「散策路図」の7番、13番付近では、ミカヅキグサが咲き始めました。
寒冷地に分布の中心がある植物なのですが、気候が温暖な葦毛湿原でも見られます。
これもまた、葦毛湿原の学術的価値の一つですね。
モウセンゴケ(左)、トウカイコモウセンゴケ(右)が見頃の状態です。
モウセンゴケは曇った日でも咲きますが、トウカイコモウセンゴケは晴れた日の午前中しか咲きません。
晴れた日の午前中は白花、赤花の両方が湿原内のあちらこちらで楽しめます。
5月下旬より見かけはじめたヒメヒカゲが多く見られるようになりました。
湿原に生息する蝶で、葦毛湿原の幼虫はヤチカワズスゲを食草としています。
この幼虫はとても愛嬌のある顔をしています。
その他、
●イソノキの小さな花に多くの虫達が集まっています。
●ノハナショウブはそろそろ終わりの状態です。
【'98.6.21】
リョウブのつぼみが膨らんでいます。
オニヤンマの羽化を見ました。
「散策路図」の4番、5番付近では、5月頃から花芽をつけ徐々に膨らんできたリョウブのつぼみが見られます。
梅雨明けの頃には、素敵な白い花が見られるのが楽しみです。
木道の下側で、オニヤンマがヤゴから羽化する様子を見ることが出来ました。
成虫の1/3程度しかないヤゴに、これだけの体が納まっているなんて不思議ですね。
新たな生命の誕生の様子には感動させられます。
その他、
●チゴザサ、カモノハシが咲いています。
●湿原内の花は夏の花達の出番まで一休みといった状態です。
【'98.6.13】
ムラサキシキブが咲いています。
イソノキが咲き始めました。
湿原に至る小径や湿原周辺ではムラサキシキブが咲いています。
秋には紫色の綺麗な実をつけますが、花もとても素敵ですね。
園芸用で言うムラサキシキブとはコムラサキの場合が多く、これとは異なります。
「散策路図」の13番、18番付近ではイソノキが咲き始めました。
葉の付け根にある小さいツブツブしたものが花で、咲いているのかつぼみなのか判らない程しか開きませんが、多くの虫達がこの花に群がります。
きっと、この花の蜜はとても美味しいのでしょうね。
その他、
●モウセンゴケ、トウカイコモウセンゴケが咲いています。
●リョウブのつぼみが膨らんでいます。
●ミゾソバが咲いています。
【'98.6.6】
ノハナショウブが咲いています。
モウセンゴケ、トウカイコモウセンゴケが咲いています。
ミゾソバが咲き始めました。
「散策路図」の15番付近では、ノハナショウブが咲いています。
昔は、この花の咲く時期を目安にして田植えを行ったそうですが、早稲を除けば確かに田植えの時期と一致しますね。
この紫色の花は梅雨時に良く似合います。
トウカイコモウセンゴケが咲き、モウセンゴケも咲き始めました。
画像が見にくいですが、小さな白い花がモウセンゴケです。
右のトウカイコモウセンゴケは、つぼみのように見えますが、これは午後に撮影したため花がつぼんでいるのです。トウカイコモウセンゴケは晴れた日の午前中しか開花しません。
湿原内のあちらこちらで見られますが、特に「散策路図」の6、8、12、13番付近は多く見られます。
湿原入口の休憩所付近の沢沿いでは、もうミゾソバが咲き始めました。
今年は、どの花も開花が早いですが例年なら9月下旬に咲き始めるミゾソバがもう咲き始めたのには驚きです。
ママコノシリヌグイやノコンギクも咲いたりしてますが、いったいどうなっているのでしょうね。
その他、
●イソノキ、リョウブのつぼみが膨らんでいます。
●カモノハシが咲き始めました。
●クチナシが咲いています。
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