2010.6月のデータ         



(2010/06/13の湿原風景)

20100613

【2010.06.27】
 クチナシが咲いています。
 ハンゲショウ(植え込み)が咲いています。

クチナシ

 「散策路図」の4番、18番付近や湿原周辺の林縁では、クチナシが咲いています。
花の咲き始めは画像のように白色ですが、徐々に黄色になっていきます。撮影していても匂うほど良い香りします。
<P49>

ハンゲショウ

 「散策路図」の20番に近い出入り口付近では、ハンゲショウが咲いています。
このハンゲショウが咲く頃、毎年同様のことを記述しているのですが、このハンゲショウは本来葦毛湿原に自生しているものではありません。何者かによって植え込まれた植物なのです。
 自生していないものや自生している同種の植物であっても別の場所から持ち込む事は、自然分布の攪乱、地域固有の遺伝的変異の汚染、地域フロラへの影響などが考えられ、決してあってはならない行為です。これらのことを考えると、早急に除去すべき植物なのです。
<P.101>

 その他、
ノリウツギのつぼみが膨らんできました。
モウセンゴケ、ヤマイ、カモノハシなどが咲いています。



【2010.06.13】

 ノハナショウブが咲いています。
 トウカイコモウセンゴケが咲いています。
ノハナショウブ

 「散策路図」の15番、20番付近ではノハナショウブが咲いています。
花の中央部にある淡黄色の斑紋が特徴です。つぼみの株も多いので、まだしばらく楽しめます。
<P50>

トウカイコモウセンゴケ

 湿原のあちこちで、トウカイコモウセンゴケが咲いています。
白花であるモウセンゴケも咲いていますが、トウカイコモウセンゴケは晴れた日のお昼頃までしか開花しません。
<P.56>

 その他、
●ネジキやイヌツゲ、ミヤコイバラなどが咲いています。
●湿原周辺では、ササユリが咲いています。


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