展覧会パンフ

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古山恵一郎
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今切れ口の変遷

浜名湖に於ける最大の高水位治水工事は言うまでもなく今切れ口の防潮導水工事です。湖岸の生活と、東海道の歴史を数千年にわたって脅かして来た自然の力が人間の手によって馴らされていく様子が地形図からも伺えます。しかしそれは同時に清浄であった湖水が人間の活動によって「手垢」にまみれて行く過程であるようにも思えます。浜名湖は排水路ではありません。これからの湖岸の生活がより豊かになるためにはこれまでの「自然に頼る」と言うやり方から人間の側に自制が求められる時代へと変わるはずです。



明治23年
(明治23年測量大日本帝國陸地測量部二万分一地形図「新居」より)



大正6年
(大正6年測量大日本帝國陸地測量部二万五千分之一地形図「新居」より)



平成2年
(平成2年測量国土地理院1:25,000地形図「新居町」より)


渡船場

新居の関所が埋立によって市街地に囲まれてしまったのと対照的に、舞阪には牡蛎の水揚げ場として利用、管理されてきたために江戸時代の渡船場が殆どそのままの姿で残っています。東海道沿線でも他に例のないこの歴史的資産を是非とも大切にして行きたいものです。

1993当時


その後きれいに整備されました。

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