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報告者  土 井

2006年11月2日(木)布袋北学習等供用施設にて社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井、高橋先生(門弟山小)、早川先生(江南北中)、坪内先生(大北小)、小沢先生(扶桑東小)、天野先生(江西中)、岩井先生(木曽川中)、勝村先生(楽田小)、吉田先生(古西小)、大野先生(岩南小)、小沢先生(扶東小)、大島さん(玉川大)の12名でした。

 土井より、今回紹介したものの目次です。番号をクリックしてください。

  丹葉地区栄養職員研修会授業
 岐阜市立長良東小学校平成18年度校内拡大研究会参観報告
  江南市立草井小学校研究発表会報告   
  海月ルイ氏に学ぶ
  役立ちWeb特集
  教育関連情
 MM紹介
 社会科教育第72号より
 

参加者の提案
丹葉地区栄養職員研修会授業
 11月1日に、丹葉地区の栄養職員対象に「ワクワク、ドキドキ、やる気を引き出す授業の裏ワザ」というテーマで模擬授業を行いました。その時のプレゼンがここです。容量が大きいため、11月いっぱいで削除する予定です。
      
 岐阜市立長良東小学校平成18年度校内拡大研究会参観報告
   長良東小学校は、子どもの学びの姿としては、日本の最先端の学校だと思っています。その拡大校  内研究会が10月28日にありました。丹葉地区からは多くの先生方が参加されましたが、今回は、  学校公開T、学校公開Uの個人的な感想をここで報告します。
  
 江南市立草井小学校研究発表会報告
   10月31日に行われた江南市立草井小学校研究発表会の様子、感想を口頭で報告しました。

 海月ルイ氏に学ぶ
 海月ルイ氏の「紙つぶて」の評判がよい。「海月ルイ」「紙つぶて」で検索すると、多くのブログ等に引用され、「我が意を得たり」的な書かれ方をしている。私もその点同感である。
 14日には  http://plaza.rakuten.co.jp/taguchietuhisa/diary/ のブログ(10月14日)のような内容であった。それを受けてか、10月18日にもその続編と受け取れる内容が載った。題して「少子化時代の選択」。

 森・元首相が「子供を生み育てた女性に対して国がご苦労さまでしたと面倒をみるのは当然だが、そうでない人を同じ扱いにするのはどうかと思う」という趣旨の発言をして物議を醸したことがある。マスコミは一斉にこの発言を叩いたが、わたしにはその理由がわからなかった。
 
 2003年6月末の頃で、ニュースステーションが問題発言として特集を組んでいたのを記憶している。反対意見の多くは、「子どもが欲しくてできなかった人の気持ちを考えていない」「男性の側にも責任がある」「女性にも自由に生きる権利がある」「別の形で社会に貢献している」というものであった。
 反対意見はもっともであるが、森元首相の発言にも一理あると言う意見も少数意見としてあった。しかい、反対意見一色で、賛成しようものならつるし上げられそうな雰囲気を感じていた。

 同年で、いまだ独身の友人が何人かいる。彼女たちはいずれもOLだが親と同居し、給料はすべて自分の小遣いにしている。毎月、好きな服や装飾品を買い、高級レストランに通い、年に二回は南仏かイタリアにバカンスにいく…(中略)…
 結婚し、子供を生み育てている女たちは日々の生活に追われ、南仏のバカンスもブランド物のハンドバッグも縁なく暮らしている。どころか、子供の教育費や家のローン返済のために時給何百円かのパート勤めをし、一円でも安い牛乳や卵を買うためにスーパーの行列に並んだりもする。
 
 その通り。独身の友人生き方を否定するわけではないが、子どもがいる家庭、しかも複数の子がいるなら当然このような思いになるだろう。この事実は共通理解しておきたい。

 どちらの人生も本人の選択の結果である。何を選ぶかは各人の自由だ。しかしへ前者を選択する者が多数を占めたら社会福祉制度は破綻する。なのに両者が、老後に受けられる福祉が同じというのはおかしいと、森元首相は言いたかったのだろう。
 子育ては、何物にも代え難い喜びと幸せを人生にもたらしてくれる。けれど、経験のない若い世代には、前者の人生の方が魅力的に映るだろう。子育ての労苦に報いる姿勢を国や社会が持たなければ少子化は今後さらに深刻化するに違いない。
 
 ある道徳の授業でこういうのがあった。ある旅行者が記念にポプラの葉を1枚採るのである。そうしたら地元の人がこういった。「もし、全ての旅行者がそうしたらこの木はどうなりますか?」  
 この発想は公民的資質、さらには“公共”を考えるときにきわめて重要となる。
 NHKの受信料。払わない人もいるようだ。もちろんそれなりの言い分はあろう。ただ、全ての人がそうしたらNHKはどうなる?
 生き方は自由だ。ただ、みんながみんな同じようにしたら世の中が崩れるということは、その行為に問題があるということになる。
 こと、子どもの場合は、望んでも授からない場合があるからよけいに慎重にならざるを得ない。ただ、子どもが次世代の日本、世界を支えるということは絶対的な事実である。
  http://take-t.cocolog-nifty.com/kasugai/2006/09/post_61a3.html 
 


 役立ちWeb特集 
(1) 食材事典−美味探求−   http://www2.odn.ne.jp/shokuzai/oishii.htm 
 
(2)一宮市立丹陽南小学校 食育のページ 
 
(3)ALPSLAB−ルートを作成して公開できるルート共有サービス
 ドライブルートやジョギングコースなどのルートを作成して公開できるルート共有サービスが登場。地図上で、ポイントをクリックしていくだけのシンプルな操作でルートを作成。ルートをインターネット上に公開でき、ルート再生時には、ルート沿いの写真や標高グラフも表示される。
 
(4)300文字の直訴 教育再生ホットラインを設置 首相官邸
 10月31日、首相官邸に「教育再生ホットライン」が設置された。これは、10月30日の官房長官発表で明言されたもの。300字程度のものにまとめて、電子メール・FAX・郵便で送付という形。書式は自由。
 
(5)スクラッチ宛名ラベル
 個人情報保護機能を持つ宛名ラベルが登場。住所や名前の印字部分にスクラッチ機能を持たせ、受取人がコインなどで擦るだけで、印字した情報を簡単に消去可能。日々届くダイレクトメールなどに記載されている宛名に関しても、安全に廃棄できる方法が求められていることより。
 
(6)ハロウィンに関するサイト
 そもそもハロウィンってなに? ニッポン人的素朴な疑問を解き明かす入門編。
☆ハロウィーン通信 もっとハロウィーンを楽しむために
 クラフトやパーティー用料理の紹介、ハロウィンにちなんだ映画や本など、読んでいるだけで31日が待ち遠しくなるページ。
☆ハロウィーン・ジャパン・インフォ http://www.h-jp.info/index.htm 
パーティーグッズ、各地のハロウィンイベントニュースが充実の情報サイト。子ども達が安全にハロウィンを楽しむためのアイデア集も。ギャラリーには美しいハロウィンフォトがたくさん。
☆ハロウィン・ファン http://halloweenfun.fc2web.com/ 
 ハロウィンを盛り上げるパーティーゲーム、簡単で子どもにも作れる工作や料理レシピ、ハロウィンクロスワードなどすぐ使える材料集。
☆幻想世界神話辞典 http://www.jiten.info/dic/halloween.html 
「ケルトの暦では11月1日が新年であり、その前の10月31日、またはその前後に行われていた。死者を迎える火の祭り。死者の霊が帰ってくる時で、ごちそうなど用意してもてなし、災いがふりかからないようにするのだという。死者が帰ってくる目印としてローソクに火をともした灯りを用意した…」ケルトのハロウィンをはじめ、世界の神話を探れる辞典。
 
(7)ロボットと携帯電話の連携による子ども見守りシステム
 携帯電話を用いてロボットとやりとりができる保護者参加型子ども見守りシステムが登場。保護者が携帯電話の電子メールを作成・送信することにより、ロボットが電子メールの内容に応じた見守り動作を行うこと、および、ロボットと子どもとのコミュニケーション状況を遠隔地から確認可能。
 
(8)ホームロボット実験セット
 パソコン画面上から自在に遠隔操作が可能で、カメラ、マイク搭載でインタラクティブな遊びができるホームロボット実験セットが登場。無線LANや画像認識を使いこなして、いろいろな「お手伝い」をプログラミング。お部屋のパトロールや、外出先からのペットのようすの確認などに。
 
(9)アロマテラピーに関するサイト
☆アロマセラピーヒーリングルーム http://www.nishiyama.org/aroma/index.html 
 初心者向けアロマセラピーネット講座から、精油の作用に関する用語解説などかなり高度なインデックスまで、香りのある生活を楽しむための情報を満載
☆7秒でリラックス!アロマテラピー入門 http://aroma7seconds.blog6.fc2.com/ 
 アロマテラピーの基本を網羅したブログ。日常生活に即したコラム香りの雑学や、アロマテラピー日記で最新のアロマグッズを紹介。
☆アロマテラピーの魅力 http://www.earomaterapi.com/ 
 精油の選び方、悩み別オイル活用法など、実用例が充実。症状と照らし合わせてオイルを処方できる。
☆生活の木 Tree of life http://www.treeoflife.co.jp/ 
 アロマオイル、グッズを取り扱う専門店生活の木のHP。オンラインショップやハーブに関するイベントの案内、資格講座に関するセミナーなどアロマテラピーを本格的に学びたい方にも。
☆社団法人アロマ環境協会 http://www.aromakankyo.or.jp/license/index.html 
 自然の香りある心地よい環境づくりを目指す同団体の公式HP。世界各地のアロマテラピーに関する美容健康情報や、アロマをとりまく環境問題への働きかけなどを紹介。
 東洋のアロマテラピー、お香の楽しみ方を初歩から紹介したサイト。こちらも古い歴史を感じさせます
 
(10)四国中央市に県内初の「教科教室」の見学会(愛媛)(愛媛)
 国語、数学、社会、英語の教科ごとに専用教室で授業を受ける「教科教室型」の校舎が1日、県内の中学校では初めて四国中央市立三島東中学校(四国中央市中曽根)に完成した。
 

6  教育関連情報
(1)「札幌掃除に学ぶ会」が鍵山秀三郎さん招き、講演会(北海道)
 児童生徒らと学校のトイレ清掃をしている「札幌掃除に学ぶ会」(長沼昭夫・代表世話人)は21日、設立10年記念事業として、自動車用品店「イエローハット」創業者、鍵山秀三郎さん(73)の講演会を札幌市内で開催した。
 鍵山さんは、「トイレ掃除をすると謙虚になれる。才能があっても謙虚でなければ人を幸せにできない」との哲学で、会社のトイレ掃除を続けた経営者として知られる。共鳴した経営者らが集まり1993年に「日本を美しくする会」を結成。心の教育に、トイレ掃除を始める学校が全国で相次ぐことになった。
 札幌掃除に学ぶ会は、96年結成。2か月に1度程度のペースで、市内の学校でトイレ掃除を行ってきた。
 講演で鍵山さんは「日本は豊かになったが、心が貧しくなったように思う。両方とも豊かにするために、謙虚の心を持つことが大事」と、約120人の聴衆に語りかけていた。
 札幌掃除に学ぶ会は22日朝から、札幌市立新琴似中学校などでトイレ掃除を行う予定。代表の長沼さんは「学校の先生、生徒、保護者の皆さんと一体になって掃除の取り組みを広げていきたい」と話していた。 (2006年10月25日 読売新聞)
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 前任校でも取り入れた。これだけで学校は変わる。社会は変わる。トイレ掃除にはそれだけの力がある。
 
(2)教員採用試験の工夫改善進む
 模擬授業の実施や、資格を所有者に対して一部試験を免除するなど、教員採用試験の改善が各都道府県で一層進められていることが文部科学省の調査でわかった(平成18年度選考試験、全61都道府県・指定都市対象)。
 多面的な目で受験者の人物を評価するため、面接担当者に民間人等を起用しているのは56県市(前年度同、以下カッコ内は前年度の数)。事前に提出した学習指導案に基づき、導入部を中心とした10分程度といった模擬授業を45県市(44)、面接担当者を児童生徒にみたてて指導といった場面指導を30県市(28)で実施。 http://www.kknews.co.jp/maruti/2006/news/061007_1b.html 
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 ペーパーテストだけよりは良いかもしれないが、結果を数値化しにくいことを考えると当然問題も生じてくる。フィギアスケートの審判は専門家である。それでも、採点の逆転現象はざらにある。ましてや、多くの受験者の中から短時間の模擬授業や面接で人を見抜くのはとうてい困難である。民間人だから良いという発想はいかがなものか。結局、最後は人による。
 
(3)公立学校の平均授業時間は704時間、日本は534時間 米国は1,000時間
  OECD インディケータ2006 年版が発表   http://www.akashi.co.jp/osirase/OECD.htm 
 OECD(経済協力開発機構)は、このほど、加盟国の教育の現状を比較、分析した「OECD インディケータ2006 年版」を発表した。それによるとわが国の初等中等レベルは依然として高いものの、大学教育では東アジア諸国に追い抜かれていることが分った。1995〜2004 年に、大学に在籍する学生数は中国とマレーシアで2 倍以上に増えているほか、タイで83%、インドで51%、と急増している。
 同調査では学級規模と学力の面でも調査している。その結果は「少人数ほど良いとは限らない」と報告されている。
 具体的には、教員1 人当たり生徒数と成績の間に単純な相関関係は見られない。1 クラスの生徒数は日本、韓国、メキシコ、ブラジル、チリ、イスラエルでは30 人以上であるのに対し、デンマーク、アイスランド、ルクセンブルク、スイス、ロシアでは20 人以下であるが、PISA 調査で数学の最上位成績者グループに入っている生徒の比率は、日本の8.2%に対し、例えばルクセンブルクでは2.7%に過ぎない。
 教員と生徒の交流も教員1人が担任するクラス数もしくは生徒数、教科、授業とその他の職責への教員の時間配分、クラス内の生徒のグループ分け、チームティーチングの実践などの影響を受ける。
 「教員の給与と仕事量」の調査では、15年以上の教員歴を持つ初等教育と前期中等教育の教員の場合、給与の1人当たりGDP比が低いのはハンガリー(0.91)、アイスランド(0.69)、ノルウェー(0.87)、ポーランド(0.83)、イスラエル(0.73)、高いのは韓国(初等教育で2.37、前期中等教育で2.36)、メキシコ(前期中等教育で2.09)、トルコ(初等教育で2.44)である。後期中等教育全般でこの比率が最も低いのはノルウェー(0.87)、ポーランド(0.83)、アイスランド(0.94)、イスラエル(0.73)である。
 15年以上の教員歴を持つ前期中等教育の教員給与は、ポーランドの約1万ドルからドイツ、韓国、スイスの4万8,000ドル以上まで様々であり、ルクセンブルクでは8万ドルを超えている。
 実質の教員給与はほぼすべての国で1996〜2004年に増加しており、増加幅が最も大きいのはフィンランド、ハンガリー、メキシコである。スペインの初等教育と後期中等教育の教員給与は、なおOECD平均を上回っているものの、この期間に実質で減少している。
 公立校の年間授業時間は平均で704 時間であるが、メキシコと米国の1,000 時間強から日本の534 時間まで幅がある。授業時間の年間配分方法も大きく異なる。例えば、教員の労働時間は1学年42 週制のデンマークより1学年36 週制のアイスランドの方が長い。ただし、教員の仕事量には授業の準備や採点、課外活動などに費やされる膨大な時間も含まれるので、授業時間は教員の仕事量を測る1 つの目安に過ぎない。(以下略) 本文  http://www.gks.co.jp/2006/english/data/06101801.html より引用
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 毎年出ているデータ集だが、以前にも増して注目されている。PISA調査等、OECDの規準を日本でも取り入れようとしているからだ。『図表でみる教育 OECDインディケータ(2006年版)』の内容構成を紹介したい。(○は日本のデータが掲載されている指標)
A章 教育機関の成果と教育・学習の効果
 ○インディケータA1: 成人の学歴分布
 ○インディケータA2: 後期中等教育卒業率
 ○インディケータA3: 高等教育卒業率
 ○インディケータA4: 15歳児の数学的リテラシー
 ○インディケータA5: 15歳児の数学的リテラシー得点に関する学校間と学校内でのばらつき
 ○インディケータA6: 数学的リテラシーの習熟度レベルが低い15歳児(PISA2003年調査)
 ○インディケータA7: 制度的分化、社会経済的背景と15歳児の数学的リテラシー(PISA2003年調査)
 ○インディケータA8: 最終学歴別の就業状況
  インディケータA9: 教育からの収益:教育と所得
  インディケータA10: 教育からの収益:教育と経済成長・社会的成果とのつながり
 ○インディケータA11: 人口動態が教育の提供に与える影響
B章 教育への支出と人的資源
 ○インディケータB1: 在学者一人当たり教育支出
 ○インディケータB2: 国内総生産(GDP)に対する教育支出の割合
 ○インディケータB3: 教育支出の公私負担割合
 ○インディケータB4: 公財政教育支出
 ○インディケータB5: 高等教育機関の授業料と私的部門に対する公的補助
 ○インディケータB6: 教育支出の使途別構成
C章 教育機会・在学・進学の状況
 ○インディケータC1: 初等教育から成人までの在学率
 ○インディケータC2: 中等・高等教育の在学率
 ○インディケータC3: 高等教育機関における留学生と外国人学生
 ○インディケータC4: 若年者の就学及び就業状況
  インディケータC5: 成人教育への参加
D章 学習環境と学校組織
 ○インディケータD1: 初等・中等教育学校の生徒の標準授業時間数
 ○インディケータD2: 学級規模と教員一人当たり生徒数
 ○インディケータD3: 教員の給与
 ○インディケータD4: 教員の授業時間数及び勤務時間数
 ○インディケータD5: 情報通信技術(ICT)の導入と利用の状況(PISA2003年調査)
 
(4)江別市教委が全小中学生に郵送方式でいじめ実態調査へ(北海道)
 北海道江別市教育委員会は25日、いじめの実態を調べるため、市内の全小・中学生と保護者に郵送方式で直接尋ねる「心のダイレクトメール事業」を実施すると発表した。市教委によると、調査の対象者は児童が19校の約7400人、生徒は10校の約4190人。
☆★☆★ コメント ☆★☆★
 今回のいじめ報道にはいささか困惑を隠せない。
 @ はじめの犠牲者はともかく、後半の犠牲者は明らかにマスコミに煽られている。マスコミ報道によ  り犠牲者が増えたことを、マスコミはどう考え、どう責任を取るのか。
 A 犠牲者が出た学校の生徒に勝手にインタビューをしている。そこで「いじめを見た」と答えた生徒  をなぜ許すのだ。「それに対してあなたはどうしたのか?」と言うべきではないのか。それが大人社  会ではないのか。これを許すと、傍観者を増やすことになる。
 B 学校の対応にも問題があったが、「隠蔽」という言葉は正しくないと思う。わからないから「いじ  め」なのだ。分かっていれば当然指導しているはずだ。しかも、「自殺に結びつくいじめ」かどうか、  これは明確な遺書でもない限り、亡くなった本人しか分からない。
 やや強い言い方をしたが、こう思っている一般市民は多いことを知って欲しいものだ。

 
 MM紹介
[続々(ぞくぞく)火曜の会メールマガジン]     第18号   No.18 2006/10/17
[1] はじめに  〜私の迷惑メール対策〜           永野和男
 今年の春ごろから、迷惑メールの量が極端に増えてきています。(中略)
 さてこのような悩みも、実は9月の始めにほとんど解消することになりました。いまは、Getするメールの中に含まれている迷惑メールの数は、10%以下に激減しています。メールの処理もきわめて快適になりました。今回は、仲間に教えてもらって、いま私が採用している方法を紹介しましょう。
 これを採用するには、ひとつだけ条件があります。それは、いつも使ってるメールアドレス(ここでは、mail@nagano.netとしておきましょう)の他に、受信専用のメールアドレスをもうひとつ用意しなければならないことです(それを、pop@nagano.net としましょう)。最近は、マンションの集合型LANなどで
も、2〜3のメールアドレスが発行できるようになっていますし、プロバイダで1つアドレスを契約している人は、安価に2つめのアドレスをもらうことができるので、これはそれほど困難なことはありません。
 さて、もうひとつしなければならないことは、Gmailのアドレスを1つ取ることです。Gmailは、freeのWebメールシステムとして利用できる、googleがサービスしているメールサービスです。http://mail.google.com/ にアクセスして、自分で登録することもできますし、すでに利用者である方から紹介してもらうと簡単に利用権を得ることができます(もちろん無料)。特徴的なのは、個人のメール領域を2GB(ギガバイト)も持っていることで、これなら大量のメールを受け付け、しばらく貯めていてもも問題にはなりません。それだけではなく、このメールシステムには強力な迷惑メールのフィルタリング機能があるのです。この機能は、他のGmailに送られてくるSPAM情報も参考にしてフィルタリングしているので、世間ではやっている迷惑メールはいち早く識別して、迷惑メールホルダにつかんでしまいます。
 それを活用し、迷惑メール対策は、次のようにします。
 1)私宛 mail@nagano.net に 来たメールを、すべて Gmailに 転送する(ここではGmailのアドレ  スをnagano@gmail.comとします)
 2)nagano@gmail.comでは、自動的に迷惑メールがフィルタリングされ、受信トレイには、それをは  じいたメールだけが受信トレイに残ります。
 3)Gmailの受信トレイの内容を、Gmailの「フィルタ作成」を利用して、受信専用に用意し   pop@nagano.net に転送します。
 4)pop@nagano.net へ来たメールを、パソコンのメーラからGetします。
 この結果、パソコンには、Gmailのフィルタを通したメールだけが転送されてくることになり、迷惑メールは、Gmailの迷惑メールフォルダに残ったままになります。しかし、先ほども述べたように、Gmailには、2GB(ギガバイト)ものファイル容量があり、しばらくほっておいても、特に大きな問題は生じません。ちなみに、この一週間ほどほっておいたGmailのフォルダを、ちょうど今確認してみると、2137通もの迷惑メールがつかまっています。この間受け取った受信トレイにあるメールの数は622通だったようですので、77%のメールを事前にCutしてくれていることになります。ついでに、先ほどそのうちの100件ほどを目で確認しましたが、この自動処理によって誤ってCutされたなかに、まともなメールは1件もありませんでした。優秀です。このように、後でトレイの内容を確認できるのも、Gmailならではの特徴といえます。
 迷惑メールの数に閉口している読者の皆さん。ぜひお試しを。
☆★☆★ コメント ☆★☆★
 なるほど!参考になりました。
  
8 社会科教育第72号より
 岐阜県小中学校教育研究会 小学校社会科研究部会発行の『社会科教育 第72号』より、前長良東小学校長 友田靖雄先生が書かれたものを紹介しました。
 
 
参加者の提案

高橋先生 
坪内先生(大北小)スーパーマーケットではたらく人について
天野先生  地震に対する防災の意識を高める授業を通して
早川先生 九州国立博物館




問い合わせは 土井謙次  
syaraku@tcp-ip.or.jp