第135回 社楽の会報告    第134回へ   第136回へ
                                  報告者 木曽川東小 土 井
2000年7月18日(火)布袋北学供にて,第135回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(木東小)、岩井先生(大北小)、高橋先生(木東小)、坪内先生(犬北小)、山田先生(古東小)、奥村先生(江南市ことばの教室)、川端さんの  7名です。
 高橋先生より1学期を振り返って を紹介していただきました。児童の反省です。項目は
 1 1学期の自分の◎と○と△
 2 この1学期、自分の中で変わったこと・伸びたことベスト3
 3 心に残った授業ベスト3
 4 心に残った先生の言葉 理由
 5 この1学期で一番変わった・伸びた友達

 児童の回答から、高橋先生の願いが見えてきます。
 水泳で全員25m泳げるようにしたいという願いも
 「何でも、力を入れて指導すればだいたいの子はできるようになる。しかし、最後の1人、2人をできるようにするのは難しい。スイミングスクールなどでは全員ができるのだから、やはり、教師もプロの指導力を学ばなければ行けない。」と言って見えました。

● 学級通信“クライマー”を紹介していただきました。3号分をアップしましたのでぜひお読みください。
 bS6 6月28日号  交流
 bS8 7月 3日号  厳しすぎるくらいでないと環境は守れない
 bT4 7月12日号  自由研究
 bT6 7月13日号  自由研究 個人のテーマ
   ここには自由研究のテーマが載せられています。一部紹介します。
     EMのはたらき
     理科実験やりまくり
     資源ゴミの量
     やきものについて
   夏休みの出校日には中間報告会を開くそうです。

☆ 土井より、拙稿「公共広告機構の広告からみる日本の今」『社会科教育』(明治図書8月号)より
今回のレシピは「創る」。公共広告機構が創っている日本人に訴えたい広告を参考に、 自分なりの表現ができたらと願ったものです。
毎月、新しい視点と、新しいレシピ、新しい手法の3点を入れようと努力していますが、やはり回数を重ねると大変です。日の生活を研ぎ澄ましたものにしないと感じないからです。今年の残り半年は、自分にとっては修行です。
 
● モラロジー研究所主催 第37回 教育者研究会 愛知会場 のお知らせ
  8月19日、20日、サン笠寺にて教育者研究会が開かれます。
  20日には、中野重人氏の講演「生きる力をはぐくむ」(14:40〜)などがありますが、午前中(10:00〜)には2名の実践発表があります。その1番手を土井が担当します。荒れた学校でどう行動したかの経験と、生き方教育について話す予定です。これも、自分にとっては修行です。

● 便利Web紹介
(1)「くすりのはなし」
薬・病気・心・介護etc薬剤師として、伝えたい情報のホームページ。薬の用い方など参考になる。

(2「伊藤忠フューチャーズホームページ」
伊藤忠商事から送られてくる為替情報、エネルギー関連商品情報が満載。日々更新

(3)総理府:平成12年版 観光白書の概要
観光白書は、土井も『社会科教育』(明治図書)のグラビアで取り上げました。


(4)文部省 http://www.monbu.go.jp/夏季の省エネルギーについて
学校における省エネルギーのための取組点検リストなど。「燃料等の使用量と二酸化炭素の排出量」は、 二酸化炭素の計算式も載っており、子どもたちに各家庭でやらせてみてもおもしろい。

(5)東京都 http://www.metro.tokyo.jp/  :平成12年度 学校基本調査速報の概要
学校基本調査とは、文部省が行う、学校に関する最も基本的な調査です。東京の部分のみの速報です。

(7)国土地理院 http://www.gsi-mc.go.jp/  :地形図閲覧システム
全国の2万5千分1地形図を閲覧することができます。これは、社会科にとってはたいへんうれしい。

(8)全国の動物園,水族館
全国の動物園・水族館の検索のほか、動物電子図鑑、Q&A、動物園・水族館の楽しみ方、自然保護、リンク集など情報量はたいへん豊富

(9)教育資料
学習指導や学級指導、リーダーの指導など、作りは簡単ですが内容には見るべきものも…

(10)人との接し方のヒント
人との接し方のコツや状況を変える手段が紹介されている。

(11)視覚障害者が利用しやすいバリアフリーなページを作るためのノウハウ集
 音声ブラウザなど視覚障害者が利用しやすいバリアフリーなページを作るためのノウハウを集めたページ

