラブ諸国をはじめ、アジア、欧米とさまざまで、まさにコスモポリタンシティーといえる。世界的な不況の中、それを感じさせないほどの建設ラッシュが続く。豊かな石油資源のもと、発展の一途をたどっている。
 
 砂漠の上につくられた町は、太陽の照り返しと海からの熱風による高温多湿で、夏場は気温が50度に達する日が続き、雨はほとんど降らない。
 
□□アラブ首長国連邦の教育制度
 
 昨年、当国では教育環境に大きな変化があった。1つには義務教育期間が、小学校の6年間から、中学校を含めた9年間に延ばされたこと。もう1つは公立校入学条件が、当国国籍を有する者とされたことである。後者により、今後すべての外国籍の子供たちは私立校に通わなければならなくなった。教育統計によれば、ここ10年間で私立校の数は倍増しており、ドバイには100校を超える私立校がある。
 
 私立校は英語(イギリス・アメリカ型カリキュラム)での教育が一般的だが、インド系、パキスタン系のカリキュラムをとる学校も多い。公立校ではアラビア語で授業が行われる。他の湾岸イスラム諸国同様、小学校から男女別学だ。小学4年生からは、学年末試験の結果で落第もあり得る。高校最後の統一試験の成績によって大学に進学する。公立校での教育は、大学も含めて無償で行われている。
 
□□空き缶リサイクルで校舎内に車イス用スロープ
 
 ドバイ日本人学校の1日は朝の清掃から始まる。教室や廊下に忍び込んだ砂を洗い落とし、授業に臨む。週5日制となって3年目、2つの時間割を隔週で運用し、新学習指導要領に応じた教育課程を進めている。
 
 学期ごとに音楽発表会、熱沙祭(文化祭)、運動会の3大行事がある。2月実施の運動会は、砂漠を整地した2万6000平方メートルを超える広大な校庭で元気に走り回る。人間や自然への優しい心をはぐくんでほしいという願いのもと、現地校や近隣の養護学校との交流や、日常的に行われている車イス体験学習などを通して、共生意識の高揚をはかっている。障害の有無のみならず、あらゆる違いを尊重することがねらい。
 
 児童生徒会活動も盛んで、空き缶リサイクル活動により、校舎内に車イス用のスロープが完成した。また英語やアラビア語は現地理解教育に欠かせないが、昨年度から配置された国際交流ディレクターとの連携により、より深い学習ができている。正面玄関には「日本文化紹介コーナー」を設置し、来客者へ日本をアピールしている。
□□児童生徒数
 ●小=52人 ●中=9人
【ドバイ日本人学校】
mailto:djschool@emirates.net.ae
http://www.japanese.sch.ae 
 
11 学校5日制 おおぐちの動き
   学校5日制パンフ,スポーツクラブ,町民バンドについて別紙で紹介しました。





勝村 2/3年 
新学習指導要領に伴う評価・評定について

高橋 まほろば
大島 総合
「くらし」が大テーマ
活動は@地域交流学習 A 一研究
奥村 
合本集
愛知教育大学公開講座



      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp