2007.12.8
言わんこっちゃない
建築審査会の付言
浜松市都市計画マスタープラン
建築審査会
完成予想図2
Forest Park
完成予想図
ふさわしいか
臨江山の住宅地の景観
ブルーな話
入野臨江山のまちづくり

60/200を考える
住宅地の密度
住宅地の近代
外壁のはなし

開発側は「都市計画法・建築基準法を遵守して質の高い住宅を供給します。」と誠実に胸を張りますが,これが周辺住民とすれ違ってしまうのですね。

周辺住民は違法建築の摘発をやっているわけではなく,「地区の景観にふさわしい建物を建てて下さい。」と言っているわけです。「ふさわしい」「相応しい」なんていう言葉も最近の日本人が忘れかけている言葉ではないでしょうか。その代わりに大型駐車場の隅の人目の届かない車の影、なんて言うのがマスコミをに騒がせる悲しい事件の舞台になります。

日影にしてもその通りで,12月21日に地上4mの影が敷地から遠くに伸びなければ良い、というわけではありません。北側に大型の駐車場を作れば夏には太陽の照り返しで暑いだけでなく,地面に染込んだ太陽熱が巨大な熱プールをつくります。

問われているのは、例えば7月21日の朝7時、ラジオ体操の帰りにどのような景観が臨江山にふさわしいか,という点なのです。