(12)キレる少年たち!背景に「近代食の欠陥」
暴走する少年たちは、砂糖の摂りすぎで低血糖症を起こしていると指摘。加工食品の氾濫が少年たちを凶暴にしている。昭和30年代前半の食生活が理想。 

(13)Teach Your Children(我が子に教えてあげなさい US HEALTH NEWS )
同じく、いい加減な食生活の危機を指摘するアメリカからの記事。アメリカの子供の330人に1人は、19歳までに癌にかかっているそうだ。 

(14)バーチャルドクター
掲示板システムを利用して、全国の開業医師・歯科医師(有志)の協力により、インターネットを通じて、市民のみなさんにセカンド・オピニオンや健康相談を提供する場。

(15)歴史データベース on the Web
宇宙の誕生から現在までの約6万6千件の歴史データ

(16)国際戦略リンク集3
国際戦略センタ厳選のリンク集。戦略研究サイトから海外情報サイトまでそろっており、今まで見たこともないようなサイト。

● 教育情報
(1) 【英語】文部省懇談会が小学校でも積極導入を提言
 英語の指導方法などを検討している文相の私的諮問機関「英語指導方法等改善の推進に関する懇談会」(座長、中嶋嶺雄・東京外国語大学長)は、これまでの審議経過をまとめた。小学校の英語教育については「子供が楽しみながら行う」ことを条件に、2002年度から始まる「総合的な学習の時間」で英会話学習を実施すべきだとした。

 学習内容としては、歌やゲーム、簡単なあいさつなどを例示。「英語は面白い」という動機付けが重要だとし、中学校英語の前倒しは避けることを強調している。また、指導教員の育成や外国語指導助手(ALT)の派遣、留学生や海外勤務経験者のボランティア活用も必要としている。

 このほか、英語をコミュニケーションの道具としてとらえ、英語教員自身が英語で授業をできるようにしたり、TOEICやTOEFLなどの検定を受けて自己啓発するなど、指導方法の改善に取り組む必要も盛り込まれた。また、大学入試でもリスニングを導入するなど改善を求めている。関係者らから意見を聞いた後、年内に最終報告をまとめる。

◆鳴門教育大学 http://www.naruto-u.ac.jp/
:公開講座「小学校英語教育−総合学習における実践とその評価−」http://www.naruto-u.ac.jp/~ykimura/koukai.html 
   実践事例を元にした講座。8月18日より開催。

(2)【連載】学校プールは水辺空間 〜プールの生物調査〜
     第3回「プール環境をより多様に」

           清水 研助(東京都 慶應義塾幼稚舎教諭)
            e-mail:shimizu@yochisha.keio.ac.jp
 日刊・小学校教師用ニュースマガジン259より
  詳しい内容は、上記HPにアップされる予定です。
 
(3) 「教育白書」などをインターネットで公開 文部省
 文部省は、毎年発行している「我が国の文教施策」(教育白書)や年報などの行政情報をデータベース化し、ネットでの公開を開始した。
 公開しているのは、1953年以降に発行された教育白書のすべてと、85年度から91年度までの年報、学制百年史、学制百二十年史。また、63年以降の教育白書と学制百年史は英文でも公開している。
【文部省白書等データベース】
 http://wwwwp.monbu.go.jp/ より

(4) TVやゲームに長時間接する子ほど暴力的?

 小学校3、4年生の半数近くが1日3時間以上テレビを見ており、1日2時間以上テレビゲームで遊んでいる子も3割近くいることが、郵政省が10日まとめた調査結でわかった。また、長時間テレビを見たり、ゲームに接しているほど、「暴力」を肯定する傾向が強いことも明らかになった。

 東京、神奈川、埼玉、千葉の10公立小学校の3・4年生とその保護者を対象に3月に実施。有効回答数は小学生1292人、保護者1256人。1日にテレビを見る時間は「3時間以上」が48・8%で、うち11・5%は「5時間以上」と答えた。
ゲームは「2時間以上」が27・2%で、30分以上を含め6割の子供が毎日ゲームで遊んでおり、「ほとんどしない」は20・4%だった。

 過去1年間に「ける」「ぶつ」など10項目の暴力を振るった経験を聞いたところ、2項目以上で「ある」と答えたのは、3時間以上テレビを見る子供が53・6%、2時間以内の子供は44・8%と視聴時間が短いほど暴力経験は少なかった。
「自分が相手より正しい」時などに暴力を振るっていいかという「暴力の容認度」を調べた結果、ゲームを長時間する子供は短時間の子供より15・3ポイントも高い明確な差が出た。テレビの視聴時間でも長時間見る子供が4・2ポイント高かった。
【出典】 No.092  Mainichi Daily Mail Education 毎日教育メール より
  配信の申し込みは http://www.mainichi.co.jp/digital/annai.html
  過去のメールは  http://www.mainichi.co.jp/life/kyoiku/edumail/index.html

(5)【ワールド・ウォッチ】スペイン
   インターネット授業にも積極的<マドリッド日本人学校>

 出典 同上    この毎日教育メールはお薦めです。

● 岡崎先生 英語の授業
 昨年度まで本校に勤務された、刈谷市立小高原小学校 岡崎正和先生よりいただいた 第5学年1組 英語学習指導案を紹介しました。

 単元名   これは何色ですか?
 単元目標 色の言い方に興味を持ち、友達と楽しく活動しながら進んで英会話ができる
 研究主題を「国際社会に生きる心豊かで実践力のある子の育成」とする小高原小学校では、英語教育が進んでいます。他と同様、文字や文法にはふれないで、歌や遊びの中から英語のリズムをつかみ、英語に親しむことを重点に置いています。
 前期9時間の学習内容は次の通りです。

・あいさつをしよう(2時間)
・何時でしょうか(1時間)
・これは何色でしょうか(2時間 本時1/2時間目)
・自己紹介をしよう(2時間)
・好きなスポーツは?(2時間)

 本時では、担任、AET、JTEの3名で行う英語の指導案が紹介されています。
 1 あいさつ
 2 英語の歌「きらきら星」
 3 ゲームに使う英語(色の呼び方)を知りゲーム(Calling)をする。
 4 他の色の言い方をジョニーさんに質問する
 5 感想を書き、お礼を言う
 と言う内容です。
参考にしていきたいと思います。

● 授業づくりネットワークについて
   いつも多くの情報を頂いている授業づくりネットワークについて紹介しました。
 ここでは、第40号をそのまま引用して紹介に代えます。ぜひご覧下さい。おすすめします。
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メールマガジン ■授業づくりネットワーク21□ 第40号
   2000年 7月・NO2   7月14日(金)発行
 編集長・発行責任者  蔵満逸司 wahaha@po.synapse.ne.jp
 編集主幹       上條晴夫 haruo.kamijo@nifty.ne.jp
 HP http://www2.synapse.ne.jp/mm21/index.htm  
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授業づくりネットワークHPカタログ 
(1)メイン       http://w3.nms.co.jp/users/jnw/
(2)編集代表のページ
  http://w3.nms.co.jp/users/jnw/bun/kamijo/index.html
(3)学習ゲーム    http://member.nifty.ne.jp/m-age/
(4)実践!作文研究 http://homepage1.nifty.com/sakubun/
(5)メールマガジン「実践!作文研究」
      http://homepage1.nifty.com/sakubun/magazine/
(6)授業づくりネットワーク音楽館
          http://member.nifty.ne.jp/ongaku/jnw/
(7)MM 授業づくりネットワーク・音楽わいわい
      http://member.nifty.ne.jp/ongaku/jnw/mm.html
(8)授業づくりネットワーク 総合的学習館
    http://anny.kinjo-u.ac.jp/~fujikawa/sougou.html
(9)メールマガジン「授業づくりネットワーク総合的学習21」
   http://anny.kinjo-u.ac.jp/~fujikawa/sougou21.html
(10)授業づくりネットワーク21
        http://www2.synapse.ne.jp/mm21/index.htm
 このメールマガジンを知人・友人に送って購読をおすすめくださ
い。バックナンバーはこのホームページに一部公開中です。 
(11)授業づくりネットワーク出版情報(鈴木宣昭担当)
         http://member.nifty.ne.jp/mediacreate/
 本のことならこちらへどうぞ。
(12)メディアリテラシー教育研究会
     http://w3.nms.co.jp/users/jnw/media/media.html

● 「循環型社会形成推進基本法」が6月2日(金)に公布されました。
   http://www.eic.or.jp/eanet/recycle/recycle.html   に全文掲載


● 葉栗ニュースを紹介しました。 教研特集号として、発表代表者と研究テーマを紹介しました。
 一人一人がやりたい研究をする形に、少し近づいたと思います。

● 教師のボランティアについて話題になりました。
 これからの学校5日制では、教師は次のどれかが求められます。児童・生徒にボランティアの指導をする以上、避けて通るわけにはいけません。学校5日制とは、教師の生き方が問われる時代なのです。 

@ 勤務先の学区でボランティア活動をする。
A 居住区で、地域住民の一人としてボランティア活動をする。
B 地域に関係なく、広く対象を求めてボランティア活動をする。 

 これをお読みの方は、どうあるのが望ましいとお考えでしょうか? 
 もちろん、どれでもいいのでしょう。奉仕の心に価値の優劣はありません。ただ、一社会人としてAは大切にしていきたいと思っています。
 
ここでは、土井が運営委員長として参加している、江南市民文化会館自主事業 ふれ合い土曜コンサート を紹介しました。
 毎月、第2,第4土曜日に、市民文化会館のロビー、または音楽室において12時20分より30分間行っているミニ・コンサートです。出演の希望は数多く、プログラムの構成、オーディションを土井が担当しています。中には、一流のプロの参加もあり、素晴らしい出会いの場の一つだと思っています。

 夏休み 図書館・コンピュータ室を開放 のチラシを紹介しました。木曽川東小学校では、夏休み、児童の自由研究等のために、図書館とコンピュータ室を18日間開放します。むろん、コンピュータ室はインターネットを利用するためにです。そのために職員も出勤し、指導にあたります。これからの学校は、こうなるのではないでしょうか。
 

☆ 山田先生より江南市小中学校教務主任会議資料を紹介していただきました。
研究主題『自ら学び、生きる力を育てる教育活動の展開』
副題「教務主任の役割と展開」

項目を紹介します。
1 移行期間における教育課程の編成「年間授業時数、週授業時数、および時間割の設定」
2 日課表や時間割の弾力的な編成と運用

2の文末には次のように書かれていました。
「主体的な人間は自ら時間をコントロールしていると言われる。時間割の弾力化ほ編成・運用を通じて、学習時間を自ら管理する子どもたちが増えてきたことは、主体的に生きる子どもが育ってきたと言っても過言ではないと考える。
 日課表・時間割を弾力的に編成し、運用することによって、子どもたちに変化のある楽しい学校作りを自ら行わせることが可能になった。
 「生きる力」は、自ら学校生活を創造することではぐくまれると考える。」

● 次に、3年みずき テーマ「ありがとう すごいな」 2学期の実践「昔の人の知恵を学ぶ」の取り組みを紹介していただきました。
 老人クラブのみなさんへ、子どもの頃のこと、さらに21世紀の社会に活躍する子どもたちに生きる知恵として伝えていきたいこと、残していきたいことなどを尋ねました。回答からは、食べ物、服装、遊び、道具、ものづくりなどに、当時の様子がうかがわれました。残していきたいものとしては、命やものを大切にする、あいさつ、がまんというものがありました。
 さらに、保護者にも、「ご両親(お子さまの祖父母)の子どもの頃の様子について聞いておられることをお書き下さい。また皆様がご両親から受け継がれた中で、お子さまたちに生きる知恵として伝え継いでいきたいことをお聞かせ下さい。」と尋ねています。
 まさに、親子三代を学校が結びつけています。 
 授業での貴重な資料になり、家庭の会話のネタを提供し、地域の学校への関心を高めるなど、まさに一石何鳥にもなっています。

● 6年下「新しい国語」 「未来について考えるパネルディスカッション」では、自分たちの未来について考えさせています。「未来の学校は?」について「なくなる」「なくならない」の論が紹介されていますが、それではみなさんはどうお考えになりますか?

● これについて、関連する論文「学級」は解体する? 下村哲夫 早稲田大学教授 を紹介していただきました。
・ 本来「学級(クラス)」とは、「等級」を表し、進度を表していた。しかし、義務教育制度が普及して年齢と学年の関係が密になり「学年」の中の小分類として用いられた。
・ 「学年」が年齢と一致する前提として、同じ年齢の子どもはほぼ同じ程度の学習能力を持つという前提がある。以前は、学級から落ちこぼれるの、子どもの要領の悪さのせいで片づけられてきた。しかし、「みんな同じ」という前提こそが疑問である。
・ 本来、集団教育を理念とする学校教育と個性尊重を理想とする個人指導は相容れないものだ。
・ 教師は、戦後「聖職」の座を失い、法律によりムチをも奪われた。しかも、家庭・地域も教育力を失い、精神的疾患に陥る教師が増えている。今こそ、「学級」という仕組みは考え直す時期に来ている。
・ 学校教育法施行規則の配置基準を見直し、配置については学校ごとの自由裁量にまかせてはどうか。
出典『悠』2000、7月号(ぎょうせい)

● 続いて、「学校の説明責任」と裁量権限 を紹介していただきました。
   学級担任、主任、教頭、校長に対して−何をどこまで問われるのか−が書かれています。
  また、保護者の不信を招かぬ「学校の説明内容・方法」を求めて、「総合的な学習の時間」にかかわる問題の説明ポイントを、山本昌猷(石川県鳥屋町立鳥屋小学校長)まとめています。すぐに手に入る雑誌ですので、ぜひ、原本をお読み下さい。
  出典 『学校運営研究7月号』 明治図書

● 最後に、総合だより みずき 第11号 を紹介していただきました。

☆ 奥村先生よりことばの教室だより を紹介していただきました。‘ことばをはぐくむ’では、14のことばの練習が紹介されています。舌と唇の運動、吹いたり吸ったりする遊びは、できるものにとっては何でもないようなことなのですが、言葉を発声するメカニズムのすごさを再発見できます。

●21尾張シリーズ 「尾張の工業は今」のための江南市の工業素材を紹介していただきました。
サン電子
ミサワセラミックス
 詳しくはHPをご覧下さい。このほか、愛北リサイクル、江南カーテン が話題になりました。

☆ 坪内先生より白帝ワークで行った子どもたちの犬山焼の作品を紹介していただきました。
 どれも個性的で、鑑賞や実用に立派に耐えうる作品ばかりでした。

● 白帝ワークの取り組みについて を報告していただきました。
 これまでの取り組みが、時間を追って写真付きでまとめてあり、第三者にも授業の流れが容易に想像できます。先生自身にとっても、貴重な記録ですね。

☆ 川端さんより学校評議員制の実施に向けての論文を6点紹介していただきました。

(1)「学校評議員制度導入の意義と背景」筑波大学教授 小島弘道 
  今回の制度改革は、学校と保護者の対話が制度化されたことに歴史的な意義がある。これには、説明責任がセットで運用される。開かれた学校経営を具体化したものが説明責任と学校評議員制なのである。
(2)「学校評議員制実施の課題と対応」東京学芸大教授 葉養正明
 学校評議員の委嘱は、学校の教育計画の展開に資する人物が望ましい。評議員の守秘義務や教育の中立性保持が課題になる。
(3)「真に開かれた学校づくりのために」小学校長会長 三上裕三
 全国小学校長会から文部省へ要望した内容がおおむね認められた。学校評議員制の導入は、学校が果たすべき責任を明確にすると同時に、家庭・地域の役割を見直すよい契機になると考えている。
(4)「学校評議員制の意図するもの」全日本中学校長会長 安齋省一
 「数学の担当教員を替えてほしい」このような願いを持つことは保護者としては当然だ。学校が行政サービス機関の一つであるという認識のもとでは、サービスに問題があれば納税者の一人として文句も言いたい。ただ、学校という一つの組織体の運営上、実現が難しいだけだ。
 学校評議員制によって、組織体としての学校の責任を保護者や地域住民が問うことになる。
(5)
「やる気があれば地域は全面協力」世田谷区立等々力小学校長 吉野勇次
 学校評議員制とは、学校から見れば自主的で自立的な「特色ある学校づくり」であり、地域から見れば「新しい町づくり」「ふる里づくり」なのである。
(6)「PTAとして子どもの未来のために」等々力小学校PTA会長 高橋英也
 「おやじの会」「とどろき会」をベースに「学校協議会」がスタートした。その事務局的な役割として「学校評議員会議」を新たに発足した。防災、総合的な学習への協力などについて協議している。

● 陶磁器の折鶴を作って見ませんか?
新しい”やきもの”素材セラート 
を紹介していただきました。

 紙細工のようにいろいろな形に加工できる新しい”やきもの”の素材です。いろいろな形に作り上げたのち、釉薬を塗り焼成することで、薄くて軽い焼き物が出来、学校教材、手工芸、インテリアなど幅広い用途が考えられています。 詳しくはここ

      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp