サギソウが「散策路図」の丸数字7、10、20番付近で咲き始めました。
鷺が翼を広げたような、この素晴らしい花が湿原内のあちらこちらで咲き誇るのは例年お盆頃ですので、これからが楽しみです。
【お願い】
しかし、サギソウなどが咲き誇る時期になると多くの人が訪れ、なかには木道を踏み外したり、柵の中に入ったりする者も見られます。
葦毛湿原の表土はとても薄いので、踏み込みによる植物への影響は直接の植生破壊につながります。湿原内には絶対に踏み込まないでください。
いつまでも多くの人が、この素晴らしい湿原を楽しめるように皆で気を付けたいものです。
ミズギクが「散策路図」の丸数字7、10、12番付近で咲き始めました。
この植物も氷河期の遺存植物と言われており(近縁の高山植物はウサギギク)、葦毛湿原を特徴づけている植物のひとつです。
サギソウと並んで咲く姿は絵になります。
その他、
●ムラサキミミカキグサが咲き始めました。
●ヌマガヤの穂が出始めました。
●イワショウブ、シラタマホシクサのつぼみが顔を出し始めています。
【'97.7.21】
ノリウツギが咲き始めました。
ノギランが咲き始めました。
ノリウツギが湿原内のあちらこちらで咲き始めました。
和名は糊(のり)空木(うつぎ)の意味で、和紙を作るときの糊の成分としてこの樹皮を刻んで用いられたことに由来するそうです。
ノギランが「散策路図」の丸数字20番付近で咲き始めました。
ノギランいう名前が付いていますが、ユリ科の植物で葉を見るとショウジョウバカマの葉によく似ていることが分かります。
その他、
●リョウブが見頃です。
●モウセンゴケ、トウカイコモウセンゴケ、ミミカキグサ、ホザキノミミカキグサ、チゴザサ、ミカヅキグサ等が咲いています。
【'97.7.12】
サワシロギクが咲き始めました。
ヘクソカズラが咲き始めました。
サワシロギクの早いものが「散策路図」の11番付近で咲き始めました。
例年、早いものは6月下旬から次々と咲き始め、9月下旬まで楽しませてくれます。
見頃は8月に入ってからです。
ヘクソカズラが駐車場から湿原に至る小径沿いや南広場で咲き始めました。
葉をもんだりすると確かに臭気がありますが、しかし気の毒な名前が付けられたものです。
その他、
●リョウブ、ノリウツギの早いものが咲き始めました。
●チゴザサ、ミカヅキグサが咲いています。
●ホザキノミミカキグサが咲き始めました。
【'97.7.4】
モウセンゴケが見頃です。
リョウブのつぼみが膨らんでいます。
モウセンゴケが「散策路図」の8、12番付近で小さい白い花を付けています。
晴れた日の午前中であれば、トウカイコモウセンゴケの赤い花とで、紅白の花が楽しめます。
リョウブが「散策路図」の4番付近でつぼみを膨らませています。
早いものは来週にも咲きそうです。
その他、
●ノリウツギのつぼみが出てきました。
●あちらこちらでミミカキグサが見られるようになりました。
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