2013.3月のデータ         



(2013/03/03の湿原風景)

20130303

【2013.03.20】
 ショウジョウバカマが湿原内のあちこちで咲いています。
 フモトスミレが咲いています。

ショウジョウバカマ

 湿原内のあちこちや湿原周辺では、ショウジョウバカマの花が多く咲いています。
花が終わるにつれ、花茎をぐんぐんと伸ばします。
<P.11>

フモトスミレ  湿原周辺では、フモトスミレが咲き始めました。
他にもタチツボスミレニオイタチツボスミレマキノスミレが咲き始めました。
<P.18>

 その他、
ヒサカキが咲き、独特の匂いを漂わせています。
湿原内では、気の早いハルリンドウが咲き始めました。ミカワバイケイソウの発芽が進んでいます。
湿原周辺では、シュンラン、ヤマウグイスカグラなどが咲き始めています。


【2013.03.03】

 ショウジョウバカマの花が顔を出し始めました。
 植生回復作業を実施しました。(1月末〜2月末)

ショウジョウバカマ

 湿原近くの沢沿いでは、ショウジョウバカマの花が顔を出し始めました。
画像のように、花茎はまだ伸びていません。花の準備ができてから花茎を伸ばし始めます。
この花が咲き始めると、湿原も鼓動を始めたなって感じがします。
下旬頃には、幾つもの花が楽しめるようになりそうです。
<P.11>

植生回復作業  1月末から2月末まで合計8回、多くのボランティアの方々のご協力により植生回復作業を実施しました。
画像は、2月23日の作業風景です。(ミズゴケの除去作業)
実施場所は、「散策路図」の2番、5番、8番、9番付近です。
作業内容は、以下のとおりです。
1 湿原の南側の木を伐採し、湿原から林を遠ざけ日照を確保する。
2 湿原と林の境に繁殖したミズゴケの除去。この作業により、ミズゴケで堰き止められていた水が、湿原へ流れるようになりました。
3 湿原内に島状に繁殖したコシダやイヌツゲの除去。および、表土の除去。この作業により湿原の面積が広がりました。
4 優勢しているヌマガヤの除去。
5 表層土の除去。(植物堆積の除去)

 参加のボランティアの方々、お疲れ様でした。

 その他、
イワタカンアオイ、ヒメカンアオイ、ハンノキが咲いています。



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