'97.3月のデータ


【'97.3.29】
 カタクリが見頃です。
 ヤブレガサの若葉が出てきました。

 湿原背後の山の尾根ではカタクリが多く咲いています。
湿原から40分程登るとNHK中継所のある尾根に出ます。その周辺にはカタクリの群生地があり次々と花を咲かせています。
 この写真は昨日(3/28)撮影したものですが、まだつぼみのものも幾つもあり、4月上旬までは十分楽しめそうです。

 そこへ至るまでに見られるミツバツツジも咲き始めました。
(尾根上で見られるミツバツツジは見頃です。)








 湿原周辺の雑木林ではヤブレガサの若葉が出てきました。
この若葉の時期は、名前のように本当に破れた傘のように見えます。
うまく名前を付けたものだと感心してしまいます。





 その他、
●憩いの広場や南広場周辺ではミツバアケビ、アケビが咲き始めました。
●ショウジョウバカマは盛りが過ぎましたが、まだ楽しめます。
●ハルリンドウが「散策路図」の6、7番付近で次々と花の数を増やしています。


【'97.3.23】
 ミツバツツジが咲き始めました。
 マキノスミレが咲き始めました。

 湿原背後の山の尾根ではミツバツツジが咲き始めました。
湿原から40分程で尾根に出るのですが、そこに至る途中にこのミツバツツジの群生地があります。
 そこのものはまだつぼみですが、日当たりの良い尾根で見つけた画像のものは一足開花が早いようです。





 マキノスミレが湿原背後の山道で咲き始めました。
湿原周辺ではタチツボスミレが咲き誇り、湿原へ至る径ではフモトスミレがつぼみを膨らませています。






 その他、
●ショウジョウバカマはやや盛りを過ぎましたがまだ楽しめます。
●ハルリンドウが「散策路図」の6、7番付近で次々と花の数を増やしています。
●3/8に産卵されたアズマヒキガエルの卵がオタマジャクシになりました。


【'97.3.20】
 カタクリが咲き始めました。
 モミジイチゴが見頃です。

 湿原背後の山の尾根ではカタクリが咲き始めました。
まだ、つぼみのものが多くあり、これからが楽しみです。
この花もハルリンドウと同様に陽が当たらないと開きません。天気の良い日にNHK中継所のある尾根まで足を延ばしたら如何でしょう。(湿原より40分程です。)




 モミジイチゴが「散策路図」の丸数字1番付近で下向きに綺麗な白い花を付けています。







 その他、
●ショウジョウバカマが満開です。「散策路図」の11番付近が特に多いです。
●ハルリンドウが「散策路図」の6、7番付近で次々と花の数を増やしています。


【'97.3.14】
 ハルリンドウが咲き始めました。
 ショウジョウバカマが咲いています。

 ハルリンドウが「散策路図」の丸数字6、7、10番付近で咲き始めました。
この暖かさで、例年より少し早く咲き始めたようです。
咲き始めたのはまだ6花程度ですが、来月中旬頃にはピークとなり1000花程の花が湿原一面を色づけてくれます。





 ショウジョウバカマが湿原内のあちらこちらで開花し始めました。
まだつぼみのものも多くあり、これから次々と咲いてきます。
来週には満開のものが多く見られそうです。





 その他、
●豊橋は平年よりとても暖かい日が続き、ショウジョウバカマ、ハルリンドウ、タチツボスミレ、モミジイチゴ、アセビ、ヒサカキ、ミヤマウグイスカグラなど一斉に咲き始めました。
9日にはミカワバイケイソウも発芽し始め、多くの樹木も一斉に芽吹きだし、ウグイスの鳴き声も聞こえ春本番です。


【'97.3.8】
 ヒキガエルの産卵が始まりました。
 バイケイソウが成長しています。

 昨日の雨と、この暖かさでヒキガエルが一斉に出てきて産卵も始まりました。
「散策路図」の丸数字13、14、20番付近にかけて数十匹も現れカエル合戦を行っている様子は迫力ものです。
 交尾しているヒキガエルの後方に見えるのは卵です。その卵は約10日でオタマジャクシになります。





 1月中旬頃から発芽し始めた湿原背後の山のバイケイソウが約45cm程に成長しています。
5月下旬には高さ2mにもなり花を楽しませてくれます。






 その他、
●多くの樹木は芽吹き、ショウジョウバカマも咲き始め葦毛もいよいよ春本番を迎えます。


【'97.3.5】
 ショウジョウバカマのつぼみが膨らんでいます。
 ヒキガエルが出始めました。

 ここ数日の暖かさでショウジョウバカマの花芽が一気に成長し、「散策路図」の丸数字3番付近では2株ほどつぼみを膨らませています。
例年、一番早く咲き始める「散策路図」の丸数字19番付近では、一株だけですが開花し始めています。
 今月の中旬以降になれば、湿原内のあちらこちらで花が楽しめそうです。





 今日は啓蟄、暦通りに冬の眠りから覚めたアズマヒキガエルが顔を出し始めました。
交尾も始まりましたが、産卵場所となる水が少ないのが少し心配です。
 一雨降れば、産卵が一気に始まりそうです。しばらくは、交尾の様子や産卵の時期しか鳴かないヒキガエルの声が観察できそうです。




 その他、
●ショウジョウバカマは咲き始め、ヒキガエルは冬眠から覚め、駆け足で春がやってきたようです。
 湿原内の様子もこれから日増しに春めいてくるでしょう。


【'97.3.1】
 タチツボスミレが花芽をつけています。
 モミジイチゴが開葉し始めました。

 タチツボスミレが「散策路図」の丸数字1から3番付近で、多く葉を出しています。
写真では分かりにくいですが、良く見ると可愛い花芽をつけています。






 「散策路図」の丸数字1番付近では、2月中旬にほころび始めたモミジイチゴの新芽が開葉し始めました。
今月末には素敵な花が楽しめそうです。






 その他、
●豊橋では暖かい日が続いております。多くの草木は若葉を出したり、芽吹き始めたり、春が目の前まできています。



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