第133回 社楽の会報告    第132回   第134回へ
                                  報告者 木曽川東小 土 井
2000年6月22日(木)布袋北学供にて,第133回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(木東小)、岩井先生(大北小)、高橋先生(木東小)、奥村先生、木本先生(江南市ことばの教室)、野呂先生(岩倉中)、一般参加の川端さん、の7名です。
☆ 奥村先生より、NHK大阪放送局からの電話について話をうかがいました。社楽のページを見られたNHK大阪放送局のプロデューサーのかたから電話あり、「電車に乗って潮干狩りに行こう」について、いろいろ聞かれたそうです。見ている人は、見ているものですね。

● ことばの教室だより7・8号 を紹介していただきました。ことばを豊かにするために、教室スケッチ、ことばをはぐくむ、なお充実した内容です。
関連として、ことばの教室 啓発資料 を紹介していただきました。
● 愛知県教育センター研究刊行物CD-ROM(平成12年3月)研究紀要89集・研究報告第150号、特殊学級(知的障害)教育課程案、を紹介していただきました。奥村先生も執筆にかかわっています。
● パンフ村国の郷 を紹介していただきました。江南市で一番古い「音楽寺」が紹介されています。この音楽寺は、延宝4年ごろ、円空上人が立ち寄り、16体の仏像を寄進したことでも知られています。この音楽寺の境内ににたてられたのが、村久野区歴史資料館です。拝観料¥200、偶数月の第2日曜日のみの開館です。ただし、アジサイ祭りが開かれる6月に限り、土・日曜日に開館します。
 関連として、漫画『円空』 構成 里中満智子、作画 木村直巳、(メディアファクトリー\800)を紹介していただきました。  

☆ 土井より拙稿『社会科教育7月号』(明治図書)よりグラビア 広告からみる日本のNOWを紹介しました。連載シリーズの第4弾で,オーストラリアの実践をベースに作成しました。今回は,総合的な学習法として,「シミュレーション学習」を提唱しました。総合的な学習の時間に有効な方法だと思います。

● 次に,PTAコンピュータ講座の実践報告をしました。初心者対象に,インターネット入門の講座を開催したもので,講師は土井が担当しました。テキストは http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/ptakouza.htm をご覧ください。診断ものに人気が集まりました。
   
● 恒例の便利Webサイトを紹介しました。
(1)はじめは植物栽培特集です。
ジャガイモ 博物館 http://www.geocities.jp/a5ama/
アサガオ関連webサイト http://www.popgen.biology.kyushu-u.ac.jp/nitasaka/mg-files/mgweb.html 
ようこそ、タキイのホームページへ! http://www5.mediagalaxy.co.jp/takii/index2.html 
   今月の園芸メモもあります
(2)夏休み特集 http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/natuyasumi.htm 
    夏休みの宿題の参考になるページを集めました。
(3)小学校5年生で学習する水産業特集です。
お魚探偵団 http://seaclub.power.co.jp/fish/index.html 
水産大百科 http://www.suiko-van.or.jp/ryoshi/hyakka/index.html 
日本の漁業紹介 http://www.zengyoren.or.jp/syugyo/japansyo/japansi.html 
水産加工品 http://www.tokai.or.jp/yaizu-city/suisan/p6-1.htm 
かまぼこ http://www.zenkama.com/ 
海洋水産資源開発センター http://www.jamarc.go.jp/ 
漁網のページ http://www4.justnet.ne.jp/~ookatou/index.htm 
日本の漁港 http://www.seaworld.co.jp/~club/gyoko/gyoko.html 
全国の漁協 http://www.hamanet.jafic.or.jp/gyokyou/index.html 
 
(4)夏の水泳特集
泳ぎ方のコツが読めるホームページをまず紹介します。
夏季国体6回出場の男性が公開する『TAK's swimming school』
http://www.ksky.ne.jp/~hirataka/ 
  水泳40年のベテランが綴るさまざまな情報は読みがいがあります。泳法のコツをまとめた“水泳教室”“水泳を楽しむために”などがあります。泳力検定基準表も参考になります。
yummy http://www.yum.to/
  各種泳法についての質問コーナーが充実しています。授業づくりについて、こういうホームページを作れたらいいなあと思いました。
イルカクラブ  http://www2.wbs.ne.jp/~iruka/
  各種泳法の練習方法がまとめてあります。
サモエド先生の水泳教室 』http://www3.ocn.ne.jp/~tsuchiy/
イラストを使った各種泳法指導のコツがあり参考になります。バタフライと平泳ぎの補助方法というような細かい情報が参考になります。
『コビオWORLD』http://village.infoweb.ne.jp/~fwif4839/ 
   合計12時間47分のドーバー海峡横断の記録が読める
『めざせ! オリンピック』http://www08.u-page.so-net.ne.jp/da2/masaka/olympic/ 
   個人の数年にわたる水泳の記録を細かく紹介
『千葉すず選手サポーターズ』
http://homepage2.nifty.com/bell_no1/
    市民運動ともいえるホームページ 
『日本身体障害者水泳連盟』 http://www.page.sannet.ne.jp/jsfd/ 
『日本水泳連盟』 http://www.swim.or.jp/ 

(5) いじめ白書 http://www.wnn.or.jp/wnn-s/ijime/ 
     おもしろい
(6)単純作曲理論  http://www.webstyle.ne.jp/~ria/mg_0.html 
    「音の名前」や「音符」 が作られている。今後に大いに期待
(7)総合的な学習リンク集 http://www.tobidase.com/manabi/sogo/index.html 
    有名なサイト。
(8)国立科学博物館 http://www.kahaku.go.jp/  
(9)日経メカニカル http://nmc.nikkeibp.co.jp/  専門的。
(10)フレッシュアイ自然科学 http://www.fresheye.com/directory/life/shizenkagaku.html?from=zuba 
     自然科学のことなら何でも!
(11)Nichibun.net http://www.nichibun.net/ 
     情報教育関係情報満載。
(12)厚生省:法令等データベースシステム http://wwwcl.mhw.go.jp/~hourei/ 
     厚生省所管の法律、政令、省令、告示、訓令、通知等の全文検索。
(13)超厳選ランキング http://web1.freecom.ne.jp/~c-hoshi/
     日本の有名サイト集大成。
(14)情報の洪水 http://www2.veldia.com/~jyo_ho/ 
     総合リンク集。社楽トップページに採用 
(15)小学生のための本当の警察  http://www2.pref.shimane.jp/police/kodomo/hontoindex.html 
(16)統計リンク集 http://greenwood.cpm.ehime-u.ac.jp/sato/link/
     こんなサイトが欲しかった。
(17)「慰安婦」・戦後補償問題─資料・情報/韓国と日本戦後補償 「慰安婦」問題 さまざま情報
     http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kj8899/contents.html 
(18)検索省 http://st.jr.chiba-u.ac.jp/mos/ 
     検索省は,日本の省庁のホームページの全文検索ができます。
(19)九州沖縄サミット公式ホームページ http://www.g8kyushu-okinawa.go.jp/j/  
(20)朝鮮民主主義人民共和国へようこそ http://www.dpr-korea.com/ 
     素顔の北朝鮮がわかる。内容はけっこう豊富。 

● 次に教育関係情報です。
 ◆首相官邸  http://www.kantei.go.jp/ 教育改革国民会議第1分科会(第1回)・議事概要
   http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/1bunkakai/dai1/1-1gaiyou.html 
人間性を教育する方法論について 有識者から寄せられた教育のあり方に関する意見
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/dai4/siryou7/index.html 
87名の有識者の意見が載っている。ノーベル賞受賞者から労組会長,木挽き職人,向山洋一,ナベ恒さん,宗教家など
全体にやや壮大,抽象的すぎて具体性に欠ける気が…でも,いろんな考えがありおもしろい。

 ◆日本情報処理開発協会:情報化白書2000「21世紀情報化の展望と課題」
 http://www.jipdec.or.jp/chosa/hakusho2000/index.htm 
 ◆科学技術庁:「21世紀の科学技術に関する懇談会」報告   6月6日に出されたもの
http://www.sta.go.jp/policy/seisaku/21con00606.html 
 ◆有田和正 総合学習を語る http://ww5.tiki.ne.jp/~kiiro/aritatop.htm 
 日本で一番低い山 天保山4.5メートルの話が載っています。

● おすすめMM紹介 前回に続いてInfoAbroad
海外情報を紹介してくれるMMです。
今週のお奨めサイト
■ 語学
「A Web of On-Line Dictionaries」 http://www.yourdictionary.com/ 
世界の200種類以上の言語のオンライン辞書リンク集。どこの国で話されているのかわからないような言語までカバーしています。
■ 生活
「The Worldwide Holiday & Festival Site」 http://www.holidayfestival.com/ 
世界各国の祝祭日を調べることができます。外国の祝祭日は案外知らないものです。こうして見ると日本は意外と祝祭日の多い国なのかもしれません。
■ 政治
「Official Government Web Pages by Country」 http://www.psr.keele.ac.uk/official.htm 
世界各国の政府オフィシャルサイトへのリンク集です。法律・制度・統計などなど、政府のオフィシャルサイトには情報満載です。国連やFBI・CIAのページへもリンクしています。
▼登録/解除の方法▼
http://homepage1.nifty.com/infoabroad/mm/iamm_register.htm
「InfoAbroadメールマガジン」は、上記URLよりいつでも登録/解除可能です。

