第161回 社楽の会報告    第160回へ   第162回へ  社楽の会へ
                                           報告者  土 井
2001年12月13日(木)布袋北学供にて,第161回社楽の会を開催しました。参加者(勤務校)を紹介しましす。
土井(大口町教委)、勝村先生(犬山中)、高橋先生(木東小)、坪内先生(犬北小)、川井先生(犬南小)、野口先生(楽田小)、斉木先生(江南北中),池邑さんの8名でした。

☆ 土井が今回紹介したものの目次です。番号をクリックしてください。

 明日の学校イメージ創作プロジェクト
 とうかい食農研サポートクラブ教育部会 第1回学習会参加報告
 書籍紹介
 食農教育応援団
 Web紹介
 教育情報
 MM(メールマガジン)紹介

 ロールレタリング   

 明日の学校イメージ創作プロジェクト

 3ヶ月間話し合ってきた結果を冊子にまとめ、11月30日町長に、12月10日大口町議会総務文教委員会で報告しました。基本としては次の5点です。
  (1)地域に開かれた学校
  (2)時間と空間を自由に使える校舎構造
  (3)情報技術の進化に対応できる校舎構造(インテリジェントスクール
  (4)環境に配慮した学校(エコ・スクール)
  (5)安全と優しさ(バリアフリー)に配慮した学校
詳細はhttp://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/asugakkou/yumegakkou.htm  


 とうかい食農研サポートクラブ教育部会 第1回学習会参加報告

  2001年12月8日、ワーピアつるまい で行われた学習会の参加報告をします。

  テーマ「総合的な学習の時間における食と農の体験や学習のもつ可能性について」
 
 とうかい食農健サポートクラブについて紹介します。パンフにはこうありました。
 「量、質、多様性の面で豊かになった食生活は、一方で食習慣の乱れなどから、糖尿病などの生活習慣病や子どもたちの肥満などを引き起こす原因の一つになっています。また、日々口にしている食料も大部分は輸入に頼っており、中長期的には食糧が不足することも心配されています。
 このため、私たち一人ひとりが食生活や食料などについて共に考え、幅広い観点から理解を深め合う自主的な組織として、とうかい食農健サポートクラブを平成12年2月23日に設立しました。
   設立発起人代表 (財)愛知県健康づくり振興事業団理事長 井形昭弘」
 
 主な活動としては、「食生活・食料」「農業・農村」「健康」をキーワードに、シンポジウムの開催、会報の発行、農業体験の企画、食農健サポーターの紹介などを行っており、農林水産省東海農政局が協力、事務局を農文協においています。
 役員名簿には、食品企業、農協、大学、新聞社、生協、公的機関の幹部級が並んでいます。
 今回の教育部会は、総合的な学習の時間における食農教育の実践研究が中心ですが、学校関係者だけでなく、食料研究所、県農業指導課、東海農政局、生協関係など、多彩な顔ぶれが集まりました。
 
 ここで紹介された実践はどれもおもしろく、感動的ですらありました。一つ紹介します。
 額田町立大雨河小学校4年生・山口敏恵先生の実践です。
【実践の内容】
 1年間のテーマを、「1年生にケーキをプレゼントしたい」という児童の思いから、材料から育ててケーキを作ることに決まる。材料は、小麦粉、卵、砂糖、イチゴが必要だ。
 卵は、鶏を育てているのでOK。
 小麦は育てるには時期がずれるので、岡崎の小麦農家を紹介してもらい、刈り取りをさせてもらった。それをおばあさんに使い方を教わり、足踏み脱穀機、千歯こき、麦たたきの3通りで脱穀、唐箕とふるいでひげを取り、乾燥後、石臼でひいて粉にした。
 砂糖は石垣島からさとうきびのポット苗を分けてもらい育てまた。児童の手紙に感激した石垣島の会社の人が、わざわざ学校まで砂糖を作る指導に来てもえた。(先生も家族で石垣島を訪問している。)
 イチゴも、指導を受け栽培することができた。 
 こうして自作の材料で作ったケーキを、1年生を初め、お世話になった人にプレゼントした。
【成功のポイント】
○ 動機に「1年生にプレゼントしたい」と言う‘貢献’の気持ちがある。だから意欲が持続する。
○ 学習の向こうに、常に人がいる。
  石垣島から来てもらえるから、社会科の沖縄の調べ学習も真剣にできる。サトウキビの栽培も真 剣だ。いちごも
○ 題材が総合的である。  
  砂糖を煮る時の酸とアルカリの知識、成長記録を描く観察眼・描写力、作文力、植物・土づくり ・施肥の知識など、多くのことが身に付く。
○ 抜群の学習環境
子どもがやってみたいと思うことができる環境、これが最高の学習環境である。サトウキビを植えたいと思うと植える場所がある、話を聞きたい人がすぐに来てくれる、道具も手にはいる・・・
○ やらせてみてから考えさせている
  小麦の脱穀でも、いろいろな方法でやらせてみてよりよい方法を考えさせている。どうしてもう まく行ず子どもが困った時に、おばあさんに方法を聞きに行っている。この姿勢がよい。自然にお ばあさんに対する尊敬と感謝の心が生まれる。
ただし、失敗の許されないイチゴ栽培などは、初めから専門家に聞いている。それでよい。
その他、学習会の詳細は http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/syokunouken1.htm 

 書籍紹介
 『ふるさと総合学習』大雨河小学校・石川英志共著(農文協) 
ケーキ作りの実践など、あっと驚く実践が紹介されている。 

 食農教育応援団
  MAFFとうかい食農教育応援団は、出前教室をしてくれます。応援団の構成は次の通りです。
 東海農政局
  企画調整部次長、企画調整課長、消費生活課長、食品課長、総務課長、農産課長、園芸特産課長
  畜産課長、農村振興課長、設計課長、統計調整課長、企画情報課長
 名古屋食糧事務所
  企画調整課長、
 農林水産消費技術センター名古屋センター
  消費者情報課長、
 中部森林管理局名古屋分局
  企画調整官
 
食農教育相談窓口は、東海農政局企画調整部企画調整課(10:00〜17:00)
  TEL 052-201-7271  FAX 052-219-2673 
   
 Web紹介
(1)日本PFI協会 http://www.pfikyokai.gr.jp/ 
   公共サービスの提供を民間主導で行うことで
 
(2)■テロリズムに関するサイト■
☆NIKKEI NET 特集:米同時多発テロ
 http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt41/ 
 最新ニュース、日本企業への影響、アメリカの経済活動の回復状況など。
☆叛乱オンライン
 http://hanran.tripod.com/ 
 世界の叛乱・内戦・クーデター・独立運動・テロなどを取り上げるウェブ資料集。
☆爆弾テロ対策Q&A
 http://ny.cgj.org/cs/cs_7.html 
 爆弾テロ対策に対する平素の措置から、ケースごとの対応策まで。
☆バイオテロリズムの脅威 生物兵器(炭疽菌)によるテロリズム
 http://www.med.or.jp/etc/bio.htm l
 日本医師会研究員による、バイオテロについてのQ&A形式レポート。
 
(3)わたしたちの郷土 宮崎県(平成13年度版)【宮崎県】
http://www.pref.miyazaki.jp/soumu/kouhou/kids/index.htm 
  Web上での郷土副読本
 
(4)ようこそ、横須賀の生活科のページへ
http://www.geocities.co.jp/NeverLand/4867/mokuji.htm 
 生活科に関するいろいろな研究会・講演会の報告が載っています。
 
(5)産業技術総合研究所              http://www.aist.go.jp/ 
:人工光合成システムで可視光による水の完全分解に世界で初めて成功
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr20011206_2/pr20011206_2.html  
変換効率がよくなれば夢のエネルギー源になるかも。
 
(6)学びの場.com
http://www.manabinoba.com/ 
先生のための実践指導案やアイデア集、教育関連ニュース、イベント情報など。株式会社内田洋行による。                  
 
(7)四日市公害資料館
http://eco.goo.ne.jp/click/0112_1.html 
 四日市公害についてすっきりわかりやすくまとまっているので、小学生にもおすすめ!
 
(8)文化芸術基本法が成立【公明党】
http://www.komei.or.jp/komei_news/contents/2001/11/30-2/002.htm 
 文化芸術振興に対する国や地方自治体の責務を明確にしている内容
 
(9)社団法人 セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 
http://www.savechildren.or.jp/index.html 
 ネパールの子どもたちの生の声が日本語で読める
 


 教育情報
(1)通学合宿 子どもの生活体験促進事業
     http://www5.ocn.ne.jp/~younghl/tuugaku1.htm 
 異年齢の子どもたちが、公民館、児童館、お寺、青年の家など地域の身近な施設に6泊7日程度、宿泊しながら通学し、炊事、洗濯、清掃、買物等の生活作業を直接体験します
 実施地域に愛護班、PTA、婦人会、青年団等の社会教育関係団体の関係者、自治会関係者、行政関係者、学校関係者など10人程度で構成する実行委員会を設置し、事業の実施にあたります
 
(2)父親の乳幼児子育て指南(静岡県)
 県はこのほど、ホームページで父親を対象とした子育て手帳の乳幼児編を全文掲載した。これは、しつけのポイントなどを中心に、親の子育てを応援するため、県内の乳幼児から高校生までの子どもを持つ保護者に配布したもの。今回は、乳幼児編の全文を公開。
 参照:全ページ公開!お父さんの子育て手帳(乳幼児版)【静岡県】
     http://www.pref.shizuoka.jp/kyouiku/kk-08/fusi/index.htm 
 
(3)EduMail)))………………………………………………………………………………………
 【学区】幼稚園と小中校で学校選択制導入 滋賀・大津市
………………………………………………………………………………………((((((News
 滋賀県大津市教委は、市立幼稚園と小中学校の通学区域を一定の範囲内で自由化する「学校選択制」を03年度に導入する案を、市通学区域審議会(会長、住岡英毅・滋賀大教授)に諮問した。審議会は今年度中に了承の方向で答申を出す。市教委などによると、同様の制度は東京都の品川区や日野市などで実施され、福岡県穂波町も導入を決めているが、近畿では初となる。 
 
 案によると、32幼稚園、33小学校、17中学校の校区は維持する。幼稚園と小学校については、その幼稚園と小学校の校区を含む中学校の校区と、隣接する中学校の校区を合わせた範囲内で自由に選べるようにする。中学校は、隣接する学校も選択できるようにする。従来の学区外から受け入れる児童生徒数は学校・園ごとに設定、希望者が枠を超えた場合は抽選する。 
 
 学校・園の統廃合回避が目的で、大津市は児童生徒数が中心部で減る一方、関西のベッドタウンとして周辺部では増加し、特に小学校は中心部に児童約150人の学校、周辺部には約1200人を抱える学校があるなど不均衡が生じている。
 
(4)◆名古屋市が弾力的な区域外通学を検討へ(愛知)
 小中学生の区域外通学について、弾力的な見直しができないかを検討する名古屋市立小中学校通学区域制度検討会議の専門部会の初会合が6日開かれ、市側から8項目のケースについて検討対象にすることが示された。
《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/06/20011207wm0a.htm 
 
(5)◆民間人み含め新設小校長を広域募(愛知)
 高浜市教育委員会は6日、来年4月に開校する翼小学校の校長を、現職校長や校長待機組を対象に、県内全域から広域募集する方針を明らかにした。近隣の教委間での交流人事から一歩踏み出した県内では初めての試み。
《全文はこちら》 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/06/20011207wm0b.htm 
 
(6)NHK 教育関連の番組予定(12月中旬〜年末)
★教育トゥデイ→放送時間     木曜日 午後11:00〜11:30
            [再] 翌週木曜日 午後03:30〜04:00
【 URL 】 http://www.nhk.or.jp/sch/sch2001/today/ 
<12月13日(木)>
・<シリーズ 待ったなし!「総合的な学習の時間」>(1)
      好奇心は山より高く!〜〜富士宮市・富士山学習〜〜
<12月20日(木)>
・<シリーズ 待ったなし!「総合的な学習の時間」>(2)
      ふるさとに貢献〜高松市・四番丁小学校〜
 
(7)教養教育の在り方答申素案案(文部科学省)
 中央教育審議会教育制度分科会はさきごろ、新しい時代における教養教育の在り方についての審議を行った。審議会では、答申素案を検討、教養の必要性や、初等中等、高等教育におけてどのように教養を培っていくのかについて論議された。
参照:中央教育審議会教育制度分科会(第9回)【文部科学省】
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo1/gijiroku/001/011201.htm 
  
 今回「新しい時代における教養教育の在り方について」(答申素案)が出されています。今後求められる力として,話題のものがそろっています。
 

 
MM(メールマガジン)紹介
(1)教育情報Magazine〈ある小学校教師の独り言〉
http://www5a.biglobe.ne.jp/~shimacha/MyHomePage/mm1.htm 
 
(2) JMM(JapanMailMedia) (m00011662)
http://melma.odn.ne.jp/mag/62/m00011662/index_bn.html 
  村上龍編集長のメールマガジン
 ロールレタリング      梶原末廣(鹿児島県)   
 〜ロールレタリング(役割交換書簡法)〜その2  以前紹介したものの続編です。
     出典 日刊・小学校教師用ニュースマガジン743
 

川井先生

勝村先生

東濃地区教育推進協議会

12月7日土岐市立泉中学校

 

バズ学習

話し合う雰囲気が醸成されている。

 

基礎・基本

 

高橋 

2学期を振り返って

 

物流のひみつ

 

学級通信

 

マザーテレサは○○・・・・・・人である

 

私は窓の外を見つめていた。

 

平成14年度の時間割の編成について

 

坪内先生

6年白帝だより

 11月8日の社会見学を振り返ろう

 

ワークショップ

杉江先生の指導

情報の生かし方の指導をしていない

方法論を与えていない

 伝え方の指導

 小学校6年生しか総合的な学習は無理か

 

 


  
      問い合わせは 土井謙次  syaraku@tcp-ip.or.jp