2010.8月のデータ         



(2010/08/13の湿原風景)

20100813

【2010.08.28】
 イワショウブのつぼみが膨らんでいます。
 キセルアザミのつぼみが膨らんでいます。

イワショウブ

 「散策路図」の12番付近では、イワショウブのつぼみが膨らんでいます。
花が咲くまでにはしばらく掛かりますが、今年は元気の良いつぼみが多く花に期待ができます。
<P.77>

キセルアザミ

 「散策路図」の20番付近では、キセルアザミのつぼみが膨らんでいます。
画像のように、つぼみのときから花は下向きで、花が終わる頃には上を向くようになります。
しかし、なかにはつぼみの時から上を向いている個体も見かけます。
<P.76>

 その他、
シラタマホシクササワヒヨドリのつぼみが膨らんでいます。
●ムカゴニンジンが咲き始めました。
ヌマガヤやアブラガヤの穂が目立つようになりました。
●ミズオトギリ、ヒメシロネミズギクミカヅキグサミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサノリウツギミズギボウシなどが咲いています。
サギソウは終わりです。


【2010.08.22】
 ミズオトギリが咲いています。
 シラタマホシクサのつぼみが膨らんでいます。

ミズオトギリ

 「散策路図」の20番から出入り口に向かったところで、ミズオトギリが咲いています。
この花は夕方にならないと開花しませんので、観察は夕涼みがてらということになります。
<P.70>

シラタマホシクサ

 湿原のあちこちで、シラタマホシクサのつぼみが膨らみ目立つようになりました。
画像の個体は少々早くもう咲き始めていますが、大半のものは花茎に先端が白く膨らんでいる状態です。
見頃は9月に入ってからですが、この時期は青々した茎と真っ白の花のコントラストが素敵です。
<P.73>

 その他、
ヌマガヤやアブラガヤの穂が目立つようになりました。
サギソウヒメシロネミズギクミカヅキグサミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサノリウツギチゴザサミズギボウシなどが咲いています。



【2010.08.13】

 サギソウが咲いています。。
 サワシロギクが咲き始めています。
サギソウ

 湿原のあちこちでサギソウが咲いています。
特に「散策路図」の13、20番付近は多く咲いていますが、13番付近で多くがかたまって咲いているのは不自然な状況であり、これは球根が投げ込まれた可能性が大きいです。
このように余所のサギソウを持ち込むような行為は、同じサギソウであっても本来の葦毛湿原に自生しているサギソウとは遺伝子レベルでは異なるのが普通であり、遺伝的変異の汚染につながる重大な問題です。
盗掘も勿論ですが、持ち込むこともあってはならない行為です。
<P.68>

サワシロギク

 サワシロギクが咲き始めています。
早いものは7月下旬頃から咲き始め、徐々に花数を増やし秋に盛りとなります。
よく観察すると、つぼみを多く付けた株が見つかります。
<P.73>

 その他、
シラタマホシクサのつぼみが膨らみ始めました。見頃は、一ヶ月ほど後です。
ヒメシロネが咲き始めました。
ミズギクミカヅキグサミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサノリウツギチゴザサミズギボウシなどが咲いています。



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