● 研究会情報
 小学校学校行事研究全国大会
 1 研究会名  創立35周年記念
        小学校学校行事研究全国大会愛知大会
 2 主 題   豊かな人間性を育む学校行事の創造と展開
          −−創造的な学習との関わりを通して−−
 3 開催日   平成12年8月8日(火)、9日(水)
 4 会 場  8日(全体会)名古屋市教育センター
         9日(分科会)名古屋国際会議場
 5 内 容  8日(開会式、総会、記念講演)
           *記念講演−文部省教科調査官
        9日(分科会)
 6 連絡先   名古屋市立苗代小学校 校長 安藤 修
           名古屋市守山区苗代二丁目10−6
        電 話 052−772−4791    FAX 052−772−4952
 URL:http://www08.u-page.so-net.ne.jp/wf6/gyoji/u0811309/index.htm 
 
 MM『教育の鉄人』学級創り より
 今回は,かねてから自分が思っていたことと同様の内容のMMがあったので紹介します。まさに,「我が意を得たり!」とはこのことです。こう考えると,学級で何が起こってもむしろ楽しくなります。
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   ☆新しい学級創り  プラスに転換 4
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    ピンチはチャンス
   学級では、いろいろな問題が起こります。
  「ああ、またか」
  「どうして私のクラスだけ…」
   ピンチがもっと大きなピンチになってしまいますね。
  
   子どもを叱ります。
   対処療法に追われます。
   問題は、次から次に生まれます。
  
   冷静になって考えてみると、どれも同次元の問題です。
   学級が育つにつれて、問題の質も上がっていくはずなのですが…
   1年間同じことのくり返し…
   このような話をよく聴きます。
  
   変わらないのは、教師の意識でしょう。
   「私のせいじゃない」「子どもが悪い」
   「どうして私だけ…」
   悲劇のヒーロー(ヒロイン)になることはありませんか。
   相手のせいにしている限り、状況は変わらないと思います。
  
   私の場合、ピンチはチャンスだと思っています。
  「問題は、ステップアップのためにくる」
  と思っています。
   ですから、問題が起きたとき「しめた」と喜びます。
   変でしょうか?
  
   最初は、「そんなふうに思えない」かもしれません。
   しかし、いろいろ経験すると違ってきます。
   いつも、いつも同じ問題で悩みます。
   「俺って、成長していないんだ」
   とある日、氣づきました。
   それからです。トレーングするようになったのは。
  
   昔、あるマンガを読みました。
   「自信をつける第一は、『俺は天才だ!』と思いこむことだ」
   という台詞がありました。
   指導者が、生徒に「俺は天才だ!」といわせます。
  「俺は天才だ!」
   とまどいながらも、やる生徒たち。
  
   そのときは、笑ってしまいました。
   「バカみたい」と思いました。
  
   今なら、納得できます。
   その通りだと思います。
   自分に思いこませることが大切なんですね。
  
   困ったときがチャンス
   ピンチはチャンス
   問題は、ステップアップのために起こる
  
   毎日、鏡を見ながらいってみましょう。
   私は、3年間いい続けました。
   
   意識を変えない限り、問題は次々にやってきます。
   しかも、同じような問題が…
  
   問題は、教師自身を、子どもを、学級を成長させるために起こる
  のではないでしょうか。
   ピンチはチャンスです。
  
● ML WAKUWAKU からの情報
(1)『取材の授業』  蔵満逸司先生(wahaha@po.synapse.ne.jp )の実践です。
(2) 連載 「私の教師修業」 第8回私の『Make a Wish』の授業
  (現場と研究機関との連携で授業を仕組む) 
           波戸 裕幸(鹿児島県 節田小学校)
           e-mail wildcat@po.syanapse.ne.jp
   やってみたくなる授業です
   どちらも,小学校教師用教育実践情報センター に掲載されると思います。
 Make a WishについてHPをご覧下さい。
   ただ、この団体は、死を前提にしているのではないことをおさえておきたいと思います。

● 部活動情報 ついに…
 文部省審議会 運動部の土日の活動を休止して地域クラブへ誘導

 将来のスポーツ活動について審議している文部省の保健体育審議会(井村裕夫会長)は、中学、高校の学校部活動について、今後10年間をめどに、原則として土曜、日曜の活動を停止する方針を盛り込んだ中間報告をまとめた。同時に、全国各地に「総合型地域スポーツクラブ」を育成して、少年スポーツの受け皿とする方針も打ち出した。これに対して、教育現場からは「部活動の衰退につながる」と反発の声が出ている。

 背景には、「ゆとり」を目指す学校5日制のスタートや、子供から老齢者までがレベルに応じて複数の競技を楽しめる生涯スポーツ社会を実現する基盤として「総合型地域スポーツクラブ」の推進がある。2010年までに、全国各市区町村で少なくとも一つのクラブ育成を目指している。

 文部省が進める地域クラブは、財源に「スポーツ振興投票」(サッカーくじ)の収益などが充てられる。学校の体育館など地域の施設を活用し、低料金で複数の競技を楽しめる組織を全国各地で設立する。住民が運営主体になる欧州型のスポーツクラブを意識しており、外部指導者や地域や民間のスポーツクラブの活用で、学校の部活動と地域社会の連携を深めていく方針だ。

 一方、同審議会委員でもある全国高等学校体育連盟の河上一雄会長は「土日の活動休止で教職員の特別手当支給の根拠はなくなる。現状でさえ部活動の顧問を引き受けない教師が増えており、部活動の衰退が加速するのは確実だ。部活動が地域に傾斜する流れは認めるが、休止をうたうことには疑問を感じる」と話している。
【スポーツ振興基本計画の在り方について(中間報告)】
http://www.monbu.go.jp/singi/hoken/00000248/ 

● インド特集
 インドの物価  http://www.sumitomocorp.co.jp/economy/worldeco/bukka/asia.htm より
 各国地域情報と日本の関係 インド編 http://www.mofa.go.jp/mofaj/world/kankei/a_india.html より

● 時評「少子化対策で政治にできること」  
 出典は何だったっけ?誰か教えてください!
内容はここ

☆ 次に高橋先生より、4年学年通信 号外 を紹介していただきました。
   環境先進国の知恵 として、ヨーロッパが環境問題に熱心な理由をわかりやすく解説しています。
さらに、「環境にやさしいドイツの工夫を学ぶ会」 の保護者向け案内が載っています。これは、7月1日(土)9:45〜11:00 に 祖父江鈴子氏
を講師に招き、話を聞くものです。
 祖父江鈴子氏については、次をご覧下さい。
  http://www1.mesh.ne.jp/inuyama/kouhou/0201/0201_1.html
  http://www.pref.aichi.jp/aia/kikanshi/vol15/15dantai.htm

● 関連として、4年総合 EMの授業のプリントを紹介していただきました。
  体験は、知と結びつけてこそ生きると言う考えから行ったものです。
   
☆ 川端さんより『「中学校総合的な学習」カリキュラム作成へのキーポイント』魚住忠久愛知教育大学教授編著(東京書籍)を紹介していただきました。内容を簡単に紹介します。
 はじめに、中学校における「総合的な学習」−基線と課題− が総説として魚住先生自身によりまとめられています。プロットのみ紹介します。
 1 改訂「中学校学習指導要領総則」にみる新たな課題
 2 意味のある「総合的な学習」実現のための検討視点と前提条件
 3 選択教科と「総合的な学習」との関連づけ
 4 生徒の興味・関心に基づく「総合的な学習」づくり
 5 「体験的な学習、問題解決的な学習」の意味と充実の方途
 6 学校・地域連携・融合の「総合的な学習」づくりの課題
 7 「総合的な学習」の展開に当たっての留意点

 次に、各先進校の実践が、それぞれ4〜6ページにわたって紹介されています。
     「自己課題を主体的に追究し、豊かに表現し合う生徒」の育成をめざして−岡部中の総合的な学習『ふくいく』の実践− 
        静岡県志多群岡部町立岡部中学校 三輪 勝弘
     生きる力を育む総合学習の実践
        東海市立上野中学校  山本 眞理子
     地域に学び、地域に働きかける総合的な学習の実践
        愛知県立豊川市立田代中学校 清水 文雄
     共に自立をめざす教育課程の開発 
        前岐阜市立長良中学校 矢嶋 英敏
 ユニークなのはその後で、中学校「総合的な学習」カリキュラム作成のポイントを語る として、それぞれの学校の代表者と魚住先生の対談が載っている点です。これが一番のウリかも?
総合的な学習の中学校の資料が少ない現状では、貴重な資料です。

  問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp