-昔の家づくりに学ぼう -藁葺き屋根は厚さ60cmの断熱材 -働く床と座る床を分ける -いろりとかまど -便利なことはなんて不便なんだろう -渡辺家の改装 -市郎兵衛家の改装 -大山家の改装 囲炉裏と竃「食べるところが家の中心」というが住宅の原形のひとつではないでしょうか。 「居間でくつろぐ」というのが必ずしも毎日の決まった行動、と言うには現代人は気ぜわしすぎるかもしれませんが、 食事の後でちょっとのんびりする。というのは相当にありそうな話です。 昔の家では「主人が食事を食べるところが家の中心」というデザインが厳格に守られている例もあります。
「かか座」は大奥様の座るところで、嫁はかまどの陰で真っ黒になって働いている。
たまにしか使わない「居間」が中心にあるよりも、毎日の食事の場を家の中心にして、 主婦がこちらを向いている、というオープンキッチンが「住居の原形」に近いかもしれませんね。
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